第3学年 道徳の時間の年間指導計画 目標:将来の自分を見つめ,互いの長所や権利,同時に他の人や社会を尊重し行動できる心を育成する。 月 主題名 資料名(出典) ね ら い 主題構成の理由 詩の示唆を受け,将来に向かっ よりよい自己 道はいつもひら 人間としてよりよく生きるた の追求 かれている め,理想の自己をめざし,前 て自分はどのように歩を進める 1-(5) (自分をのばす: 向きに歩み続ける実践意欲 べきかを深く考えることができる 暁教育図書) を培う。 役割の自覚 監督がくれたメ 所属する集団の一員であるこ 筆者の葛藤とそれを乗り越える 4-(4) ダル との自覚を深め,役割を認識 姿を通し,集団の一員としての (自分をのばす: し,その責任を果たそうとする 自己を見つめ,集団と個人の在 4 り方を考えることができる 暁教育図書) 態度を育成する。 思慮深い判 断と責任 1-(3) ウサギ 自主的に判断,行動するだけ 主人公の姿を通し,形だけの自 (自分をのばす: でなく,その行為が及ぼす結 主にとどまらず,物事を深く考え 暁教育図書) 果についても熟慮し行動でき る自律的生き方を身につけてい くことが大切だと考えることができ る態度を育成する。 きまりを守る 4-(1) 元さんと二通の 手紙 (自分をのばす: 暁教育図書) る きまりを遵守し,確実に義務 を果たすことで,よりよい社会 をつくろうとする実践意欲を 培う。 展開の大要及び指導の方法 ○この詩を読んでどんなことを感じましたか ○あなたの心にいちばん響いた言葉はどの部分ですか ◎どうしてあなたの心に響くのだと思いますか ○筆者が「もうノックをするのを止めたい」と思ったのはなぜだろう ○監督はYについて「何も言わないでもわかってもらえると思っ た」と言うが,何をわかってもらいたかったのだろう ◎筆者が「外野ノックをする手が痛くなくなり,ていねいに打つよう になった」のはなぜだろう ○ふてくされて横を向いたとき,主人公はどんなことを考えていた のだろう ○清子のランドセルにウサギを入れた主人公を,あなたはどう思う か ◎ウサギを入れたときの主人公に欠けていたものは何だろう 関連する 教育活動等 ・3年生になっ ての決意 (学級活動) その他 ・修学旅行 (学校行事) ・修学旅行 (学校行事) 法やきまりは自他の生活や権利 ○なぜ元さんは,規則を破ってまで姉弟を入園させたのだろう ・交通安全教 を守るためにあることを理解し, ○事務所で連絡を待っていた元さんは,どんな気持ちだったのだ 室 こ遵守することによって,秩序と ろう (学校行事) 規律のある社会が実現されること ◎元さんが「この年になって初めて考えさせられたこと」とは何 を考えることができる だったのだろう 私たちの 道徳 P.140-145 目標に向かう やさしいうそ 障害や困難に屈せず,希望 進路選択が迫られる生徒が,自 ○自分も周囲も「やさしいうそ」でかかわっていることに,筆者はど 意志 (自分をのばす: と勇気をもって最後までねば 分の生き方を視点を変えて見つ んな思いでいたのだろう 1-(2) 暁教育図書) り強くやり抜く態度を育成す め直し,新たな展望が開けること ○体中につまっていたうそと不安とはどういうことだろう 5 に気づくことができる ◎水上さんの言葉によって,筆者はなぜ「これをやれなきゃ私じゃ る。 ない」という気持ちになったのだろう つながり合う 原稿用紙 人と人とのつながり合いの中 二人の関係を通して,世の中の ○悲鳴みたいな叫び声をあげた筆者の思いはどのようなものだっ ・生徒総会 社会 (自分をのばす: で,助け合い,励まし合って 人と人とのあたたかいつながり合 たのだろう (生徒会活動) 4-(2) 暁教育図書) よりよい社会をつくろうとする いが,好ましい社会の実現に欠 ○専務さんから電話がかかってきたときワッと声をあげた筆者の かせないということを再認識し, 思いはどのようなものだっただろう 実践意欲を培う。 その実現に向け,自分の在り方 ◎開業の手紙を読んだとき,筆者の心にはどのような思いが浮か を考えることができる んだのだろう 父母への感 謝 4-(6) レイテ島からの ハガキ (探偵ナイトス クープ) 父母の深い愛情を知り,家族 の一員としてよりよい家庭生 活を営もうとする態度を育成 する。 断とうとも断つことのできない繋 がりである親子の絆を、会ったこ とのない父親との絆を必死で確 かめようとする息子の姿から、親 子の絆の強さを確認し、それを 大切にしようする態度を養う。 ○息子はどんな思いで父親の残したハガキの判読を依頼したの だろう 向上心 1-(5) 学ぶということ 自己理解を深めつつ,常に (自分をのばす: 学び続けることで,自らを磨き 暁教育図書) 向上させようとする実践意欲 を培う。 山寺のびわの実 相手の立場や考え方を尊重 (自分をのばす: し,謙虚な広い心で他に学ぼ 暁教育図書) うとする態度を育成する 人生は「学び」であると松下幸之 助氏が若人に語る本資料は,生 徒たちのこれからの生き方に有 益な示唆となる ○あなたの心にもっとも響いたのは,どの言葉(部分)だろう ・高校説明会 ○その部分が印象に残ったのはどうしてだろう (総合的な学 ◎「心構えしだいで,立派な師は無数にある」とはどういうことだろ 習・学級活動) う 相手の立場や考えを尊重するこ とで,多くのことが学べるというこ とを考え,広い心の意味を知るこ とができる ○甚太はどのような気持ちで,和尚に対し「性分に合わねえ」と 言っているのだろう ◎さえと竹庵の話を聞いた甚太は,どんなことを感じたのだろう ○甚太の生き方を変えたものは何だろう 一枚の葉 自然の摂理に生命の尊さを (自分をのばす: 感じ,生きとし生けるすべて 暁教育図書) のものへの感謝と尊敬の念を もとうとする心情を育む。 東山魁夷さんが,庭の一枚の葉 を見つめ,そこに自然の摂理を 感じる作品から,自然の力,神 秘,美しさ,そして命を感じ,認 識を新たにすることができる ○読み終えて,心に残ったところはどこだろう ○庭の「一枚の葉」の四季折々の変化を見て,筆者はどんなこと を感じていたのだろう ◎生まれ,次の命を残して散ることが自然であり,宿命であるとい う筆者の受け止めを,あなたはどう感じただろう 節度を守り節制に心がけた調 和のある生活の豊かさを知 り,自己の生活を正そうとする 態度を育成する。 真の友情や友の尊さを理解 し,信頼と敬愛の念に支えら れた友人関係を築こうとする 態度を育てる。 恵まれた世の中に生きる中学生 にとって,節度,節制とは,その 根底に流れる精神の鉱脈を捉え ることで,内省を促すことができ る 仲の良い友であり競泳の好敵手 である二人の内面を赤裸々に描 く資料を通し,真の友情とは何か について考えを深めることができ る ○「『豊かな』食べ方,使い方」とはどういうものだろうか ○「暖かい倹約」「美しいぜいたく」の例をあげてみよう ◎真に豊かな生活とはどんなものだろう おはようございま す (自分をのばす: 暁教育図書) 礼儀の意義を理解し,人間 尊重の精神をもって時と場に ふさわしい言動がとれる判断 力を高める。 作者が母校でかけられた「おは ようございます」という言葉から, その言葉のもつ力を考えなが ら,あいさつの意味を考えていく ことができる ○「おはようございます」というあいさつから,どんな印象を受ける ・体育祭 だろう (学校行事) ○筆者は「おはようございます」というあいさつに感銘を受けてい るけれど,あいさつにはどんな力があるのだろう ◎「あいさつ」にはどんな意味があるのだろう 夢を追い求め 「脚本家が出来 る心 上がるまで。」 1-(4) (自分をのばす: 暁教育図書) 目的や目標をもち,理想を求 めて,力強く積極的に自己の 人生を切り拓こうとする実践 意欲を培う。 脚本家吉田紀子さんの書き下ろ し資料を通し,生徒は励まされ 理想をもって自分の生きていく 道を切り拓いていこうとする意欲 をもつことができる ○どうして「脚本家になりたい病」がますます悪化してしまったの クリーン大作 だろう 戦 ○倉本先生への手紙を筆者はどのような思いで書いたのだろう ◎脚本家はどのように出来上がっていったのだろう。テレビドラマ のタイトル風に表してみよう 6 謙虚な心 2-(5) 自然への畏 敬 3-(2) 美しい生活習 りんごの何を食 慣 べるのか 1-(1) (自分をのばす: 暁教育図書) 7 試練が育てる ライバル 友情 (自分をのばす: 2-(3) 暁教育図書) 礼儀の意義 2-(1) 9 たった一人の反 無理解と葛藤がありながらも 乱(エチカの鏡) 初志貫徹する主人公の姿か ら,自然の価値を再認識し自 然を守ろうとする態度を養う。 生きる喜び 3-(3) 病気で手足が不自由になってし まった女子中学生が,苦しみを 乗り超えて前向きに生きようとす る姿から,主題に迫ることができ る もっとも悲しむべき どの国の人々も同じ人間とし マザー・テレサの深い人類愛の ことは,病めること て尊重し,世界平和と人類の 精神,その強い信念を通し,人 でも貧しいことでも 幸福に貢献しようとする態度 類の平和と幸福のために自分に なく(自分をのば を育成する。 できることから始めようとする態度 す:暁教育図書) を育むことができる 深い人類愛 4-(10) ひまわり 内なる弱さや醜さと戦い,自 (自分をのばす: 己を奮い立たせることで,生 暁教育図書) きる希望や喜びを見いだそう とする心情を育む。 いじめを許さ 卒業文集最後の いじめの愚かさを知り,差別, ぬ心 二行 偏見を憎み,不正な言動を 4-(3) (自分をのばす: 断固として許さない態度を育 暁教育図書) 成する。 筆者の心情に共感しながら,偏 見,差別,いじめの愚かさを理解 させ,その行為を憎み,断固許さ ないという強い態度を育成するこ とができる 10 郷土を愛する 地域を活気づけ 地域社会の一員としての自 地域の食材を使ったお店の出店 心 たい(自主教材) 覚をもって郷土を愛し,社会 に目を向け,いま暮らしているこ 4-(8) に尽くした先人や高齢者に尊 の土地こそが自分のふるさとな 敬と感謝の念を深め,郷土の のだということに気づき,郷土へ の関心を高めることができる 発展に努める 非行防止教室 (学校行事) ○入院して水泳ができなくなった康夫は,啓介に対してどんな気 ・体育祭 持ちをもったのだろう (学校行事) ○啓介は康夫の見舞いに行こうと思いながらも足が向かなかった のはなぜだろう ◎どんな思いが啓介を見舞いに行かせたのか,またどんな思い が康夫に手紙を書かせたのだろう 一人の青年の行動から自然と ○「何がなんでもこれだけは守り通そう」とするものはありますか 人間とのかかわりについて考 ○周りの人が協力するようになったのはなぜだろう え,自然とともに生きようと ◎なぜサブウは一人きりの戦いを続けることができたのだろう する心情を育てる。 自然愛護 3-(2) 私たちの 道徳 P.180-181 ○父親はどんな思いでハガキを母親に残したのだろう ◎ハガキの全文が判明した時,どんな思いが息子の心の中を駆 け巡ったのだろう 私たちの 道徳 P.60-61 私たちの 道徳 P.137-138 ○退院のとき,筆者はどんな思いでひまわり畑を見つめていたの だろう ○障害者になった筆者は,どんな気持ちだったのだろう ◎死のうとまで考えていた筆者を変えたものは何だったのだろう ○死を目前にした老婆を抱えて,病院に掛け合ったマザーはど んな気持ちだったのだろう ○「カルカッタにはそういう人は何百人といる」という院長の言葉を 正しいと受け取ったマザーはどんなことを感じ,考えたのだろう ◎マザーは,〈死を待つ人の家〉に運ばれてくる人々に対してどん な思いで接していたのだろう ○筆者は,どんな気持ちで,汚い,くさいなどとT子さんをけなして いたのだろう ○カンニングをしたのは自分なのに,T子さんを責めた筆者はど んな気持ちだったのだろう ◎T子さんの卒業文集最後の二行を見て,筆者が果てもなく泣い たのはなぜだろう ○「高野のよさ」とは何だろう。 ○前田さんの感じる「高野のよさ」とは何だろう。 ○前田さんは高野を「活気づける」ために何をしようと思ったのだ ろう。 ◎高野町を活性化させるために,自分ができることは何だろう。 私たちの 道徳 P.202-203 勤労の尊さ 4-(5) てんびんばかり 勤労の意義や尊さを理解し, 仕事とプライベートは,同じ天秤 ○台風の晩,筆者の父を仕事に向かわせたものとはいったい何 (自分をのばす: 働くことについての正しい考 でははかれないのだという素朴 だろう 暁教育図書) え方を育て,自ら実践しようと な話を通し,勤労の意義を考え ○父が「いつになく真剣な表情」をしていたのはなぜだろう ることができる ◎筆者が,「まだまだわたしは幼いな」と思ったのは,何に気づい する態度を育成する。 自然への畏 敬 3-(2) ほっちゃれ 自然の神秘に感動し,人間 (自分をのばす: の力を超えたものへの畏敬の 暁教育図書) 念を深めようとする心情を育 てる。 鮭の一生に見る自然の営みの 厳しさや気高さを感じ取り,人知 を超えたものの美しさや神秘に 感動する心や,怖れ敬う気持ち を養うことができる ○鮭の最期が「あまりにいじらしくて正視できないほどだ」というの はどんな気持ちなのだろう ○筆者をたじろがせるほど「ほっちゃれ」の語感を厳しくさせてい るものは何だろう ◎男性はどんな思いで「ほっちゃれ」を手にとってやったのだろう 自他の生命 の尊重 3-(1) 六千人の命のビ ザ (自分をのばす: 暁教育図書) 命あることの素晴らしさに共 感し,自他の生命をかけがえ のないものとして尊重する態 度を育成する。 組織の一員として生きるのか,良 心に従って生きるのか。究極の 判断を下した杉原氏の生き方か ら,生命を尊重する生き方を学 ぶことができる。 ○自分が杉原氏なら,ビザを発給するだろうか ○杉原氏は,どのように考えてビザの発給を決断したのだろう ◎杉原氏の決意や行動から学んだこと,命について考えたことを考え よう 思いやりの心 月明かりで見 2-(2) 送った夜汽車 (自分をのばす: 暁教育図書) 思いやりの根底にある人間へ の深い理解と共感を認識し, 人間愛に満ちた心情を育て る。 人の思いやりをしみじみと味わい ながら,思いやりが人とのかかわ りの中で欠かすことのできない心 であることに気づくことができる ○この話で印象に残るのはどの場面ですか ・文化祭 ◎「オーという声」と「拍手」は,どうして起こったのだろうか (学校行事) ○筆者が「胸がジーンときました」というこの光景に,あなたは何を 感じますか たからだろう 11 年少期に疎ましく感じていたオ ヤジの言動を,自分が大人に なってから改めて思い返し,感じ 取る様子から,父母を敬い感謝 する心情を育てることができる。 日本人として 日本人という意 日本人としての自覚を深め, 生徒たちが社会の主役になった の自覚 識 国としてのよりよい在り方を考 とき,安穏として国際化の波にの 4-(9) (自分をのばす: え,国家の発展に努めようと まれないよう,「日本人という意 識」の芽生えを促すことができる 暁教育図書) する実践意欲を培う。 ○燃焼機の筆者は,オヤジの言いたかったことをどう考えていた だろう ○大人になってからの筆者は,親父の言いたかったことをどう考 えているだろう ◎筆者の心境が大きく変化したのは,どうしてだろう ○ときに無意識に同じ日本国民なんだという共通の意識が働くの はどうしてだろう ○「日本人という意識」は,日々の暮らしには必要ないものなのだ ろうか ◎わたしたちは「日本人という意識」をどのようにもてばよいのだろ う 正しい異性理 アイツの進路選 異性についての正しい理解 「アイツ」シリーズ三部作の最終 ○真一が志望校を告げると夏樹はショックを受け,走り去った。そ 解 択 を深め,それぞれのよさを認 話は,進路選択をめぐるエピソー れぞれどんなことを考えていたのだろう (自分をのばす: めながら互いに高め合おうと ドから男女がそれぞれ一個の人 ○夏樹の進路変更を知らされた真一はどう思ったのだろう 12 2-(4) 間として尊重し合うことの大切さ ◎二人が互いに相手を大切に思っているなら,これから二人はそ 暁教育図書) する態度を育成する。 を考えることができる れぞれどうすべきだろう 家族への敬 愛 4-(6) オヤジの一言 父母への敬愛の念を深め, (庄原市道徳教 家族・地域社会の一員として 材集) の自覚をもって充実した人生 を歩もうとする態度を育てる。 法の理解と遵 招集通知―あな 法の意義を正しく理解し,自 「裁判員制度」のエピソードを通 ○裁判員制度について,どんな印象をもっただろうか 薬物乱用防止 守 たが裁判員にな ら権利を行使し義務を果たす し,権利を尊重することと同じよう ○「良識? 権利? 義務? 社会のため? 自分のため?」と黙り 教室 に,義務を確実に果たしていくこ 込んでしまった恵美は,どんなことを考えていたのだろう 4-(1) るとき―(自分を ことで社会の秩序と規律を高 (学校行事) ◎私たちは,法をどのようなものとして捉えたらよいのだろう のばす:暁教育 めようとする態度を育成する。 との意味を考えることができる 図書) 生命の尊さ ドナーカード 決して軽々しく扱われるべき 脳死臓器移植について市民とし ○高井さんが「娘をドナーにできない」というのはなぜだろう 私たちの 3-(1) (自分をのばす: ではない生命の尊さを深く自 ての相反した思いが述べられた ○新見さんが自分の臓器提供には肯定的なのに,妻の臓器提供 道徳 暁教育図書) 覚し,自他の生命を尊重する 新聞投書から,生命のかけがえ には否定的なのはなぜだろう P.104 のなさ,尊さに気づくことができる ◎二人の投稿者の意見を読んで,「命」についてどのように考え 態度を育成する。 たか 公正,公平な 自由の意味 真実や正義を見極める心を 渡辺えり子さんのエッセイを通し 心 (自分をのばす: 養い,常に公正,公平な立場 「自由」を考え,自由の手前に人 1 4-(3) 暁教育図書) で社会の差別や偏見をなくそ を思うという当たり前の心がなけ ればならないことを認識できる うとする態度を育成する。 感謝の心 2-(6) ある元旦のこと 人は互いに助け合って生きて 元旦の張り紙のエピソードで,思 ○筆者の父親は,どんな思いから挨拶板を吊そうと思ったのだろ (自分をのばす: いることを自覚し,感謝と思い いやる心や感謝する心の徴表に う 暁教育図書) やりの心で他と接しようとする 触れ,生徒たちの心に潤いを与 ○挨拶板を見た少年はどうして頭を下げたのだろう えることができる ◎少年が頭を下げるのを見て,筆者はどんなことを感じ,考えた 実践意欲を培う。 のだろう ○この話を読んで,どんなところが印象に残っただろう ○アーランドさんの行為を,あなたはどう感じただろう ◎アーランドさんの行為が,人々の間で語り継がれているのはどう してだろう 誇りのある生 譲られた浮き輪 人間のもつ美しさ気高さを信 き方 (自分をのばす: じ,誇りある崇高な生き方を 3-(3) 暁教育図書) 実現しようとする心情を育て る。 高砂丸とポトマック川の出来事を 通し,人間の魂の崇高な気高さ を感じ,私たちの心にある,人間 としてのよさを気づくことができる 志高く生きる 風に立つライオ 絶えず高い理想を求め,志を 1-(4) ン もって明るく生きることで,自 (自分をのばす: 己の人生を豊かにしようとす 暁教育図書) る実践意欲を培う。 理想の自己を求めて生きる一人 の青年医師のエピソードに触 れ,自分自身を見つめ,真理を 愛し,真実を求めて,心からこう 在りたいと願う理想の自己を実 現しようとする意欲を培うことがで きる ○なたは医者の卵です。恋人もいます。そんなあなたのところへアフリカの 子供たちを助けるための医療活動の誘いが来ました。条件は単身で三年 以上の勤務です。あなたはどうしますか。その理由は? ○あなたは恋人です。最愛の人が行くべきかどうか悩んでいます。あなた ならどうしますか。その理由は? ◎「風に向かって立つライオンでありたい」とはどういう生き方を言うのだろ う 心のぬくもり 2-(2) 思いやりの心の本質を知り,人 の温かさを理解し,温かい気持 ちで人に接しようとする心情を育 てることができる ○純子は看護に対してどんな悩みを抱いていたのだろう ○「雪の日には花はいらない」ことや「埋み火」のことを,帰りの列 車の中で思い出しながら,純子は何を考えていたのだろう ◎純子は心の中でおかみさんに何を話しかけたのだろう 里中満智子さんのエッセイを通 し,これから豊かな人生を送って いくための条件の一つは,自己 理解であり,自己受容であること を知ることができる ○筆者のいう「手鏡」とは,自分にとってどんなものなのだろう ○「自分をもつこと」が,「わがまま」や「自分勝手」にならないよう にするには,どうしたらいいのだろう ◎心に手鏡をもつことで,毎日の生活にどんな変化が表れるのだ ろうか 2 自分を磨く 1-(5) 愛校心 4-(7) 3 ○「新聞なら良くて,企業出資の雑誌ならダメ」ということが起こる のはどうしてだろう ○何が「ありえない敵」をつくるのだろう ◎「異物を混入させない」ためにはどうしたらよいのだろう 埋み火 真の思いやりとは何かを考 (自分をのばす: え,人間愛に基づく人と人と 暁教育図書) のかかわりを大切にしようとす る態度を育成する。 小さな手鏡 自己理解を深め,自身のよさ (自分をのばす: や個性を伸ばし,充実した生 暁教育図書) き方を追求しようとする態度を 育成する。 心がひとつに 学校に所属する一員としての 震災でなくなった級友とともに卒 (自分をのばす: 自覚を深め,皆と協力しよりよ 業しようという同級生の思いか 暁教育図書) い校風を築こうとする心情を ら,学校の一員としての自覚をも ち,互いの信頼関係を深めること 育てる。 自ら未来を切 りひらく (総合的な学 習の時間) 私たちの 道徳 P.34-35 自ら未来を切 りひらく (総合的な学 習の時間) ○「木村千香子」の名前が呼ばれるとき,全員で返事をしようと決 ・卒業式 めたのはなぜだろう (学校行事) ○「みんな考えていることは同じだった」とあるが,どんなことを考 えていたのだろう の大切さを感得させることができ ◎みんなが最後の礼のとき「ありがとうございました」と心を込めて る 言ったのはどんな思いからだろう
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