WING DAILY

 WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2040号 2009年(平成21年)12月4日 金曜日 (1)
WING DAILY
【HEADLINE NEWS】
★DALとAALがJAL争奪で火花Ă10億ドル支援を提案
オープンスカイ合意後のATI申請・JV提携見据える
デルタ航空とアメリカン航空は、12月4日、それぞれ記者
会見し、経営再建中の日本航空に対するトータルバリュー支
援案のなかで、ともに10億ドル以上の資本提供を提案し、
JALとの提携をめぐり火花を散らした。12月7日から開催され
る日米航空交渉でオープンスカイ協定が合意される見通し
で、JALと同じアライアンスに加盟する航空会社のみが、
JALとともにATIを申請し共同事業を展開できることから、両
社ともに自社および加盟アライアンスについて最終アピール
した格好となった。
JALへの支援額について、来日したデルタ航空のエドワー
ド・バスティアン社長は、スカイチームとして約10億ドルを
用意するほか、さらなる資金要請があった場合には投資ファ
ンド等第三機関からのサポートを含め、「応える準備があ
る」とした。アメリカン航空のトーマス・ホートン財務・企
画担当執行副社長兼最高財務責任者(CFO)も会見に臨み、
【上】デルタ航空のエドワード・バスティアン社長/ジェフリー・
シェーン元米国運輸省副次官および政策担当次官、【下】アメリ
カン航空のトーマス・ホートンCFO/ノーマン・ミネタ元米国商
務長官および運輸長官
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TPG(テキサス・パシフィック・グループ)との提携で最大
11億米ドルを出資すると表明した。
また、JALが日米線の共同事業で得られる収益額につい
て、アメリカン航空は、AAL-JAL提携により今後10年間に
わたり年間約1億ドルの追加収益を獲得し、「AAL、ワン
ワールド、TPGによる支援総額は18億ドルを超える」と話し
た。デルタ航空は、DAL-JAL提携が実現した場合に、JALは
「年間4億ドルの増分収入が期待できる」と述べ、AALを上
回る額を提示した。
両社ともにJALに対して最大級の支援策を打ち出している
が、その背景にはオープンスカイ協定合意後のステップとし
て、JALとともにATIを申請し運賃や運航スケジュールなどの
事業を一体化するねらいがある。共同事業(JV)は、提携す
る航空会社間で全運航便の経費と収入を分割することで、コ
スト削減や運賃の低価格化につながるとされている。
ミネタ元DOT長官ĂDAL-JAL提携はATI認可無理
両社の会見では、ATIが申請された場合に政府認可が下り
るかが最大の焦点となったが、アメリカン航空の会見に出席
したノーマン・ミネタ元米国商務長官および運輸長官は、
「JALとDAL-NWA(の提携)は、すべてにおいて競争を阻
害すると考えられる」と述べ、JALがスカイチームへ移籍し
デルタ航空とATI申請した場合も、日米路線において提携す
ることは許可されないとの見解を示した。
ATI審査について、「会社間の競争を高め、消費者の選択
肢が増やせるかが優先される」とのことで、JALがスカイ
チームへ移籍した場合に、アメリカン航空のワンワールドは
太平洋路線のシェアを落とし、日米市場における航空アライ
アンスは3社からスターアライアンスとスカイチームの2社へ
と減少、結果的に市場競争の減速につながるとの考え。
アメリカン航空によると、現在、日米間には世界の3航空連
合がほぼ均等なシェアを維持しているが、JALのスカイチー
ム移籍により同連合のシェアは62%に上昇、スターを含めた
2連合の割合は93%まで拡大し、「競争バランスを懸念す
る」状況になると指摘した。
さらに、DALが日本と同じく北東アジアを拠点とする韓国
の大韓航空とATIに基づく提携関係にあるとし、「KALのソ
ウル・仁川経由のアジアー米国線の多くはJAL路線と競合す
るもので、(JALのスカイチーム加盟により)競争環境が損
なわれる」可能性を強調した。
DALĂJALと共同事業でATI認可に自信示す
一方で、デルタ航空は、JALとDALの運航便を合計した日
本ー米国本土線のシェアを46%と見積もり、市場競争を著し
く低下させるに至らないとの見解だ。DALバスティアン社長
は、「自信を持って(ATIが)付与されるといえる」と話
し、その理由として、米国運輸省はこれまでオランダ(80
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2040号 2009年(平成21年)12月4日 金曜日 (2)
%)、ドイツ(71%)、韓国(62%)など米国間路線の市場
割合が高い国の航空会社と、米系エアラインのATI申請を承
認してきたと説明した。
また、DALおよびスカイチームのアドバイザリーを務める
ジェフリー・シェーン元米国運輸省副次官および政策担当次
官は、米国運輸省は「新しいメリットが生まれるとき、1社で
提供されるより、大きな公益がもたらされる」ときにATIを
付与するとの認識を示し、DALがJALとの共同事業を通して
十分な公益を提供できると判断する場合にはをATIを認可す
るとの考え。
さらに、日米航空交渉ではATI申請がオープンスカイ協定
とセットとなっているが、過去4政権28案件において「DOT
はオープンスカイ協定の枠組み内でATIが申請された提携を
拒否した事例はない」として、「JALとDALはATI付与に向け
て有意義な立場にある」と見解を示した。
一方で、JALがワンワールドに残留した場合にはJAL-AAL
提携のATIが申請される見通しだが、アメリカン航空のホー
トンCFOは、AALとJALのネットワークは重複が少なく補完
できる関係にあるため、「(アメリカン航空間との)ATIは
容易に付与される」との見解を示すとともに、「JALとの
パートナーシップにおいてATIを得られる米国側の唯一の
パートナーはAAL」と強調した。
国交省も、米国とのオープンスカイ交渉について、「年内
妥結がうまくいくように進展させていきたい」と考えを示し
ており、日米間の合意は今月中にもまとまる見通し。すで
に、スターアライアンスの全日空、ユナイテッド航空、コン
チネンタル航空の3社もATIを申請する方針を固めており、早
ければ来年2月中旬にもスターとJALを含むアライアンスが
ATIを申請するとみられる。
DAL旅客数上回るもAALはプレミアム収益に強み
そのほか、両社の会見では、JALにとって各航空会社と提
携するメリットが改めて示された。DALバスティアン社長
は、「スカイチームがJALにとって最高のパートナー」と話
し、欧州と米国から日本への旅客数はワンワールドの4倍に達
し、収入機会も4倍に増えると見方を示した。
一方で、プレミアム顧客を強みとするアメリカン航空は、
ホートンCFOが「日米路線におけるプレミアム需要の割合は
DALの6倍に達し、ASMあたりの売上高はDALを6%上回る」
と説明した。
また、アライアンス全体として欧州の一例を挙げ、「日
本ーロンドン・ヒースロー線のプレミアム市場規模は、日
本ーパリ線と比較して12%上回っている」とし、ワンワール
ドはスカイチームと比較してプレミアムクラスの収益性が高
いことを示した。さらに、中南米ではスカイチームを圧倒す
るナンバーワンの地位にあるとして、中南米最大10都市で、
スカイチームより「運航便数で72%、就航都市数で60%上回
る」と説明した。
デルタ航空とアメリカン航空、JALが日本のフラッグキャ
リアとして、日本国民のためにどちらの航空会社に支援を要
請するのか注目が集まる。
【航空関連ニュース】
★国交省長安政務官、関空補給金は財務省と協議中
沖縄の負担全国で軽減、橋下府知事に理解示す
国土交通省の長安豊大臣政務官は3日、関西3空港問題で事
業仕分けにより凍結された関西国際空港に対する補給金160
億円と、これに伴い地元懇談会などで出された3空港を一元管
理とする案など所感を述べた。
長安政務官は3空港の一元管理案が抜本的解決につながるか
判断するのは、一義的には財務省が判断する問題として、国
交省では2010年6月ごろまでに成長戦略会議で結論を出し、
一定の方向性を示していきたいとする姿勢を改めて強調、3空
港一元管理案が抜本的か否かはとらえ方によって評価が変わ
るとして明言することはなかった。補給金の来年度予算の扱
いについては、財務省と最終的な予算編成に向け話し合いが
なされているところだとしており「何か結論が出ている状況
ではない」としている。
その中にあって、2日に橋下徹大阪府知事が普天間基地移設
の問題で、沖縄の負担軽減を全国で考えていくべきだと言及
している。長安政務官は橋下知事の発言を、第2次世界大戦と
その後の在日米軍の大半が沖縄にあることなど沖縄に集中す
る負担を和らげるため他府県も協力していくのは当たり前だ
とする発言だったと確認し、「それは当選その通りだと思
う」と理解を示した。
しかし一方で関空の受け入れについては、慎重な姿勢を見
せている。長安政務官によれば、関空は要望があってできた
空港ではなく、伊丹空港の騒音問題に配慮され、海上空港が
検討されたことから始まり、当初検討されていた神戸沖は地
元の反対により実現できず、泉州が受け入れたことで実現し
た。しかし泉州でも反対はあったものの、大きな経済効果を
生むことから関空は受け入れられたが、方針転換により廃止
するはずだった伊丹が存続、関空の軍用についても何度か議
論されたが、政府は関空の軍用はないと答弁してきた、とこ
れまでを振り返った。長安政務官はこれら関空の歴史から、
地元住民にとっては様々な思いがあるとして、地元に対する
懸念を示した。
★日米航空交渉、来週ワシントンで開催
オープンスカイ含め新たな覚書締結へ
日米航空交渉が12月7日~10日の4日間の日程でワシントン
で開催される。今回の協議では、2010年の増枠を踏まえた羽
田・成田路線の輸送力、日米航空関係の更なる自由化等に関
して協議を行う予定で、オープンスカイを含めた新たな協定
の覚書を締結する見通しだ。
今回の航空当局間協議の論点は4つ。その4つは、(1)日
米間に完全なるオープンスカイ関係を確立することを含めた
新たな覚書の締結、(2)日本と米国間のアライアンスに関し
て、反トラスト法適用除外(ATI)の申請可能性について、
(3)羽田−米国線、そして(4)成田発着枠について。
特に注目されるのは、オープンスカイ協定の締結。これが
締結されれば、ATIなどもセットで進められることになる。
日本航空(JAL)の再建問題で、JALが所属するワン・
ワールドのアメリカン航空、そしてJALをメンバーに引き込
みたいスカイチームのデルタ航空の間で、JALに対する資金
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援助の申し出がある。互いに、オープンスカイによるビジネ
スチャンスを捉えることと、日本から先の広大なアジア市場
をターゲットに、アライアンス間の“JAL争奪戦”は激化し
ている様相だ。
日米航空関係は、1952年8月に調印。98年3月に了解覚書
を締結した。日米間では、日本企業が旅客便を日米間で週
136便、以遠で週3便を運航。貨物便は週20便運航しており、
日米間で計週159便が運航されている。
一方、米国企業は10社が運航しており、旅客便は週296
便、以遠で110便、貨物便は週50.5便、以遠は週51.5便が運
航されている。
★航空輸送統計8月、国際旅客0.6%増の147万5000人
中国路線28.8%増と順調、ヨーロッパ線も微増
国土交通省はこのほど、8月の航空輸送統計をまとめた。
これによると、国際航空における旅客輸送は対前年同月比0.6
%増となる147万5000人で、人キロベースでは2.7%減となる
63億9675万1000人キロ、座席利用率は77.3%であった。貨
物輸送量は13.7%減(超過手荷物・郵便物含む13.4%減)と
なる9万8069トン(超過手荷物・郵便物含む10万2191トン)
であり、トンキロベースでは17.6%減(17.4%減)となる5
億102万9000トンキロ(5億2362万8000トンキロ)、重量利
用率は70%であった。
国内定期航空における旅客輸送量は8.5%減の832万3000人
で、人キロベースでは7.9%減の75億7405万1000人キロ、座
席利用率は68.3%だった。貨物輸送量は101%減(10%減)
の7万9673トン(8万4552トン)で、トンキロベースでは
10.4%減(10.2%減)の8012万2000トンキロ(8482万9000
トンキロ)、重量利用率が40.9%であった。
燃料消費量は全体で77万3873キロリットルで、そのうち国
際線の国内給油が21万350キロリットルで、国外給油が19万
8013キロリットル、国内線では定期便が36万990キロリット
ルで、その他が1731キロリットルになる。
航空機使用事業などの稼働実績においては、飛行機・ヘリ
コプターとも合わせて22.9%増となる1万1082時間59分にな
る。このうち飛行機については、トータルで20%増の4421時
間45分となり、航空機使用事業が25.9%増の4153時間、遊覧
が58.6%減の56時間47分、貸切が8.7%減の211時間58分と
なった。ヘリコプターではトータルで24.5%増の6661時間14
分となり、航空機使用事業が25.6%増の4373時間21分、遊覧
が0.2%減の300時間24分、貸切が26.8%増の1987時間29分
になる。
路線別旅客および貨物輸送実績について詳細は以下のとお
り。
〈国際線方面別旅客/貨物輸送実績〉
■合計=旅客数:147万4747人(0.6%増)/貨物:9万8069.149
トン(13.7%減)
▼中国路線=旅客数:32万6310人(28.8%増)/貨物:2万
4154.913トン(9.9%減)
▼韓国路線=旅客数:20万7463 人(9.3 %減)/貨物:
3883.628トン(3.5%増)
▼その他アジア路線=旅客数:43万994人(4.5%減)/貨物:
3万4946.018トン(10.6%減)
▼米大陸路線=旅客数:15万2557人(8.5%減)/貨物:1万
9179.063トン(24.5%減)
▼太平洋路線(ハワイ・グアム)=旅客数:18万7298人
(2.7%減)/貨物:1769.808トン(22.4%減)
▼ヨーロッパ路線=旅客数:15万2126人(2.2%増)/貨物:1
万3300.113トン(14.2%減)
▼オセアニア路線=旅客数:1万7999人(26.2%減)/貨物:
835.606トン(9.6%増)
〈国内定期路線旅客/貨物輸送実績〉
■合計=旅客数:832万3114人(8.5%減)/貨物:7万9672.964
トン(10.1%減)
(幹線)
▼幹線合計=旅客数:332万7067人(7.7%減)/貨物:5万
1285.99トン(8.3%減)
▼羽田−新千歳=旅客数:90万595人(5.5%減)/貨物:1万
5761.195トン(2.9%減)
▼羽田−福岡=旅客数:63万5577人(10%減)/貨物:1万
1768.77トン(2.8%減)
▼羽田−伊丹=旅客数:45万619人(7.5%減)/貨物:
5818.784トン(5%増)
▼羽田−那覇=旅客数:53万8543人(7.4%減)/貨物:
8726.504トン(7%減)
▼羽田−関西=旅客数:11万6114人(20.4%減)/貨物:
531.638トン(63.9%減)
▼福岡−那覇=旅客数:12万9970人(2.2%減)/貨物:
2146.287トン(0.9%減)
▼関西−新千歳=旅客数:8万7954人(16.7%減)/貨物:
1276.832トン(54.5%減)
▼その他幹線=旅客数:46万7695人(5.3%減)/貨物:
5255.98トン(15.7%減)
(ローカル線)
▼ローカル線合計=旅客数:499万6047人(9%減)/貨物:2万
8386.974トン(13.2%減)
▼羽田−鹿児島=旅客数:23万1168人(5.2%減)/貨物:
2141.599トン(11.2%減)
▼羽田−広島=旅客数:19万2936人(10.5%減)/貨物:
1410.997トン(0.9%減)
▼羽田−熊本=旅客数:17万3063人(5%減)/貨物:
1801.981トン(6.9%減)
▼羽田−小松=旅客数:12万6977人(18.3%減)/貨物:
194.53トン(49.2%減)
▼羽田−長崎=旅客数:15万1465人(0.5%増)/貨物:
936.704トン(13%減)
▼羽田−松山=旅客数:13万280人(3.7%減)/貨物:
577.626トン(10.5%減)
▼羽田−宮崎=旅客数:13万7732人(8.8%減)/貨物:
604.47トン(4.3%減)
▼その他ローカル線=旅客数:385万2426人(9.5%減)/貨
物:2万719.067トン(14.4%減)
★IBX、2010年6月までにCRJ700を導入、6機体制へ
人材の確保から成田・羽田拡大に向け一歩
アイベックスエアラインズ(IBX)はこのほど、新機材を
2010年6月までに調達し、5機から6機体制により運営してい
くことを明らかにした。新たに導入する機材はボンバルディ
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2040号 2009年(平成21年)12月4日 金曜日 (4)
アのCRJ700で、09年に導入したものと同一の機材になる。
IBXでは路線計画など詳細については、成田・羽田のスロッ
トによる影響が大きいことから、09年末から年明けごろの決
定となるようだ。
IBXでは、就航からおよそ8年が経過し、社員数は150人を
超える規模となったものの、事業目的とする「地方経済の活
性化に貢献する」「航空業界全体の健全な発展に貢献する」
の達成にはまだパワー不足だとしている。09・10年度には羽
田空港や成田空港の発着便数の拡大など、大きな変革期を迎
えることから、より一層の事業拡大に向け新機材導入により
新たな一歩を踏み出すとしている。その一歩の準備としてま
ず、“人財(材)の確保”に取り組むとして、新卒・経験者
ならびにシニアを対象とした採用を行っていく。
10年度までの中期事業計画によれば、機材計画としては
09・10年にそれぞれ1機を増機するとしているほか、増機に
向けた生産体制の強化と、より安定的なオペレーション体制
の構築を目指し、新たな人材の採用と共に、人材育成を積極
的に行い組織力強化を図るとしており、この点については計
画どおりといえる。また路線計画として、環境変化を捉え現
行路線の拡充や新規路線の展開など積極的に推し進め、10年
度の事業収入を07年度比約58%増となる95億円を目指すとし
ていることから、今後の展開が注目されるところだ。
★IBXがスタッフを募集、シニア採用も受け付け
アイベックスエアラインズ(IBX)は現在、新機材導入に
向けてスタッフを募集している。新卒・経験者採用では運送
管理スタッフ、整備管理スタッフ、情報システムスタッフを
それぞれ若干名募集するほか、60歳以上のシニア採用も行う
としており、こちらは定期便機長資格操縦士、航空整備士、
運航部スタッフをそれぞれ若干名募集する。新卒・経験者採
用は1月4日を締切とし、シニア採用については、定員に達し
た時点で締め切ることとなる。
〈IBXホームページ〉
http://www.ibexair.co.jp/
★航空局、エコプロダクツ2009へ出展
空港会社などと共同でエコエアポートをPR
2010年に開港5年目を迎える。これに当たって、2010年1月1
日−12月末まで、「地域とともに、世界とともに」をテーマ
に「セントレア開港5周年記念事業」を展開する。
5周年記念の試みとして中部国際空港では論文募集、5周年
記念コンサート、記念旅行商品を発売するほか、2月1日−12
月31日に「謝恩プレゼントキャンペーン」、2月20日−10月
31日(予定)に「2010上海EXPOショップ」、3月13・14日
に世界旅まつりinセントレア(仮)なども開催する。
〈論文募集〉
論文募集では利用者・地元住民にとって利便性に富み、ま
た世界との交流の促進や中部兼の発展に寄与するためには5年
先・10年先の中部国債空港セントレアはどうあるべきか、と
いった「セントレアの未来」について一般募集を行う。
応募期間は12月17日~来年4月30日まで。提出方法はE
メールまたは郵送となる。(1)名前(ペンネーム不可)
(2)生年月日(3)住所・電話番号(4)職業(5)論文タイ
トル の5項目を明記した「応募票」を必ず添付する。応募票
のないものは無効となる。郵送の場合書式サイズは自由。E
メールの場合メール本文に論文を記載することも可。
論文書式は8000文字程度、A4(縦)用紙で6枚程度が目安
となる。
入選作品は来年8月末頃セントレアWEBまたは中部国際空
港株式会社のホームページにおいて発表し、記念品を贈呈す
る。論文のテーマは以下の5つから一部選択する。(全部の選
択も可能)
〈論文テーマ〉
(1)セントレアの将来のあるべき姿、めざすべき姿とは何
か。そのために何が必要か。
(2)お客様、地域の皆様に愛される空港になっていく為に、
今のセントレアには何が足らないか。そのためには何をすべ
きか。
(3)中部圏の発展に寄与する空港になっていくために、今の
セントレアには何が足らないか。
(4)セントレアの良いところは何か。それをさらに伸ばすに
はどうしたら良いか。
(5)お客様にとって利便性の高い空港にするために、セント
航空局では、12月10−12日に東京ビッグサイトで開催する
「エコプロダクツ2009」に、成田国際空港会社・関西国際空
港会社・関西国際空港用地造成社・北海道空港会社・空港環
境整備協会と共同で出展する。このブースではパネルや映像
などにより、空港およびその周辺の環境保全に関する取り組
み事例をパネルやビデオなどにより紹介する。成田会社では
ゴミを発酵・堆肥化したコンポストや環境報告書の配布、関
空会社では緩傾斜護岸によりできた大規模な藻場から海草の
展示、北海道空港会社では雪を夏の冷房に利用するクールプ
ロジェクトや天然ガスを利用したコージェネレーションシス
テムのほか、光触媒によるウイルス不活性化実証実験などを
紹介する。
★セントレア開港5周年迎え各種記念行事開催
論文公募によりシンポジウムも開催
2005年2月17日に開港した中部国際空港(セントレア)は
5周年記念ロゴ
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2040号 2009年(平成21年)12月4日 金曜日 (5)
レアをどう変えていきたいか。
〈論文送り先・問い合わせ先〉
〒497-8701 愛知県常滑市セントレア1-1
第1セントレアビル5階 中部国際空港株式会社「セントレ
ア5周年記念論文募集」事務局
〈Eメール〉
ronbun20202cjac.co.jp
〈電話番号〉
0569-38-7580
〈記念コンサート〉
5周年記念コンサートとしては、ウィーン・フィルハーモ
ニー管弦楽団でコンサートマスターを務めるライナー・ホー
ネック氏を始め国際的に活躍する音楽家たちの夢の饗宴によ
る「セントレア・ニューイヤー・コンサート2010」を開催す
る。
開催日時は来年1月23日。(15時30分に開場16時開演)中
部国際空港セントレアホールで行う。
会費は一般3000円、セントレアカード会員2500円、学生
1500円。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマス
ター、ライナー・ホーネック氏(ヴァイオリン)や「のだめ
カンタービレ」ピアノ音楽監修の三輪郁氏(ピアノ)が出
演、モーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏
交響曲変ホ調K364」等の演奏を行う。
申し込み方法は(1)氏名(2)必要枚数(3)連絡先メー
ルアドレス又はFAX番号(4)住所・電話番号を記入の上、
WEB、またはEメール、FAXで申し込む。
〈問い合わせ・申し込み先〉
セントレアニューイヤーコンサート2010係
〈電話番号〉
0569-38-7774
〈FAX番号〉
0569-38-7773
〈Eメール〉
CentrairNewyear20102cjiac.co.jp
〈記念ツアー〉
記念旅行商品としてはJTBワールドバケーションズ社と
協力、セントレア発海外ツアー「祝!セントレア開港5周年記
念 お得だね!!」シリーズを発売する。
来年1~3月出発の価格訴求型ツアーで、セントレア内店舗
で使えるルックJTBオリジナル割引き特典クーポンや、
500~5000円の価格で参加出来る現地プランを用意。2万名の
販売数を目指す。
設定方面はハワイ、グアム、サイパン、韓国、台湾、香
港、中国、東南アジア、オーストラリア、アメリカ、ヨー
ロッパ。
ツアー一例としてフリープラン「お得だね!!でらびっく
りソウル3日間」は大韓航空利用でCグレートホテル2名1
室・大人1人2万1900~6万1900円等。発売日は本日12月4日
からとなっている。
〈ツアー問い合わせ先〉
JTB東海 中部旅の予約センター
ナビダイヤル
0570-050-489
一般回線
052-566-2031
【防衛関連ニュース】
★F15戦闘機尾翼落下、空自が点検終了し運航開始
航空自衛隊は先月29日築城基地航空祭において、展示飛行
中のF15戦闘機の尾翼の一部が落下したことを受け、現在運
用中のF15全て(202機)の飛行を中断し不時落下防止のた
め目視点検を行っていたが、1日点検および必要な処置を実施
し安全が確認できた航空機から順次飛行訓練を実施すると発
表した。
同事故は航空祭で展示飛行中のF15戦闘機1機から水平尾
翼の前縁部の一部(2.41メートル×0.42メートル・重さ5.5
キロ)と垂直尾翼の一部が落下。水平尾翼の一部は2つに分か
れ、垂直尾翼の一部はバラバラに分かれ、基地周辺地で発見
され全て回収された。F15の編隊飛行は中止となったが、け
が人など被害は無かった。航空自衛隊は現在事故原因を調査
中であるという。
【海外メーカーニュース】
★ボーイング、レイセオン、P8Aにレーダーアンテナ搭載
来年早々にもセンサシステム全体の性能確認飛行開始へ
ボーイングとレイセオンの従業員が先月、シアトルのボー
イング開発センターでP-8Aポセイドン次期哨戒機飛行試験機
T2の機首にAPY-10レーダーのアンテナを装着した。
T2はP-8Aプログラムの主要なミッションシステム試験に
使用される機体。
次のフェーズであるレーダー装置本体の搭載と追加計装化
の完了を待って、T2号機は2010年早期より米海軍の飛行試験
プログラムに入り、海軍とボーイング社のテストパイロット
が、P8Aの全てのセンサの性能確認を行うことになる。
P-8Aのレーダーアンテナはレイセオン社が開発・製造し
た。ボーイングが率いる産業チームは5機のこの対潜・対水
上・情報・探査・偵察機P-8Aを、2004年に受注したシステ
ム開発実証契約の一環として製造している。
P8Aの機首に装着されたAPY-10レーダーアンテナ。
球形をしている
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2040号 2009年(平成21年)12月4日 金曜日 (6)
★ターボメカ・ジャパンが事務所移転
ターボメカ・ジャパン(マーク・ラクー代表取締役)は、
12月14日より事務所を移転する。
新事務所の住所等は次の通り。
新住所=〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門
40MTビル9階
電話=03-5408-1083
ファックス=03-5408-1085
【旅行関連ニュース】
★JTB下期の海外旅行売上見通しは1915億円
国内旅行も前年割れ予測、グループ再編加速
JTBは12月3日に開いた業界紙会見で今年下期(09年10月
~10年3月)の連結業績予測を発表し、旅行事業の売上高は
前年同期比10%減の4700億円、内訳は、海外旅行が同12.9%
減の1915億円、国内旅行が同8.3%減の2583億円、国際旅行
が同10.0%減の180億円となる見通しを立てた。海外旅行売
上高は今年上期が前年比23.8%減だったことから、下期の減
少幅は縮小する見通しだが、新型インフルエンザや燃油サー
チャージの再値上げなど不確定要素も多く、海外・国内・国
際ともに依然として厳しい状況が続きそうだ。
既報の通り、JTBグループの2010年中間期(09年4-9月)
連結決算は、売上高が前期比15.3%減の5781億6600万円と減
収、最終損益は6年ぶりの中間期で赤字となる55億円の損失
を計上した。これに伴い、2010年3月期の通期業績予測も売
上高で13.0%減の1兆1100億円(当初予測1兆3080億円・13
%減)に下方修正したが、下期では旅行事業の4700億円をは
じめ、商事事業の137億円、出版事業の58億円、ホテル事業
の54億円などの達成をめざし、通期の黒字化をめざす方針
だ。
下期の重点施策としては、海外旅行はバンクーバー冬季五
輪を軸とした需要喚起やルックJTBの商品ラインナップの拡
充に取り組み、国内旅行もエースJTBの間際価格訴求型商品
の充実を進めるなど、各種の増売施策を強力に推し進めてい
く。
また、グループ戦略でも店舗ネットワークの最適化や法人
営業部門の経営資源最適化、国内旅行販売改革などの構造改
革に取り組むほか、グループ各社の機能再編やグローバル事
業の強化、ウェブ事業の拡大、地域交流ビジネス等の成長戦
略に取り組み、グループの持続的な成長をめざしていく。
中間期の海外売上は662億円、経常黒字化へ
店舗再編で販管費見直し、円高の影響は不透明
JTBは今年2月の組織改正で旅行事業本部内にグローバル戦
略推進本部を設置し、海外戦略の強化を打ち出しているが、
今年上期における海外会社85社の売上高は合計で約662億
円、総売上5782億円のおよそ1割強を占める。現段階では海
外会社合計の収益は経常ベースで赤字とのことだが、「まだ
利益よりも日本での商品競争力の向上につなげる方が優先」
(JTB経営企画部の田井伸明・経営企画担当部長)と位置づ
けており、将来的には黒字に転換させ、海外会社の売上比率
を高めていく方針。
JTBでは今年度からスタートした新グループ中期経営計画
「NextGlobalChallenge2011」の中で、「グローバル企業
への進化」を基本方針の一つに掲げているが、今後海外会社
の展開を見直し、地域ごとに集約、あるいは統括するなどし
て経営効率を高めていく考え。また、中国や韓国を中心に3国
間ビジネスの拡大も図り、売上向上をめざしていく。
また国内店舗の再編に関しては、2011年までの中期計画中
に実施する方針だが、店舗の統廃合を進めることで販売費お
よび一般管理費の削減を図る。2010年中間期決算における販
売管理費は約1297億円。このうち、販売費は前年同期より約
20億円減の169億円、人件費は約30億円減の809億円といず
れも圧縮に成功しているが、管理費のうち不動産賃貸料は約
2億円増の103億円2500万円に達しており、店舗統廃合でこれ
らの見直しを進めていく。
最近の円高が下期業績に与える影響に関しては、「単純な
円高ならプラス要因になるが、燃油サーチャージの値上げ
や、円高による景気停滞で消費者マインドが冷え込めばマイ
ナス要因にもなりうる」(田井氏)と見ており、追い風にな
るかは見極めが難しいとしている。ただ、「円高がどこまで
進むかにもよるが、財務上では大きな影響はない」(財務部
の森毅・財務担当部長)としており、円高による通期業績へ
の影響は限定的と見ている。
グループ各社ほぼ前年割れĂ地域会社1〜2割減
機能特化型会社も軒並みマイナス、ウェブ堅調
JTBの2010年3月期中間決算のうち、グループ主要各社の
前年比推移を見ると、JTB沖縄を除き軒並み前年同期を割り
込み、これまで好調だったJTB地球倶楽部やJTBグローバル
マーケティング&トラベルなどの機能特化型会社も不調に終
わった。
唯一前年比プラスとなったJTB沖縄は、本社直轄としてい
た旧ジェイティービー沖縄を今年4月1日付けで商号変更し、
JTB北海道など他の地域総合型会社と同様の位置づけに“格
上げ”しており、グループ本社の直轄だった沖縄事業開発委
員会の機能も統合するなど、事業強化を図っていた。資本金
も3000万円から1億円に増資している。
その他の地域総合型会社では、JTB北海道の23.9%減をは
じめ、上期は新型インフルエンザの影響を大きく受けたJTB
西日本の25.2%減など、前年同期より1割~2割以上割り込ん
でいる。
また、ウェブ事業を手がけるi.JTB(アイドットジェイ
ティービー)は12.5%減とマイナス。ちなみに、JTBの中間
決算に占めるウェブ事業の売上高は前年同期比0.3%減の約
410億円で、i.JTBのいわゆる場貸しサイト「るるぶトラベ
ル」は売上高159億円(8.5%増)など、一部では好調に動い
ている。
2010年3月期中間決算におけるJTBグループ主要各社の売
上高前年比は以下の通り。
【地域総合型会社】
▼JTB北海道=23.9%減
▼JTB東北=16.1%減
▼JTB関東=8.6%減
▼JTB首都圏=17.3%減
▼JTB中部=23.5%減
▼JTB西日本=25.2%減
WING DAILY(毎週月−金曜発行、祝日休刊) 第2040号 2009年(平成21年)12月4日 金曜日 (7)
▼JTB中国四国=18.9%減
▼JTB九州=15.2%減
▼ジェイティービートラベル九州=18.2%減
▼JTB沖縄=20.1%増
【機能特化型会社】
▼JTBグローバルマーケティング&トラベル=30.2%減
▼JTBエイティーシー=32.8%減
▼JTB法人東京=25.4%減
▼JTBビジネストラベルソリューションズ=38.4%減
▼JTB地球倶楽部=29.7%減
▼i.JTB(アイドットジェイティービー)=12.5%減
▼JTBグランドツアー&サービス=6.3%減
【組織・人事】
★防衛省人事
(12月7日付)
▼陸将に昇任(中部方面総監部幕僚長)陸将補 中川義章
▼統合幕僚学校長(第1師団長)陸将 渡辺隆
▼第1師団長(中部方面総監部幕僚長兼伊丹駐屯地司令)陸
将 中川義章
▼中央即応集団司令官(統合幕僚学校長)陸将 宮島俊信
▼退職承認(中央即応集団司令官)陸将 柴田幹雄
▼陸将補に昇任(第1ヘリコプター団長)1陸佐 金丸章彦
▼空将補に昇任(作戦情報隊司令)1空佐 西野哲▼空将補
に昇任(自衛隊中央病院第1外科部長)1空佐 吉村一克
▼中央即応集団副司令官(陸上幕僚監部運用支援・情報部
運用支援課長)陸将補 田浦正人
▼第2高射特科団長兼飯塚駐屯地司令(中央即応集団副司令
官)陸将補 掛川壽一
▼陸上自衛隊高射学校長兼下志津駐屯地司令(第2高射特科
団長兼飯塚駐屯地司令)陸将補 保松秀次郎
▼第2護衛隊群司令(海上自衛隊幹部学校副校長)海将補 大塚海夫
▼第4護衛隊群司令(海上幕僚監部防衛部防衛課長)海将補
山村浩
▼第5航空群司令(舞鶴地方総監部幕僚長)海将補 高橋忠
義
▼第31航空群司令(第5航空群司令)海将補 小松龍也
▼佐世保地方総監部幕僚長(第31航空群司令)海将補 大
谷祥治
▼練習艦隊司令官(第4護衛隊群司令)海将補 徳丸伸一
▼航空自衛隊幹部学校副校長(航空安全管理隊司令)空将
補 宮代久也
▼航空安全管理隊司令(作戦情報隊司令)空将補 西野哲
▼航空医学実験隊司令(自衛隊中央病院第1外科部長)空将
補 吉村一克
▼防衛監察本部監察官(海上幕僚監部総務部長)海将補 重岡康弘
▼退職を承認する(航空自衛隊幹部学校副校長)空将補 内田雅寛
▼退職を承認する(航空自衛隊幹部学校副校長)空将補 高田三郎
▼陸上幕僚監部運用支援・情報部情報課地域情報班長(第
12ヘリコプター隊長)1陸佐 楠見晋一
▼第12ヘリコプター隊長(陸上自衛隊幹部学校学校教官)
1陸佐 佐野光
▼海上幕僚監部総務部総務課長(海上幕僚監部総務部総務
課広報室長)1海佐 岡浩
▼海上幕僚監部総務部総務課広報室長(海上幕僚監部防衛
部付)1海佐 山本喜清
▼海上幕僚監部防衛部防衛課長防衛調整官事務取扱兼海上
自衛隊幹部学校勤務(海上幕僚監部防衛部防衛課防衛調整官
兼海上自衛隊幹部学校)1海佐 渡辺剛次郎
▼航空幕僚監部人事教育部補任課人事第2班長(航空教育集
団司令部総務部人事課長)2空佐 荒武克彦
▼作戦情報隊司令(自衛隊情報保全隊情報保全官)1空佐 三嶋哲
▼南西航空混成団司令部幕僚長(自衛隊山口地方協力本部
長)1空佐 出口潔
▼航空教育集団司令部総務部人事課長(中部航空方面隊司
令部)2空佐 進藤昭彦
▼自衛隊情報保全隊情報保全官(南西航空混成団司令部幕
僚長)1空佐 泉賢一
▼兼ねて自衛隊中央病院小児科部長(自衛隊中央病院メン
タルリハビリテーション科部長)1空佐 高尾雅也
▼自衛隊山口地方協力本部長(航空幕僚監部人事教育部補
任課人事2班長)1空佐 澄川浩
(12月10日付)
▼航空幕僚監部運用支援・情報部情報課武官業務班長(航
空幕僚監部運用支援・情報部運用支援課)1空佐 阿蘇晋一
▼航空幕僚監部運用支援・情報部情報課情報運用室長(第
5校空団基地業務群司令)1空佐 阿部克巳
▼第5航空団基地業務群司令(航空支援集団司令部装備部補
給課長)1空佐 伯川孝明
▼航空支援集団司令部装備部補給課長(航空自衛隊第3補給
処保管部長)2空佐 藤吉恵一