2005/11/27 免許法認定公開講座 コンピュータグラフィックス レポート課題(1) 画像処理演習 九州工業大学 情報工学部 システム創成情報工学科 講義担当:尾下真樹 レポートの提出方法 • レポートは、基本的には、本日の講義中に提出することを想定している。 どうしても本日中に提出できない場合は、12 月 3 日(土)17:00 までに提出。 • レポートは、必ず、提出用のウェブページ(Moodle)から電子的に提出すること。 レポートのファイル形式は、MS Word または PDF とすること。もし、どうしても他のファイル形式 で提出したい場合は、事前に相談する。 • レポートの先頭ページには、科目名、提出日、受付番号、氏名を書くこと。 • レポートのファイルサイズが大きくなりすぎないように注意すること(なるべく 5MB 以内)。 • 課題 3 と課題 4 は、どうしても終わらなければ、どちらか一方だけでも良い(できなかった分は減点)。 課題 1 画素ごとの色変換(基本編) グレースケール画像またはカラー画像に対して、折れ線・S字・ポスタリジェーション・2値化のうち、ど れか2種類の変換を行う関数を作成し、それぞれ下記の内容を説明せよ。 z z z z どのような変換を行ったか(変換の名前だけでなく、具体的に使用したトーンカーブを数式などで説明) 変換のプログラム( process_gray() 関数、または、process_color() 関数の中身だけで良い) テストに使用した入力画像と出力結果の画像(レポート中に画像を貼り付ける) その他、何か工夫した点など(なければ省略しても構わない。) 課題 2 領域に基づく色変換(基本編) グレースケール画像またはカラー画像に対して、平均化(5×5) ・重み付き平均化(5×5) ・メディアンフィ ルタ・ラプラシアンフィルタ・鮮鋭化のうち、どれか2種類の変換を行う関数を作成して実験し、それぞれ の変換について、課題 1 と同じ内容を説明せよ。 課題 3 画素ごとの色変換(応用編) 与えられた画像(image_test.bmp)に対して、適切な画素ごとの変換を適用し、 きれいな画像(明るさ・コントラストのバランスのとれた画像)に変換せよ。 まず、GIMP のトーンカーブの機能をつかって変換を行い、結果の画像を示せ。 次に、同じような変換を実現するプログラムを作成し、そのプログラムと結果の 画像を示せ。 最後に、2つの画像を比較して、自分のプログラムでうまく変換できたかどうか を評価せよ。また、もし自分のプログラムではうまく変換できなかった場合は、 どのような改良が必要かを考察せよ。 1 2005/11/27 課題 4 領域に基づく色変換(応用編) 講義で説明したようなプログラムでは、画像の端が処理されないため、出力画像の端が黒くなってしまう。 課題 2 で行った変換のどちらかを選んで、画像の端もうまく処理できるようにプログラムを改良せよ。 レポートには、どのような考え方で処理を行ったかの説明、プログラムリスト、出力結果の画像をそれぞれ 示せ。 2
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