別紙1 府中市生活保護受給者及び生活困窮者の就労支援事業概要書 1. 件 名 生活保護受給者及び生活困窮者就労支援事業 2. 実施期間 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで 3. 施行場所 東京都府中市内、ただし求人開拓については近隣市区町村を含む。 4. 業務概要 生活保護受給者及び生活困窮者(以下「対象者」という。)からの就労相談 に応じるとともに、履歴書の書き方や面接の受け方の指導、公共職業安定所 への同行支援、就職に向けた支援を行うとともに、対象者の希望や特性に合 った求人開拓や就職後の職場定着支援を行う。 また、就労経験やスキルが乏しい、就労意欲が低いなど、就労に関する課題 を多く抱え就労が困難な生活保護受給者に対して、就労意欲を喚起するため の訓練を実施する。 5. 生活保護受給者(以下「被保護者」という。)の就労支援 (1) 支援内容 ア キャリアカウンセラーによる面接相談や訪問面接相談により、被保護者の就 労を支援する。 イ 求人開拓員により、府中市及び近隣市区町村において、被保護者に適した求 人開拓を実施する。 (2) ウ 被保護者に適した職業紹介を行ない、就職活動を支援する。 エ 被保護者が就労するために必要な知識を習得するための訓練等を実施する。 オ 就職した被保護者の職場定着支援を行う。 カ メンタルな課題を抱える被保護者の見立てを行う。 業務実施態勢等 ア 支援予定者数 160 名 イ 事務所の設置 面接、相談及び訓練等の業務を行う場所を設置する。 ウ 専門職員配置 (1)の支援内容を実施するために必要なキャリア・コンサル 1 ティング技能士、精神保健福祉士などの有資格者を配置する。 エ 支援の開始 受託者は、支援開始に当たり被保護者及び地区担当員と 3 者 で面接を行い、申請書を受理し、アセスメントを行う。 オ 支 援 計 画 受託者は、アセスメントに基づき支援計画を立て、被保護者 に説明するとともに、市に支援計画書を提出する。 カ 支援の報告 受託者は、毎月指定された日までに、前月の活動報告書を市 に提出し、被保護者の支援状況を報告する。 必要に応じて支援内容について市と協議する。 キ 支援の連携 生活援護課内に配置する就労支援員及びハローワーク就労サ ポート窓口と連携し、被保護者のニーズに沿った支援を行う。 ク 連 絡 会 議 受託者は、定期的に市との連絡会議を実施する。 6. 被保護者の就労意欲喚起等支援 (1) 支援内容 就労経験やスキルが乏しい、就労意欲が低いなど、就労に関する課題を多く抱え就 労が困難な生活保護受給者に対して、ソーシャルスキルの向上を図り、就労意欲を喚 起するための訓練を実施する。 (2) 支援予定者数 75 名 (3) 専門職員配置 (1)の支援内容を実施するために必要な職員(兼務可)を配置する。 (4) 支 援 の 報 告 受託者は、指定された日までに、就業訓練の報告書を市に提出する。 7. 生活困窮者の就労支援 (1) 支援内容 生活困窮者自立支援法に定められた自立相談支援事業の就労支援員が行う次の業 務を行う。 ア キャリアカウンセラーによる就労相談を、生活援護課内において行う。 イ 生活困窮者に適した求人開拓を実施する。 ウ 生活困窮者に適した職業紹介及び就職支援を行う。 エ 生活困窮者が就労するために必要な知識を習得するための訓練を実施する。 オ 住宅確保給付金受給者の就労支援を行う。 (2) 業務実施態勢等 2 ア 支援予定者数 80 名 イ 専門職員配置 キャリア・コンサルティング技能士などの有資格者 1 名を生 活援護課に配置する。 必要に応じて、対象者の自宅等で就労相談を行う。 ウ 関係機関連携 ハローワークや協力企業と連携し、広く就労支援を行う。 エ 支援調整会議 生活困窮者支援調整会議に出席して、意見を述べる。 3
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