ガラス溶融炉の監視装置(特許第2992181号)

10003[G21F/D2265S]
独立行政法人 日本原子力研究開発機構保有特許
ガラス溶融炉の監視装置(特許第2992181号)
技術的特長
発明の効果
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本特許の活用用途
・高レベル放射性廃棄物のガラス固化処理
・ガラス製品の製造
・金属の溶解
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独立行政法人 日本原子力研究開発機構
産学連携推進部
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溶解槽
セル壁
監視カメラ
反射ミラー
遮蔽ボックス
中間ミラー
ハーフミラー
照明手段
【図1】 ガラス溶解炉の監視装置(実施例)
遠隔地から容易に監視できる
ガラス溶解炉の内部液面を、高温と高放射
線量の影響を受けずに、遠隔地から容易に
監視できる。
溶かしたガラスの表面状態を
高レベル放射性廃棄物をガラス固化する装置などにおいて、ガラス溶解炉の内部液面を遠隔地から容易に監視
できるよう、ミラー、レンズ、監視カメラなどを組み合わせて構成した装置。放射線や熱の影響を受けにくくなるよう
考慮されている。
10003[G21F/D2265S]
更に詳しくは、次のような特許内容、特長を有しています。
特 許 内 容
従来の問題点
【図2】に示すように、従来の監視装置は監視カメラが溶解槽の真上付近にあるため、高温や高放射線量の影響を受けやす
かった。また、覗き窓のガラスを厚くして放射線を減衰させたり、監視カメラを冷却したり、溶融物の表面を照明したりしよう
とすると、監視装置の重量化を招くという問題があった。
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本特許の具体的内容
【図1】に示すようなガラス溶解炉の監視装置において、
1.溶融物の表面状態を反射ミラー11、中間ミラー6、
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ハーフミラー17を経由して、監視カメラ8により映像
化する。
2.これにより、監視装置に対する高温、高放射線量の
影響を著しく低減できる。
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溶解槽
セル壁
遮蔽ボックス
覗き窓
監視カメラ
【図2】 従来のガラス溶解炉の監視装置