すくすく赤ちゃん応援事業実施要綱 完成版

須賀川市すくすく赤ちゃん応援事業実施要綱
(趣旨)
第1条 この要綱は、次世代を担う子の出生を祝い、健やかな成長を応援する
ため、子育てに必要なおむつ、粉ミルクその他の関連商品(以下「対象商品」
という。)を購入することについてその一部を助成するすくすく赤ちゃん応
援事業に関し、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各
号に定めるところによる。
(1) すくすく赤ちゃん応援券(第 1 号様式) 前条の目的を達成するために、
須賀川市(以下「市」という。)によって支給される助成券をいう。
(2) 対象児童 平成 27 年 4 月 1 日以後に出生した満 2 歳に満たない児童で、
市内に住所を有するものをいう。
(支給対象者)
第3条 この要綱により、すくすく赤ちゃん応援券の支給を受けることができ
る者(以下「支給対象者」という。)は、現に対象児童を監護している父若
しくは母又は父母に代わり対象児童を養育する者で、市内に住所を有するも
のとする。
(すくすく赤ちゃん応援券による助成内容)
第4条 助成の対象商品は次の各号に掲げるものとする。
(1)紙おむつ
(2)布おむつ
(3)おむつカバー
(4)おむつライナー
(5)おしりふき
(6)粉ミルク
(7)哺乳瓶
(8)替え乳首
(支給申請)
第5条 すくすく赤ちゃん応援券の支給を受けようとする支給対象者は、すく
すく赤ちゃん応援券支給申請書(第 2 号様式。以下「申請書」という。)を、
市長に提出しなければならない。
2 前項の規定による申請は、対象児童の出生日から 1 回目の誕生日の 2 日前
まで又は 1 回目の誕生日から 2 回目の誕生日の 2 日前までに行わなければな
らない。
(支給決定)
第6条 市長は、前条の規定による申請書の提出があったときは、速やか
にその内容を審査し、支給の可否を決定するものとする。
2 前項の規定により支給を決定したときは、速やかに支給対象者に、対
象児童 1 人あたり 3 万円分のすくすく赤ちゃん応援券を交付するもの
とする。
(すくすく赤ちゃん応援券の利用方法)
第7条 すくすく赤ちゃん応援券の 1 枚当たりの額面は、2,500 円とする。
2 支給対象者は、市内において登録を受けた小売業者(以下「登録事業
所 」とい う 。)に お いて、対象商品 を購 入する 場合の 代金の 一部 とし
て使用できるものとする。
3 対 象 商 品 の 購入 額 が す く す く 赤 ちゃ ん 応援 券 の 額 面 を 超 え たと き の
差 額は、 支 給対象 者 が直接登録事業所に 支払うものとし、下 回ったと
きは差額の払戻をしないものとする。
4 すくすく赤ちゃん応援券を利用できる期間は、交付を受けた日から1
年間とする。
(支給決定の取消し)
第8条 市長は、支給対象者が次の各号のいずれかに該当すると認めたと
き は、 その 者に係 る すく すく赤 ちゃん応 援 券の支給の 決定を 取り消す
ことができる。
(1)虚偽の申請その他不正手段により支給を受けているとき。
(2)前号に掲げるもののほか市長が支給を不適当と認めるとき。
2 市長は、前項の規定により支給の決定を取り消したときは、すくすく赤ち
ゃん応援券支給決定取消通知書(第 3 号様式)により通知するものとする。
3 前項の規定により支給の決定を取り消された者は、現に所有しているすく
すく赤ちゃん応援券を速やかに市長に返還しなければならない。
(事業所の登録)
第9条 市内に店舗等を有する小売業者が、登録事業所として登録を受けよう
とするときは、すくすく赤ちゃん応援券利用事業所登録申請書(第 4 号様式。
以下「登録申請書」という。)を市長に提出しなければならない。
2 市長は、前項に定めた申請書が提出された場合、速やかに内容を審査し、
これを適当と認めるときはすくすく赤ちゃん応援券利用事業所登録決定通知
書(第 5 号様式。以下「登録決定通知書」という。)を交付しなければなら
ない。
3
登録事業所は、登録申請書に記載した事項に変更が生じたときは、速やか
にすくすく赤ちゃん応援券利用事業所登録事項変更届(第 6 号様式)を市長
に提出しなければならない。
4 登録事業所がすくすく赤ちゃん応援券の取り扱いを中止するときは、速や
かに市に連絡しなければならない。
5 登録事業所が故意に偽造、模造又は変造されたすくすく赤ちゃん応援券を
取り扱ったときは、市長は当該登録事業所の登録を取り消すものとする。
(助成金の請求)
第10条 登録事業所が助成券利用における代金の支払を請求するときは、す
くすく赤ちゃん応援券利用代金請求書(第 7 号様式)に助成券を添付して、
取扱日の属する月の翌月の 10 日までに市長に提出するものとする。
2 市長は、前項の請求があったときは、これを審査し、利用代金を支払うも
のとする。
(支給台帳の整備)
第11条 市長は、この事業に係る給付状況を明確にするため、すくすく赤ち
ゃん応援券交付台帳(第 8 号様式)その他必要な帳簿を整備する。
(その他)
第12条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
(施行期日)
1 この要綱は、平成 28 年 4 月 1 日から施行する。
(支給申請の受付開始日)
2 この要綱による支給申請の受付開始日は、平成 28 年 7 月 1 日以後とする。
(経過措置)
3 この要綱の施行日から、支給申請の受付開始日の間に、対象児童及び支給
対象者としての要件を満たしていた者については、申請時に市内に住所を有
するか否かにかかわらず、支給対象者とする。
4 前項に規定する者のうち、既に転出したものについては、平成 28 年 12 月
28 日までに市長に申請書を提出しなければならない。
5 対象児童のうち平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日までに出生した
児童については、第 5 条第 2 項の規定にかかわらず、平成 28 年度においての
み 1 回限りの支給とする。
附 則
この要綱は、平成 28 年 5 月 20 日から施行する。