つなげる ⇒ つながる くずまきの和! 編集 発行 平成18年(2006年) 12月4日 第6号 ● 葛巻公民館内 設立準備会事務局 / 見附市反田町8番地2 ● まちづくり課 地域自治推進係 ℡62−0222 / 見附市本町2丁目5号9号 ℡62−1058 世話人からの説明 11月15日(水)に、葛巻地区のコミュニティづくりを目指す第6回(仮称)葛巻地区コミ ュニティ振興協議会設立準備会が開催されました。 先回の会議で提示された「将来像」と「課題」について、世話人の方から整理してもら い、第6回の会議では、そこでの検討結果を世話人の方々から説明していただき、委員み んなで「将来像」「課題」をまとめ上げ、下記のとおり『葛巻地区まちづくり計画(骨子)』 が出来上がりました。 いよいよ最終回となる12月10日(日)の第7回では、地域課題を解決し、目指す将来 像につながっていくような事業計画について議論をしていく予定です。 基本理念 まちづくりを進めていくうえで、大切にしていく基本的な考え方 ◇ あいさつと笑顔からはじまる思いやりの心を大切にし、みんなでこのまちをつくりあげる自分でありたい。 ◇ 葛巻は一つという意識のもと、地域住民が手をつなぎ、隣近所、町内、地域へと和を広げ、大きな力としたい。 ◇ 伝統行事や緑あふれるふるさとを守り抜き、次世代に伝えていきたい。 将 来 像 基本理念に基づいて、目指すまちの姿 1.たくましく生きる力を持つ子供たちの元気な声が聞こえるまち 2.葛巻全体の一体感を感じるまち 3.地区民の自覚をもって小さい活動をつなげるまち 4.あいさつ運動などを通して居心地の良さを感じるまち 5.安心して暮らせる安全なまち 6.地域の伝統を守り育てるまち 課 題 葛巻地区で解決していかなければならないこと 1.地域ぐるみで、子供たちが自由に楽しみながら遊び、学び、育つ場が必要です。 2.子供からお年寄りまで、限られた人だけでない自由に交流できる場が必要です。 3.人と自然との共生を目指した地域づくりをする必要があります。 4.各種団体の後継者を育成しながら、地域にある既存の活動をより一層活発にしていく必要があります。 5.助け合いの心を育成して、子育て世代や高齢者が安心して暮らせる地域にしていく必要があります。 6.コミュニティの基本である あいさつ を気軽にかわせるようにし、人と人とのつながりをより一層深めて いく必要があります。 7.若い人達の交流の場、活動の場を増やしていく必要があります。 8.災害に対応できる、事件・事故のない明るい地域にしていく必要があります。 ■組織運営の中核を担う役員として、各町内の住民の代表である区長から全員役員 となってもらう。 ■コミュニティ担当役員を各町内から世帯数に応じて選出してもらう。また、各公 的機関・活動団体からも選出してもらう。 ■コミュニティ組織には、区長、担当役員だけでなく、一般の地域住民からも参加 してもらえるような仕組みをつくり、オープンな組織である必要がある。 組織のあり方について検討した結果、「地 域住民みんなが関われる組織であってほし い」「特定の人だけが難儀する組織であって はならない」などの意見が出され、右の基本 事項について意見の一致を見ました。 今後、この基本事項をもとに、委員の方々から更に議論を重ねていただき、具体的な組織の形を最終回の第7回で決定します。 実際に葛巻の将来像を作り上げていくためには「どのよう なイベントをしていったらよいか」 「どのような運動をしていったらよいか」「どのよ うな場づくりをしていったらよいか」という観点で、班ごとに事業計画について話し 合いが行われました。事業計画という、より具体的な内容とあって、さまざまなアイ ディアが続々と出されました。 各班の意見出しの後、 「イベント」 「運動」 「場づくり」ごとに班を再編成し、さらに 議論を深めました。今後、これらのアイディアをより実現可能なものにするよう、煮 つめていく予定です。 イベント班 運 動 班 ■昔遊び(昔の遊びを子ども達に教え、一緒に遊ぶ。子どもとお年寄りのふれあい) ■わくわくキッズ野菜フルーツ(子どもの地元農作物の育成から販売までの体験) ■子ども体験サバイバルスクール(強い子どもを育てる) ■ご長寿祭り ■地区民大運動会(地区民が一堂に集まる大運動会にする) ■三世代合唱団 ■葛巻地区夏まつり(盆踊りを小学校のグラウンドでする) ■童謡コンサート ■コミュニティまつり(年1回。地区民文化祭を拡充する) ■子ども会&老人会(子ども会行事・敬老会行事を一緒にやる) ■葛巻スポーツ祭 ■葛巻B級グルメ祭(うちのちょっと変わったメニューを発表) ■町内対抗雪合戦 ■親子ウォーキング ■葛巻地域まつり(各町内のまつりをまとめたイベント) ■小学校文化祭バザー参加(運営費・活動費を調達) ■親子駅伝大会〔地区一周〕 ■農業フェスティバル ■葛巻地区一周 親子オリエンテーリング大会 ■かまくら雪の家 ■くずまきの森コンサート (子どもの秘密基地) ■芸能祭・敬老会・コーラス大会 (得意なことを地域で発表する会) ■葛巻通貨〔仮称・マッキー〕 (ボランティアなどに対し地域通貨 で「気持ち」を表し、流通させる) ■世界のギネスに挑戦! (葛巻コミュニティを有名にする) ■ねるとんパーティ (若者を集めて交流の場にする) 場づくり班 ■勉強の場(各町内の歴史を調べる/葛巻の名所、遺跡、名物等の説明看板を作成) ■学習の場( くずまき大学 ∼郷土史科、詩・俳句などの文学科∼の創設/リーダー研修会) ■和の作法を学ぶ場(和室でご飯の食べ方など) ■和の心∼葛巻を学ぼう∼ (人材バンク等を通して気軽に習い事ができる場。 昔々のことを子ども達に教えてくれる場) ■横のつながり 手と手をつなぐ運動 ( 昔の伝統 のない町内の子どもたちも、 伝統行事に参加できるような仕組みをつく る) ■町内の生い立ち(歴史等)を知ろう ■葛巻コミュニティ 資金調達運動 (冬囲い、草取り、リサイクル・フリーマー ケット) ■あいさつ運動 (家庭内で、隣近所、町内で大きな声でおは よう) ■向こう三軒両隣を知ろう運動 ■ゴミ拾い運動 (各町内で月1回くらい行う) ■たばこポイ捨て禁止運動 ■クリーン作戦 (町内単位で自分たちの住んでいるところを きれいにし、子ども達とコミュニケーショ ンをとる) ■花いっぱい運動 (くずまきの森を中心に南北のバイパス道路 を年次計画で植栽/(仮)コミュニティセ ンターに続く道に花を植栽/全町内が町内 ごとに花を植栽) ■防犯パトロール運動 ■防災・防犯運動 ■葛巻地区防災訓練 ■安心・安全運動 (各町内で危険箇所マップ作りや安全な遊び 場の調査) お知らせ ■伝統芸能発表会及び体験の場 (各種団体が出張して発表) ■ジョギング(河川運動公園の新設) ■地区婦人部 (子育ての悩み、協力の場。子育てが終わる世代の 楽しむ場) ■青年団的なものの復活 (次代の地域を担う人材の育成) ■野菜即売の場 ■お年寄りが孫を連れて集える茶の間 ■若い人達同士が自然に語らえる場 設立準備会委員でまとめ 上げた事業計画について、 12月10日(日)午後4時 から葛巻公民館で公開プレ ゼンテーションの形式で発 表されます。 ぜひお越しください! (フリーマーケット) ●編集後記● とうとう今年も師走になってしまいました。今年はみなさんにとってどんな一年だったでしょうか?私の住んでいる町内ではうれしいことがありま した。わずか 12 軒の町内に赤ちゃんが 3 人も生まれ、子どもが 11 人に増えました。この子ども達の成長と共に町内がもっと明るく賑やかになっていくだろうと楽し みです。 さて、7 月 19 日にスタートしたこのコミュニティ事業ですが、 (仮称)葛巻コミュニティ設立準備会のワークショップは、12 月 10 日(日)がいよいよ最終回です。 ワークショップで議論された結果を午後 4 時より地域の皆さんに発表し、ご説明いたします。どなたも自由に出入りができますので「コミュニティってなんだいや?わ からねぇ」と思われている方にぜひ足を運んでいただければうれしいです。会場は葛巻公民舘の 2 階講堂を予定しています。ぜひ大勢でおいでください。 (事務局)
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