議会だより

ろくのへ
議会だより
第
83 号
平成27年1月16日発行
編集/発行 ●
●
青森県六戸町議会
工事が進む誘致企業
ファーストプライウッド㈱
(木材加工会社・
木材加工会社・六戸町金矢工業団地)
六戸町金矢工業団地)
六戸町議会基本条例を可決
一般質問 4名の議員が町政を問う
六戸町議会報告会開催
町民 の 声 六戸中生徒の思い
12月
定例会
・・・
2P
6P
・・・・・
・・・・・・・・・・
11P
12P
・・・・・・・・・・・・・・
編集/六戸町議会広報委員会
青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字前谷地60 TEL:0176−55−3111(代表) FAX:0176−55−3112
ホームページ http://www.town.rokunohe.aomori.jp
Eメール [email protected]
●
〒039−2392
年第4回
月定例会
18
詳しくは
○住宅用太陽光発電システム
万円
○大曲・開知小学校改修費
333万円
12
青森県人事委員会の勧告を
考慮し、改正するものです。
●
六戸町職員の給与に関す
る条例等の改正
り可決しました。
条例の改正などの議案 件
を審査し、すべて原案のとお
条例等
ページをご覧ください。
を全会一致で可決
審議し、すべての議案を可決・承認しました。
●
平成 年度六戸町一般会
計補正予算︵第 号︶
2802万円
○多面的機能支払交付金事業
導入支援事業
○保育所運営費
1201万円を追加し、補正
後の予算総額を
万円とするものです。
主な補正
○若者定住支援事業
万円
○定住促進新築住宅建設補助
事業
1120万円
○除雪関連費
2984万円
454万円
今回の補正は、既定の予算
総額に歳入歳出それぞれ 億
26
億4207
96
26
また、一般質問には、4名の議員が登壇し、理事者側の考えをただしました。
主な内容は、次のとおりです。
補正予算
一般会計など 件の補正予
算は、原案のとおり可決しま
した。
補正理由は、衆議院の解散
により、衆議院議員選挙の執
行経費で、歳入歳出それぞれ
に832万円を計上しました。
1
20
平成
六戸町議会基本条例
12
第4回 月定例会は、 月5日から9日までの会期で開かれました。
本 定 例 会 で は、 平 成 年 度 一 般 会 計、 特 別 会 計 補 正 予 算、 各 条 例 改 正 議 案 な ど 町 長 か ら
提出された案件は、報告1件、議案 件、六戸町議会基本条例など 2件の議員提出議案を
12
6
3
2
平成27年1月16日発行
10
12
●
平成 年度六戸町一般会
計補正予算︵第 号︶
26
4
52
26
○平成26年度六戸町一般会計補正予算(第4号)
原案可決=全会一致
○平成26年度六戸町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 原案可決=全会一致
○平成26年度六戸町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
原案可決=全会一致
○平成26年度六戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
原案可決=全会一致
○六戸町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
○六戸町特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 原案可決=全会一致
○教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を
原案可決=全会一致
改正する条例
○六戸町議会の議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部
原案可決=全会一致
を改正する条例
○六戸町災害対策本部条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
○六戸町防災会議条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
○六戸町民バス条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
○六戸町国民健康保険事業基金条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
○六戸町国民健康保険条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
○六戸町子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 原案可決=全会一致
○六戸町乳幼児医療費給付条例の一部を改正する条例
原案可決=全会一致
【人事】
○六戸町教育委員会委員の任命について
原案同意=全会一致
【議員発議】
○六戸町議会基本条例
原案可決=全会一致
○軽度外傷性脳損傷に関する周知及び労災認定基準の改正などを
原案可決=全会一致
要請する意見書提出について
26
人事
● 六戸町教育委員会委員
市 正 孝 氏︵ 下 吉 田 字 赤
種
田︶が平成 年度 月 日で
任期満了することに伴い、同
氏を再任命することに同意し
ました。
議員発議
2件の議員発議を可決しま
した。
●
六戸町議会基本条例
六戸町議会・議員の活動原
則、議会運営の基本事項等を
ページをご覧く
定めるため制定するものです。
詳しくは
ださい。
●
軽度外傷性脳損傷に関わ
る周知及び労災認定基準の改
正などを要請する意見書提出
について
産業民生常任委員会へ付託
され、委員会で審査した結果、
採択とし、本定例会で全員一
致で可決し、内閣総理大臣ほ
か政府関係機関などへ意見書
を提出しました。
10
↑↑
※ 現 物 給 付 と は、 お 金 で は な く 直 接 医 療 サ ー ビ ス
○青森県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の増加及
原案可決=全会一致
び青森県市町村総合事務組合規約の変更について
の給付を受けることをいいます。
部負担金の支払いがなくなります。
【条例等】
今までは、病院を受診した際に一度お金を支払い、役場福
祉課に医療費助成の申請をしていました。
原案可決=全会一致
こ れ か ら は、 福 祉 課 に﹁ 受 給 資 格 証 ﹂ の 交 付 申 請 を し、 病
院、薬局等に受給資格証を提示すると、保険診療適用分の一
○平成26年度六戸町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
●
六戸町子どもの医療費の
助成に関する条例の改正
原案可決=全会一致
子ども医療費の助成方法を、
現物給付※に変更するもので
○平成26年度六戸町一般会計補正予算(第3号)
す。
【補正予算】
●
六戸町乳幼児医療費給付
条例の改正
第4回12月定例会
乳幼児医療費給付の方法を、
現物給付※に変更するもので
す。
議案等審査結果
12
18
平成26年度各会計補正予算(いずれも全会一致で可決しました)
会 計 名
補 正 前
補 正 額
補 正 後
一般会計
51億2174万円
1億2033万円
52億4207万円
国民健康保険事業特別会計
13億4750万円
98万円
13億4848万円
2億9898万円
△850万円
2億9048万円
13億1241万円
57万円
13億1298万円
1億1034万円
4万円
1億1038万円
下水道事業特別会計
介護保険事業特別会計
後期高齢者医療特別会計
3
ろくのへ議会だより No. 83
定例会
質疑
●
六戸町職員の給与に関
する条例の改正について
的 を 考 え る と、 給 与 改 正 は 厳
しいものがあると捉えている
が、町長の考えは
町長
実際の社会の情勢は楽観視
できない状況にあると思いま
す。
●
町民バス等の運行につ
いて
山本実議員
私の所にバス運行について
の苦情が寄せられている。
も聞いている。相手が義務教
育の子供であることにおいて、
極めてそういう態度はよくな
いことで、しっかりとその後
の対応、指導をするように話
をしています。
●
六戸町教育委員会委員
の任命について
高坂茂議員
我々はこの提案理由の説明
だ け で は、 人 物 像 が 全 然 わ か
ら な い。 略 歴 等 資 料 の 提 出 を
町の指名業者としてふさわ
しくない業者を指名した結果
青森県人事委員会の勧告に
基づき、平成 年度以来の給
い、 さ ら に 乗 車 し 座 席 に 座 る
がこのような状況を招いてい
本人の承諾を得る段階では、
履歴書等の提出は求めていま
額を平均
ものです。
は、町民バスは有効に機能し
た地域やお年寄り、高齢者に
規定があるのか。
し て い る と 思 う が、 出 せ な い
履 歴 書 の コ ピ ー で は な く、
簡 単 な 略 歴 で す。 ど こ で も 出
れていると捉えているので、
契約を解除するという意思は
ありません。
ん。
改めてつくる予定はありませ
具体的に書類上でプロフィ
ールの提出はしていません。
町長
きたい
う。 前 向 き に 検 討 し て い た だ
場 で、 侵 害 に は な ら な い と 思
の 問 題 に は な ら な い。 公 的 な
例 え ば、 選 挙 で も 簡 単 な 略
歴 は 出 し ま す。 プ ラ イ バ シ ー
てきたと心強く感じ取ってく
高坂茂議員
下田総務課長
求めたい
また、職員は地域を動かす
エネルギーです。行政改革に
前 に 発 進 し、 危 険 な 思 い を し
る の で は な い か。 契 約 が 途 中
せん。プライバシーの侵害が
山本実議員
よる大幅な人員減と業務の増
た 等 が あ る。 町 に 対 し て 苦 情
でも解除しなければならない
そ の な か に、 運 転 手 の 言 葉
遣 い が 乱 暴 で あ る、 運 転 が 荒
加で、実際の職員状況は過去
はあるか
あると思うので、略歴等の提
与月額勤勉手当等支給割合の
これは、人材確保を目的に
若年層を重点に置き、給料月
に比べアップアップの状態で
問題でないか
引き上げの改正です。
・ %引き上げる
頑張っているのが現実です。
出はできないと考えます。
こ の こ と に つ い て、 教 育 委
員会から報告があり承知して
間でトラブルがあった。
を利用する生徒と運転手との
先 月、 七 百 中 学 校 校 内 に お
い て、 下 校 時 に ス ク ー ル バ ス
だきたい。
そ の よ う な 話 が あ る の で、
調べて早急な対応をしていた
山本実議員
具体的に町には苦情等はあ
りません。
下田総務課長
県も厳しい中であっての対
応、町としても牽引力を強め
る職員になっていただきたい
ということで提案しました。
円子德通議員
給与の引き上げに伴う総額
はいくらか
高坂茂議員
若 者 に 手 厚 く と は、 具 体 的
に ど こ ま で が 若 者 で、 ど う い
主幹以下の若手職員は0・
3%の引き上げ、主幹以上の
下田総務課長
った内容で改正されるのか
下田総務課長
約600万円の増額になり
ます。
円子德通議員
六戸町の経済状況を踏まえ
るとアベノミクスの各種経済
政策の恩恵は地方には行き届
職員は、据え置きです。
い る と 思 う が、 ど の よ う な 内
い て お ら ず、 特 に 当 町 の 基 幹
産業である農業関係の収入も
容か
教育委員会から経緯の報告
は受けており、その後の経過
町長
大きく落ち込んでいる。
こ の よ う な 中、 民 間 と 公 務
員の給与の是正を求めること
を前提とした人事院勧告の目
この出来事は、今までにな
い大変な出来事ですが、離れ
町長
19
3
4
平成27年1月16日発行
0
内容は、パチンコ店内にて
他人の財布を盗んだものです。
◇十和田地区環境整備事務
組合
月の停職処分、今後において
こともあり、処分内容は3カ
た。
事務組合定例会を開催しまし
平成 年 月 日、平成
年第2回十和田地区環境整備
被害者と示談が成立している
は綱紀粛正に努めますという
ことです。
提案された案件は、認定1
件、議案2件であります。
認定第1号
平成 年度十
和田地区環境整備事務組合一
3カ月の停職処分ということ
が、片や懲戒免職、こちらは
1点目は、先般、自衛隊職
員が同様の不祥事を起こした
に 対 し、 歳 出 決 算 額 3 億
歳入決算額3億6504万円
般会計歳入歳出決算の認定は、
26
5080万円です。
法にのっとり処分したという
務組合の処分は、国の処分方
般会計補正予算︵第1号︶に
議案第5号
平成 年度十
和田地区環境整備事務組合一
問があり、十和田地域広域事
ことでした。
なお、監査委員からは、今
後も事業の現状と動向を的確
加したためのものです。
及び財政調整基金繰入金を追
においては前年度から繰越金
に伴う給与費を追加し、歳入
歳出において職員の人事異動
ついてですが、この補正は、
自衛隊職員については、再
犯であったため、厳しい処分
にしたとのことです。
2点目は、報道で六戸消防
署に勤務する職員となってい
採用かという質問には、答え
に把握し、引き続き経費の節
るが、十和田市採用か六戸町
ることはできませんというこ
減、事務事業の合理化の徹底
に努め、地域住民の快適で住
みよい生活環境の保全に一層
努力されることを望むもので
あると、このような報告があ
りました。
◇ 上 北 地 方 教 育・ 福 祉 事 務
組合
26
平成 年 月7日、平成
年第2回の定例会︵決算議会︶
ました。
年度決算は、一般会
億
りかかることについて了承し
り、全会一致で改築作業に取
きとの指摘がされた経緯もあ
て一般質問の中で、改築すべ
このことについて、協議会
では、1月の予算議会におい
報告がありました。
べきとの結論を得ているとの
務組合においても改善整備す
備について提案があり、当事
全員協議会では、理事長よ
り公立もみのき学園の施設整
なく可決されています。
関する案件1件で、全員異議
会では一般会計の補正予算に
7月 日に臨時会、全員協
議会が開催されており、臨時
億158万円です。
2579万円で、歳出総額は
計の決算歳入総額は
した。
原案のとおり認定可決されま
予算の2件で、質疑終了後に
提出議案は、平成 年度の
一般会計歳入歳出決算と補正
開催されています。
に臨時会並びに全員協議会が
を開催しました。また、7月
11
組 合 議 会 報 告
定例会において一部事務組
合議会議員による報告があり
ました。
◇十和田地域広域事務組合
11
ですが、何が違うかという質
そのなかで、2点質問があ
平成 年第2回議会定例会
りました。
が、 月 日に開催しました。
案件は、認定6件、議案
件で、全て原案のとおり可決
11
とでした。
報告者
河野豊
議員
委 員 川村重光
杉山茂夫
下田敏美
25
26
報告者
山本実
議員
10
しました。
同意第4号では、十和田地
域広域事務組合教育委員会委
員に新井田秀雄氏︵六戸町︶
が再任されました。
また、議員提出議案第1号
では、十和田地域広域事務組
合議会規則の一部を改正する
規則の制定について、六戸町
議会同様に一般質問を一括方
式または一問一答方式のいず
れかで行うものとした。
そして、当初予算及び決算
認定に係る議案の審議につい
ては、質問の回数に制限を設
けないことを可決しました。
なお、本会議に先立ち、議
員全員協議会が開催され、
年4月4日に発生しました六
戸消防署職員の不祥事につい
て、消防長より謝罪がありま
した。
組合議会報告
26
25
15
10
26
26
次に、議員研修は、平成
年7月 日・ 日の一泊二日
31
26
なりました。
ていましたが、我々の勉強に
ました。少し福祉とかけ離れ
事例ということで参考になり
り方、あり方を研究している
それと、交流まちづくりセ
ンターですが、指定管理のや
とても参考になりました。
しかし、コミュニティーを
中心にした施設ということで、
いうことです。
お金がかなりかかっていると
離れているということもあり、
施設ですけれども、市内から
したというところで、立派な
法華村は、多くの町村が合併
ところでした。この函館市椴
合センターは、とても立派な
今回の総合的な高齢者福祉総
これまでは、行政視察は知
的障害者施設が中心でしたが、
件について視察しました。
交流まちづくりセンターの2
祉総合センターと函館市地域
で、函館市椴法華村高齢者福
30
報告者
高坂茂
議員
ろくのへ議会だより No. 83
5
14
26
26
26
11
議員
高坂 茂
9
通学路の白線引
問 き、 歩 道 の 除 草、
標 識 ポ ー ル の 破 損、 マ ン
ホール蓋の段差解消など
インフラ整備の状況は
6
町としての計画
町長 はあるが、対応す
べき箇所として捉えて、
今後整備して進めるよう
指示していきたい。
課に相通ずる極めて大き
な課題です。各課も必死
にやっていることをご理
解願いたい。
子育て支援策と
問 し て、 例 え ば 人
目のお子さんが生まれた
ら、 所 得 税︵ 住 民 税 ︶ の
減免制度などの優遇策を
設ける考えは
現 在、 七 百 レ ー
問 ルフアンクラブが
ボ ラ ン テ ィ ア で、 こ の 施
設を文化財として保存し
ていこうと活動している
が、 町 と し て 支 援 す る 考
えは
今後、NPO等
町長 の民間団体等から、
有効活用の動きが出てき
たときは、行政として何
をすべきか判断したい。
この廃線跡地を
鉄道公園とする考
問 ︱ 町長
やはり、十和田
町長 電鉄さんが主導を
して、どのような形でこ
の歴史ある鉄道を後世に
伝えていくか、また、取
り組んでいくかが筋と考
えている。その後、行政
がどのように関わりを持
つかを考える。
お手伝いを模索・検討
旧七百駅舎跡地の
考えは
旧十和田電鉄廃線の活用
一般質問は、 月・ 月・ 月・ 月に行われる定例会において、議員が町の施策の状況や方針など
について、報告・説明を求めたり質問することをいいます。その内容を要約してお知らせします。
平成 年度予算
の新たな施策は
問 国・県の動向を
町長 見ながら、各課の
予算要求において緊急度、
重要度の高い施策があれ
ば、財源とのバランスを
考えて検討する。町単独
での具体案は財政状況の
中抑制している。
現在は、子供が
町長 何人だと非課税に
するというふうには考え
ていません。
今年度のコメ価
問 格下落に伴う稲作
農家への支援策は
えは
女性管理職の登用
6
平成27年1月16日発行
12
町内の米価の減
町長 収分は 億いくら
という数値であり、私ど
もとして、何ができるか
具体的に言えないが、考
えていきたい。
■
役場管理職に女性の積極的登用を
男女を問わず、職員の特性を十分に発揮
し、活躍できるよう職員の配置をしている
こんな質問も
しました
3
3
人口減・少子化
町民の健康増進
問 問 対策の取り組みは
の た め、 町 の 遊 休
地を利用してパークゴル
﹁子ども医療費
フ場設置の考えは
町長 助成﹂
、
﹁若者定住
支 援 事 業 ﹂、 及 び﹁ 定 住
貴重なご意見と
町長 促進新築住宅建設補助事
して伺いながら、
業﹂を継続実施します。
活用という部分について、
多角的に検討したい。
太陽光パネル補
問 町は、少子化・
助事業は
問 人口減対策として、
平成 年度で終
﹁少子化対策課﹂を設け
町長 了となっているが、 る考えはないか
要望等あれば総合的に判
断したい。
今のところ考え
町長 はない。町全体各
2
町長
―
緊急度の高い施策があれば検討
27
26
一般質問
一問一答方式
平成27年度予算編成
新年度予算新たな施策は
旧七百駅跡地
農業問題
にんにくウィルスフリー種子
購入補助延長の考えは
一般質問
取り組む農地や水路の草
平成 年度に向
問 刈り・泥上げ、農道の砂
か っ て、 農 業 の 主
利敷き等の維持管理活動
要施策は
に支援する﹁多面的機能
支払交付金事業﹂も始ま
主要施策は、農
町長 っており、すでに 団体
業生産基盤の一層
が組織を設立し、事業を
の充実を進めるために、
実施しています。
県営六戸地区集落基盤整
来年度に向けて実施団
備事業を実施します。
体が増加するよう周知を
また、担い手や新規就
図りながら、多面的機能
農者の育成・確保を図る
支払交付金事業の施策の
ため、青年就農給付金事
実施に努めます。
業及び黒毛和種雌子牛保
留事業を継続実施します。
にんにくウィル
平成 年度から﹁農地
問 中間管理機構﹂が設けら
スフリー種子購入
れ、農地の有効利用と一
補助の延長する考えはな
層の生産コスト削減を図
いか
る事業が始まりました。
﹁イモグサレセ
この事業の実施に当た
町長 り、面積に応じて 万円
ンチュウ﹂被害を
から 万円の経営転換協
防止するため、平成 年
力金等が受けられますの
度から 年間の時限事業
で、平成 年度予算にお
として、優良種子の購入
いて実施したい。
費用への助成を行いまし
た。
また、農村景観の維持
や農地の防災機能と言っ
この事業を延べ 351
た農業農村の持つ多面的
人の生産者が利用され、
機能の維持・発揮のため、
万 千 球の種子を更
地域内の農業者が共同で
新した結果、大玉で高品
27
38
7
24
通学路の安全確保
七百中学校から
問 岡沼線の県道に歩
道設置の要望をしては
青森県に対しま
町長 して、舗装道路の
維持補修や道路視距改良
等に合わせて、歩行者等
の利用状況を調査し、歩
道の設置も要望したいと
考えています。
七百から金矢
問 ︵権現沢農道︶へ
の街路灯の設置及び管理
の考えは
︱ 町長
町内には吹きだ
町長 まりの個所がこの
路線を含めて数ヶ所あり、
その都度できる範囲内で
対応していますが、防雪
柵の設置についても、相
当な経費を要するため各
方面の補助事業等を模索
し、今後検討したい。
町道沖山・岡沼
問 線への防雪柵の設
置する考えは
す。
街路灯を設置するには、
電柱等が必要になります
が、この路線には皆無で
あるため莫大な経費がか
かることが予想されます。
各方面の補助事業等を模
索し、今後検討したい。
青森県に要望したい
七百中学校から岡沼線
の県道に歩道の設置を
質なにんにくが生産され
ています。事業の効果と
いう観点では、十分なも
のであると認識している。
従って、平成 年度で
事業を一時終了し、今後
品質の低下などが発生し、
必要と認められるときに
は再度、対応したい。
トラクター等、
問 農業機械への助成
の考えは
26
近隣の自治体で
町長 は、担い手農業者
の生産性向上及び経営安
定を目的として、農業用
機械、農業生産設備やパ
イプハウスの購入費に対
して補助している。
当町としては、意欲あ
る担い手、新規就農者の
育成・確保等につながる
ものかどうかを見極めな
がら、農業振興上必要と
認められる場合は、今後
検討したい。
この農道は、七
町長 百中学校︵金矢地
区 名︶の生徒が通学路
として利用しており、街
路灯もなく非常に暗い路
線であると認識していま
11
3
8
26
70
町長
―
26年度で事業を一時終了
議員
母良田 昭
ろくのへ議会だより No. 83
7
一問一答方式
27
30
18
町長
―
現在の所、町単独の支援策は考えていない
米価の大幅な下
問 落 に 対 し、 町 の 支
援策があるか
現在、収入を補
町長 てんする保険的制
度への加入などが考えら
れる。今後において農業
者の営農意欲を維持し、
米の生産確保につながる
施策を検討する必要があ
ると考える。
来年の農家の生
問 産意欲を高めるた
め に も、 主 食 用 米 生 産 に
あたって種もみに助成金
を出してはどうか
種もみへの助成
町長 については、今後
の検討課題としたい。
支払交付金﹂は 月
に交付予定です。
日
12
地域間調整
産業課長 金は、地域農
業再生協議会の会計で管
地域間調整金で
問 購入した機械等の
財産管理の現状と使用者
の範囲は
もみによる
産業課長 出荷は難しい
が、玄米による出荷だと
保管場所等の心配は予想
されない。
飼料用米の作付
問 を 増 す 考 え だ が、
販 売、 流 通、 保 管 等 の 対
応は大丈夫か
六戸町地域再生
町長 協議会の次年度実
施方針は、平成 年度の
米価が大幅に下落したこ
とを受け、来年度は飼料
用の作付と収入を補てん
する保険的制度への加入
推進に努めます。
六戸町地域農業
問 再生協議会の来季
の実施方針は
12
26
議員
川村 重光
道路問題
︱ 町長
未舗装道路
今までにおいて、
町長 町内会や地域から
の要望があれば調査の上、
優先順位を決めて計画的
に整備を実施している。
今後もこれまで同様、
広く町内会や地域から要
望を聞きながら道路の整
備を進めたい。
問 要望に対しての
改修、計画は
計画的に整備をしている
未整備 ・未舗装な
生活道路があるが対策は
理している。今まで全転
作者へ還元したこともあ
るが、現在は機械等の購
入をしている、認定方針
作成者の方針参加農業者
がおいらせ農業協同組合
の組合員となることから、
おいらせ農協へ機械等は
付与している。
六戸町では、緊
町長 急車両が対応でき
ない道路はない。
防災や高齢者対
問 策 で は、 各 課 の 連
携 が 必 要 と 思 う が、 緊 急
車両の進入困難な道路が
あるか
点検・整備は、
町長 担当課でパトロー
ルを実施し、整備が必要
な個所等があれば、住宅
地の路地等の法定外道路
についても計画的に整備
をしている。
地域間調整金は、
問 幹線道路から住
一団体のみの扱い
問 宅地へ進入道路
だ と す れ ば、 協 議 会 の 会
︵法定外道路など︶の点
計区分に入れなくてもい
検・整備については
いのでは
他の市町村では、
町長 協議会の会計に入
れていないところもある。
ただ、町全体の事業だか
ら六戸町協議会ではこの
ように判断している。
六戸米は主に業
問 務用米として流通
し て い る。 ブ ラ ン ド 米 と
しての展開策が必要では
六戸町全体でブ
町長 ランドとしての評
価を高めることは難しい。
個別に展開して行くこと
も必要だと思う。
8
平成27年1月16日発行
経営所得安定対
問 策交付金の早期支
払いの状況は
経営所得安定対
町長 策交付金の﹁米の
直接支払交付金﹂は、
月 日に生産農家へ交付
しており、飼料用米等の
戦略作物助成金やにんに
く、牛蒡等の産地交付金
に係る﹁水田活用の直接
28
一般質問
一問一答方式
農業問題
米価の下落に対して町の支援策は
11
ふるさと納税と六戸ブランド特産品の開発
昨年 月定例会
問 の 一 般 質 問 で、 町
ホ ー ム ペ ー ジ の﹁ ふ る さ
と納税﹂による特典の掲
載 と、 宣 伝 の 仕 方 な ど を
検討する旨の回答を頂い
た が、 特 典 に つ い て 掲 載
するお考えはあるか
当町では、現在
町長 ﹁ふるさと納税﹂
として、概ね 万円以上
の寄付をされた方に対し、
感謝の気持ちとして、町
の特産品の宣伝を兼ねて
﹁農産品詰め合わせ﹂を
お送りしている。
特典を町ホームページ
に掲載して宣伝するかに
ついては、政府がこの制
度を拡充する方針である
ことも考慮し、平成 年
度より実施する方向で検
討している。
売体制の確立に向け、今
東京六戸会の会
問 年度から取り組んでいる
合 等 で﹁ ふ る さ と
事業です。
納税﹂の理解と呼びかけ
今年度は、町観光協会
をすべきではないか
の役員会においてブラン
ド推進の体制等に協議を
私自身、毎年度
町長 重ね、 月に観光協会関
開催される東京六
係者のほか、農業者、商
戸会の総会においてPR
業関係者を加え、︵仮称︶
しているので、今後とも
継続して呼びかけしたい。 ろくのへブランド推進事
業準備委員会を発足した。
月には東京都の中野
﹁ろくのへブラ
問 区で行われた﹁青森人の
ンド推進﹂につい
祭典2014東北復興大
え て の、 こ れ ま で の 経 過
祭典
と事業の内容は
なかの﹂に出店し、
町の産品の紹介、販売を
実施している。
﹁ろくのへブラ
町長 今年度中に組織の正式
ンド推進事業﹂は、
名称を定めるほか、有識
長芋・にんにく・シャモ
者を招いての勉強会や先
ロック等の生産資源の産
進地研修などの事業計画
品のブランド化の推進、
を企画・立案中であると
販売宣伝の強化及び新た
伺っている。
な加工品の開発・流通販
農産品詰め合わせ
12
1
27
町長
―
今後、PRとブランド推進に努めたい
一般質問
議員
杉山 茂夫
弘前城改修の一
問 口 城 主 の よ う に、
六戸ブランド事業や特産
品開発に活用する目的と
明 示 し、 ふ る さ と 納 税 を
活かせないか
特産品の開発を
問 進 め る た め、 町 特
産 の 野 菜 等 を 使 っ た﹁ わ
が家の漬物﹂・﹁わたしの
スイーツ﹂等のコンクー
ルや料理レシピの募集な
ど町ホームページを活用
する考えは
動き出している状況です。
将来的には、観光協会
内のイベント部門と並ぶ
﹁ブランド推進部門﹂と
いうような位置づけを想
定している。NPO法人
の組織化については、そ
の活動の中で気運が高ま
れば町として支援したい。
ろくのへブラン
問 ド推進事業を図る
にあたり、NPO法人の
組織化と今後の事業の見
通しは
ブランド推進事
町長 業準備委員会にお
いて、来年度の事業計画
の中で料理コンテストの
開催を協議しているので、
実施された場合には、町
ホームページを活用し募
集、案内をしたい。
ふるさとで一生
町長 懸命頑張って活動
している人々と、ふるさ
と納税で貢献する人のコ
ラボが理想です。
現在、ブランド
町長 推進事業準備委員
会で、ブランド化に向け
て、一生懸命話し合いを
している。
このことは、農業・商
業の連携が始まり、人づ
くりという要素も含めて
ろくのへ議会だより No. 83
9
一問一答方式
10
7
六戸町議会基本条例制定 県内市町村で 6番目
町民 に開かれた 議会 をめざして
日から施
月 議 会 定 例 会 に お い て、﹁ 六 戸
町議会基本条例﹂が提案され、全会
一致で可決し、本年 月月
六戸町議会基本条例
︵前文より抜粋︶
﹁恵みの大地と人が
議会は﹁町民憲章﹂のもと、
結 び 合 う、 や す ら ぎ と 感 動 の 定 住 拠 点・ 六 戸 ﹂ の
議会基本条例とは、議会の基本理
念や議員及び議会運営に関する基本
所﹂としての質の向上を目指し、活力と交流あふ
して、人と人、町民と行政が協働して﹁暮らす場
実現に向け、水と緑の優れた自然や特色ある農業
的な事項を定めたものであり、町民
れるまちづくりと町民の幸せを願い、ここに最高
行されました。
の代表としてより信頼される議会と
規範となる条例を制定する。
年近くにわたり議員で構
議・検討を重ねてまいりました。
回にわたり協議
本条例は、延べ
し、専門講師の指導も仰ぎながら、
といたします。
を機に、新たな議会改革のスタート
ものもありますが、この条例の施行
の採用など、すでに運用されている
制定条文の内容では、議会報告会
の開催や一般質問での一問一答方式
このたびの制定に至りました。
15
ができる活発な討議を目指します。
一般質問は、より深い議論にするため原則一
問一答方式とし、また、町長等は反問すること
活発な討議
議会広報の充実や各委員会等の公開を含め、
議会の活動がみえるよう情報の公開に努めます。
開かれた議会
町 民・ 町 各 団 体 と の 議 会 報 告 会・ 意 見 交 換 会
を通じ、町民の声を町の政策へ反映させます。
町 民 参 加
◆条例のポイント
をはじめとする本町の特性・資源を最大限に生か
議員個々の意識改革、資質の向上を
これまで
本条例の策定にあたっては、まず、
一連の議会改革の検討から始まり、
のものです。
に開かれた身近な議会を目指すため
※条文については、ホームページをご覧ください。
専門講師を迎えての研修会
図り、これまで以上に町民の皆さん
1
成する専門の検討委員会を設け協
3
10
平成27年1月16日発行
1
12
議会報告会開催のお知らせ
■日時
平成27年2月13日(金) 午後6時
■場所
六戸町文化ホール1階 多目的ホール
■内容
12月定例会で可決制定された「六戸町議
会基本条例」の説明及び議会活動報告を中
心に行います。
※どなたでも参加できますので、お誘い合わ
せの上おいでください。
皆様の声をぜひ、お聞かせください。
第1回報告会(平成26年2月14日)
月
年 月∼
月︶
11
日
産業民生常任委員会
日
総務常任委員会
日
小松ケ丘保育園新築工事
安全祈願祭
日
正副議長、事務局長研修会
日
第 回上北郡町村議会議
長会定例会
議会のうごき ︵︵
1日
1日
1日
3日
3日
4日
議会運営委員会
産業民生常任委員会
総務常任委員会
八戸・十和田・奥入瀬ラ
イン整備促進に関する要
望活動
主要地方道三沢十和田線
整備促進に関する要望活
動
平成 年第3回町議会定
例会
︵∼ 日︶
六戸秋まつり ︵∼7日︶
青森県民駅伝競走大会反
省会
決算特別委員会︵∼ 日︶
議会広報委員会
第 回六戸町敬老会
十和田地区﹁秋の全国交
通安全運動﹂総決起大会
26
月
日
メイプルマラソン大会
日
メイプルタウンフェスタ
オープニングセレモニー
日 三沢地区衛生センター運
営協議会
日
全員協議会
日
郡町村議会議長会研修
︵∼ 日︶
日 第 回町村議会議長全国
大会
日 知事を囲む行政懇談会
日 八戸地域県境不法投棄問
題対策協議会総会
日 青森県高規格道路建設促
進期成会総会
日
上北郡町村議会議員研修
会
日 青森中央学院大学特別講
座
11
4日
7日
9日
日
日
日
月
日 議会広報委員会
日
青森中央学院大学特別講
座
日 議会広報委員会
日 議会広報委員会
日 六戸町社会福祉大会・社
協まつり
11
27 15 15
31 28
ろくのへ議会だより No. 83
11
9
3
58
11
10
1 1
6
10 7
12
9
26
61
10
19 18
21
28
29
18 12 11
4 3
12 10 7
皆 さ ん 議 会 を 傍 聴 に 来 て くだ さ い 。
3月定例会は、3月上旬の予定です。また、3月は予算特別委員会があり、27年度予算
審査を行います。詳しい日程は、議会事務局までお問い合わせください。
六戸町議会事務局 ☎0176−55−4547(直通)
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こんなまちづくりに
期 待 します
町や議会に対する中学生の思いを紹介します
六戸町の良さに気づく
僕は今年の夏休みに姉に会うため、一人で沖縄に行ってきた。エ
メラルドに輝く海や中国の影響を受けた独自の文化は魅力的だった。
飛行機を乗り継いで行くと沖縄と同様に六戸町も日本の端に位置
していることを実感した。
でも、故郷を遠く離れることで、この町の良さにも気づくことが
できた。奥入瀬川と緑豊かな大地。八戸市、十和田市、三沢市に囲
まれた有利な地理的条件。近隣市町村の中で最も立派な運動公園が
あり、夏は僕の好きなサッカーをする環境が整っている事などだ。
しかし、ただ一つ残念な点がある。それは冬に運動公園が使えな
いことだ。時々、ドームがあれば冬でも思いっきりサッカーができ
るのになあと思う。そうなれば僕だけでなく、多くの六戸町民に
とって厳しく長い冬を、今よりもっとポジティブに過ごせるし、こ
の町に生まれ育ったことに誇りが持てるのではないかと思う。五戸
や上北につくれて、六戸に作れないこともないと思っている。
六戸中学校 3年
関 川
哲 弥 さん
企業誘致や雇用の場を期待
六戸中学校 3年
木 村
ま み さん
編 集
後 記
明けましておめでとうご
ざいます。昨年は災害の多
い年でしたが、今年こそ良
き年であってほしいもので
す。
光陰矢の如しと申します
が、私達議会広報委員の任
期も残すところ、あと四カ
月となりました。
なります。いつも町民が見
今回の発行で十五回目と
やすい広報を目指して、全
委員で検討改良を進めて参
りましたが、少しでも満足
していただけたでしょうか。
今後ともご理解あるご愛
読をよろしくお願いします。
下
田
敏
美
議会広報委員会
委
川
村
重
光
下
田
敏
美
高
坂
茂
附
田
輝
雄
苫米地
繁
雄
豊
員 長 河 野
杉 山 茂 夫
副委員長
委
員
発行責任者
議
長
平成27年1月16日発行
私には将来の夢がある。それは看護師になることだ。そして、い
つかは六戸町に戻ってきて働きたいと思っている。それから、でき
るものなら大人になっても小学生の時から続けてきたソフトボール
に関わり続けたい。
先日、社会科の授業で六戸町の財政について勉強した。2012年の
財政力指数は県内40市町村中13位だったが、財政比較分析表を見た
ところ、財政力指数で六戸町よりも上位にいる市町村にも負けない、
県内でもトップを争えるほど健全な町であることが分かった。
しかし、最近、自分や町の将来について考えた時、女性を始めと
した働く場が少ないのではないかと思うようになった。六戸町はス
ポーツや文化などの施設は充実していると思う。しかし、職場が少
ないため、十和田市や三沢市に通勤している人が多いと聞く。
六戸町で暮らす全ての人々が今よりもっと生き生きとした生活が
おくれるように、企業誘致や多くの雇用を確保できる取り組み等を
期待している。
12