平成 28 総合 計画 年度 事 業 評 価 表 1(評価対象年度:平成 1 節 第3項 社会保障 (1) 健康保険 平成 27 年度 予算 国民健康保険事業特別会計 基本事業の方針 1 国民健康保険制度の健全化 事業番号 1 推進 施策 27 年度) 予算の小事業 名 3 事業の背景 75 担当課 健康福祉 部 保険医療 課 保険年金 係 事業開始年度 昭和36年度 社会保障、国民保健の向上に寄与することを目的に、すべての国民が公的な医療保険に加入 し、安心して医療を受けられる体制として国民皆保険が整備されました。 国民健康保険事業は、この国民皆保険を支える医療保険制度の一つして、国民健康保険法に基 づいて、各市町村が運営しています。 一般管理費始め19の小事業 2 個別事業名 国民健康保険運営事務事業 国民健康保険の被保険者が、いつでも安心して必要な医療が受けれるよう、健全な国民健康保 険事業を運営し、適正な資格管理を行っています。 4 事業の目的 関係法令 5 国等補助制度 関連計画 6 関連事業 具体的な 実施内容 (事業概要・ 7 評価対象年度 における取 組、実績 等) 事業実績 国民健康保険法第2条、第3条等 国庫補助:財政調整交付金、保険基盤安定負担金 県補助 :財政調整交付金、保険基盤安定負担金 ― 資格取得・喪失、限度額認定証の交付、高齢受給者証の交付、短期証の交付等を行います。 ○被保険者の資格管理等 ・資格取得、喪失等の資格異動届出受付事務を行い、資格取得者には被保険者証を交付し ます。 ・70歳に到達する被保険者に対し、高齢受給者証を交付します。 ・保険税の滞納世帯を把握し、必要に応じ、資格者証・短期証を交付します。 ・無保険状態となり必要な医療給付が受けられなくなる事態を避けるため、国民健康保険へ の加入を促し、制度の周知を行います。 急激な医療費の増加や税収不足等の事態に対応できるよう、安定した国民健康保険運営 を行います。 ○財源確保 ・国民健康保険財政状況や税収状況を考慮し、一般会計からの繰入れ額を定め、繰入れを 行います。 ・適切な税率、限度額の設定を行います。 ・国民健康保険運営協議会を開催し、国民健康保険運営に必要な事項を定めます。 平成25年度 平均加入世帯数:7,025世帯 平均被保険者数:12,590人 平成26年度 平均加入世帯数:6,975世帯 平均被保険者数:12,357人 平成27年度 平均加入世帯数:6,877世帯 平均被保険者数:11,980人 8 (H25~27年 度) 9 特記事項 ・平成26年度末をもって、退職者医療制度の新規適用は廃止されました。 ・平成30年度以降の国民健康保険事業広域化に向けて国民健康保険法が改正され、国民健康 保険の財政運営の責任主体は都道府県(愛知県)へ移行されます。 10 支 出 総事業費 (千円・人) 正 人 数 規 人件費 人 臨 人 数 件 時 人件費 費 再 人 数 任 用 人件費 合計 総務費(国保特会) 事 業 費 その他 合計 財 源 内 訳 11 12 指 標 評 価 13 一般財源(職員給与費等繰入金) 受益者負担金 国県支出金 その他 合 計 コスト評価 25年度決算 26年度決算 19,933 23,212 対前年比(%) 1.45 1.45 100.0% 8,700 8,700 100.0% 0.30 0.30 100.0% 304 305 100.3% 0.00 0.00 0 0 0 0 9,004 9,005 100.0% 10,929 14,207 130.0% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10,929 14,207 130.0% 10,550 15,680 148.6% 0 0 0 0 0 0 9,383 7,532 80.3% 19,933 23,212 116.5% 住民一人当たり事業費 405 円 被保険者一人当たり:1,700円 (平成27年度平均被保険者数:11,980人) 25年度 26年度 指標 ① - 目標値 (達成度) 0 実績値 指標 ② - 目標値 (達成度) 0 実績値 ①法により市町村義務と定められている。 ②行政関与の必要性が高い。 ③事業効果が高い。 事業の評価 ④事業範囲・規模は妥当である。 ⑤受益者負担は妥当である。 ⑥手法は適切である。 27年度決算 28年度予算 20,362 1.45 8,700 0.30 310 0.00 0 9,010 11,352 0 0 0 11,352 15,795 0 0 4,567 20,362 23,635 1.45 8,700 0.30 341 0.00 0 9,041 14,594 0 0 0 14,594 22,557 0 0 1,078 23,635 対前年比(%) 100.0% 100.0% 100.0% 101.6% 0 0 100.1% 79.9% 0 0 0 79.9% 100.7% 0 0 60.6% 87.7% 対前年比(%) 100.0% 100.0% 100.0% 110.0% 0 0 100.3% 128.6% 0 0 0 128.6% 142.8% 0 0 23.6% 116.1% 27年度 0 0 0 0 ○ すべて 高い 高い 妥当 妥当 適切 一部 普通 普通 改善の余地あり 改善の余地あり 改善の余地あり いいえ 低い 低い ② - ③ - 14 評価の理由 ④ - ⑤ - ⑥ - 15 16 17 18 事業を 拡大した 場合 - 縮小・廃止 した場合 - 想定される代替事業 事業の方向性 拡大 改善 現状維持 縮小 廃止 ○ ・国民健康保険運営が健全に行えるよう、経済情勢を見ながら保険税率や繰入金額等の 検討を行う必要があります。 ・平成30年度以降の国民健康保険事業の広域化に向け、保険税の税率や限度額を国基 総括評価 準と合わせていく必要があります。 ・事業の実効性、成 果、目的の達成状況等 ・国民健康保険への加入手続きを忘れたために保険未加入となってしまうことを防ぐた ・課題と今後の具体的 め、引き続き、広報等を活用して保険制度の周知を行います。 な取組 平成 28 総合 計画 年度 事 業 評 価 表 1(評価対象年度:平成 (1) 健康保険 平成 27 年度 予算 国民健康保険事業特別会計 基本事業の方針 1 国民健康保険制度の健全化 事業番号 1 推進 施策 1 節 第3項 社会保障 27 年度) 予算の小事業 名 3 事業の背景 4 事業の目的 関係法令 5 国等補助制度 関連計画 6 関連事業 76 担当課 健康福祉 部 保険医療 課 保険年金 係 事業開始年度 特定健康診査等事業費、保険衛 がん検診等助成事業 2 個別事業名 生普及費 (保健衛生普及事業) 平成6年度 がんは日本人の死亡原因の第一位を占め、2人に1人がかかり、年間死亡者総数の約3人に1 人の割合となっています。疾病の重症化を防ぐために、早期発見・早期治療を行う必要がありま す。 がん検診等を受診することで、疾病が重症化する前に、早期の段階で医療機関に受診すること ができます。また、被保険者の健康維持を図ります。 国民健康保険法第82条 県補助金:財政調整交付金 ― 国民健康保険被保険者を対象に、「がん検診等」「健康教室」の費用の全部又は一部を助成し ます。 具体的な 実施内容 (事業概要・ 7 評価対象年度 における取 組、実績 等) ○町が実施するがん検診等及び医療機関で受診する胃がん検診への助成 ・助成対象者と助成額 胃がん・大腸がん検診…40歳以上の方 子宮頸がん…20歳以上の女性 乳がん………40歳以上の女性 前立腺がん…50歳以上の男性 骨粗鬆症……40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳及び70歳の女性 助成額は、いずれも町に支払うべきがん検診等の自己負担全額です。 ○「あいち健康プラザ」が実施する健康教室への助成 ・助成対象者と助成額 20歳以上の方、助成額は受講料の4分の1以内の額 ○医療機関で受診する人間ドックおよび脳ドックへの助成 ・助成対象者と助成金額 助成対象者の年齢制限は無し、助成額は4,000円 平成25年度 がん検診等受診者数 延べ3,362人(助成総額 3,050,700円) 各種健康教室受講者数 71人(助成総額 287,400円) 人間ドック等受診者数 延べ 55人(助成総額 220,000円) 平成26年度 がん検診等受診者数 延べ3,535人(助成総額 3,570,600円) 事業実績 各種健康教室受講者数 44人(助成総額 199,400円) 8 (H25~27年 人間ドック等受診者数 延べ 59人(助成総額 236,000円) 度) 平成27年度 がん検診等受診者数 延べ 3,807人(助成総額 3,897,300円) 各種健康教室受講者数 24人(助成総額 114,500円) 人間ドック等受診者数 延べ 9 特記事項 ― 75人(助成総額 300,000円) 10 支 出 財 源 内 訳 11 12 指 標 評 価 13 総事業費 (千円・人) 正 人 数 規 人件費 人 臨 人 数 件 時 人件費 費 再 保健衛生普及費 任 用 人件費 合計 事 業 費 その他 合計 一般財源 受益者負担金 国県支出金 その他 合 計 コスト評価 25年度決算 26年度決算 27年度決算 4,458 4,906 対前年比(%) 15.00 0.15 1.0% 900 900 100.0% 0.00 0.00 0 0 0 0 0.00 0.00 0 0 0 0 900 900 100.0% 3,558 4,006 112.6% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3,558 4,006 112.6% 0 0 0 0 0 0 285 199 69.8% 4,173 4,707 112.8% 4,458 4,906 110.0% 住民一人当たり事業費 104 円 被保険者一人当たり:435円 (平成27年度平均被保険者数:11,980人) 25年度 5,212 0.15 900 0.00 0 0.00 0 900 4,312 0 0 0 4,312 0 0 114 5,098 5,212 26年度 指標 ① - 目標値 (達成度) 0 実績値 指標 ② - 目標値 (達成度) 0 実績値 ①法により市町村義務と定められている。 ②行政関与の必要性が高い。 ③事業効果が高い。 事業の評価 ④事業範囲・規模は妥当である。 ⑤受益者負担は妥当である。 ⑥手法は適切である。 28年度予算 対前年比(%) 100.0% 100.0% 0 0 0 0 100.0% 107.6% 0 0 0 107.6% 0 0 57.3% 108.3% 106.2% 5,483 0.15 900 0.00 0 0.00 0 900 4,583 対前年比(%) 100.0% 100.0% 0 0 0 0 100.0% 106.3% 0 0 0 106.3% 0 0 214.9% 102.7% 105.2% 4,583 0 0 245 5,238 5,483 27年度 0 0 0 0 ○ ○ ○ ○ ○ すべて 高い 高い 妥当 妥当 適切 ○ 一部 普通 普通 改善の余地あり 改善の余地あり 改善の余地あり いいえ 低い 低い ② 被保険者の健康維持のために、保険者としてがん検診等の保健事業を行います。 がん検診及び人間ドック等は、がん等の疾病の早期発見・早期治療に有効で、重症化を ③ 防ぎます。各種教室についても、健康を意識することにより、被保険者の健康維持につ ながります。 14 評価の理由 ④ 健康課の保健事業と重複しないように連携を図り、一体的に事業を実施しています。 ⑤ 各種教室の受講料は4分の1以内、がん検診は負担なし、人間ドック等は助成額を超え た金額が受益者負担となっています。 拡大した 場合 各種教室及び各種がん検診は健康課の事業として行い、国民健康保険被保険者のみ助成 しています。 被保険者の経済的負担を軽減することができ、より受診しやすくなりますが、事業費が 増大します。 縮小・廃止 した場合 疾病の早期発見・早期治療が難しくなり、重症化が懸念されます。重症化されてからの 治療は、早期の段階より治療期間・費用もかかるため、被保険者への負担が増大します。 ⑥ 15 16 17 18 事業を 想定される代替事業 事業の方向性 ― 拡大 改善 現状維持 縮小 廃止 ○ ・がん検診等の受診により、早期発見・早期治療を行えば、疾病の重症化を防ぐことが できます。 総括評価 ・健康教室受講の周知方法・内容について、健康課と連携をとりながら検討を行っていき ・事業の実効性、成 果、目的の達成状況等 ます。 ・課題と今後の具体的 な取組 平成 28 総合 計画 年度 事 業 評 価 表 1(評価対象年度:平成 1 節 第3項 社会保障 (1) 健康保険 平成 27 年度 予算 国民健康保険事業特別会計 基本事業の方針 1 国民健康保険制度の健全化 事業番号 1 推進 施策 27 年度) 予算の小事業 名 3 事業の背景 4 事業の目的 関係法令 5 国等補助制度 関連計画 6 関連事業 具体的な 実施内容 (事業概要・ 7 評価対象年度 における取 組、実績 等) 事業実績 8 (H25~27年 77 担当課 健康福祉 部 保険医療 課 保険年金 係 事業開始年度 一般被保険者療養給付費始め 2 個別事業名 国民健康保険給付事業 13の小事業 昭和36年度 社会保障、国民保健の向上に寄与することを目的に、すべての国民が公的な医療保険に加入 し、安心して医療を受けられる体制として国民皆保険が整備されました。 国民健康保険事業は、この国民皆保険を支える医療保険制度の一つして、国民健康保険法に基 づいて、各市町村が運営しています。 医療機関を受診の際に、被保険者が一部自己負担を支払う保険給付を行うことで、必要な医療 を受けることができるようにします。 被保険者の資格管理や、疾病、出産、葬祭に関する助成等を行い、適切な運営を進めます。 国民健康保険法第2条第3条等 国庫補助:療養給付費等負担金、高額医療費共同事業負担金、財政調整交付金 県補助:財政調整交付金、高額医療費共同事業負担金 社会保険診療報酬支払基金:療養給付費等交付金 愛知県国民健康保険団体連合会:共同事業交付金、保険財政共同安定化事業交付金 - 被保険者の疾病や負傷、出産、死亡に関して、必要な給付を行います。 保険者負担分は愛知県国民健康保険団体連合会を通じて、保険医療機関に支払います。 平成27年度の主な給付実績は次のとおりです。 ・療養の給付(医療機関等での診療費) 一般:186,751件 2,702,242,276円、退職:10,920件 151,393,335円 ・療養費の支給(補装具費用や柔道整復師による施術費用) 一般:5,462件 33,284,497円、退職:288件 1,793,573円 ・移送費 一般:0件、退職:0件 ・高額療養費 一般:5,517件 321,426,407円、退職:219件 19,134,611円 ・高額介護合算療養費 一般:13件 531,855円、退職:0件 ・出産育児一時金(1件42万円) 59件 21,420,000円 ・葬祭費(1件5万円) 65件 3,250,000円 平成25年度 保険給付費:3,323,634,313円 平成26年度 保険給付費:3,173,948,424円 平成27年度 保険給付費:3,262,093,274円 度) 9 特記事項 ・平成26年度末をもって、退職者医療制度の新規適用は廃止されました。 ・平成27年度から保険財政共同安定化事業が拡大され、対象となる医療費の拡大とともに、 交付金額も増額となります。 ・平成30年度からの国民健康保険事業の広域化に向けて国民健康保険法が改正され、国民健康 保険の財政運営の責任主体は都道府県(愛知県)へ移行されます。 10 支 出 総事業費 (千円・人) 正 人 数 規 人件費 人 臨 人 数 件 時 人件費 費 再 人 数 任 用 人件費 合計 負担金 事 手数料 業 費 その他 合計 一般財源(その他一般会計繰入金) 財 源 内 訳 11 12 指 標 評 価 13 受益者負担金(税医療分) 国県支出金 その他 合 計 コスト評価 25年度決算 26年度決算 27年度決算 28年度予算 3,339,097 3,189,418 対前年比(%) 3,277,588 対前年比(%) 3,400,426 対前年比(%) 2.25 2.25 100.0% 2.25 100.0% 2.25 100.0% 13,500 13,500 100.0% 13,500 100.0% 13,500 100.0% 1.90 1.90 100.0% 1.90 100.0% 1.90 100.0% 1,963 1,970 100.4% 1,995 101.3% 2,221 111.3% 0.00 0.00 0 0.00 0 0.00 0 0 0 0 0 0 0 0 15,463 15,470 100.0% 15,495 100.2% 15,721 101.5% 3,315,830 3,166,183 95.5% 3,254,476 102.8% 3,376,900 103.8% 7,804 7,765 99.5% 7,617 98.1% 7,805 102.5% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3,323,634 3,173,948 95.5% 3,262,093 102.8% 3,384,705 103.8% 124,400 69,000 55.5% 50,000 72.5% 110,000 220.0% 956,565 901,593 94.3% 869,145 96.4% 842,492 96.9% 1,347,401 1,155,477 85.8% 1,961,741 169.8% 2,123,248 108.2% 910,731 1,063,348 116.8% 396,702 37.3% 324,686 81.8% 3,339,097 3,189,418 95.5% 3,277,588 102.8% 3,400,426 103.7% 住民一人当たり事業費 65,126 円 被保険者数は減少しましたが、被保険者一人当たりの医療費は増えています。これは、 多重受診、同じ診療科での重複受診、高度な治療を要する方の増加等が要因と考えられま す。 被保険者一人当たり:273,588円(平成27年度平均被保険者数:11,980人) 25年度 26年度 指標 ① - 目標値 (達成度) 0 実績値 指標 ② - 目標値 (達成度) 0 実績値 ①法により市町村義務と定められている。 ②行政関与の必要性が高い。 ③事業効果が高い。 事業の評価 ④事業範囲・規模は妥当である。 ⑤受益者負担は妥当である。 ⑥手法は適切である。 27年度 0 0 0 0 ○ すべて 高い 高い 妥当 妥当 適切 一部 普通 普通 改善の余地あり 改善の余地あり 改善の余地あり いいえ 低い 低い ② - ③ - 14 評価の理由 ④ - ⑤ - ⑥ - 15 16 17 18 事業を 拡大した 場合 - 縮小・廃止 した場合 - 想定される代替事業 事業の方向性 - 拡大 改善 現状維持 縮小 廃止 ○ ・医療の高度化や高額な治療を要する疾病の増加等により、保険給付額が大きく変動しま す。 ・疾病が重篤にならないよう、疾病予防・早期発見・早期治療につなぐことができるよう 総括評価 にするため、保健事業を充実する必要があります。 ・事業の実効性、成 果、目的の達成状況等 ・事業の広域化に向け、電算のシステム改修を行う必要があり、愛知県と委託先の電算会 ・課題と今後の具体的 社と連携を図り、スムーズな移行を目指します。 な取組
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