私の宝 私の宝 私の宝

会員交流のページ
アマチュア無線で交信する楽しさ
私の宝
今回は
北埼支部
山勝不動産
山本 栄治 さんの投稿です
私の趣味はアマチュア無線(ハム)です。今から50年
をきっかけに、アマチュア局を再開設しました。しかし
程前、私が小学生のとき、親戚の家で無線機で交信して
10年というブランクの間に、無線の世界もアナログから
いるのを見て、自分もやってみたいと思ったのがきっか
デジタルへ大きく変化していました。あのモールス信号
けでした。しかしこれには、国家資格である「無線従事
もプロの世界から消え、今やアマチュアだけの世界にな
者免許」を取得しなければならず、小学生の私にとって
ってしまいました。
は、難しいものでした。
それからというもの、あらゆるものがデジタルへと変
ようやく免許を取れたのは、中学生になってから。中
わって行きました。パソコン、携帯電話、オーディオ機
学3年生のとき、アマチュア局を開設し、マイクに向か
器、エトセトラ……目まぐるしい技術の進歩についてい
って第一声を大空に向けて飛ばしました。そのときの緊
けなくなっています。
張感は今でも覚えています。工業高校の電気科に進学し
たのちにアマチュア無線クラブに入部し、他の部員とと
古きよき時代
もに無線三昧の日々でした。部員の皆も無線が好きで、
今では、業務が多忙なため、無線機の電源を入れる機
学校に宿泊して無線コンテストに参加したり、文化祭で
会があまりありませんが、還暦を過ぎるころには、昔を
は各々の部員が自慢の自作無線機を展示、公開交信する
思い出し、趣味をもっと楽しみたいと思っています。最
など、今思えば飽きずによくやったもんだ!と自分なが
近はインターネットや携帯電話等の発達で、コミュニケ
ら感心しています。
ーション手段も多くありますが、アマチュア無線にはア
マチュア無線の良さがあります。
時代は変わりデジタルへ
国内はもとより遠い海外のアマ無線家との交信も楽し
高校を卒業して、大学の通信工学科へ進学しました
いものです。更に交信したしるしのカードの交換もまた
が、結局は無線とは無縁の会社に就職しました。故郷を
楽しみのひとつでした。昔、ハムは趣味の王様と言われ
出て、東京で一人暮らしをしていたため、無線もやめて、
た時もありましたが、あくまで趣味であり、自分の生活
毎日仕事に取り組んでいました。数年の後、会社を辞
に潤いをもたらす潤滑油のようなものです。これからも
め、故郷に戻り結婚しました。1年後長男が産まれたの
一生の趣味として人生を楽しみたいと思います。
会 員 の 方 で、ハ ム の 皆
様、私のコールサインが聞
こえていましたら、ぜひコ
ールしてください。私のコ
ールサインは「JR1NCW」
です。HF帯から4
30MHzま
でオンエアしています。
73&88(アマチュア無線
用語で「さようなら」を意
世界中のハムと交信した証のQSLカード
交信したハム同士でカードを交換します
上は初めて取得した電話級
(現4級)
の免許証
下は第二級の免許証
味しています)。