情報処理 オブジェクトについて

情報処理
平成28年4月25日
笠井俊信
オブジェクトについて
• VBAではExcelを構成するすべての要素・機能
– 例:ワークシート,セル,塗りつぶし色・・・
Application
Excel自身
Workbook
ワークブック
Worksheet
ワークシート
Range
セル,セル範囲
Interior
Font
階層オブジェクト構造
1
プロパティについて
• オブジェクトの形状やサイズ,色,動作形態な
どを設定する要素
– 例:
Range("A1").Value = "1月"
(Rangeの)プロパティ名
機能
RowHeight
セルの高さ
Value
セルの値
Hidden
行列の表示・非表示
Column
セルの列番号
Style
セルのスタイル
HorizontalAlignment
セル内のデータの表示位置(横位置)
メソッドについて
• オブジェクトを操作するために用意されたもの
(Rangeの)メソッド
目的
Activate
セルをアクティブにする
AutoFill
オートフィルを実行する
AutoFit
セルのサイズをセル内容に合わせる
Clear
セルの内容・書式を消去する
Insert
セルを追加する
PrintOut
印刷する
2
先週のコード
演習課題1
• セルにデータを挿入し,フォントを変える
– Sheet1のA1に1000を挿入
• 太字,赤
– Sheet2のB2に2222を挿入
• イタリック,マゼンタ
Italic
Sub データ挿入()
Worksheets(“Sheet1”).Range(“A1”) = 1000
Worksheets(“Sheet1”).Range(“A1”).Font.Bold = True
Worksheets(“Sheet1”).Range(“A1”).Font.ColorIndex = 3
End Sub
カラーインデックス
黒 1
白 2
赤 3
明るい緑 4
青 5
黄色 6
マゼンタ 7 …
3
ColorIndexについて
プログラミングの方法
• VBAのヘルプのリファレンス機能を使おう
– Object(Range)に対するプロパティを検索する
補足
– 次の行に処理命令がまたがる場合
– オブジェクト名を簡単化する方法
4
演習問題2
• セルのサイズ変更と塗りつぶし
– Sheet1のA1の色を青(5)に
– Sheet1のA1のセルの高さを20, 幅を20
– Sheet2のA1~C3の範囲の色を黄色(6)に
– Sheet2のA1~C3の範囲のセルの高さ幅を20に
塗りつぶし → Interior
セル幅 → ColumnWidth
セル高さ → RowHeight
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