機密文書類処理(収集運搬・処分)業務委託仕様書 平成 27 年 1 月 大 崎 市 病 院 事 業 目 的 本仕様書は機密文書類処理の収集運搬及び処分契約に於ける業務の遂行に必要な仕様 について定める。 1.業務概要 本業務は,大崎市民病院及び診療録外部委託倉庫(センコン物流(株)以下「外部倉 庫」という。)より排出される診療録や各種帳簿等(以下,「機密文書類」という。)を, 梱包運搬の後,未開封状態で溶解処理するものとする。 2.基本要件 ①排出施設 : 大崎市民病院 本院 (大崎市古川穂波三丁目 8 番 1 号) 大崎市民病院 旧本院(大崎市古川千手寺町二丁目 3 番 10 号) 外部倉庫(名取市下余田字中荷 672-1) ②排出回数 : 本 院 1 回/年(平成 25 年度実績) 外部倉庫 1 回/年(平成 24 年度実績) ③排 出 量 : 本 院 19,870kg(平成 25 年度実績) (参 考) 外部倉庫 2,440kg(平成 24 年度実績) ④収集運搬 (1) 機密文書類の梱包は委託者作業とし,使用するダンボール箱は任意とする。 (2) フロッピーディスク,コンパクトディスク等の記録媒体は混入禁忌品とする。 紙以外のアクリル製ファイル,カーボン紙,プラスチック製トレーシングペー パー,クリップ,ホッチキス,バインダー金具類は原則取外し丌要だが,でき るだけ混入しないようにする。 (3) 本院及び外部倉庫内での車両積込は,受託者作業とする。但し,委託者はその 作業に立ち会うものとする。 (4) 運搬車両は運搬中の荷崩れや飛散防止に配慮したウィングボディ等の箱型貨 物自動車を使用すること。 (5) 車両積込後より処理施設までの間,積荷の積替え等は認めないものとし,荷台 の扉等には受託者任意の封印を施すこと。 ⑤処 分 (1) 処理は本院及び外部倉庫から排出後 10 日以内に行うこと。 (2) 処理はダンボール未開封状態での溶解処理とする。 (3) 処理後,溶解した旨を示す【証明書】を発行すること。 (4) 処理は再委託できるものとする。 ⑥補 償 業務履行中に個人情報を漏えいし,委託者に何らかの損害を及ぼした場合の,補償 の範囲及び限度額を定めること。 3.契約期間 自:契約締結日 至:平成 27 年 3 月 31 日 4.特記事項 ①受託者は(財)日本情報処理開発協会より※プライバシーマークの付不を受けている こと。 ②料金は 1kg あたりの運搬及び溶解処理を合わせた単価とする。 ④その他,明記されていない事項について疑義が生じた場合は,担当係とその都度協議 の上,善処すること。 ※ プライバシーマーク・・・プライバシーマーク制度は,日本工業規格「JIS Q 15001 個人情報保護マネ ジメントシステム―要求事項」に適合して,個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している 事業者等を認定して,その旨を示すプライバシーマークを付不し,事業活動に関してプライバシーマークの 使用を認める制度である。また,プライバシーマークの付不認定は,法律の規定を包含する JIS Q 15001 に 基づいて第三者が客観的に評価する制度であることから,事業者にとっては法律への適合性はもちろんのこ と,自主的により高い保護レベルの個人情報保護マネジメントシステムを確立し,運用することができる。
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