284号

実に前進しています。
と、生き方の変化を味わっています。
良さを引き出す意識が持てて…」など
たむきに教えと向き合う中から、潤い
い声が飛び交う偉光会館。どの職員と
「こんにちは」
「元気でしたか」明る
を生かす一助となっています。
ドバイスが参考に…」と、各自が教え
と し た こ と も 聞 き や す い 」「 的 確 な ア
も責任感が育っていく様子に、教えで
見守る気持ちになったのです。子供に
しかし、何度も学ぶうちに、穏やかに
思え、何かと世話を焼いていました。
剰反応し、神経をすり減
気持ちを祈願し、教えを
を受けることに。不安な
ともできなくなり、手術
うになりました。教えを
ていただく感覚を持つよ
がいつしか、心を掃除し
だけで満足でした。それ
生した当初は、参拝する
七年前、偉光会館が誕
山梨県 内田辰雄
◇
れてありがとう」
「いつ
子 や 娘 か ら、
「生んでく
式の中で、成人した息
やることが増えました。
謝が深まり、相手を思い
家族で参列して以来、感
婚記念を祝う光輪の儀に
受ける機会に恵まれ、結
れが、偉光会館で儀式を
る思いがありました。そ
いられると気付くことも
ころに、本人も安心して
た。家族が笑顔でいると
という思いが持てまし
をしっかり支えていこう
が落ち着いてくると、母
たか知れません。気持ち
ほど心を救っていただい
した。そのたびに、どれ
きます。
らし、体にもかなりの負
こう りん
事有るごとに偉光会館
担だったと思います。
できたのです。
一番変わったのは、人
赴 任 し て い る 夫 に、「 一
いて私から、長い間単身
胸が熱くなりました。続
者の話も参考にして、少
た。質疑応答や他の出席
ちで学ぶようになりまし
と知りたい」という気持
で過ごせるのか…。もっ
にゆとりを持って、笑顔
までも元気で…」などと
心の成長を図って
に心を寄せて、生き方を
通して、考え方の誤りな
頑張れたのは、家族や友
何とか退院して一年に
との触れ合いを楽しいと
人で頑張ってくれて…」
しずつ教えを実践できる
ど、多くのことが見えて
◇
人の応援のおかげです。
なるものの、今も首に違
思えるようになったこと
と、心からの感謝を伝え
ようになっていきまし
学びに、何度も偉光会館
昨年、四十代も半ばに
何より偉光会館の存在が
和感があり、リハビリも
です。以前の私は、他人
ました。すると、夫も涙
た。 行 き 詰 ま っ た と き
そんな緊張の日々でも
して、救命救急病院で看
心の支えでした。家から
大変です。それでも、授
はもとより、家族にも、
ぐ み な が ら、
「これから
介します。
護補助の仕事を始めまし
二時間以上の道のりです
業に出席し、なえそうな
内面の葛藤を明かせませ
もよろしく…」と言って
温かい言葉を掛けられ、
た。 看 護 師 と の や り と
が、心の距離は近く、時
心を祈願すると、気持ち
んでした。それが学びを
きたのも新鮮でした。
り、医療用語など全てが
間が許せば、神の館で祈
重ねるうちに、弱点を話
に通いました。
特殊で、慣れるまで必死
が晴れていくのです。
以 来、「 ど う し た ら 心
高めている人々の声を紹
折に触れて参拝
「誰とも仲良くするのは無理と思って
ない距離感を保つのも調和の一つと分
のある生き方が身に付いていきます。
いたけれど、苦手な相手と負担になら 「 大 切 な 真 理 を 我 が も の に …」 と、 ひ
かった」と語るのは、北海道で教えを
学んでいる人です。相談で確認して心
も 顔 見 知 り に な り、
「 最 近、 仕 事 が 忙
「その後いかがですか」と職員から声
生きる素晴らしさを実感しています。
•
授業や相談から
•
が楽になり、調和の取れた生き方を目
指し、新たな一歩を踏み出しました。
しくて…」などと、気兼ねなく近況を
が 掛 か る こ と も 多 く、
「気遣っても
授業や相談でつかんだことを実践す
真理を深くつかむ
ある女性は、年代別の生き方を学ん
語 る 姿 が あ り ま す。
「今月の信者心の
らってありがたい」
「できるところか
る 毎 日 に、「 夫 へ の 不 満 だ ら け だ っ た
でも、所帯を持った我が子が頼りなく
道 勉 強 会 は、 も う 学 び ま し た か 」
「悩
らやってみよう」と前向きな気持ち
自分が、何でも話して頼っていけるよ
願し、学んで、臆病な心
よかった」と、生き生きとした笑
も奉仕の心で取り組む姿に、館へ
過ごせるように…」と、どこまで
掃。「 訪 れ る 人 た ち が 気 持 ち よ く
からも「ありがとう」と
くして接する中で、相手
できるように」と心を尽
「患者さんがリラックス
伝ったりしています。元
たくて、食事の支度を手
は、少しでも助けになり
謝しかありません。最近
えてくれる妻子には、感
不満な顔一つせずに支
に「生き生きしている」
最近、知り合いや家族
多くあります。
意見が参考になることも
す。家族や親しい仲間の
せる自分になったので
庭を築いてまいります。
心を磨き、一層温かい家
のひとときでした。
の思いが重なった、感動
くれたのです。皆の感謝
館では、皆さまに温かく
えを突いて自力で歩ける
おかげさまで、母はつ
で、心を整理できたので
を職員に確認すること
も、祈願の仕方や考え方
を立て直しました。
でした。周りの言動に過
顔で帰路に就きました。
の愛着がにじみ出ています。
言 わ れ、 や り が い を 味
気な姿を見せようとリハ
と言われ、人との触れ合
山口県 渡辺妙子
◇
ました。リフォームしたかのよう
い、徹底してトイレを清掃。隅々
長 崎 偉 光 会 館 で は、 有 志 が 集
どの作業も、互いに気遣い、声
わっています。今後も、
ビリも頑張り、要介護認
いの楽しさに気付けたの
も磨かせてもらおう」という各人
まで回復しました。神の
す。
まで磨き上げ、日々の掃除では取
を掛け合う、和気あいあいとした
できることを精いっぱい
定が四から一になるほど
にぴかぴかなトイレに、利用する
これからも偉光会館で
りきれなかった汚れもきれいにし
雰 囲 気 の 中 で 実 施。「 私 た ち の 心
させていただきます。
声を掛けられ、母も「頑
に、人の役に立てる自分
んでいます。多くの皆さ
中で歩んできた私です。
兵庫県 西山このみ
◇
母が脳出血で倒れた際
を目指して頑張ります。
鬼石奈奈
り 掛 か っ た 人 と、「 ご 苦 労 さ
参加者たち。清掃の途中に、通
•••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••
大阪府
られる、ありがたい環境
昔、頸椎を痛めたのが
もっと妻子に優しくして
結婚して三十年。以前
も、毎日のように伺い、
けい つい
原因か、七十三歳になっ
やればよかったと反省
は、
「もっとこうしてく
神に不安な思いを訴えま
まに支えてもらったよう
た二年前から首の調子が
し、今日までの感謝を胸
れれば…」と、夫に求め
で暮らしています。
悪くなりました。しばら
に、家族を大事にしてい
そと感謝しています。
張る原動力になる」と喜
森に囲まれた高台の敷地に建つ
くすると、一人で歩くこ
仕事に追われ、無我夢
私は、何かあれば、す
の真心に、偉光会館の運営は支え
いう熱い思いにあふれています。
茨城高萩偉光会館では、毎月の草
渡部信子
ぐに偉光会館に駆け付け
られています。
鹿児島の偉光会館では、大型台
取り作業が恒例です。中には、草
各種儀式を通して、神魂と生きる安
◇
も、偉光会館があればこ
人たちも、ますます「きれいに使
風が通過した後、施設の状況を案
刈り機やチェーンソーを持ち寄る
九州の離島で玉納奉寿が執り行われ
心感が膨らみ、より力強い生き方へと
新潟県
回復できました。
おう」と心掛けるようになりまし
た。そのおかげで、誕生から二十
年以上が経過したとは思えない美
じて駆け付けた人たちが。風に飛
男性もいて、皆が館を慈しむ気持
しさが保たれています。
ばされた木の枝やごみが散乱して
雪国では、冬支度も年中行事の
ちを込めて作業に臨んでいます。
一つです。兵庫偉光会館では、植
いる庭を、汗を流して片付けまし
われる草取り、大掃除、雪かきな 「 こ ん な と き こ そ 手 伝 わ せ て …」
木の雪囲いに参加した有志が、作
た。授業を学びに訪れた人々も、
と 誰 彼 と な く 参 加 し、「 役 に 立 て
業の後に土で汚れた待合処まで清
「私たちの偉光会館を大切に…」
どには、大勢の有志が参加。各自
て う れ し い 」「 き ょ う は 来 ら れ て
毎日の清掃や、年間計画の中で行
が身近な神所を我が家のごとく愛
ほう てん
す。年末年始には、誰もが安心して新
かざ
に寄り添って歩んできた職員にとって
た際は、町の風習に合わせて、儀式の
つながっていくことでしょう。
でん どう し
も、この上ない喜びになっています。
前に挨拶に訪れた人々が、その場で神
けられます。今年も、各地の職員が遠
隔地の支援に力を注いでいきます。
ず、国内向けに始まった通信授業。学
平 成 二 十 七 年 か ら、 離 島 の み な ら
儀や、葬儀に当たる玉納奉寿には、職
び の 環 境 整 備 が ま た 一 つ 進 み、「 家 族
かん
併せて、各家の土地、建物の清めの
員が現地に赴きます。最初は、土地の
の地に暮らす多くの人たちが参拝に、
しました。待望の神の館の誕生に、そ
昨年九月には、岩手偉光会館が開所
の介護で家は留守にできないけれど、
ぎょくのうほうじゅ
ご しん きょ
飾りを奉奠できるように配慮。参列者
の中継行事も学べ、記念祭や教会祝日
施しています。昨今は、神総本部から
共施設を借りて、定期的に勉強会を実
増えました。触れ合いや質疑応答で、
職員が出向いて行事を開催する機会も
隔地の会場に、最寄りの偉光会館から
併せて、勉強会が行われていない遠
分、宮崎、そして沖縄で、供丸光先生
して、今年は、北海道帯広、旭川、大
て、準備を進めています。その一環と
沖縄でも、新たな神の館の建設に向け
す。引き続き、北海道、埼玉、九州、
話になって…」などと挨拶を交
わすのも楽しみの一つです。さ
まざまな触れ合いを通して、年
を追うごとに、偉光会館がその
地に根を下ろす姿があります。
境内に梅の木が並ぶ長崎偉光
上げています。訪れた人々があ
いる人たちが中心となって盛り
いたい」と、日頃真理を学んで
い な ど、
「皆さんに喜んでもら
の漬け物が届けられました。
召し上がってください」と、梅
喫 茶 店 の マ ス タ ー か ら、「 ぜ ひ
穫しています。昨年は、近くの
の人にも声を掛け、みんなで収
会館では、実がなる季節に近所
ちこちで談笑する和やかな様子
め
す。家で眠っていた日用品や、
ザーや野菜市などのイベントで
念 行 事 と し て 開 催 さ れ る、 バ
その一つが、神の館の開所記
返しを…」と、張り切って臨む
皆 さ ん の た め に …」「 日 頃 の 恩
が 進 め ら れ て い ま す。
「町内の
ぞれの館ごとに、積極的な活動
祉施設での歌の披露など、それ
設の清掃、自治区の敬老会や福
や、駅、公民館といった公共施
その他にも、公道のごみ拾い
ていくことでしょう。
の地の人と人をつなぐ場になっ
住民も。今後も、神の館が、そ
したい」と、声を掛けてくれる
つか地元の施設に皆さんを招待
安 全 を 考 え て く れ る 人 や、「 い
には、周辺道路を歩く参拝者の
しまれる場になっています。中
全国の偉光会館は、人々に親
愛情を注いだ農作物の出品をは
べる行事も実施しています。
じめ、会場の準備、販売の手伝
内の住民などが、気軽に足を運
ま 」「 こ ち ら こ そ、 い つ も お 世
静岡焼津の偉光会館では、自
は、「 こ の 土 地 に 感 謝 し、 大 切 に し て
に、「 雰 囲 気 が 良 い 」
「温かい
治 会 の 元 役 員 が、「 神 様 へ 」 と
のです。教えを支えに、さまざまな出
所…」と、近隣住民も明るい表
新 米 を 奉 納 し た り、
「皆さんで
年をスタートできるように、御神体の
情に包まれます。毎年開催を心
楽しんでください」と季節ごと
全員と一体感のある儀式となり、家族
待ちにしている人も多く、経営
に花の球根や種を寄せたりして
いきたい」と、伝導師の手を取ってお
する店舗に率先してポスターを
くださいます。子供たちが中心
来事を力強く乗り越えてきた人たち
張り、当日は友人と連れ立って
と な っ て 花 を 育 て、
「きれい
受け取りや御神居用品の購買の場も設
空いた時間にインターネットで受講で
茨城土浦に、全国第一号の布
の館は、長い歳月をかけて、近
訪れるという人も。バザーで見
ね」
「 心 が 和 む 」 と、 訪 れ る 皆
も安心した表情になりました。
き る 」「 今 度 は 偉 光 会 館 で 学 び た い 」
教所が誕生してから二十七年。
隣の人々とも縁を深めてきてい
つ け た 食 器 が 愛 用 さ れ、 マ ス
が愛でています。
礼の気持ちを伝えました。
と、視聴している誰もが真理をつかも
偉光会館は、三十二カ所を数え
ます。大切な救世環境が地元の
コットが飾られるなど、町内に
が、長寿や結婚記念を祝う姿は、各人
うとする思いを高めています。
るまでになりました。各地の神
皆さんに受け入れられ、より深
喜びの輪が広がっています。
清めの儀の意味がよく分からなかった
余すことなく活用
幅広い学びの場
という男性は、偉光会館を訪れ、その
価 値 を 確 認。 無 事 に 儀 式 を 終 え た 後
••
く根を張っていけるように、町
信者心の道勉強会なども、神の館と同
教えの捉え方、生かし方を確かめる中
による信者勉強会を開催します。神が
学 び に、 儀 式 に … と 足 を 運 ん で い ま
時に参加できるようになりました。神
から、各人が学びの楽しさを再確認。
い思いで授業に出席しています。
所から離れていても、最新の教えにい
き方を確認し合っていく予定です。
表される神示を基に、教えに重なる生
光会館へ…」と意欲を膨らませていま
ち早く触れられることへの喜びは大き 「また出席したい」「雪解けを待って偉
偉光会館まで遠い地方地区では、公
•
全国の偉光会館は、その地に暮らす人々
にとっての心のよりどころです。昨年、東
北地方に六番目の神の館が誕生し、各人を
救う環境がますます大きく開かれました。
折に触れて足を運ぶほど、豊かな心が育ま
れ、年々歳々自分自身の生き方に磨きがか
かります。真理で生きる人から人への輝き
の輪が、今後もどんどん広がっていくはず
です。人々の仕合せのために設けられた救
世環境を大いに活用し、喜び多い一年を過
ごしていきましょう。
みがあるなら、希望の光勉強会に出て
に。各人に寄り添い、大切な在り方を
みち
みては…」職員とのやりとりから授業
う に …」「 部 下 に 温 か い 関 心 を 寄 せ、
祖 父 母 ま で そ ろ っ て 参 列。
「自分の運
し、「 で き る こ と で 支 え た い 」 と
共有する繰り返しに、訪れる人々は確
「五歳
を 祝 う 三 立 の 儀 を 受 け ま し た。
若い二人が生涯の伴侶と歩みだす結
命を信じて、しっかり生きていってほ
我が家と愛して
に 出 席 し、
「 人 間 関 係 の 苦 し さ も、 相
手 で な く、 自 分 の 問 題 と 分 か っ た 」
付きを深める人が大勢います。
勉強会の後の質疑応答も、授業のポ
イントや、真理の捉え方をつかむ好機
で す。 加 え て、
「この出来事をどう受
け 止 め れ ば …」
「祈願の仕方を確認し
た い 」 と、 気 軽 に 相 談 す る 人 も。
「い
身近な偉光会館では、人生の節目の
の時はやんちゃだったけれど、随分お
婚式や、授かった我が子の初宮参り、
しい」
「素直に育ってくれて感謝」父
•
運営を支える心
く、地方会場を活用する一人一人が熱
笑顔に心も温かく
(香川)
つも笑顔で迎えてくれるから、ちょっ
•
家 族 で 儀 式 に参列
儀式を家族そろって受けられます。偉
兄ちゃんになって…」と、職員もその
さん りつ
光会館の職員が担当し、希望の日時に
成長を心から祝福しました。
福岡偉光会館で、ある一家が、十五
行 え る よ う に 努 め て い る た め、
「家族
や身内も参列しやすくてありがたい」
歳の節目に神宝祭の個人儀式を受けま
かん ほう さい
「重要な節目の意味がつかめた」など
神宮祭など、家族中が笑顔で訪れるお
母のお祝いの言葉に、節目を迎えた若
した。当日は、両親や弟の他、両家の
祝いの儀式。それまでの歩みを見守っ
人も決意を新たにしたひととき。家族
と喜ばれています。
てきた職員が、喜びを共にする機会も
の絆も一層深まりました。
長い人生には、家庭や仕事、健康の
かん ぐう さい
数 多 く あ り ま す。 山 形 の 偉 光 会 館 で
問題など、悩みが生じることもあるも
•
「 生 き 方 の 甘 さ が 見 え た 」 な ど と、 気
••••
偉光会館が心の支え
は、両親に連れられ、幼い頃から神の
力いっぱい餅つき
(山形)
楽しいバザーも
(石川小松)
ひ か り の や か た
館を訪れていた男の子が、七歳の節目
広がる喜びの輪
誰もが気軽に訪れ
友人と連れ立って
(長崎)
誘い合わせて救いの神所へ(鹿児島)
真理で心を磨こうと真剣に(愛知)
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思いを重ねて除雪(青森)
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協力し合って冬支度(新潟妙高)
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家族で三歳のお祝いを(新潟)
自分自身を磨く環境
人生の 節 目 に は
平成28年(聖日30年) 1月1日 金曜日 284号
( 3 )