スティーヴィー・ワンダーのスピーチ

英語の学習を進めるにあたって
1
はじめに
英語には Listening(聴く力), Speaking(話す力), Reading(読む力), Writing(書く力)の4つの技能が
必要です。
英語学習では、この日本語とは違う独特の発音をよく聞き、それを
真似して発声し、またアルファベットという文字で書き表すのです。
その他にも、外国の文化や習慣について広く学び、日本の文化を見つ
め直し、日本や外国という壁を取り払って、世界の人々みんなが平和
に暮らせることを願う気持を大きく育てることが大切です!
2
学習のポイント
何と言ってもまず良い発音を身につけること、カタカナ英語では実際に通用しません。ローマ字
読みもいけません! 何回も正しい発音を聴き、何回も繰り返して発声し、頭ではなく体で覚える
ことが自然な会話につながります。それでは英語学習のポイントを紹介しましょう!
①必ず声に出して発音すること!
②必ず新出語句の意味を調べること!(予習)
③授業があった日に必ず復習すること!
復習の内容ア:声に出して読む
イ:文の意味(話の内容)を考える
ウ:新出語句を覚える(書けて、意味がわかる)
エ:基本文を覚える(同上)
というように、予習よりも復習に時間をかけ、授業内容をその日のうちに覚えることが大切です。
3
授業の進め方
中学校の授業時間は50分間です。英語では1ページ(1セクション)をだいたい2時間かけて
進みます。新出語句や本文の聞き取りや音読練習で基礎の力を身につけ、教科書で学習する内容を
もとに、ドリル学習や友達同士での会話練習で応用力を高めますす。1つのレッスンはだいたいA
からCの3つのセクションから構成されていて、1つのレッスンや学習のまとまりごとにまとめを
します。
また英語の授業は1年生から3年生まで週4時間ですが、週に1度を基本にT.T.(ティームテ
ィーチング)という授業が行われる予定です。その授業ではいつもの授業担当の英語の先生の他に
AETと呼ばれる英語を母国語として話す先生が授業に参加して、ペアーやグループワークで会話
練習をしたり、色々なクイズやゲームを通して、または会話や音読テストなど、それまでに習った
英語を実際に試してみることができます。
4
第3学年の学習目標
1.聞くこと=普段の生活について話される英語を、聞き取ることが出来る。
2.話すこと=普段の生活について、相手の応答に合わせて、会話を続けることが出来る。
3.読むこと=5 5 0 語 程 度 の英文を、読み取ることが出来る。
4.書くこと=普段の生活について1 0 文 程 度 の英語で、書くことが出来る。
-1-
5
成績のつけ方
『積極的にコミュニケーションを図る!』 こと、つまり英語を通して自分の考えを相手に伝え
たり、また相手の考えを理解することを目標にしています。だから頭で理解し、文字で書き表すだけ
では不十分で、実際に自分の口から英語を発声することがとても重要なのです。そこで次のような評
価資料と比率をめやすに総合的に成績をつけていきます。
観
評価資料
点 ①関心・意欲
・態度
英語や授業に対
する積極的参加
を気持ちや態度
で表している
定期テスト
提出物各種
授業への取組み(発表,音読等)
リスニングテスト
リーディングテスト
英会話テスト
観点別学習状況
A
B
C
5段階総合評価比率
②表現力
話すこと、書く
ことを通して、
自分の伝えたい
ことを表現して
いる
③理解力
聞くこと、読む
ことを通して、
具体的な内容を
理解している
④知識・理解
言語やその運用
についての知識
を身につけ、様
々な文化を理解
している
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
70 ~ 80 %以上
31 ~ 69(79)%
30%以下
70 ~ 80 %以上
31 ~ 69(79)%
30%以下
25%
25%
○
70 ~ 80 %以上 70 ~ 80 %以上
31 ~ 69(79)% 31 ~ 69(79)%
30%以下
30%以下
25%
25%
☆その他担当より指示があります。
6
観点別評価と評定
評価の組み合わせ=評定
AAAA= 5
AAAB= 4
AABB= 4
ABBB= 3
BBBB= 3
BBBC= 3
B B C C= 2
BCCC= 2
CCCC= 1
7
英語を好きになるには
英語は知識を身につけたり理解するだけでなく
実際に使える技能(正しい発音で発声し、また正
しく発声された音を聞き分けること)が必要です
そういう意味ではむしろ技能教科と言ってもよい
でしょう!この技能は頭で考えることよりも繰り
返し練習し身につけていくしかありません。しか
も個人差があってすぐできる人もいれば、中々思
うようにいかない人もいます。一概には言えませ
んが、そこには個人のもつ性格が影響しているよ
うです。例えば日本語とは違う不思議な音に興味
をもって「何だかおもしろいぞ!」と思う場合と
逆にその同じ音に抵抗を感じて「何だか奇妙だぞ
!」と思う場合では、好き嫌いがハッキリと分か
れて、もうすでに学習のスタートが全然違うもの
になってしまいますね!
英語の音をおもしろいと思う気持、また言葉を
通して外国のことをもっと知りたいという気持、
そして自分にはできるという自信が大切ですね。
C'mon.
Let's
do
it!
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8
第3学年の学習計画
月
主
な
学
習
内
容
時数
学
習
の
ね
ら
い
4 ○ Pre. Lesson:Do You Eat Breakfast?
○ L.1:Report for Our school Trip
12 ◇2年生で学習したことを復習する。
◇SVOCの文の構造について理解する。
◇自分たちの修学旅行に関連づけて考える。
5 ○ Action:Do You Know How to...?
○ Word Tree:Scenery
○ Chapter 1 Project:
日本の伝統文化を紹介しよう
○ L.2:Junior High School Club Life
13 ◇疑問詞+不定詞の用法について理解する。
◇風景を描写する表現を知る。
◇日本の伝統文化を紹介する7文程度の英文を
作り、発表する。
◇現在完了形(完了)の構造について理解する。
6 ○ Talking Time:Shopping
○ L.3:E-mail from Alaska and India
14 ◇買い物の場面独特の表現を用いて会話する。
◇現在完了形(継続、経験、完了)の用法の違
いについて理解する。
◇ It...for ○○ to ~.の構文について理解する。
7 ○ Chapter 2 Project:イ ンタビューしよう 10 ◇つなぎ言葉等を適切に用いながら会話する。
9 ○ Reading:Energy and the Environment
○ L.4:Speech - A Man's Life in Bhutan
15 ◇350語程度の英文を読み、概要を読み取る。
◇分詞の後置修飾の構造について理解する。
10 ○ L.5:Stevie Wonder-The Power of Music
○ Talking Time:On the Phone
14 ◇関係代名詞(主格)の構造について理解する。
◇伝言を依頼するパターンを知る。
11 ○ L.6:Interesting Languages
14 ◇関係代名詞(目的格)の構造について理解し、
接触節の省略について知る。
12 ○ Chapter 3 Project:
尊敬する人についてスピーチしよう
13 ◇自分の尊敬する人物について7~10文程度
の英文にまとめ、発表する。
1 ○ L.7:The Diary of Anne Frank
○ Talking Time:Asking the Way
14 ◇間接疑問文の構造について理解する。
◇電車利用時の道案内のパターについて知る。
2 ○ Chapter 4 Project:自 分の意見を言おう 15 ◇2つの物事を比較した上で、意見を交換する。
○ Reading:Fly Away Home
◇550語程度の事実に基づいた英文を読み、
映画『グース』より
概要を理解し、登場人物達の心情に触れる。
3 ○ Book 2 P.:私の人生
○3年間のまとめ
6 ◇今までの自分を振り返って、心に残る体験や、
そ の 時 感 じ た こ と を 含 め 英 文に ま と め、『 英
語版自分史』を作り発表する。
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