染織デザイン - 新潟県立長岡工業高等学校

平成28年度シラバス
工業
学番37
教科(科目)
工業(染織デザイン)
科・コース
産業デザイン科・産業デザインコース
使用教科書
実教出版株式会社
『
染織デザイン
新潟県立長岡工業高等学校
単位数
2単位
学年
2年
』
副教材等
1
学習目標
デザインの基本である色彩に関する知識を深めたうえで、繊維製品の染と織のデザインに関する知識と技術を習得
させ、実際に活用する能力と態度を育てる。
2
指導の重点
形態の原理や色彩理論を理解し、繊維製品全般を造形性と審美性の立場から見つめることができる能力を養う。
織物や編み物などの製造技術ならびに染色や仕上げなどの加工技術とデザインとの密接な関係をテキスタイル分野
やアパレル分野など多くの具体例をもとに考えさせます。
3
学習計画(1単位時間
月
50分)
単元名
主な学習領域
1 色彩の基礎知識
学習活動・指導内容
時間
a.色のはたらき
ア
色はなぜ見えるのか、眼の仕組みについて
b.光と色
イ
照明と色の見え方
c.色の表示
ウ
混色の効果と方法
d.色彩心理
エ
色の分類と三属性(PCCSによる分類)
e.色彩調和
オ
言葉による色表示
f.色彩効果
カ
色彩の心理効果、色の視覚効果、色の知覚的効果
g.色彩と生活
キ
配色の基本的考え方
h.ファッションと
ク
色相・トーンの理解と配色の仕方
ケ
配色の基本的な技法
コ
色彩と生活
サ
ファッションやインテリアへの色彩応用について
インテリア
授業の一環として色彩検定を受検し学習成果を確認します。
2 造形と
a.テキスタイル
テキスタイル
デザインについて
b.テキスタイル
デザインの領域
ア
テキスタイルと人間の関わり
イ
テキスタイル製品の歴史的な流れ
ウ
テキスタイル製品の伝統や流行
エ
デザイン領域から見たテキスタイルとは何か、その造
形性と審美性からテキスタイル製品の奥深さを学ぶ。
4
評価規準と評価方法
関心・意欲・態度
技能
知識・理解
評
色彩や染織デザインに関 色彩や染織デザインの演習 色彩や染織デザインの演 色彩や染織デザインに関す
価
する内容に興味や関心を 課題等に際して、授業で学 習課題等に際して、その る基礎的な理論や体系的な
の
持ち、意欲的に理解しよ んだ知識や技術を適切に活 技能を身につけ、適切な 知識を身に付けているか
観
うとしたか
用し表現することができた 表現ができたか。
点
評
5
思考・判断・表現
か
出席状況
価
授業態度
課題
課題
課題
方
ノート提出・期限
中間考査
中間考査
中間考査
法
課題提出状況
期末考査
期末考査
期末考査
等
その他(担当者からの一言・留意点など)
染織デザインの基礎的要素である色彩の知識を中心に学習し、身近な生活に応用されている配色の理論と実際につ
いて学びます。そのうえでテキスタイルデザインとは何かを学びます。デザイン史やデザイン技術などとの関連性
を重視しながら学習を進めます。