HP 3PAR Management Plug-in and Recovery - Hewlett

HP 3PAR Management Plug-in and Recovery
Manager 2.5.0 Software for VMware®
vSphere™ リリースノート
概要
これらのリリースノートでは、HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager 2.5.0 Software for VMware vSphere® に
関する情報を提供し、VMware およびデータベースの管理者を対象としています。
HP 部品番号: QL226-97088
2014 年 6 月
© Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり、 その保有、使用、または複製には、Hewlett-Packard Company から使用許
諾を得る必要があります。 米国政府の連邦調達規則である FAR 12.211 および 12.212 の規定に従って、コマーシャルコンピューターソフトウェ
ア、コンピューターソフトウェアドキュメンテーションおよびコマーシャルアイテムのテクニカルデータ (Commercial Computer Software, Computer
Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items) は、ベンダーが提供する標準使用許諾規定に基づいて米国政府に使用許諾が付与
されます。
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。 HP 製品、またはサービスの保証は、当該製品、およびサービスに付随する明示的な
保証文によってのみ規定されるものとします。 ここでの記載で追加保証を意図するものは一切ありません。 ここに含まれる技術的、編集上の誤
り、または欠如について、HP はいかなる責任も負いません。
商標について
Microsoft および Windows NT は、米国における Microsoft Corporation の登録商標です。
このドキュメントは、RMV (HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager 2.5.0 Software
for VMware vSphere) に関するリリースノートです。 本書はまた、ユーザーが経験する可能性のあ
る既知の問題のリストを提供します。 本製品をインストールする前に、このドキュメント全体を
お読みください。
このリリースの新機能
•
VMware vSphere Web Client のサポート - RMV プラグインは、VMware vSphere Web Client
をサポートします。
•
HP Insight Control for VMware vCenter Server との統合 - RMV が HP Insight Control for VMware
vCenter Server パッケージの一部になりました。
機能強化
•
(ローカル StoreServ 上の) Remote Copy スナップショットを既存の仮想マシンにマウントして
接続することをサポートします。
•
vSphere Client プラグイン用の LUN のプロビジョニングで「ゼロ検出」をサポートします。
•
HP 3PAR StoreServ でセキュアな接続を確立するために、ホストとクライアントアプリケー
ションで、証明書の検証と受理を実施します。
•
以下の config ファイルを使用した追加のチューニング (たとえばタイムアウト値の設定) をサ
ポートします。
◦
RMVMware.exe.config
◦
TpdVmAdmin.exe.config
◦
TpdVmWebServiceHost.exe.config
変更点
•
HP 3PAR Host Explorer コンポーネントが RMV から削除されました。
•
管理ツールを使用して、ポート番号や証明書のバインディングを変更することはできません。
RMV と VASA のデフォルトポートが変更されました。
HP Insight Control for VMware vCenter Server を使用した RMV モジュールのカスタムインス
トール時にのみ、ポート番号をカスタマイズできます。
•
使用される証明書は、HP Insight Control for VMware vCenter Server パッケージにより集中化
されて提供されます。
•
HP Insight Control for VMware vCenter Server のインストールを使用してのみ RMV をインス
トールすることができます。 システムの [プログラムと機能]のリスト内には RMV のエント
リーはありません。
•
VASA コンポーネントは HP Insight Control for VMware vCenter Server インストール中に
[Storage Module (ストレージモジュール)] を選択した場合にのみ使用できます。
•
用語「Transparent Failover」が「Peer Persistence」に変更されます。
•
アプリケーションと整合性のあるローカルおよびリモートのバーチャルコピー用に、8 台を超
える VM に対してリカバリセットを作成できるようになりました。 ただし、8 台を超える VM
を選択した場合は警告メッセージが表示され、VM の休止に必要となる時間が原因で、アプリ
ケーションと整合性のあるリカバリセットの作成が失敗することがあります。
このリリースの新機能
3
サポート対象プラットフォーム
サポートされているハードウェアおよびソフトウェアプラットフォームについては、SPOCK (Single
Point of Connectivity Knowledge for HP Storage Products) の Web サイト http://www.hp.com/
storage/spock (英語) をご覧ください。
Recovery Manager サーバーの現在のリリースは国際化されていません。 Windows サーバー上の
インストールでは英語、日本語、および中国語ロケールをサポートしていますが、 操作は英語の
みで実行できます。
ホスト環境の要件
•
サポートされるハードウェアおよびソフトウェアのプラットフォームについては、SPOCK の
Web サイト http://www.hp.com/storage/spock (英語) を参照してください。
•
.NET Framework 4.0 以降 - フルバージョン
システム/セキュリティパッチの要件
プラグインの登録には、vCenter Server のシステム管理者権限が必要です。 vCenter Server パッチ
の要件については、vCenter Server 向けの VMware のリリースノートを参照してください。
RMV の要件
HP 3PAR Management Plug-in をダウンロードするには、vSphere Client を実行するコンピューター
上に Microsoft Silverlight のプラグインをインストールする必要があります。
HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager Software for VMware vSphere では、バック
アップする必要があるボリュームごとにスナップショット領域が必要です。 データストアの作成
に使用される仮想ボリュームにコピー CPG を割り当てる必要があるため、新しい仮想ボリューム
のスナップショット領域は、手動で割り当てる必要があります。 これは、スナップショットの領
域を Common Provisioning Group (CPG) にマッピングすることにより実現されます。 仮想ボリュー
ムのスナップショット領域の割り当て方法およびバーチャルコピーの詳細は、『HP 3PAR StoreServ
Storage コンセプトガイド』および『HP 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド』を
参照してください。 HP 3PAR Management Plug-in を使用して、ボリュームがプロビジョニングさ
れている場合は、スナップショット CPG を含むテンプレートを選択してください。
前提条件
•
管理ツールと、スケジューラーへのアクセスには、管理者権限が必要です。
•
アプリケーションと整合性のある VSS ベースのバーチャルコピーを正常に作成するには、ゲ
スト OS に VMware Tools をインストールする必要があります。
プロビジョニング
HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager 2.5.0 Software for VMware vSphere のプロ
ビジョニング機能により vCenter Server の仮想ボリュームを簡単にプロビジョニングできます。
ただし、これは HP 3PAR Management Console を使用するプロビジョニングに置き換わるもので
はありません。 ご使用の環境でのプロビジョニングに、特定の属性が必要な場合、HP 3PAR
Management Console の使用をご検討ください。 HP 3PAR Management Plug-in and Recovery
Manager 2.5.0 Software による、新規および類似のボリュームのプロビジョニングには、以下の
機能および属性がサポートされます。
4
•
ユーザー CPG
•
コピー CPG
•
ボリュームサイズ
•
スナップショット割り当て警告
•
スナップショットの割り当て制限
サポート対象プラットフォーム
•
ユーザースペースの割り当て制限
•
ゼロ検出
注記: vSphere Client 用の Provision New (新規ボリュームのプロビジョニング) 機能は、ア
レイ上に作成された VV テンプレートによって異なります。 このため、テンプレートはユーザー
スペースおよびコピースペースが割り当てられた状態で作成する必要があります。
解決済みの問題
RMV のこのバージョンでは、以下の問題が修正されました。
問題 ID
説明
解決策
81894
ESXi ホストのクラスターに対する Provision New (新 ボリュームカウントが、クラスター全体に対してでは
規ボリュームのプロビジョニング) または Provision
なく、個別のホストに対して固有であることを確認し
Similar (類似ボリュームのプロビジョニング) で、誤っ ます。
たエラーメッセージが表示され、誤った LUN カウン
トが生成されます。
82196
FC の説明が Fibre Channel のみになっています
が、 HP 3PAR StoreServ 7xxx シリーズでは、 FC は
Fast Class に展開されます。
82205
Transparent Failover を Peer Persistence GUI では、Transparent Failover という用語を、
に置き換える必要があります。
Peer Persistence に置き換えます。
87227
Remote Copy のバーチャルコピーで、期限が切れてい 有効期限に達していること、および HP 3PAR StoreServ
ないにも拘わらず Expired のステータスが表示され からボリュームが削除されたことの両方が発生した場
合にのみ、スナップショットの期限切れを宣言しま
ます。
この問題は、ストレージシステムへのアクセス障害の す。
説明を、Fibre Channel から Fibre Channel
or Fast Class に変更します。
際に、ロジックが誤ってボリュームが削除されたと解
釈することにより発生します。
91159
プロビジョニングの実行中、ユーザーがプラグインの テンプレート情報を取得するために、親の名前の代わ
インターフェイスから次のエラーを受け取ります。 りに親 moRef (Managed Object Reference) を使用し
Unable to find any valid templates with て、インベントリ情報を検索します。
require parameters from the storage
system. Logon to the HP 3PAR Storage
System and create valid templates
異なるデータセンターに渡る vCenter Server でクラス
ターグループ名が重複していることが原因です。
91720
ドメインユーザーは、ドメイン名が小文字である場合 大文字と小文字を区別せずに比較するよう内部ロジッ
にのみ、利用可能なテンプレートを参照できる。
クを変更します。
96636
スケジュールの作成が、次のエラーメッセージで失敗 タスクスケジューラーを使用して、Windows 認証情
する。
報を検証します。
Create schedule failed. User name and
password invalid for scheduler.
この問題は、システム API で windows 認証情報の検
証に失敗することが原因です。
97338
HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager 円グラフの割合を計算するためには VMFS サイズを
for VMware vSphere の [Virtual Volumes] タブで、誤っ 使用します。
たボリュームサイズが表示されます。
この問題は、ボリュームサイズの計算に、VMFS に割
り当てられたサイズの代わりに合計ボリュームサイズ
を使用することで発生します。
99044
プラグインのリストに、接続されていない HP 3PAR
StoreServ がある場合、プロモート操作が Not
Connected state エラーで失敗することがありま
す。
接続されていなくて、プロモート対象ボリュームに関
連しない HP 3PAR StoreServ を無視します。
解決済みの問題
5
問題 ID
89777
説明
解決策
RMV でスケジュールされたスナップショット (オブ この問題を解決するために、データストアオブジェク
ジェクト参照がオブジェクトのインスタンスに設定さ トとその UUID (Universal Unique Identifier) に対する
れていません) を使用することができません。 次のエ をチェックを追加しました。
ラーメッセージが表示されます。
Could not create HP 3PAR snapshot.
95481
RMV が作成したバーチャルコピーが断続的に障害に 正しいコマンドが実行されるよう、タイムアウト値を
なります。 この問題は、getvv コマンドが失敗した 増やしました。
ために発生します。
97742
RMV は、スナップショットの作成後すぐに、データ
ベースロックの解除に失敗します。
表示されるメッセージは、誤ったアラームメッセージ
です。 誤ったアラームメッセージを削除しました。
既知の問題
このバージョンの RMV の既知の問題を以下に示します。
説明
既知の問題への対処法
HP 3PAR の [Copy to Datastore] オプションを使用してシン VMware Datastore Browser のコピーアンドペーストの機能
プロビジョニングされた仮想ディスクをデータストアにコ を使用して VMware Thin Provisioning ディスク機能を保持
ピーまたはクローンしようとすると、新しく作成される仮 することを推奨します。
想ディスクは [Fully Provisioned (フルプロビジョニング)]
で作成されます。
vSphere Client の左側のパネルから仮想マシンを右クリッ [HP 3PAR] タブからバーチャルコピーの管理を行うか、
クして仮想マシンのバーチャルコピーを作成する方法は、 Microsoft Internet Explorer をデフォルトの Web ブラウザー
Microsoft Internet Explorer が Windows のデフォルトの
として定義します。
Web ブラウザーでない場合は正常に機能しない可能性が
あります。
HP 3PAR StoreServ Storage System 上では、複数のホスト
名を含む単一の ESXi ホストはサポートされません。
ESXi ホストに対するファイバーチャネルホストアダプター
の WWN (World Wide Names) は、HP 3PAR StoreServ
Storage System 上ではすべて単一のホスト名として定義す
る必要があります。
HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager
Software for VMware vSphere は、VM のバーチャルコピー
を作成する際、VMware のスナップショットを作成するタ
スクを開始して VM の一貫性を保ちます。 タスクが 15
分を超えて実行される場合、vCenter Server はそのタスク
をタイムアウトしますが、ESXi ホスト上ではそのタスクが
続行されます。 それ以降に VMware のタスクを再実行す
ると、次のエラーメッセージが返ります。
vCenter Server では、タスクがタイムアウトするまでのデ
フォルトの期間は 15 分になっています。 不要なタイムア
ウトエラーのメッセージが vSphere Client に表示されない
ようにするには、VMware のサポート Web サイトに記載
されている推奨事項や手順を参照し、タイムアウトの値を
編集してください。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?
language=en_US&cmd=displayKC&externalid=1004790
(英語)
Operation failed since another task is in
progress.
HP 3PAR Management Plug-in and Recovery Manager
Software for VMware vSphere では、vSphere Client との間
でセキュアなネットワーク通信をサポートしています。
ただし、vSphere Client が存在するデスクトップでは、プ
ラグインに関連付けられた SSL 証明書をインストールする
ことを推奨します。 そうしないと、vSphere Client がハン
グアップする可能性があります。
SSL 証明書をインストールするには、以下の手順に従いま
す。
1. vSphere Client にログオン後、表示される [セキュリティ
警告] ダイアログで [証明書の表示]をクリックします。
2. 証明書ウィザードが表示されたら、[証明書のインストー
ル]をクリックします。
3. 証明書ウィザードのプロンプトに従いインストールが
完了したら、[OK] をクリックします。
4. 証明書ウィザードで [OK] をクリックします。
5. vSphere Client をいったん閉じて、再度開きます。
この操作が必要なのは 1 回のみです。
アプリケーションを削除すると、次のイベントがイベント この現象は、アンインストールや再インストールのプロセ
ビューアに記録されます。
スには影響がないので無視できます。
6
既知の問題
説明
既知の問題への対処法
「Application or service '3PAR Management
Plug-in and Recovery Manager for VMware
vSphere Web Service' could not be
restarted.」
仮想マシンまたはデータストアの名前が日本語の場合に、 本バージョンでは、仮想マシンおよびデータストアの名前
RMVMware.exe のバーチャルコピーの作成が失敗します。 および参照されるパス名などには英語 (半角文字) のみがサ
ポートされます。
以下の対処法のいずれかを実行します。
• 日本語の名前を英語の名前に置き換えます。
• 仮想マシンやデータストアのスナップショットを作成
するには、UUID による方法を使用します。
仮想マシンが物理互換 RDM を使用している場合、アプリ 物理互換 RDM LUN を使用するように構成されている仮想
ケーションと整合性のあるバーチャルコピーの作成が失敗 マシン上では、アプリケーション整合はサポートされませ
します。
ん。
可能であれば、物理互換 RDM を削除するか、仮想マシン
を仮想互換の RDM に変換します。
[Expiry] オプションが選択されていなくても、バーチャル HP 3PAR OS CLI を使用し、ベースボリュームから有効期
コピーのボリュームが expirable と表示されます。 こ 限の値を削除するか、バーチャルコピーから有効期限の値
れは、HP 3PAR StoreServ Storage System によってベース を削除します。
ボリュームに有効期限が設定されている場合に発生しま
す。 デフォルトでは、すべてのバーチャルコピーは、親
のベースボリュームから有効期限の値を継承します。
複数の VM が単一のデータストア/仮想ボリューム上に存
在する場合、データストアのプロモートによってすべての
VM が特定の時点にロールバックされます。 単一の VM
が複数のデータストア/仮想ボリューム上に存在し、単一
のボリュームのみがプロモートされるようなシナリオで
は、データの不整合が発生してしまう可能性があります。
データストア/仮想ボリュームのプロモートは、仮想マシ
ンレベルのバーチャルコピーが利用できない場合の最後の
利用可能なオプションとする必要があります。
可能な限り、VM レベルのアプリケーション整合のバー
チャルコピーを常に使用するようにし、影響を受ける仮想
ディスクのみを復元してください。
単一の VM が複数のデータストア/仮想ボリューム上に存
在する場合、同じ VM によって使用されるすべてのデータ
ストアをプロモートする必要があります。
ローカル管理者権限を持つ Microsoft Windows ドメイン
エラーの原因は Microsoft Windows の UAC (ユーザー ア
ユーザーが、RMV 管理ツールを実行できません。 以下の クセス制御) 機能と関連しています。 UAC が有効になっ
エラーが表示されます。
ていると、ローカル管理者権限を持つドメインユーザーは
「Only user with administrative privilege is プログラムへのアクセス権限を高めない限り、正規のユー
ザーとして扱われます。
permitted to use this utility.」
管理者権限を持つドメインユーザーが適切にプログラムを
実行するには、次の 2 つの方法があります。
• Microsoft Windows UAC 機能を無効にする
• 管理ツールを開くときに [管理者として実行]を選択する
バーチャルコピーのタスクを、夏時間に変更される時刻の このエラーは、夏時間に変更される時刻の近辺で、ゲスト
近辺にスケジュールすると、スナップショットの作成に失 OS により発生しています。 夏時間の変更が発生した後
敗することがあります。 次のメッセージが表示されます。 に、操作を実行するように再度スケジュールしてくださ
い。
The guest OS has reported an error during
quiescing. The error code was: 4 The error
message was: Quiesce aborted.
[Virtual Volumes] タブの [Virtual Volumes] テーブルで、ス [No] をクリックし、画面を更新します。 数秒待機してか
クロールアップおよびスクロールダウンをしているとき
ら、テーブルのスクロールアップおよびスクロールダウン
に、vSphere Client でスクリプトエラーが発生することが をします。
あります。
新しい仮想マシン、データストア、またはパスが vCenter vCenter Server のキャッシュの更新は、データストアまた
Server に追加されると、[Remote Copy] タブで更新をして は仮想マシンにある [HP 3PAR] タブから行います。 vSphere
も、新しい vCenter Server のデータが更新されません。
既知の問題
7
説明
既知の問題への対処法
Client をいったん閉じて、再度開きます。 最新の変更が
vCenter Server に反映されます。
仮想ボリュームのパスが dead である場合、RMV は、
vSphere Client の [HP 3PAR] タブにパス情報を表示しませ
ん。
vCenter Server の [構成]タブの下に表示されている仮想ボ
リュームの [パスの管理]からパスの管理を実行できます。
システム時刻が過去に変更された場合、RMV キャッシュ
は Web Client で正しく更新されません。
RMV は、監視スレッドの起動時に開始時刻を記録し、次
のキャッシュ更新に備えて、事前に定義された時間幅を加
えます。 システム時刻が過去に変更された場合は、更新
が行われるのは、指定時刻に達したときのみです。
仮想ボリュームのパスを表示するには、次の手順に従いま
す。
1. ESXi ホストを選択します。
2. [構成]タブをクリックします。
3. [ハードウェア]ウィンドウで [ストレージ]をクリックし
ます。
4. [表示]ウィンドウで [デバイス]をクリックします。
5. ディスクを選択します。
6. [パスの管理]をクリックします。
この問題を解決するには、RMV サービスを再起動します。
vSphere Client 用に RMV 2.4 で作成した自動ログイン認証 この問題には、次の 2 つの回避策があります。
情報は、RMV 2.5 と互換性がありません。 これにより、 • アップグレードを実行する前にすべての自動ログイン
スナップショットの削除中にリモートコピー操作が失敗す
エントリーを削除します。
る場合があります。 この操作は vSphere Client のみ関係し
• Web Client を使用してこの操作をします。
ます。
ストレージポータルに新たに追加された HP 3PAR StoreServ VASA サービスが開始された後に、ストレージポータルに
について、vCenter Server にイベントが集まりません。
新しい HP 3PAR StoreServ が追加された場合は、VASA
サービスを再起動して vCenter Server に変更を反映する必
要があります。
ユーザーが、リカバリセットのリモートボリュームをマウ メッセージ Unmount RDM Lun Recovery Set は正し
ント解除した場合、RMV は Web Client で、次の確認メッ くありません。 正しいメッセージは、Unmount Recovery
セージを表示します。
Set xxxx です。
Unmount RDM Lun Recovery Set xxxx.
インストール時に [RMV Server only] を選択した場合、管 [RMV Server only] のモードは、vCenter Server には登録さ
理ツールは vCenter Server の登録リストに FOOBAR を表示 れないため、これは無視できます。
します。
Web Client の次のページのオブジェクト数は、最新の情
報に更新されません。
[Update Recovery Manager Cache] をクリックしてキャッ
シュを更新し、オブジェクト数を更新します。
• リカバリセットの下にある [vSpehere Web Client] ペー
ジ
• ソース StoreServ 上のリカバリセット
• ターゲット StoreServ 上のリカバリセット
データストアがない VV 上に作成されたリカバリセットに VV にデータストアがなく、VM がその上に作成されてい
対するマウント動作が失敗したとき、[タスクコンソール] るために、この操作は失敗します。
に次のメッセージが表示されます。
• ステータス - Failed to mount HP 3PAR Virtual Copy.
• 詳細 - HP 3PAR mount Virtual Copy operation failed.
Web Client で、マウント済みまたは接続済みのリカバリ
セットの表を完全に表示することができません。
8
既知の問題
これは、テーブルサイズの制限のために発生します。 手
動で、テーブルの列をサイズ調整し、アンマウント/マウ
ントおよび切断/接続操作することでデータを表示できま
す。
説明
既知の問題への対処法
HP 3PAR StoreServ がダウンしている、または到達不可の HP 3PAR StoreServ が稼動していること、およびそれが
場合、関連するリカバリセットまたはリモートリカバリ構 ESXi ホストと正しくマッピング (ゾーニング) されている
成のオブジェクトビューの VM やデータストアについて、 ことを確認します。
Web Client で正しくないデータが表示されます。
3 時間を超えてシステムがアイドル状態のとき、vSphere
Client と Web Client の両方でエラーメッセージが表示さ
れます。
HP 3PAR Recovery Manager for VMware サービス
を再起動します。
vSphere Client では、次のエラーメッセージが表示されま
す。
Failed to connect to HP 3PAR
Management Plug-in and Recovery
Manager for VMware vSphere Web
Service. Make sure it is up and
running.
Web Client では、次のエラーメッセージが表示されます。
IOException; connection reset.
注記: このエラーは、Windows Server 2012 または
Windows Server 2012 R2 を使用している場合にのみ発生
します。
ユーザーは Web Client を使用してリカバリセットを作成
できますが、 Web Client で、それらの情報を表示しませ
ん。
このエラーは、vCenter Server 5.1 を使用している場合に
のみ発生します。
この問題を解決するためには、vCenter Server 5.5 にアッ
プグレードします。
バックグラウンドタスク (たとえば、リモートのリカバリ エラーメッセージダイアログボックスで、[Yes] をクリッ
セットの作成など) を実行中に、ユーザーが同時に別のタ クして Web Client を再ロードし、バックグラウンドタス
スク (たとえば、リモートリカバリ構成に関連するタスク) クが完了するまで待機します。
を実行すると、Web Client が Error 1009 メッセージを
表示します。
RMV 2.5 をインストールしてから削除したサーバー上に、 この操作はサポートされていません。
RMV 2.4 または RMV 2.4 P01 をインストールすると、
TpdVmAdmin has stopped working というエラーメッ
セージが表示されます。
既知の問題
9