■受講前アンケート実施の目的 受講前アンケートの実施に、ご協力いただきありがとうございます。 本アンケートの目的は、 「既に業務経験がある方が受講予定コースを受講し十分な成果を得るため」に、 講習前に下記基礎コースで習得する知識・技能を有しているかを自己診断して いただくためのものです。 尚、設問は各コースの実施項目から特に重要度の高いものから抽出して作成して いますので、修了後のレベルチェックにも活用していただける内容となっています。 ○対象となるコース 下記4つのコースの理解度を確認するためのアンケートです。 空調基礎 ・ 空調電気基礎 ・ 据付技能基礎 ・ 空調サービス基礎 ■アンケートの設問について 設問は、各コースとも15問作成しています。 また、設問は全て“わかる”、“できる”で表現しています。 ○“わかる”の判定基準・・・知っている、意味がわかる。 ○“できる”の判定基準・・・指示通りにできる、すでにやっている。 (過去に経験がある) ■アンケート結果からの自己診断の参考基準 ○各コースとも15問中12問以上“わかる”、“できる”の場合、 そのコースを修了したと同等。 ○ “わかる”、“できる” が12問未満の場合、そのコースの受講をお勧めします ※“わかる”について・・・『聞いたことがある』は採点の対象とはなりません “できる”について・・・『経験はあるが、ここ数年作業していない』は採点 の対象とはなりません。 ダイキン工業株式会社 研修部 空調基礎 ○空気調和と機器 ・空調する対象によって温湿度条件が変わることがわかる ・ダイキン製品の中で、一般的にエアコンと呼ばれる商品の種類がわかる ・ダイキンが推奨するエアコンの選定方法がわかる ・エアコンを選定する時、エアコンの能力が定格能力よりも下がる主な要因がわかる ○空調機の施工 ・エアコンを施工するときの主な作業項目がわかる ・冷媒配管作業を行う時の3つの注意事項がわかる ○冷凍理論と冷媒 ・冷凍サイクルの主要な機器と働きがわかる ・冷房運転における冷媒の流れと状態がわかる ・冷媒の種類と取扱い上の注意点がわかる ・冷媒に関連する法規がわかる ○電気設備と回路 ・一般的な建物に供給される電気の種類がわかる ・漏電遮断器と過電流継電器の違いがわかる ・空調機の電気配線図を読むときのルールがわかる ○点検作業と一次診断 ・試運転点検に使用する計測器類と作業手順がわかる ・主なデータ計測項目とその目的、計測箇所がわかる 空調電気基礎 ○電気の基礎知識 ・オームの法則がわかる ・直流、交流の違いがわかる ・空調機の電気回路に使用される要素部品の作用・働きがわかる ・誘導電動機(モータ)回転数の計算方法がわかる ○電気安全と設備 ・空調工事に関わる電気関連法規の種類がわかる ・電撃の危険因子と感電の仕組みがわかる ・配線設計に関係する項目と意味がわかる ・配線用遮断器、漏電遮断器の特性や機能、作動原理がわかる ○電気回路と制御 ・空調機の有接点シーケンスの基本回路の構成や目的がわかる ・電気配線図から空調機の機能がわかる ・電磁接触器の構造と働きがわかる ・配線作業をするときの注意点がわかる ・回路を点検する際の手法と注意点がわかる ○カタログの見方 ・カタログ記載の電気関連項目の意味がわかる ・コンセント・プラグの形状と電気容量がわかる 据付技能基礎 ○冷媒配管加工 ・フレア加工の作業手順と適切なフレアの出来栄えがわかる ・フレア接続の作業手順と注意事項がわかる ・レバー式ベンダーを使用した冷媒配管の曲げ加工方法が分かる ・加工した冷媒配管の点検項目と点検方法がわかる ○塩ビ配管加工 ・硬質塩ビ管の加工(切断、接合)手順がわかる ・各種継手を組み合わせた時の点検項目と点検方法がわかる ○作業項目一般 ・空調工事で使用する一般工具類の取扱い方法がわかる ・空調工事で使用する電線の加工方法と接続方法がわかる ・真空乾燥で使用する工具類と作業手順がわかる ・気密試験で使用する工具類と作業手順がわかる ・試運転点検に使用する計測器類と作業手順がわかる ・冷媒追加充填に使用する工具類と作業手順がわかる ○安全 ・作業中の安全を維持するための手法がわかる ・KYという言葉の意味がわかる ・作業単位で適切な保護具がわかる 空調サービス基礎 ○空調理論 ・空調機の運転データの正常範囲がわかる ・冷凍サイクルの主要機器の働きと冷媒の状態がわかる ・冷媒が不足した時の状態が、運転データを見て判断できる ・冷媒配管系統図で、冷房・暖房の違いと冷媒の流れがわかる ・インバータの構成機器がわかる ○p-h線図 ・p-h線図について読み方がわかる ・運転データを線図に描く事ができる ・空調機の正常・異常の判断について、運転データから推測できる ○空気線図 ・空気線図について読み方がわかる ・運転データを線図に描く事が出来る ・室内機側の運転測定データから機器能力を算出する方法がわかる ○運転計測 ・試運転点検に使用する計測器類と作業手順がわかる ・冷媒を漏らさないでゲージマニホールドを取り外す方法がわかる ・一人で試運転計測ができる ・資料を見ながら、センサ・電気部品の良否判定ができる
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