諸規則(職員退職給与規則) 農 業 共 済 組 合 職 員 退 職 給 与 規 則 (根 拠) 第1条 この規則は、定款第 51 条第2項及び第3項の規定に基づき、職員の退職給与金の支給に 関する事項を定める。 (規則を適用する職員) 第2条 この規則を適用する職員は、職員就業規則第2条に規定する職員とする。 (退職給与金) 第3条 退職給与金は、勤続1年以上で退職又は死亡した職員に支給するものとし、その額は退 職又は死亡の当時の基本給月額(退職日に支払われている給料月額をいう。以下同じ。)に 別表で定める支給割合を乗じて得た金額とする。 2 前項の規定に該当する者のうち、職員就業規則第 37 条に定める定年退職日から1年前まで に退職した者(自己都合及び業務外死亡により退職した者を除く。)であって、その勤続期 間が 25 年以上であり、かつその年齢が 50 歳以上である者については、前項中「基本給月額」 とあるものは「基本給月額及び当該基本給月額に定年年齢と退職日におけるその者の年齢と の差に該当する年数1年につき 100 分の 2 を乗じて得た額」の合計額とする。 3 前項の規定により計算した退職給与金の額が退職日給料月額に 60 を乗じて得た額を超え るときは、その乗じて得た額をその者の退職給与金の額とする。 (勤続期間) 第4条 勤続期間は、職員になった日の属する月から退職又は死亡した日の属する月までとし、 勤続期間に1年未満の端数がある場合は、月割をもって計算する。 2 勤続期間のうち休職により勤務しなかった期間が1カ月以上あるときはその月数の2分の 1(1カ月未満はこれを切り捨てる)を前項の規定による勤続期間から減算することができ る。 (退職給与金の増額) 第5条 削除 (支給制限) 第6条 懲戒処分により退職させられた職員に対しては、理事会の議を経て退職給与金を支給し ないことができる。 2 職員退職後、在職期間中の行為に関し、懲戒による解雇を受ける事由に相当する事実が明 らかに成ったときは、すでに支給した退職金を返還させ、又は退職金を支給しないことがで きる。 (支給順位) 88 諸規則(職員退職給与規則) 第7条 職員が死亡した場合の退職給与金は、その遺族に対し次の順位によってこれを支給する。 (1)配偶者(届出をしないが、職員の死亡当時事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含 む。) (2)子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹で職員の死亡当時、主としてその収入によって生計 を維持していたもの (3)前号に掲げる者の外、職員の死亡当時主としてその収入によって生計を維持していた親 族 (4)子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹で第2号に該当しないもの 2 前項第2号又は第4号に掲げる者にあっては、同号に掲げる順位による。この場合におい て、父母については、養父母を先にし、実父母を後にし、祖父母については、養父母の父母 を先にし、実父母の父母を後にする。 3 退職給与金の支給を受けるべき同順位の者が2人以上ある場合には、その人数によって等 分して支給する。 (遺族からの排除) 第 7 条の2 次に掲げる者は、退職手当の支給を受けることができる遺族としない。 (1)職員を故意に死亡させた者 (2)職員の死亡前に、当該職員の死亡によって退職手当の支給を受けることができる先順位 又は同順位の遺族となるべき者を故意に死亡させた者 (退職給与金の支給方法) 第8条 退職給与金はその全額を現金で直接この規則によりその支給を受けるべき者に支給する ほか、退職手当の支給を受ける者から自己名義の口座への振替払の申出があるときは、口座 振替の方法により支払うことができる。 (退職給与金の支給時期) 第9条 退職給与金は退職日の後、少なくても1カ月以内に支給する。 (退職功労金の支給) 第 10 条 この組合は、在職中特に功労顕著な者に対しては、第3条の規定による退職給与金の外、 理事会の議を経て退職給与金として基本給月額1カ月分を支給することができる。 (退職給与引当金の積立) 第 11 条 この組合は、職員の退職給与金の支給に充てるため、必要額を退職給与引当金として積 み立てるものとする。 (退職給与金施設への加入) 第 12 条 この組合は、前条の規定による退職給与引当金の積立ての一部又は全部に充てるため、 89 諸規則(職員退職給与規則) 全国農業共済協会と退職給与金施設契約(同協会農業共済団体退職給与金施設規程第2条第 2項に規定する退職給与金施設契約をいう。)を締結することができる。 附 則 (改正手続) 第 13 条 この規則の改正は、組合長が理事会の承認を得て定め、更に総代会の承認を受けるもの とする。 (実 施) 第 14 条 この規則は、平成14年6月3日から実施する。 この規則は、平成16年5月10日から改正実施する。 この規則は、平成19年5月8日から改正実施する。 この規則は、平成20年5月23日から改正実施する。 適用年月日 平成 19 年 6 月 1 日 退職事由及び勤続年数に対応する割合 事由 通勤災害傷病 定 年 業務上死亡 業務外死亡 勧 奨 傷病、整理 1.00 1.00 1.00 1.50 1.20 2.00 2.00 2.00 3.00 3 1.80 3.00 3.00 3.00 4.50 4 2.40 4.00 4.00 4.00 6.00 5 3.00 5.00 5.00 5.00 7.50 6 3.60 6.00 6.00 6.00 9.00 7 4.20 7.00 7.00 7.00 10.50 8 4.80 8.00 8.00 8.00 12.00 9 5.40 9.00 9.00 9.00 13.50 10 6.00 10.00 10.00 10.00 15.00 11 8.88 11.10 13.875 13.875 16.65 12 9.76 12.20 15.25 15.25 18.30 13 10.64 13.30 16.625 16.625 19.95 14 11.52 14.40 18.00 18.00 21.60 15 12.40 15.50 19.375 19.375 23.25 自己都合 業務外傷病 1 0.60 2 勤続年数 90 諸規則(職員退職給与規則) 事由 通勤災害傷病 定 年 業務上死亡 業務外死亡 勧 奨 傷病、整理 17.10 21.375 21.375 24.90 16.83 18.70 23.375 23.375 26.55 18 18.27 20.30 25.375 25.375 28.20 19 19.71 21.90 27.375 27.375 29.85 20 23.5 24.44 30.550 30.550 32.760 21 25.5 26.52 32.630 32.630 34.476 22 27.5 28.60 34.710 34.710 36.192 23 29.5 30.68 36.790 36.790 37.908 24 31.5 32.76 38.870 38.870 39.624 25 33.5 34.84 41.340 41.340 41.340 26 35.1 36.504 43.212 43.212 43.212 27 36.7 38.168 45.084 45.084 45.084 28 38.3 39.832 46.956 46.956 46.956 29 39.9 41.496 48.828 48.828 48.828 30 41.5 43.160 50.70 50.70 50.70 31 42.7 44.408 52.572 52.572 52.572 32 43.9 45.656 54.444 54.444 54.444 33 45.1 46.904 56.316 56.316 56.316 34 46.3 48.152 58.188 58.188 58.188 35 47.5 49.4 59.28 59.28 59.28 36 48.7 49.4 59.28 59.28 59.28 37 49.9 49.9 59.28 59.28 59.28 38 51.1 51.1 59.28 59.28 59.28 39 52.3 52.3 59.28 59.28 59.28 40 53.5 53.5 59.28 59.28 59.28 41 54.7 54.7 59.28 59.28 59.28 42 55.9 55.9 59.28 59.28 59.28 43 57.1 57.1 59.28 59.28 59.28 44 58.3 58.3 59.28 59.28 59.28 45 59.28 59.28 59.28 59.28 59.28 自己都合 業務外傷病 16 15.39 17 勤続年数 勤続年数に端数の経過月数がある場合の計算式は下記による。 (基本給月額 支給割合)+{(基本給月額 勤続端数年次における割合加算値) 91 経過月数/12}
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