WINGDAILY

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WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) WING DAILY
【HEADLINE NEWS】
★ジャムコ、シート事業に本格参入を表明
BFEのプレミアムシート「DT」開発も新たに
ジャムコは4月8日、ドイツのハンブルグで開催中の航空機
インテリアショーで、航空機用プレミアムクラスシート
「DoveTail」の開発開始と、本格的に航空機用シート分野へ
参入することを発表した。ジャムコによれば、複数のエアラ
インから2800席を超える需要を見込んでいるとのこと。売上
高は年間100億円程度を見込んでいるという。まずはファー
ストクラスおよびビジネスクラス等といったプレミアムクラ
スの航空機シートで参入して事業を成長させて、将来的には
大量の座席数を供給することになるエコノミークラス座席の
開発・製造にも参入することも検討したい考え。
ジャムコの鈴木善久社長は、「航空機用シートは当社航空
機内装品事業の4つ目の柱に成長させる予定の商品。航空機の
客室全体を隅々までプロデュースする“トータル・インテリ
ア・インテグレーター”としての品揃えを飛躍的に向上させ
るものになる」と話し、航空機シート事業の本格参入が同社
の新たな柱になることに期待感を示した。
ジャムコが航空機シート事業への参入検討を開始したこと
Airline & Aviation E-mail News
発行所 航空新聞社:W I N G
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が明らかになったのは2011年6月のこと。予備調査(フィー
ジビリティ・スタディ)を慎重に進めたほか、シンガポール
航空向けの座席を供給するなど実績を積んでいた。一昨年、
昨年とシンガポール航空には850席を超えるファーストクラ
ス、ビジネスクラス「ダイヤモンドシリーズ」の納入実績を
積み重ねてきていた。これまでの売上高はおおよそ40億円程
度で、今回の本格参入表明で売上規模で2倍以上に膨れ上がる
ことが期待されているところ。
ジャムコが開発することを決定した「DoveTail」は、777
型機など機種を限定せずに搭載することが可能なように工
夫。独自デザインにより通路側からの出入りがし易く、乗客
用スペースを広くできるなどの面で優れていることを強調し
ている。このシートは現在のところ開発段階にあって、2016
年~2017年頃には市場に投入することができる見通しだ。
すでにエアバスのA350XWB向けにプレミアム・シート
「Journey」がカタログに掲載されていて、顧客であるエア
ラインはジャムコの「Journey」を選定することができるよ
うになっている。この「Journey」はいわゆるサプライ
ヤー・ファーニッシュド・エクイップメント(SFE)製品だ
が、一方の「DoveTail」はバイヤー・ファーニッシュド・エ
クイップメント(BFE)として販売を展開することになる。
A350XWBのカタログシートとなっているジャムコの「Journey」(提供:ジャムコ)
(2)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) ジャムコのシート事業は日本およびジャムコ・アメリカで
設計・開発が行われる。部品製など一部作業はフィリピンや
シンガポール等でも行われることになるが、製造の主体は
ジャムコ・アメリカが担うことになる。ジャムコ・アメリカ
は航空機シート事業参入にあたり一部用地を拡張している
が、ジャムコによれば本格参入にあたっても投資は抑えるこ
とができる見通し。
【航空関連ニュース】
★NTTファイナンス、シンガポールに現地法人設置
航空機ファイナンス事業拡大、16年度に資産174億円目標
NTTファイナンスは、シンガポールに完全子会社のNTT Leasing Singapore Pte.Ltd.(NTTリーシング・シンガ
ポール)を4月1日付で設立した。5月1日から営業を開始する
計画。同社では航空機ファイナンス事業の拡大を目指すとし
ており、高い成長が見込まれるアジア太平洋地域における航
空機ファイナンスニーズを捉えるため、シンガポールに現地
法人を設立して更なる事業の拡大を図る考え。航空機ファイ
ナンスを含めたNTTリーシング・シンガポールの売上高は、
今年度に7億円、2016年度に11億円を目指すとのことで、こ
の目標売上の多くが航空機ファイナンスに起因したものだと
いう。
NTTファイナンスによれば航空機ファイナンスについて、
現在同社が係る日本型オペレーティング・リース、ローンな
どを含めた案件は約100機を超えているとのこと。資産とし
ては2014年度時点で135億円だが、2016年度に174億円へと
拡大することを目指す。
NTTリーシング・シンガポールでは航空機ファイナンス事
業の拡大以外にもNTTグループ各社の海外展開に合わせた
ファイナンスの展開や、外貨調達に関する国際金融情報の収
集および投資家対応といった役割を果たす。
グループ各社の海外展開に合わせたファイナンスの提供に
ついてNTTファイナンスは、グループ各社がグローバル事業
を展開するため積極的に海外に進出していて、東南アジア地
域は、データセンター・クラウド事業の拡大に伴うリース・
ファクタリング等のニーズが高まっていることから、現地法
人を設立してNTTグループ向けファイナンスの提供によりグ
ローバルシナジーに寄与し、収益の拡大を図ることを目指す
としている。
▼社名=NTT Leasing Singapore Pte.Ltd(NTTリー
シング・シンガポール・プライベート・リミテッド)
▼所在地=20 Pasir Panjang Road,#11−28
Mapletree Business City,Singapore 117439
(NTT Singapore Pte Ltd事務所内)
▼代表者=桑原隆
▼資本金=200万米ドル
★NCA、航空貨物取扱量を18年度40万トン目標に
チャーターなど拡大、747-8に徐々にフリート統一へ
日本貨物航空(NCA)は2018年度の航空貨物取扱量を、年
間40万トンとすることを目標に据えた。2012年度上期は35.6
万トンを取り扱っていて、13年度上期も18.4万トンの取り扱
い実績があって、航空貨物市場の緩やかな回復基調の流れに
のって、取扱量を拡大することを目指す。
定期便に偏重したビジネス・モデルから脱却して、エアラ
インチャーターなどの拡大を目指すほか、提携等を通じて
サービス・メニュー拡充を図る方針で、具体的なエアライン
チャーターの拡大規模等は、今年度新たに策定する予定の新
中期経営計画等に盛り込む見通しだ。
また、現在同社は747-400Fと747-8Fの2機種を運航中だ
が、2018年度頃を目処に、徐々に最新型の747-8F型機へフ
リート統一することを目指す。
日本貨物航空は2005年11月にカーゴルクス社と共に7478Fのローンチ・カスタマーとなっていて、より効率性に優れ
た747-8Fへのフリートを統一していく。因みに日本貨物航空
では現在、747-8Fを計5機、747-400Fを7機運航中だ。
日本貨物航空の親会社に当たる日本郵船は3月末、2018年
までを見据えた中期計画を公表。このなかで、航空貨物市場
は回復基調に入っており、同社は今後もゆるやかに拡大して
いく、と分析している。ただ、旅客機のベリー・スペースを
活用した航空貨物市場が拡大していて、そのスペース供給圧
力があるとしており、このような事業環境下ではNCAの現行
フリートは過大だ、との認識を示した。
日本貨物航空では今後の需要動向を見ながらフリート規模
の適正化を図るとしており、現段階でフリートの減勢を図る
かなど、具体的なことは決定していない、としている。
★JAL、6月13日から成田発着ジャカルタ線増便
ダブルデイリーへ、スカイスイート767/777投入
日本航空(JAL)は6月13日から、成田−ジャカルタ線をデ
イリーからダブルデイリー運航へ増便する。新たに増やす
JL729便では成田を夕方18時55分に出発してジャカルタには
深夜1時に到着、JL720便ではジャカルタを早朝6時30分に出
発して成田には夕方16時に到着する。
既存便のJL729便は成田を午前中の10時50分に出発して夕
方16時35分にはジャカルタに到着、JL726便はジャカルタを
夜21時55分に出発して成田には朝7時25分に到着することに
なり、それぞれ異なる運航スケジュールになっており、選択
肢の幅が広がることになる。
使用機材は既存のJL725/726便は777-300ER型機によるス
カイスイート777を導入し、増便のJL729/720便については
767-300ER型機のスカイスイート767を投入する。ただしス
カイスイート777については6月中旬からの投入となり、それ
までは座席仕様の異なる機材での運航となるようだ。運航ス
ケジュールの詳細については次のとおり。
▼便名:JL725便=10時50分成田発→16時35分ジャカルタ
着、機材:777-300ER、運航日:毎日
▼便名:JL729便(増便)=18時55分成田発→01時00分ジャ
カルタ着、機材:767-300ER、運航日:毎日
▼便名:JL726便=21時55分ジャカルタ発→07時25分成田
着、機材:777-300ER、運航日:毎日
▼便名:JL720便(増便)=06時30分ジャカルタ発→16時00
分成田着、機材:767-300ER、運航日:毎日
(3)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) ★航空輸送統計1月、国際旅客7.6%増で利用率74.9%
中国大幅回復も韓国低迷、国内旅客は11.2%増に
国土交通省がこのほどまとめた2014年1月の航空輸送統計
によると、国際航空の旅客輸送量は前年同月を7.6%上回った
127万8000人で、人キロベースでは8.1%増えた57億2202万0
千人キロになり、座席利用率が74.9%だった。貨物輸送量で
は13.7%増加の10万522トンで、トンキロベースが16.1%増
加の5億4645万3千トンキロ、重量利用率が69.7%になった。
また超過手荷物および郵便を含めた貨物輸送量はトンベース
で13.9%増の10万6868トン、トンキロベースで16%増の5億
7947万8千トンキロだった。
国際線方面別の旅客数は、中国方面で29.5%増の24万9615
人と低迷からの回復を見せており、また米大陸方面でも14.8
%増の18万1029人と大幅に旅客が伸びたほか、中・韓を除く
アジア・太平洋方面で数を伸ばして好調に推移した。一方で
韓国方面は9.6%減の14万5546人と振るわず、ヨーロッパ・
オセアニア方面でも旅客数は落ちており、マイナス要因とな
るも全体として旅客数が増加した。
国内定期航空では、旅客輸送量が前年同月を11.2%上回っ
た712万6000人になり、人キロベースでは11%増えた64億
9842万0千人キロ、座席利用率が59.4%となった。貨物輸送
量は3.9%増えた6万6272トンで、トンキロベースが0.7%増
えた16853万3千トンキロ、重量利用率は36.1%だった。なお
超過手荷物・郵便を含めると、トンベースが4.3%増の7万
2938トン、トンキロベースが1.2%増の7517万1千トンキロに
なった。
燃料消費量については、全体が72万8188キロリットルで、
うち136キロリットルが航空ガソリン、72万8052キロリット
ルがジェット燃料油だった。国際航空運送事業としては国内
給油が20万1125キロリットル、国外給油が17万7271キロ
リットルに。国内航空運送事業としては国内定期が33万5639
キロリットル、その他が1816キロリットルでそのうち航空ガ
ソリンが127キロリットルだった。なお無傷としてジェット
燃料油1万2328キロリットル、航空ガソリン9キロリットルと
なった。
そのほか、航空機使用事業などの稼動実績については、前
年同月比2.2%減の7307時間38分で、うち飛行機使用が8.6%
減の2893時間37分、ヘリコプター使用が2.5%増の4414時間
1分になった。種別としては、航空機使用事業が5.7%減の
5361時間53分で、そのうち飛行機が9.3%減の2624時間6
分、ヘリが2%減の2737時間47分。遊覧が6.1%減の136時間
53分、うち飛行機が25.6%増の37時間34分、ヘリが14.3%減
の99時間19分に。貸切が10.5%増の1808時間52分で、うち
飛行機が3.9%減の231時間57分、ヘリが12.9%増の1576時間
55分となった。
《国際線方面別旅客/貨物輸送実績》
▼中国=旅客数:24万9615人(29.5%増)/貨物重量:2万
384.034トン(26.4%増)
▼韓国=旅客数:14万5546人(9.6%減)/貨物重量:4784.322
トン(0.9%増)
▼その他アジア=旅客数:47万1927人(4%増)/貨物重量:3
万5342.189トン(4.5%増)
▼米大陸=旅客数:18万1029人(14.8%増)/貨物重量:2万
5839.293トン(23.6%増)
▼太平洋(ハワイ・グアムなど)=旅客数:12万2664人(7.5
%増)/貨物重量:1880.968トン(33.3%増)
▼ヨーロッパ=旅客数:9万4621人(0.6%減)/貨物重量:1万
2146.004トン(7.8%増)
▼オセアニア=旅客数:1万2497人(2.5%減)/貨物重量:
144.941トン(8.3%減)
《国内定期路線旅客/貨物輸送実績》
〈幹線〉
▼羽田−新千歳=旅客数:69万8926人(10.9%増)/貨物重
量:1万1160.774トン(7.7%増)
▼羽田−福岡=旅客数:64万5948人(9.5%増)/貨物重量:1
万1746.883トン(15.1%増)
▼羽田−那覇=旅客数:40万806人(4.5%増)/貨物重量:
9839.382トン(3.5%増)
▼羽田−伊丹=旅客数:41万5882人(12%増)/貨物重量:
5681.984トン(14.3%増)
▼関西−新千歳=旅客数:11万8382人(9.4%減)/貨物重量:
311.244トン(14.3%減)
▼福岡−那覇=旅客数:11万8850人(5%増)/貨物重量:
1327.351トン(15.2%減)
▼関西−那覇=旅客数:7万6881人(12.9%減)/貨物重量:
1986.905トン(16.7%減)
▼その他幹線=旅客数:65万7341人(14.8%増)/貨物重量:
4279.2トン(25.4%減)
■合計=旅客数:313万3016人(8.8%増)/貨物重量:4万
6333.723トン(2.7%増)
〈ローカル線〉
▼羽田−鹿児島=旅客数:18万2061人(7.8%増)/貨物重量:
1654.38トン(1.4%減)
▼羽田−熊本=旅客数:15万7054人(8%増)/貨物重量:
1006.06トン(10.6%減)
▼羽田−広島=旅客数:13万1596人(11.7%増)/貨物重量:
1758.302トン(1.9%増)
▼羽田−小松=旅客数:11万8215人(9.3%増)/貨物重量:
281.749トン(5.7%増)
▼羽田−松山=旅客数:10万4571人(0.3%増)/貨物重量:
580.727トン(5%増)
▼羽田−長崎=旅客数:12万3901人(18.6%増)/貨物重量:
908.464トン(11.3%増)
▼羽田−宮崎=旅客数:11万5000人(8%増)/貨物重量:
701.366トン(16.4%増)
▼その他ローカル線=旅客数:306万721人(14.6%増)/貨
物重量:1万3047.618トン(9.7%増)
■合計=旅客数:399万3119人(13.2%増)/貨物重量:1万
9938.666トン(6.8%増)
★中部Ă自動化ゲート利用者登録カウンター増設
制限区域外に設置、4月10日からプレオープン
法務省入国管理局は、中部国際空港内の自動化ゲート利用
者登録カウンターを、制限区域内である出国審査場に加え、
新たに制限区域外の3階出発ロビーフロアに設置する。新カウ
ンターはまず4月10日から6月までプレオープン期間として運
用し、7月から本格的に運用開始する。プレオープン期間中は
利用時間を平日13時00分~16時00分に限定するが、7月以降
状況を見て時間を拡大する方針。
新たなカウンターは、3階出発ロビーフロアのチェックイン
(4)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) カウンターA付近に設置する。制限区域外に同カウンターを
設置することで、利用登録者数の増加促進や、空港利用者の
利便性向上を図る。なお、同カウンターは現在、制限区域内
の出国4、5ブースにのみ設置している。
▼ナブテスコ▼大同特殊鋼▼三菱電機▼日本飛行機▼三菱航
空機
★関空が英国航空貨物専門誌の評価で第1位を獲得
同規模アジア空港として9年連続で表彰
★派遣海賊対処行動航空隊が6月に交代へ
鹿屋1空群主体に第16持要員を派遣
新関西国際空港会社は4月8日、関西国際空港が英国の航空
貨物専門誌「Air Cargo World」が行った評価『2014 Air
CargoExcellenceSurvery』のアジア地域における年間40万
トン以上100万トン未満の部門において第1位を獲得、9年連
続で受賞したことを発表した。
この評価に対する基準は、運用・ハンドリング・サービス
といった“Performance”、料金・付加価値といった
“Value”、エプロンや上屋などの施設・アクセス面の
“F a c i l i t i e s ”、税関・セキュリティ・手続きなど
“RegulatoryOperations”の4項目からなり、関空は各項目
でバランスよく高い評価を得て、総合評価として116点を獲
得、昨年の2位からランクアップした。
新関空会社では、9年連続受賞、通算6度目の1位獲得につ
いて、4項目中運用・料金・施設の3項目で最高評価を獲得、
特に施設面では2010年9月オープンの医薬品専用共同定温庫
「KIX-Medica」などが高い評価を得られたと分析した。な
お、2010年には運用・施設面において評価が低下したとし
て、これについては不況の影響から実施した人員削減や施設
縮小などが関係しているとした。
1位を獲得した関空に続いて、2位を獲得したのは羽田空港
で総合評価としては110点、前年3位から1ランクアップ。3位
にはジャカルタスカルノハッタ国際空港で107点、4位が成都
双流国際空港で98点、5位が上海虹橋国際空港で94点といっ
た評価だった。
AirCargoWorld誌は英国のUBMAviationが発行する航空
貨物専門誌で、1942年に創刊、1号約2万4000部の発行部数
により、世界百数十ヵ国の貨物航空会社や貨物事業者、荷主
などに購読されている。毎年行われるAirCargoExcellence
Surveryは2006年から実施され、読者アンケートにより評価
が行われる。
※URL
http://www.aircargoworld.com/Air-Cargo-Excellence/
survey-results
統合幕僚監部はこのほど、ソマリア沖・アデン湾での海賊対
処活動を行っている派遣海賊対処行動航空隊(ジブチ共和国
駐在)の要員とP-3C哨戒機2機を6月に第16次要員に交代さ
せると発表した。第16次要員は海上自衛隊第1航空群(鹿
屋)および陸上自衛隊中央即応連隊(宇都宮)を中心とする
要員を派遣する予定で、第15次隊との引き継ぎのため一部は
4月から交代を開始、主力は6月上旬に鹿屋基地を出発の予
定。なお、八戸の第2航空群を主体とする第15次要員は6月中
旬頃に八戸に帰国する予定。
★TC-90計器飛行訓練装置を2式発注
キャドセンターが8295万円で受注
防衛省装備施設本部は先頃、一般競争入札により海上自衛
隊向けのTC-90計器飛行訓練装置を2セット、8295万円で
キャドセンターと契約した。計器飛行練習機TC-90は徳島航
空基地の徳島教育航空群で計器飛行教育に使用されている。
機体はビーチ350型機で、同型機による更新が行われている
が、計器飛行訓練装置も搭載計器の更新により、新しい形式
のものに更新されているもの。 【防衛関連ニュース】
【海外メーカーニュース】
★エアバス、A350XWB2号機の客室公開
A350XWBカスタマー・デフィニション・センターも開設
エアバスは4月7日(現地時間)、A350XWBのMSN002テ
スト機客室を公開した。MSN002は今年2月26日に初飛行を
実施し、独ハンブルクのエアバス施設で機内装備が行われ
た。さらに、独ハンブルクにA350XWBのカスタマー・デ
フィニション・センター(CDC)を開設したことを発表し
た。このCDCは航空会社がそれぞれのA350XWBの機内装備
について、はじめから効率的に仕様を確定することのできる
【航空工業/宇宙関連ニュース】
★SJAC、ファンボローエアショーに10社と出展
日本航空宇宙工業会(SJAC)は今年7月14日~20日まで英
国ロンドン近郊のファンボローで開催される国際航空宇宙
ショーに会員企業10社と共同で出展する。前回(2012年)は
204平方メートルのスペースに7社が出展したが、今回は340
平方メートルを確保し、9社が出展する。また、三菱航空機は
MRJのPRのため前回同様に2階建てシャレー(商談室)2棟
600平方メートルと屋外展示スペース150平方メートルを確保
する。
出展会社は次の通り。
▼IHI▼IHIエアロスペース▼川崎重工▼富士重工▼三菱重工
MSN2号機のエコノミークラスの客室テスト
(提供:エアバス)
(5)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) バーチャル・リアリティを活用して客室仕様を効率的に議
論、決定することができる(提供:エアバス)
ビジネスクラスでも客室環境をテスト中だ。MSN2号機の内部
(提供:エアバス)
ワンストップショップのような施設となっているとのこと
で、顧客は客室環境をみたり体験することができるように
なっている。
A350XWBテスト機の中では2機に客室が装備が施される。
そのうちの1機であるMSN002はすでにハンブルクで3月中旬
から客室を装備しての飛行テストや地上テストを進めている
ところ。
エアバス機の客室はすべて、ハンブルクのエンジニアリン
グ、研究チームによって開発されている。エアバスでは、
A350XWBが特徴とする幅広い胴体が乗客一人一人により広
いスペースを提供すると主張しており、ビジネスクラスはも
ちろん、エコノミークラスでも高い快適性を提供するとして
いる。さらにはエコノミー・クラスは横9列18インチ(45.7
センチ)幅のゆとりの座席を備えることができることを実証
中だ。
MSN002は乗客を乗せて実施する一連の飛行テスト、
「EarlyLongFlights」を行うテスト機。高温、低温環境での
客室テストを実施し、最先端の第4世代機内エンターテイメン
トシステム(IFE)の認証も行われる。2機目の客室装備テス
ト機はMSN005で、同機は路線実証飛行で使用され、世界中
の主要空港に飛来する予定だという。
効率的に客室仕様決定可能なCDC
LED照明やギャレー等実際に評価
ハンブルクに開設したA350XWBのカスタマー・デフィニ
ション・センター(CDC)は、リードタイムの短縮につなが
る効率的な客室設計や機内仕様の確定プロセスを顧客に提案
する施設とのこと。リスク・シェアリング・パートナーの協
力のもと、顧客はショールームのような環境でカタログによ
る提案を実際に見て、体験、あるいはテストをすることがで
きる。 また客室仕様選定とビジュアル化を促進するための仮想環
境とモデリングツールである「A350XWBコンフィギュレー
ター」も備えている。
エアバスによると、1670万種類もの色によってそれぞれの
状況に応じた機内環境を作り出すことのできるLED照明や、
多様なギャレーオプションなどもこのCDCで実際に評価する
ことが可能とのこと。第4世代IFEコンソールや高画質ディス
プレー類も体験することができる。
A350XWBの特別な床設計によって、IFE関連の電気ボック
スや接続部は平坦な床面に組み込まれており、座席の下のス
ペースによりゆとりを持たせている。
またC D C には客室の実物大モックアップがあり、
A350XWBの客室の壁がほぼ垂直であることを体験すること
ができる。この垂直の壁により、客室空間が広くなり頭上手
荷物棚の収容量が増え、増加しつつある機内持ち込みの手荷
物にも対応することができるように工夫されているという。
豊富な素材を実際にみて体験しながら客室環境を創りだすこ
とができる(提供:エアバス)
A350XWBのビジネスクラス(提供:エアバス)
(6)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) ★オマーン空軍がF-16を追加調達
既存機の能力向上も実施
オマーン首長国は4月3日、ロッキード・マーチンより第2
次契約の最初のF-16戦闘機を受領した。オマーンへの空輸は
今年末となる予定。
同国は2002年に23番目のF-16採用国となり、今回、防空
のため他の15ヵ国の国々とともにF-16を追加発注している。
ロッキードによると新製F-16の供給とともに、既存のオマー
ンのF-16も共通的な先進形態への能力向上を実施していくと
いう。
オマーン向けF-16(提供:ロッキード・マーチン)
【旅行関連ニュース】
★JATAとブランドUSA、2016年450万人目標を継続
田川氏、米本土送客を拡大−IPW開催都市を強化
【シカゴ=石原義郎】日本旅行業協会(JATA)とブラン
ドUSAは4月7日(現地時間)、IPWを開催中のシカゴのマ
コーミックセンターで、日米観光合同ミーティングを開催
し、2013年の日本人の訪米旅行者数が目標の375万人にほぼ
近い373万人だったことを受けて、昨年上方修正した2016年
の日本人旅行者数の目標450万人を変更せずに、残された2年
半で達成に向けて努力することで合意した。
日本側の代表を務めたJATA田川博己副会長(JTB社長)は
日米合同会議終了後の本紙インタビューで、「2016年のアメ
リカへの送客450万人の目標は変えない。それを達成するこ
とが日本人の海外旅行者2000万人につ
ながる」と話した。そして、そのため
にはアメリカ本土への日本人旅行者の
拡大が重要で、ゲートウェイから入っ
て地方を巡るローカル色の強い企画が
必要と指摘した。
また、田川氏はアメリカのデスティ
ネーションを選定し、大手から中小ま
での旅行会社が集中的に商品化する考
えを示し、オーランド、シカゴ、マイ
アミなどIPWを開催する都市をその候
補に挙げた。
2013年の米国への日本人旅行者数
は、既報のように前年比1%増の373万
人。今年に入ってからも厳しい状況が続いており、下半期次
第では、2015年、16年の2年間で約100万人増、毎年約10%
増という高い伸びが必要になる。
田川氏は「海外旅行が安定的に2000万人を維持するために
は、ハワイ、グアム、北米、中南米、欧州の目標数字を再整
理する必要がある。とくに、海外旅行自由化から50年を経
て、これからの海外旅行の方向性を探る良い機会」と前向き
に捉えた。
とくに、アメリカについて、「2001年の9.11を経て10数年
低迷している。かつては、オーランドなどへハネムーンを送
り、西海岸でホームステイの展開などにチャレンジしたが、
この10年間、ほとんどチャレンジしていない」と述べた。
米国側がオバマ大統領の肝いりで、ブランドUSAを立ち上
げて、日米観光交流年、ディスカバー・アメリカを展開し、
訪米旅行促進に大きな投資をしたことに対して、日本も旅行
業界だけでなく、政府を含めて対応するべきと指摘した。
合同ミーティングでもボーイング787の就航で、ゲート
ウェイ都市から地方の主要都市へ日本から直行便が就航し、
羽田国際線の増枠で、今後の日米航空交渉を経て、羽田から
アメリカへ昼間便の運航が予定されることへの期待が上がっ
た。
田川氏はアメリカ旅行への課題として、航空路線の拡充と
円滑なイミグレーションを挙げた。その上で、「シカゴを見
ても分かるようにアメリカは変わってきたが、それをどう見
せていくかが重要」とし、「ローカル・トゥ・ローカルに
よって滞在日数を増やし、2~3週間の周遊型ツアーなどを造
るための素材は豊富だが、アメリカの歴史的な重さを旅行者
に説明できないことが課題」と指摘した。
今の日本人の海外旅行嗜好には、シニア層はもとより、体
験的、テーマ別の旅行が好まれる。米国への日本人旅行者が
伸びるためにも、「アメリカのプロセスを教えてもらうよう
なことが必要」と教育の重要性を強調した。
ローカル・トゥ・ローカルの周遊型商品を拡充
オーランドなど選定し旅行各社が商品造成展開
田川氏は450万人の目標に向けて、「100万人を増やすのは
大変だが、方法によっては達成可能。アメリカはビジネス
マーケットがあり、レジャーマーケットもテーマ別旅行が拡
大してきた。9.11でブレーキが掛かったが、そこを払拭して
いく必要がある」と述べ、コンテンツの作り方次第で、450
万人が達成できる考えを示した。
その旅行商品のキーとなるのが、
「ローカル・トゥ・ローカルの周遊型
商品」で、例えば、シカゴからルート
66を走りルイジアナへ行くコースなど
を商品化し、宿泊地での受け入れなど
で、ブランドUSAに協力を依頼する考
えを示した。
また、来年のIPWはオーランド、再
来年はマイアミで開催されるが、かつ
てデスティネーション開発に成功し、
商品化したオーランドやキーウェスト
などを再生する必要があることを指摘
した。
アメリカの旅行需要は下期の状況次
本紙インタビューに答えるJATA田川博己副会長
(7)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) この後、JATAの飯田氏
第だが、2014年が終わっ
とブランドUSAの早瀬氏が
た段階で施策が見えてくる
これまでの日米観光交流年
とした。とくに、オーラン
とディスカバー・アメリ
ドを2015年後半から販売
カ・プロジェクトの取組に
することを今の段階から検
ついて、パワーポイントで
討していく必要があるかも
説明し、古澤ディスカ
しれないとし、オーランド
バー・アメリカ・プロジェ
の強化を示唆した。
クト部会長がプロモーショ
田川氏は一つのデスティ
ンプログラムの強化につい
ネーションを旅行会社が商
て説明した。
品化して競争し、デスティ
日米双方の意見交換で
ネーションを開発してきた
は、航空路線の拡大で供給
シカゴIPWで行われたJATAとブランドUSAによる
ことを強調し、「旅行会社
量を拡大し、2016年に450
日米観光合同ミーティング出席者
がそれぞれの役割、同じデ
万人の達成につなげること
スティネーションの商品を企画造成して販売する。まずは
などが指摘された。
オーランドからだと思う」と述べた。
最後に越智JATA事務局長がディスカバー・アメリカ・プ
大手・中小の旅行会社がそれぞれの役割を担い、「大手の
ロジェクトで、アメリカへの大型ファムツアーによる訪米旅
パッケージツアー、メディアツアー、アメリカを販売する中
行の啓発、eラーニング教育システムの推進に取り組み、
小の旅行会社が商品化し、全体で数字が伸びていくイメー
2016年の訪米旅行者450万人達成に努力していくことを確認
ジ。2015年後半、2016年以降の商品で数字を上げたい」と展
して閉会した。
望した。
田川氏は、オーランドとともにシカゴを挙げ、「オーラン
★HISĂインドネシアの現地法人と特約代理店契約
ド、シカゴなどIPWを開催するデスティネーションを取り上
店舗展開や商品販売で提携、店舗数200軒めざす
げることが(450万人への)近道」と述べた。田川JATA副会
長は、訪米プロモーションを展開するブランドUSAとIPWを
エイチ・アイ・エス(HIS)は、インドネシアで旅行事業
主催するUSトラベル・アソシエーションを高く評価し、これ
を展開するテレコムユニバーシティと旅行商品販売に関する
らの投資に対して、日本側が応えるには、IPWの主催都市を
特約代理店契約を締結、インドネシア発のパッケージツアー
日本市場のデスティネーションとして強化する見解を示し
や航空券などの販売を拡大する。
た。
テレコム社のネットワークを活用し、「H.I.SEDUTAMA
一方で、ボーイング787で成田から直行便を運航している
TRAVEL」として店舗展開も加速。HISは現在、インドネシ
サンディエゴについても、周遊型商品としてロサンゼルス−
ア国内で直営6店舗を展開しているが、これを3年以内に特約
ラスベガス−サンディエゴなどのルートを作れば、4~5泊の
店を含め100店舗、将来的に200店舗まで拡大する。特約店は
商品化が可能とし、航空会社の対応を要望した。
主に地方都市で展開し、直営店は大都市圏を中心に展開す
アメリカ旅行の顧客層については、「ファミリー層をター
る。特約店の店舗は5月から運営を開始し、年内に10店舗程
ゲットにしたい。中学生の子供がいる家庭などにとってアメ
度の開設を予定している。最終的には全店舗のうち特約店を
リカは魅力的」と述べた。
6割・直営店を4割の比率にする。
今回の提携は、多店舗展開を加速させることでインドネシ
JATAとブランドUSAがシカゴIPWで合同会議
ア国内で近年高まる旅行需要を取り込むのが狙い。提携先の
ディスカバー・アメリカ・プロジェクトを推進
テレコムユニバーシティは、インドネシアで最大の通信企業
であるPT.テレコムニカシ・インドネシアグループの傘下で、
今回のJATAとブランドUSAの合同ミーティングは、日本
インドネシア全土に店舗ネットワークを持つ。今回の提携を
側はJATAから田川副会長、越智良典事務局長、ビジット
通じ、これまで直営店のみで販売してきたインドネシア発の
USAコミッティジャパンなど観光関係者が出席した。米側は
訪日旅行などのパッケージツアーや、航空券、ホテル、JRパ
クリス・トンプソンCEOを筆頭にブランドUSA幹部、USTA
スなどの販売を同社に委託。訪日旅行以外のツアーの販売も
のロジャー・ダウCEO、政府からは商務省のイザベル・ヒル
委託する。
局長など観光関係者のトップが顔を揃えた。
HISは現在、世界55カ国117都市169拠点に海外店舗網を展
IPWを主催するUSTAのダウCEOは、日本の旅行業界との
開し、東南アジアには旗艦店を5拠点設置している。インドネ
パートナーシップにより、日本からの訪米旅行者の拡大を指
シアには2012年9月に「トラベルワンダーランドジャカル
摘。ブランドUSAのトンプソンCEOは、ブランドUSAのキャ
タ」をオープン。現在はジャカルタ市内で直営店を6店舗運営
ンペーン展開で、110万人の訪米旅行者が増加し、観光産業
している。
の雇用も拡大し、今後も引き続きJATAとの関係を強化する
ことを強調した。
これを受けて、JATAの田川副会長は、日本が2016年に海
外旅行者2000万人を目標としていることを改めて示し、その
うち米国への旅行者450万人をめざして、今後もブランド
USAとの関係を深めて、相互で努力していく考えを示した。
(8)
WINGDAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 3051号 2014年(平成26年)4月9日(水曜日) 【組織・人事】
★防衛省人事
(4月1日付)
▼航空中央業務隊付(第3高射群司令)1空佐 鈴木幹男
▼同(航空支援集団司令部監理監察官)1空佐 宮城義尚
▼空自幹部学校主任研究開発官(北部警戒管制団18警戒群司
令兼稚内分基司令)1空佐 鈴木千佐加
▼空自幹部学校勤務(統幕防衛計画部防衛課兼空幕防衛部防
衛課)1空佐 尾山正樹
▼空自幹部学校付(北部警戒管制団副司令)1空佐 佐藤眞一
▼空自補給本部計画部補給課長(空幕装備部整備・補給課)1
空佐 吉田行宏
▼空自補給本部第1部長(空自補給本部計画部補給課長)1空
佐 荒武香織
▼空自補給本部監理監察官(空自第3術科学校副校長)1空佐
土田賢二
▼空自補給本部付(空自補給本部監理監察官)1空佐 櫻井寛
▼空自第2補給処資材計画部長(第5航空団整備補給群司令)
1空佐 廣明一郎
▼空自第4補給処副処長(第4航空団副司令)1空佐 木村亮
一
▼空自第4補給処付(空自第4補給処副処長)1空佐 池畠暢
也
▼自衛隊情報保全隊情報保全官兼情報保全隊本部総務課長
(第1輸送航空隊副司令)1空佐 鈴木雄三
▼自衛隊中央病院付(自衛隊中央病院メンタルリハビリテー
ション科長兼防衛医大講師)1空佐 高尾雅也
▼自衛隊岐阜病院副院長兼診療部長兼防衛医大講師(北部航
空方面隊司令部医務官兼自衛隊三沢病院兼防衛医大講師)1空
佐 野上弥志郎
▼自衛隊那覇病院副院長(自衛隊岐阜病院診療部長)1空佐 宮島大二郎
▼技術研究本部技術開発官・航空機担当付(第3航空団副司
令)1空佐 岩崎仁彦
★国交省人事(航空関係)
(4月1日付)
▼3月31日付定年退職(航空保安大学校岩沼研修センター首
席教官)宮田敬二
▼航空保安大学校岩沼研修センター首席教官(鹿児島空港事
務所管制保安部長)柏法明
▼鹿児島空港事務所管制保安部長(北九州空港事務所先任航
空管制技術官)辻亮
▼北九州空港事務所先任航空管制技術官(航空局安全部安全
企画課交通管制安全監督官)揚村勇人
▼航空局安全部安全企画課交通管制安全監督官(新千歳空港
事務所管制保安部主幹航空管制技術官)川根洋
▼航空保安大学校岩沼研修センター教官(航空局交通管制部
管制技術課技術管理センター主幹技術管理航空管制技術官)
松木晴実
▼東京航空局総務部総務課企画調整官(福岡空港事務所総務
部総務課長)平原正記
▼福岡空港事務所総務部総務課長(航空局航空ネットワーク
部首都圏空港課専門官)佐々木勇幸
▼航空局航空ネットワーク部首都圏空港課専門官(札幌航空
交通管制部総務課課長補佐)福井靖則
▼3月31日付辞職・独立行政法人航空大学校仙台分校長(東
京航空局保安部先任運航審査官)熊田拓也
▼東京航空局保安部先任運航審査官(大阪航空局保安部運航
審査官)池田和夫
▼東京航空局保安部航空機検査官成田市駐在(航空局安全部
安全企画課専門官)甲斐健太郎
▼航空局安全部安全企画課専門官(航空局安全部航空機安全
課航空機技術審査室専門官)宮川毅也
▼3月31日付定年退職(丘珠空港事務所長)土屋卓
▼丘珠空港事務所長(高松空港事務所広域空港管理官)中山
訓行
▼高松空港事務所広域空港管理官(那覇空港事務所総務部総
務課長)渡慶次勲
▼那覇空港事務所総務部総務課長(大臣官房危機管理官付専
門官)工藤孝幸
▼大臣官房危機管理官付専門官(東京航空局総務部安全企
画・保安対策課長補佐)西谷祐二
(以下、次号に続く)