平成27年度ジョブシャドウアンケート結果(受入事業所) 平成28年1月20日 アンケート回答者 : 本プログラムで直接学生に対応していただいたメンター24名 (メンター総数28人 回収率85.7%) ジョブシャドウは、自分の将来を考える「気付き」を得るための「きっかけ」とすることを目的 としますが、1日という日程設定はいかがでしたか? 質問1 適当 20 短い 4 長い 0 無回答 0 無回答 0% 長い 短い 0% 17% 適当 83% 最近、1Dayインターンシップが増加の傾向にあり、多くの大学が1~3日程度のインターンシッ プをキャリア教育のひとつとして導入しています。経営者のかばん持ちとして、社長に密着し て、経営・起業の志を学んだり、若手社員とのディスカッションを通して、企業が抱える課題を 今後の対応 討議する形態のものなどさまざまです。今年度も本学では新たに「学生記者型」のジョブシャド ウを導入しました。これからも「1日」にこだわらず学生のキャリア形成に有効的なジョブシャドウ のバリエーションを考えていきたいと思います。 参加した学生の姿勢やマナー等についてお聞きします。 マナーについて(身だしなみ・集合時間・ルール等を守った) 【評価基準】 A:大変よくできていた B:できていた C:普通 D:改善を要する 質問2-1 企業 学生 A 18 17 80% 75% 60% 47% B 6 12 40% C 0 4 20% D 0 3 0% 企業 33% 25% A B 学生 11% 8% C D 1 最初から気持ちの良いあいさつをしてくれ、身だしなみも全く問題なかった。 2 身だしなみもきちんとしており、時間やルールも守っていた。 3 学生らしい清潔感で良かったと思う。時間も守れていた。 4 電話応対はまだ不慣れのようでしたが、マナーを守っていました。 5 問題なくすべて適切でした。 理由 6 できることならパンツスタイルが良かったかと。(事前に伝えていたので) 7 1度でよく理解をし、お伝えしたマナーに沿って行動いただけました。 8 社会人として相応しい振るまいができていた。 9 身だしなみ、時間管理ともにしっかりしていました。 10 服装、振る舞いとも大変しっかりしていた。 11 正確な会話、対人話法 前年度、一部学生の服装に関しご指摘をいただいたことを踏まえ、マナー研修で重ねて指導 をしました。あいまいな表現ではなく、具体的な服装(例えばスーツ推奨など)を伝達するよう努 今後の対応 めました。これからはさらに、ジョブシャドウで訪問する場所、出会う人達、観察する業務内容に 合わせ、自分で考え、判断し、適切な服装を選択きるような支援を継続していきたいと思いま す。 参加した学生の姿勢やマナー等についてお聞きします。 積極性について(受け身の態度ではなく、率先して自発的に取り組んだ) 【評価基準】 A:大変よくできていた B:できていた C:普通 D:改善を要する 質問2-2 企業 学生 80% 63% A 15 10 B 7 16 C 1 6 60% 44% 40% 企業 28% 29% 学生 17% 8% 20% 11% 0% D 0 4 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 理由 企業 学生 18 B 5 人事的な仕事なので、業務内容を直視しても良いものか、やや抵抗感があったと思う。(や むなし) 自分のアイデアもしっかり提案していた。 自主的に配架に行くなどしていた。 前半は緊張しているようでしたが、後半は積極的に質問を受けました。 編集作業を積極的に体験していました。 質問もたくさんしてくれたので、うれしかったです。 質問タイムには、積極的な発言が見られました。 ジョブカフェスタッフに対しても自分から質問できていました。 企業の方へも自分から話しかけて質問をする姿がみられた。 的確な質問。 参加した学生の姿勢やマナー等についてお聞きします。 傾聴について(説明・指示を受ける態度は適切だった) 【評価基準】 A:大変よくできていた B:できていた C:普通 D:改善を要する 質問2-3 A A B C D *1事業所が未回答 14 19 C 1 3 D 0 0 80% 75% 53% 60% 40% 39% 企業 学生 21% 20% 8% 4% 0% 1 理由 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A B C D きちんと話を聞いて、都度メモを取っていた。話をさえぎる事もなく、質問も了承をとりなが らしていた。 こちらからの指示にきちんと返事をし、分からない点は質問していた。 重要な部分は復唱する等の対応があり、良かったと思う。 聞く態度に問題はありませんでした。 お願いした指示を適切におこなっていました。 「はい」と返事をしてくださること、行動がきちんとしていたことから。 内部協議の内容について、少しでも理解しようという前向きさが感じられた。 メモのとりかた、話の聞き方(視線・うなずき等)も大変すばらしかったです。 メモをしっかりとりながら聞いていた。 常に問題意識を持っていた。 参加した学生の姿勢やマナー等についてお聞きします。 参加態度について(熱心に参加した) 【評価基準】 A:大変よくできていた B:できていた C:普通 D:改善を要する 質問2-4 企業 学生 A 17 17 B 5 15 C 2 4 D 0 0 80% 60% 71% 46% 43% 企業 40% 学生 21% 20% 8%11% 0% B C D 1 2 3 4 5 積極的に手伝いもしていた。 実際の業務より「今まで習ってきたこと」を検証したい気持ちが強かったように思う。 業務中、常に観察されていました。 業務内容や就業について、多くの質問を受けました。 姿勢は真剣で、良い緊張感も見受けられました。 バスでの移動時間中も、企業やスタッフから聞いた話をノートにまとめる等の姿がみられま 6 した。 7 1日気を緩めることなく、真剣にご参加していただきました。 8 「自分の仕事」という仮想姿勢が良かった。 理由 総合評価(ジョブシャドウ中の全体を通しての総合的な自己評価) 【評価基準】 A:大変よくできていた B:できていた C:普通 D:改善を要する 質問2-5 企業 学生 A 17 9 B 6 20 C A 1 6 80% 71% 56% 60% 企業 40% 25% 25% 学生 17% 20% 4% 3% 0% D 0 1 1 A B C D 短い時間なので、変化を感じるまでには至らなかった。まだ1年生ですが就業する上でい くつかアドバイスをしたので参考にしていただければと思います。 初めは緊張しているようだったが、午後位からだんだん緊張がほぐれ積極性が強くなった 2 ように感じた。限られた時間の中ではあったが、ショッピングセンターの仕事というのを全て ではないが、理解していたように感じた。 開発等に興味があるとのことで、なかなかそういった内容のお話をして差し上げることが出 3 来ませんでしたが、時間が経つにつれ、興味を持ってお話を聞いて下さっている印象を受 けました。 4 理由 最初は緊張していたが、メンターとも打ち解け、次第に積極的に対応するようになった。研 修後当協会の事業の一つである日本語サポーターとして登録した学生もいた。 はじめは不安と緊張があったようで、それを解きほぐすように心がけて体験していただい 5 た。最後の質疑応答などでは積極的に質問されていた。また、働くことに対する意識が明 確になったとの言葉を聞けてメンターとしてうれしく感じた。 座学で凝り固まった知識が実地で少しは柔らかく、できたようだった。広い視野が必要なこ とが感じられたのではないでしょうか。 業務全般を体感してもらうのには短時間でしたが、実際に仕事に携わる過程で、新たな興 7 味や質問を見つけていたように感じました。 取材と放送にかかる手間と、携わる人の数を初めて知って、驚いているようでした。比較的 8 長い拘束時間でも頑張っていました。お疲れ様でした。 6 元々興味のないことも、まずは質問することをたくさん考えて、興味をもつことでいい取材 ができると伝えたところ、就活までに色々なことに挑戦してり、色々な人と話をして質問する 9 ようにしてみると答えてくれたので嬉しかったです。時間が経つにつれ質問も増え、楽しん でくれたかと思えました。 理由 10 岩手労働局、職業安定部の概要を理解頂いた様子が見られた。 教育学部1年との事。1年からのジョブシャドウ参加については、積極性を感じます。進路 11 決定への「きっかけ」となりますよう願ってやみません。 1日の体験では変化を見出すのは難しいと思われるが、当課の業務について、具体的な 12 イメージを持つことができたとのお話があり、一定の狙いは達成されたと思われる。 ご自身が今後どのような道に進みたいのかを考えるための材料を、持ちかえっていただけ 13 たと思います。 企業見学会に同行していただいたことで、多くの社会人の働き方・考え方を見ていただき 14 ました。さまざまな価値観にふれたことで、今後のご自身のなりたい姿をあらためて考え始 めたのでは、と感じました。(終了後に御礼の手紙も頂戴しました) 15 今年の学生は最初から最後までそつがなく、大きな違いは感じられなかった。(よい意味 で) 受入事業所様のコメントを拝見すると、メンターの方々からの働きかけで、学生の緊張をほぐし て頂いたり、学生の学びや興味が深まるように接して頂いたりと、暖かく学生を受け入れてくだ さった様子がわかります。心から感謝申し上げます。 今後の対応 訪問日の1日だけでは学生の変化が感じられなかったと思いますが、訪問した学生はたくさん の学びや気付きを得て、ジョブシャドウが行動を起こすきっかけになったことは確実です。ジョ ブシャドウのプログラムを通して、1人1人が成長しておりますので、「平成27年度ジョブシャドウ アンケート結果(参加学生)」をご高覧願えればと存じます。 質問3 今後もジョブシャドウを引き受けてよいとお考えですか? 引き受ける 19 どちらとも言 えない 5 思わない 0 無回答 0 思わな い 0% どちらと も言え ない 21% 無回答 0% 引き受 ける 79% 受入対象期間中に適当なイベント等が予定されていない等、当協会の事業の状況に依っ ては受け入れられない可能性もある。 2 業務の状況によります。 窓口業務や市民や企業と接する現場を見ていただければ良いと考えるが、個人情報保護 3 等の関係等でそれが叶わず、ジョブシャドウの目的を達するには物足りない内容ではない かと懸念している。 1 理由 来年度は、いわて国体の開催年であり、業務の都合等により、受入の可能性を改めて検 討する必要があるため。 5 夏季は繁忙期のため、スケジュールが合えばお受けしたいと思います。 受入時期について、次年度も繁忙期や国体との兼ね合いなど事業所様のご事情を考慮しな がら個別にご相談させていただきます。 今後の対応 また、受入日にイベント等がない場合であっても普段通りの仕事を学生に見せて頂くこともとて も重要と考えております。プログラム内容についても相談の上、ご検討いただければと思いま す。 4 質問4 ジョブシャドウについて、感想やご意見をお聞かせ下さい。 1 1日という時間の流れでは、学生の変化を感じるのはその場では難しい。恐らく、その変化は終了後、 頭を整理してからだと思うので、別途報告資料があれば頂きたいです。受け入れた学生はマナー、態 度は申し分なく、適所に能力の高さもうかがえました。 2 弊社としても、学生を取り組むプロジェクトを実施しており、今回のように学生と触れ合う機会があるとと ても勉強になると感じました。今後とも積極的にコミュニケーションを図っていきたいと感じた。 3 シルバーウィーク期間中ということもあり、職場の雰囲気を感じてもらうというよりも、作業的な部分が多 くなってしまい、申し訳なかった。館内でのイベントの有無でも1日の流れが違うので実施日時等は検 討した方が良いと思います。 4 当協会の業務の内容から、傍で見ているだけというのはなじまない。一緒に仕事を行い(手伝うレベ ル)、実際に体験していただいたほうが効果的と考えます。 5 どちらかといいいますと、一人の方が積極的に質問や意見をされていました。評価でいいますと、Bで した。もう一人の方は緊張があったのか、評価の2.3.4はCに感じました。もう少し積極性がほしかっ たです。こちらも同じように声を掛けていたつもりですが、どう感じているかが、こちらには伝わってきま せんでした。 6 ジョブシャドウは職業を理解する活動の中で有意義なものと考えます。なお、ジョブシャドウの実施に おいて、基本的に仕事中は学生からメンターへの質問はされないルールですが、仕事中であっても業 務に支障のない範囲で質疑応答をするなどの積極的な取組みは、学生にとってはキャリア形成に役 立つものであり、また、メンター(社員)の刺激にもなることから、今後の実施方法の検討に加えていた だければ幸いです。 7 8 9 10 11 12 13 14 15 業務の内容を常に説明し続けることの難しさを感じましたが、少しでも就業意欲につながるようでしたら 幸いです。 学生のみなさんが、より社会を知る経験として意義を感じます。また、自分も自身を省みる機会を得ま した。 アンケート項目「2」でも答えましたが、実施期間は1日よりも2日の方が、いいと思います。TV局の特 に取材の現場は変化の多い部署なので。 就活前の様々な選択肢を持つ学生なので、具体的な仕事のやりがいから、働くことの面白さについて など、広いジャンルの話をできた。担当した学生が、この仕事を素敵だと思ってくれれば嬉しいし、「会 社」や「社会人」はこういう感じなんだと就活に向けたイメージづくりに協力できたなら幸いです。 業務を見て頂くことは我々の広報にもなって有益でした。 今回は、大学生活1年目の学生さん2名ということで、就活・社会人への意識などこれからの方々なの かな・・・と勝手に想像をしていましたが、とても真剣に過ごして頂き、学年は関係なく、皆様よく理解さ れているという印象を受けました。仕事はいろいろな選択肢があることを、知って頂ければ幸いです。 窓口業務や市民や企業と接する現場を見ていただければ良いと考えるが、個人情報保護等の関係等 でそれが叶わず、ジョブシャドウの目的を達するには物足りない内容ではないかと懸念している。 午前中は指示を受け適切に行動しており、また、午後には作業状況を判断し、率先して自発的に取り 組んでいました。受講態度も良好でした。 職場体験で具体的業務を経験いただくケースと異なり、受入側の負担は少ないため、受入やすいと思 われる。例年、実施しているインターンシップとの調整を行う方が望ましいこと。 16 お二人ともとても意欲的で、限られた時間の中で多くのことを吸収し、気づきを得たいという姿勢が強く 伝わってきました。実施期間は1日ですが、事前準備やその後のご自身の意識の変化などを通して、 今回の取り組みから学生が学び得たものは大きいのではないかと思います。 17 「職場観察」というものの、実際の受入には予想より多くの労力を伴います。今年は本務が立て込んで いたため準備ができず、参加してくれた学生たちへの対応が十分ではなかったと反省しております。 いろいろな立場、さまざまな視点からのご意見を頂戴し、ありがとうございました。皆さまがおっ しゃるとおり、ジョブシャドウの経験をきっかけとして学生がこれからどのように行動していくかが 大切になってきます。参加学生のその後の変化にも着目しながらフォローを継続して参りま す。 今後の対応 学生が職業選択のマッチング目的や就業体験を目的に参加する就業体験型インターンシップ と、「気付き」「きっかけ」「勤労観・職業感の醸成」を目的として実施する観察型インターンシッ プ(ジョブシャドウ)との差別化を図りながら、学生のキャリア発達を支援していきたいと存じま す。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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