■マネジャー…嘉山範子選抜チーム ■トレーナー…高橋里奈佐藤まゆみ MESSE LADIES FP 村上今日子 FC CRAVO FP 早坂美咲 La Pirata FP 阿部めぐみ La Pirata 5 FP 白山真衣 Fun Lady's Football Club 2009 6 FP 舘山華 MESSE LADIES 7 FP 及川ゆかり FC BOSSA 8 FP 浦山千愛里 MESSE LADIES 9 FP 石黒聡美 La Pirata 10 FP 村上奈奈 FC CRAVO FP 伊澤志保 FC BOSSA GK 佐藤りえ Fun Lady's Football Club 2009 13 FP 木村芙実香 Fun Lady's Football Club 2009 14 FP 谷本晴奈 FC CRAVO 15 FP 三澤可奈 Fun Lady's Football Club 2009 16 GK 木村友美 FC BOSSA リーグを突破してのベスト「発展途上だからこそ、応援しがいがある」彼女たちのプレーを見ているとそう思えてくる。そんな宮城の女子フットサラーの代表、宮城県女子フットサル選抜チームの嵯峨倫寛撮影・文 ◉ ている女性たちがいることをみ技としてフットサルをプレーし戦いに目を向けてみた。進出である。が開催されており、チームがリーグに参回全国女月〜日に仙台大学体育 29 館でトリムカップ 2015 第そんな中、期待されている。善に取り組んでおり、今後の更なる発展が盟、選手、指導者も含めて、それぞれが改いが、運営を担当する宮城県フットサル連てもまだまだ発展途上であることは否めな運営、競技レベル、競技人口、どれをとっヤーを生み出している背景もある。現状は、ることもあり、それが土壌となってプレー城には高校女子サッカーの強豪校が存在すリーグ運営がままならない県もある中、宮東北では、なかなかチームが集まらず、加し、男子顔負けの試合を展開している。 6 27 名の選手が 16 回大会では、 3 回大会は、ともに過去の成績は、初出場の第戦全敗、第回、第 1 続４回目の出場となる。る。今回は開催地枠での参加だが、年連宮城県選抜チームとしてこの大会に参加す属するチームから選抜されたである。宮城県女子フットサルリーグに所県選抜チームが一堂に会して行われる大会は、全国の地域予選を勝ち抜いた各都道府子選抜フットサル大会が開催される。これ 7 3 5 6 スにする。その上で、セットプレーを大事ては、「まずは、しっかりとした守備をベーて勝ちを拾って行くのかという問いに対し見込める」と話している。また、いかにし言えないが、充分にグループリーグ突破は子フットサルの未来を担う選手である。そういった意味では、彼女たちは宮城県女リーグ運営、指導者の向上にもつながる。ルアップにつなげる。それは、競技力や各自のチームに持ち帰り、各チームのレベルの試合を経験した選手たちがその経験をフットサルの発展に直結する。トップレベ村芙実香選手は、「テクニックにこだわりており、最年少となる古川黎明高年の木と考えている」と分析しており、限られたがあるので、それを生かしてチャレンジしチームには、現役高校生の選手も参加し時間での練習ではあるが、勝負できる部分守備のできない選手は試合に出場できない上がれば、どんなに攻撃に秀でた選手でもで守備戦術の整備が優先される。レベルがフットサルは、チームを構築して行く上チームが出てくるようになれば」と話す。を通して、より高いレベルをめざす選手・て行く。竹澤監督も、「選抜チームの活動た選手が経験を積むことも未来につながっう狭いコートで試合をするため、誰か一人上がってゆけば、一層魅力のあるものとなえる。競技人口が増え、リーグのレベルもるが、だからこそ応援しがいがあるとも思 × が他の選手と違う意図のプレーをすると、人でそこから一気に破綻をきたしてしまうといるだろう。まずは、全国女子選抜フットサを送ろうではないか。ル大会の会場に足を運び、彼女たちに声援備は例外無くハイレベルである。うフットサル特有のシビアさがあるからことも多い。それは、発展途上の宮城県女子フットサルではあたい」と高い意識を持っている。こういっ 2 ㍍とい柱を挙げた。として、守備とセットプレーという二つの雑な部分もあり、そこに付け入る隙があるにして得点をあげること。強豪といわれるこのチームの活動は、今後の宮城県女子した上での言葉で裏付けもある。出場しており、トップレベルの試合を経験ル選手権の全国大会にチームメイトとして二人は、昨年行われた全日本女子フットサはやはりそこがしっかりしている」と話す。できるかが重要だ。強豪と言われるチームると思っている。いかにチームとして成熟えて「選手個々のレベルとしては充分戦えどの経験がある村上今日子選手とも口を揃サッカーの年代別代表、なでしこリーグなめる佐藤りえ選手、チームの主力で女子選手の声に耳を傾けてみると、主将を務 3 チームでも、セットプレーに対する守備は竹澤哲也監督は、「宮城県選抜は強豪とはなさんはご存知だろうか？現在、宮城県では女子フットサルの県リーグ競敗と、いずれもグループリーグ敗退 2 に終わっており、今回の目標は、グループ勝主将でゴレイラ(サッカーのゴールキーパーで、男性の場合はゴレイロ)の佐藤りえ選手(後列右)を筆頭に、各チームから選出された選手たち。みなサッカー経験があり、女子とは言えしっかりとした基礎技術を持っており、それぞれ特徴のあるプレーを見せてくれる 40 4 5 1. 「あえて主将らしくふるまわないことで、メンバーが自立して役割を果たしてくれれば」と話す佐藤りえ主将 2.戦術を選手に指導する竹澤監督。理路整然とした説明に選手も真剣に耳を傾ける 3.宮城県選抜は、強豪とは言えないが、充分にグループリーグ突破は見込める 4.戦術理解、技術、精神面どれをとってもチームの中で突出した存在である村上今日子選手 5.フィジカル的なアドバンテージが無くても技術で勝負できるところにフットサルの魅力を感じているという、最年少の木村芙実香選手 4 20 3 11 12 1 だ。そういった事実から、強いチームの守 5 宮城県女子フットサル選抜チーム 3 4 1 GK 2 2 1 082 083 所属チーム That fight, for the future 選手氏名背番号ポジション ■監督…竹澤哲也女子フットサル宮城県