いわくら認知症ケアアドバイザー会会報 №1 平成24年8月発行 結 結ぶ 会報発行にあたり・・・ 平成19年度から21年度の3カ年にわたり,岩倉市の認知症サポーター養成事業 として,講師[キャラバンメイト]養成講座が実施されました。その後,受講した有 志で,平成23年度に立ち上げたのが「いわくら認知症ケアアドバイザー会」です。 今までの活動を振り返ったとき,諸般の事情により活動や交流に参加できない会 員や会の趣旨に賛同して賛助会員になってくださっている皆様と情報を共有できて いないことが,気がかりでした。 そこで、本年度(24年度)は,不定期ではありますが,会報発行を試みること になりました。会報に対するご意見・ご感想などをいただければ,活動の励みにな ります。よろしくお願いいたします。 ≪結(ゆい)≫とは・・・・ 認知症ケアアドバイザー会の目的は「認知症などになっても地域で安心して暮らせるため の支援をめざす」です。地域で安心して暮らすために大切なことは何だろうと考えたとき, やはり「人と人がつながること」。無理のない範囲で,ゆるやかに見守り,求めがあったら, 自然に手をさしのべる。そのような「スマートなおせっかい」のつながりではないかと思い ました。 そこで,助けあい、協力しあい,相互扶助の精神で成り立つという意味を持つ「結(ゆい)」 と名付けるに至りました。 今後の活動について =会は変化し、発展していくものである= ① 5年間の活動内容を検証し,今後の方向性をさぐる ② 会員の力量アップと新メンバーづくりを考える ③ 地域で個別支援や手助けを必要とする方に目を向ける ご存知ですか? 認知症啓発のために活動する「認知症サポーターキャラバン」。 その隊長として先頭を行くのが「ロバ隊長」です。 「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」 のために,急ぐことなく,ロバのように一歩一歩 着実に進んでいく決意を表しています。 また,温かさを感じさせるオレンジ色は「手助け します」という意味を持つと言われています。 長浜市内の女子中高生が、人と人のつながりを大切 に奮闘する南三陸町の皆さんを応援する気持ちを込め て,ロバのマスコット制作で支援を始めたという記事 を目にしました。認知症サポーターとして「何かでき ることはないか」と考え,行動していることに感心す るだけでなく,私たちの会も少しでも歩みだそうと決 意し,ロバのストラップづくりを始めました。 ストラップは、ふれあい祭りでお配りします。手作 りしたオレンジ色のロバストラップを手渡しすることで, 「認知症」のことを思い出 し, 「自分にできることは何かな」と少し意識していただけるようになったらうれし い限りです。 本年度の会員紹介(◎リーダー) 地域活動グループ ◎村永 少人数養成講座グループ ◎伊藤(監事) 劇・多人数養成講座グループ ◎尾関(代表) 加藤 中村 鈴木(副代表) 櫻井 斎藤 柴田(会計) 小島 岩田(運営委員) 中山 栗林 吉田 ☆お便り募集☆ ◇◇◇編集後記◇◇◇ ご意見・ご感想や活動情報、 身の回りの話題などをお待ちしています。 発行責任者 いわくら認知症ケアアドバイザー代表 FAX 38-1806 尾関憲明 暑い日が続いておりますが,皆様 いかがお過ごしでしょうか。 暑くて・・・暑くて・・・ 水分補給にならないとわかって いるのですが,ついつい,泡の ある麦汁に手が伸びてしまいます。
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