名 日蓮聖人伝(一)

講義コード
科
目
名
1A580431
授業形態
日蓮聖人伝
(一)
講義
事前登録の有無
担 当 教 員 開 講 期 田村 完爾
第1期
履修前提条件
備
考
日蓮聖人の生涯は、独自の思想と行動が相互に結びついて形成されている。本講では、従来の伝承と共に、最新の学術成果
授 業 の 目 的 も適宜取捨選択し、真実の日蓮像を究明していく。
本講義では、日蓮聖人の誕生より小松原法難までの事績をたどっていく。
日蓮聖人の小松原法難までの伝記を、概略、他者に説明できる。
到 達 目 標
日蓮聖人の思想と行動の連関について、他者に説明できる。
教科書・指定図書等に基づく予習、小テスト・ノート等に基づく復習を行うこと。授業外学修の時間を、合計60時間以上確
授業外学修
保して、予習・復習を行うこと。
【第 1 回】時代背景
【第 2 回】誕生と出自
【第 3 回】清澄入山・出家得度
【第 4 回】鎌倉・京畿遊学
【第 5 回】立教開宗
【第 6 回】鎌倉弘通
【第 7 回】天変地変と上奏の準備
【第 8 回】
『立正安国論』の上奏
授 業 計 画 【第 9 回】松葉谷法難
【第10回】伊豆流罪(1)
【第11回】伊豆流罪(2)
【第12回】安房帰省
【第13回】小松原法難(1)
【第14回】小松原法難(2)
【第15回】まとめ
成績評価の方法 小テスト20%、授業への取り組み姿勢20%、期末試験60%で評価する。
教
科 書 『増補改訂 日蓮-その行動と思想』高木 豊(太田出版)2002年
指 定 図 書 『新装版 日蓮辞典』宮崎英修 編(東京堂出版)2013年、『日蓮攷』高木 豊(山喜房佛書林)2008年
『日蓮聖人伝十講』山川智応(新潮社)1921年、『日蓮聖人正伝』鈴木一成(平楽寺書店)1971年、『日蓮 その行動・思想と
蒙古襲来』川添昭二(清水書院)1971年、
『日蓮』中尾 堯(吉川弘文館)2001年、
『日蓮』佐藤弘夫(ミネルヴァ書房)2003
参
考 書
年、『日蓮伝再考〈1〉伝説の長夜を照らす』山中講一郎(報恩社)2004年、『日蓮自伝考-人、そしてこころざし』山中講
一郎(水声社)2006年
教 員 か ら の 写真資料・映像資料も適宜、活用したい。
お 知 ら せ
そ
の 他