教育目標「命を大切にする心をもつ人、知恵を身につけ活かせる人」平成 28 年１０月２０日平成２８年度第６号 [email protected] URL http ://www.tachikawa.ed.jp/jh08/ 立川第八中学校 / 〒190-0013 立川市富士見町７－24－１ TEL（０４２）５２６－２００７ FAX（０４２）５２９－１１８０世界で活躍する十代校長山口真一日ごとに秋も深まり、スポーツや芸術活動に適した好季節となりました。各地域でも様々なイベントが開催されています。ここ最近のスポーツ界では１０代の選手が活躍し、素晴らしい成果を上げています。１０月９日に卓球女子ワールドカップで、平野美宇さんが初優勝しました。ワールドカップで中国の選手以外の優勝は初めてで、大会史上最年少の１６歳での快挙でした。リオオリンピックでは惜しくも女子団体代表から外れましたが、今回の優勝でその実力を世界に証明しました。また２日には、日本女子オープンゴルフ選手権競技で１７歳の畑岡奈紗さんが多くのプロと競って優勝しました。海外の選手も多数参加する国内最高峰の大会であり、アマチュアの優勝は史上初の快挙です。この後プロ転向を表明し、最年少ツアープロの誕生となりました。アスリートとしてオリンピックなどで活躍する選手の年齢は２０台半ばが多く、体力のピークを過ぎても、技術の向上で３０歳以上でも活躍している選手も大勢います。その中で、１０代の選手が活躍できるのは、指導技術の向上や効果的なトレーニング方法の導入、そして本人のたゆまぬ努力の結果です。本校でも多くの生徒が運動に一生懸命取り組み、体力調査でも全学年が都の平均を上回っています。数年後に世界レベルで活躍する者も現れるかもしれません。一方で、スポーツ庁でまとめた各年代の運動・スポーツ実施調査では、小中学生の運動量が多く、高校以降下がり続け、男子は４０代後半、女子は１８歳で底を迎える結果が出ています。せっかく身についた運動の習慣が途切れることは、大変もったいないことです。身体は１０代後半から２０代半ばにかけて急速に成長します。体力を向上させるには意識して運動することが必要です。毎日１０～２０分でもストレッチや筋トレを継続すれば、身体能力は高まります。健康を維持するためにも人生を楽しむためにも、日々の生活の中に運動を取り入れる習慣を持って欲しいと思います。