No.7

笑顔同封(校長室だより)
平成27年10月19日(月) №7
2学期が始まりました。2学期制を初めて経験する私にとっては、
何だか変な感じがします。
さて、始業式では、「本好き」日本一を目指して、たくさんの本に
親しんでほしいことを話しました。11月は、読書月間としています。
秋の夜長、ご家庭でもテレビを消して読書に耽ってみてはいかがでし
ょうか。
ラグビーW杯から思ったこと
テレビで見られたでしょうか。私は野球をやってましたが、ラグビ
ーも大好きです。特に南アフリカ戦は、感動ものでした。ラグビーと
いうスポーツは、番狂わせが非常に少ないスポーツだと言われている
そうです。南アフリカは、W杯優勝2回、世界ランキング3位のチー
ムです。日本はというと、W杯でまだたった1勝しかしたことのない
チームです。ほとんどの方が南アフリカ有利と言っていましたが、そ
の予想を見事覆してくれたのが日本代表でした。
NHKの「プロフェッショナルの流儀」という番組がありますが、
日本代表監督のエディ・ジョーンズさんを取り上げていた番組を見ました。エディさん
の確固たる信念、ブレない心、探究心。管理職として勉強になることばかりでした。
そして、選手の皆さんの努力、闘争心、折れない心、耐える力、団結力。見事でした。
朝から夜までの過酷なまでの練習。時にエディさんは選手に理不尽な要求をしたそう
です。選手もその練習方法に、少なからず不満もあったそうです。しかし、ワールドカ
ップに勝利するという目標があったから頑張れたのだそうです。
選手と監督との信頼関係の深さを感じました。久しぶりに心が震えました。
さて、私たち教職員は、健やかな子どもたちの成長のために日々指導に当たっていま
す。時には、子どもたちが学校や社会のルールを守らないときや、命に係わる危ない行
動をしたときなど、厳しく指導をすることがあります。そのような指導をした時には、
必ず保護者にも連絡をし、保護者の皆さんと「なぜ厳しい指導をしたのか」という共通
理解を図る努力をしています。保護者の皆さんと情報を共有し、確固たる信頼関係を築
きたいと思っています。確固たる信頼関係の先には、子どもたちを健やかに育てるとい
うお互いの共通の目標があります。その共通の目標があるから私たち教職員も頑張れま
す。
この日本代表のように、子どもたち、保護者の皆さんと確固たる信頼関係を築けるよ
うに、そして思いを共有できるように校長も努力します!
「信頼する心」本当に大切なんだなと、ラグビーワールドカップの試合を見ながらつ
くづく思ったところでした。
※
スポーツグラフィックNumberという雑誌が、
「エディ・ジャパンの激闘」として16日に
緊急増刊号を発売しています。
(情報提供でした)