友情・連帯

友情・連帯
「自らの成長を実感できる学校」
4年に1度のオリンピック。2016夏 ブラジル リオで開催された今大会も多くのドラ
マチックな場面がありました。オリンピックの舞台で狙ったとおりのメダルを手にできる人は
多くありません。その多数は、『敗者』として去って行きます。しかし、敗者の言葉は勝者よ
り深みを感じることが多くありました。特に、私が気になった輝く言葉を紹介します。
まず、一人目は陸上女子5000㍍に挑んだアメリカ人ダゴスティノ選手です。彼女は、レ
ース中交錯して一緒に転んだ他国の選手を置き去りにしませんでした。『立って立って!!。
完走しなきゃ!』。連れだって走り出しましたが、今度は自分の足の激痛で倒れ込み、助けた
相手に助け起こされ、最下位でゴールをしました。私は、ゴール後の二人の抱擁が忘れられま
せん。『助けたのは本能。私が助けたというより私の中の神様が助けた感じ。一瞬のことだっ
たけど、世界中で共鳴を呼ぶなんて!!』アメリカでは、彼女に閉会式の旗手に推す署名が集
まったようです。
二人目はウクライナ体操界の星、ベルニャエフ選手です。男子個人総合で内村航平選手に
敗れた人です。小差で金を逃した「敗者」ですが試合後の会見で内村選手を見事に助けました。
記者が内村選手に『あなたが審判に好かれているからこんな得点が??』。採点の不正をにお
わせるような質問を内村選手に浴びせかけます。その時、隣にいたベルニャエフ選手はその厄
介な質問に進んで応えました。『いったん得点が出ればそれは公平な結果。質問は無駄だと思
う』。実にすがすがしい言葉でした。
日本が過去最多のメダルを獲得したオリンピック。勝者の言葉はやはり陽気で威勢がよいで
す。しかし、多くのメダリストの言葉の中に感謝(自分を支えてもらった人たちに対する)の
言葉が多かったのも忘れられません。
2016夏、みなさんは何を感じましたか?
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8月29日(月)・30日(火)、国立曽爾青少年自然の家
に生徒会役員、各学級役員、実行委員会リーダー等が参加
したリーダー研修会を行いました。
メニューは、課題解決ゲーム、人間関係トレーニング、
イニシアティブゲーム、オリエンテーリング、スイカ割り、
肝試し、ナイトミーティング、亀山ハイキング、野外炊事
等々内容は豊富でした。活動していく中で互いの理解と協
力が深められるものでした。全てのメニューに、リーダー
とは何か、協力とはどういうことか等を、からだ全体と頭
とをふんだんに使って学ぶことができました。
また、亀山の頂上では、参加者全員がこれからの抱負を大
声で叫びました。
1・2年の参
加が少なかった
のが 少し残念
でし たが、リ
ーダ ーの「輪
と和 」が深ま
った 楽しく有
意義 な2日間
でした。
2 学期の行
事頼 みました
よ!!
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