ご挨拶 ご挨拶 - 山形青年会議所

公益社団法人
山形青年会議所
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題字 大久保伝蔵 氏
No.285 2014 年8月 11 日 ●理事長 齊藤秀昭 ●編集 広報渉外委員会
ご挨拶
公益社団法人 山形青年会議所 2014 年度 第 59 代理事長 「Together at YAMAG
ATA!」
の合言葉のもと世界140か
国、
国内外含めおよそ8,
000名を超え
るデリゲイツよりご登録いただき、
2014 JCI AS
PAC山形大会が山形市総合スポーツセンターにて6月
4日開幕致しました。
思い起こせば、
2011年。
この山形市総合スポーツセン
ター体育館には、
東日本大震災で被災をした約1,
100名
の方々が避難をされていました。
あの時の悲壮感や絶望感
からは想像することもできない、
光と音が奏でる煌びやか
なオープニングステージ、
皇室や各国のチーフデリゲイ
ツ・VIPの皆様方のにこやかなご入場、
地元ダンスチー
ムによる躍動感溢れる元気いっぱいのアトラクション、
そ
して被災地支援などでもご活躍の歌手倉木麻衣さんによ
るスペシャルライブなど、
あらためて東北の復興・日本の
元気、
更には日本人の底力を存分に発信するオープニング
セレモニーをお見せできたのではないかと思います。
ウェルカムナイトに於きましては、
東北地区協議会や山
形商工会議所青年部の皆様からご協力を頂き、
東北が誇る
魅力溢れる
「食」
のブースで世界各国の皆様をお迎えいた
しました。
JCの最大の特徴である、
宗教・民族・政治や国
を超えた国際の機会が、
会場内に幾つもの平和の輪となっ
て温かい雰囲気につつまれ、
「ここは山形なのかな?」
と思
うぐらいの異空間に包まれ、
会場はデリゲイツの笑顔で溢
れました。
翌日からは、
総会Ⅰを皮切りに、
セミナー・トレーニン
グ・ディベート・スピーチコンテストなどのスキルアップ
プログラムや、
セネター・シニア関連の各ファンクション、
地元企業の持つ技術や魅力を発信するためのトレード
齊藤秀昭
ショーブース、
更にこれまで見たことがない熱気に包まれ
たビッグウィングを会場にしてのジャパンナイトをはじ
めとする各国ナイトの開催などは、
自国の個性を存分に出
した素晴らしい盛り上がりと発信の場となりました。
7日最終日には、
山形駅西口広場を会場に一般の市民も
対象にした東北復興元気フェスタの開催など、
山形市民に
対しても現在の被災地復興状況の現実などフィルターを
通さずに、
生の声を聞くとても良い機会となったのではな
いかと考えております。
そして、
大会のフィナーレを飾っ
た最後のファンクション、
「GALAディナー」
に於きまし
ては、
2000名分のフルコースをビッグウィングでサー
ヴするというこれまでに経験したことがない、
大晩餐会の
運営を引き受けてくださいましたホテル協会関係者の
方々には、
本当に頭が下がる思いと感謝の気持ちでいっぱ
いであります。
本当にありがとうございました。
2007年より
「ASPAC」
という何か見えない大き
なものに向かって歩み続けてきたこの数年間ではありま
すが、
その陰に59年という諸先輩方が築きあげてきた山
形青年会議所の
「歴史」
や
「伝統」
がこのASPAC山形大
会につながっていたことを、
決して忘れることなく次の世
代にしっかりと伝えてまいります。
最後に、
山形の歴史・食・文化・自然、
山形市民が持つ特有
のおもてなし精神を存分に発信するべくして行った、
20
14 JCI ASPAC山形大会。
この夢のような数日間
に対しご支援ご協力下さいました地域の皆様更に運営関
係者の皆様、
また温かく応援してくれた全ての方々に、
心
より最大級の感謝の気持ちをお伝え致します。
本当に、
本当にありがとうございました。
(2)2014 年8月 11 日 No.285
2014 年8月 11 日 No.285(3)
2014 年 JCI ASPAC 山形大会を振り返って
2014 年 JCI ASPAC 山形大会御礼
2014 年 JCI ASPAC 山形大会実行委員会 実行委員長 齋藤秀和
第64回 国際青年会議所アジア
皆様のご支援がなければ大会招致はもちろん、
これ
太平洋会議
(JCI ASPAC)
山
までのPR活動や大会の準備に至るまでのすべての活
形大会が6月4日
(水)
から7日
(土)
の4日間の日程で
動を続けることは不可能でした。
改めまして心よりの
開催されました。
お蔭様をもちまして大会期間中は大
感謝と御礼を申し上げます。
きな事故やトラブルもなく、
デリゲイツの皆様も諸会
皆様の絶大なご支援とご理解のお蔭で招致活動が実
議に参加しながらも開催地である山形の様々な魅力を
を結び、
2010年の国内開催権の承認・2012年の
堪能して頂くことが出来たと思っております。
ASP
国際BIDの承認を経て、
アジアの
「YAMAGATA」
AC山形大会は国内外より目標としていた8,
000
としての注目度が増してゆくと共に、
ASPACを主
名を超える大会登録を賜り、
参加した国家青年会議所
管する青年会議所としての自覚と責任感も自ずと大き
(NOM)
もアジア太平洋地域に留まらず40を超える
くなっていきました。
国と地域のJCIメンバーが私たちの故郷山形に集い
本来の山形青年会議所としてのJC活動の他にAS
ました。
ASPAC山形大会期間中は、
オープニングセ
PAC実行委員会としての活動を数年間にわたり続け
レモニーやGALAのような山形では初めてとなる大
てきた山形青年会議所メンバーひとりひとりが、
AS
きな規模のセレモニーをはじめ、
総会Ⅰ~Ⅲや様々な
PAC山形大会の成功を目指し自分の全力を間違いな
セミナー・トレーニング等のJCI関連ファンクショ
く発揮してきたからこそ、
大会に参加された皆様の笑
ンや山形JCシニアクラブの先輩諸兄が山形のおもて
顔に繋がったと信じております。
なしの精神で準備を重ねたセネター・シニア関連ファ
最後まで俯くことなく皆で力を合わせて精力的に邁
ンクションそして日本JC関連事業とCOC主催の事
進し続けた山形青年会議所COCメンバー皆様に改め
業等の数多くのファンクションを開催しました。
その
まして感謝を申し上げます。
2014年JCI ASPAC 山形大会報告6月3日(水)
全てで参加者の笑顔を見られたことがCOCとして一
番の嬉しい瞬間でした。
で山形JCシニアクラブの先輩諸兄をはじめ日本青年
会議所・東北地区協議会・山形ブロック協議会のメン
バーの皆様、
そしてJCI関連役員やアジア各国より
ン
待レセプショ
われ、
プションが行
催によるレセ
会が
主
餐
長
晩
市
た
形
れ
山
・
係者が招待さ
山形県知事
め、多くの関
じ
は
を
頭
会
JCI
た。
開催されまし
知事・市長招
2007年のASPAC招致活動の開始からこれま
大会成功祈願
式
日本JC会頭
鈴木
いただき、大会 和也君をはじめとする役
員の皆様にご
の成功を祈願
参加
しました。
山形に心を寄せて頂いた多くの皆様に支えられ活動を
進めてくることが出来ました。
会見
会頭公式記者
ミ16社に
置く、マスコ
本社・支社を
概要をマ
に
や
内
旨
県
趣
形
の
山
会
当日は、
見では、本大
会
じて、広
。
通
た
を
し
体
ま
媒
来場いただき
後さまざまな
の
そ
、
し
。
明
説
した
スコミ各社へ
ことができま
々へPRする
く県内外の方
大会登録
事前登録を
いただいた10
00
と大会当日登
録を対応し、数 名を超える海外メンバー
多くの方々が
登録証及び登
訪れ、大会の
録キットをお
渡ししました
。
(4)2014 年8月 11 日 No.285
2 0 1 4 年 8 月 1 1 日 N o . 2 8 5( 5 )
2014年JCI ASPAC 山形大会報告6月4日(木)
2014年JCI ASPAC 山形大会報告6月5日(木)
開会式
約2500名の参加者が集まり、オープニングムービーに合
わせ、DJとVJによる音と光のシンクロにより会場全体
に一体感が創出されました。その後、齋藤実行委員長のウェ
ルカムスピーチをスタートとして、各国会頭、JCI役員
が、大 会 ス ロ ー ガ ン「Hand In Hand ~ A Better Future For
All」
の演出として、地元小学生の子供たちと手を繋ぎ入場し
ました。式内ではJCIシャイン会頭ら役員皆様からのご挨拶、
また、秋篠宮妃殿下より歓迎のお言葉を頂戴し、厳粛な雰囲
気に包まれました。さらに創作ダンスパフォーマンスに続
いての大会議長による開会宣言、その後の倉木麻衣さんの
ライブにより会場はさらに盛り上がり、ASPAC山形大
会が華やかに開会されました。
総会Ⅰ
日本JC会頭招待レセプション
日本JC会頭鈴木和也君が、本大会へ参加しているJCI
会頭を初めとする役員の方を招待しての晩餐会が開催さ
れました。 多くの招待者に山形の食を担当していただき、
和やかな雰囲気の中の開催となりました。
JCIア ジ
ア
の中でも数多 太 平 洋 地 域 各 国 の 会 頭 が
参
くの議案が上
程され、採決が 加 さ れ、総 会
会場には各地
行われました
会
。
れておりまし 員会議所のメンバーも多く
た。
オブザーブさ
各国ナイト
大会に参加された各国のナイトが開催され、その国の文化に触れ
られるブースが出展されており、大会に参加された海外デリゲイツ、
日本JCメンバーが参加されておりました。
日本JC結団式
日本JC会頭鈴木和也君をはじめとする日本JC役員の
皆様、各地会員会議所理事長をはじめとする多くのメンバーの
皆様が参加されて、
大会の成功へむけ団結をする場となりました。
COC本部団
COCの皆様が大会を円滑に進める為、昼夜を問わず活動
されておりました。
NOM会頭会議
JCI アジア太
平
JCI会頭や事務 洋エリアに属する22ヶ国
総
の
では各国会頭 長などが一同に集まり会議 各国会頭をはじめ、
からそれぞれ
を
行われました
の運動や取組
報告が行われ
。会議
み、また問題点
、
休
に
大会ロゴが焼
マークを施し 憩時間には、
印されたどら ついて
た羊羹など美
焼きやJCI
味しいお菓子
にも喜んで頂
けました。
ィング
ティングが
ついてのミー
JCI基金に
場として
に
の
心
親
中
懇
を
の
長
者
後藤隆博議
ング後は参加
ィ
テ
ー
ミ
、
た
開催されまし
されました。
昼食会も開催
JCI基金ミーテ
JCI会頭招待レセプション
2014JCI ASPAC山形大会へ参加されたJCI会頭の
シャイン・バスカラン君
(JCI Inida)
が、本大会へ参加している
特に関係の深い方々を招待しての晩餐会が開催されました。多くの招
待者は山形が誇る美酒と、食のフルコースを堪能されました。また、招
待者同志で新たな出会いに恵まれた晩餐会であった一方、久しぶりに
会う旧知の仲間で会話が弾む場面も多く見られました。
ー
た、
が行われまし
レードショー 展されました、
ト
て
に
路
通
山形駅連絡
スが数多く出
が並んだブー
日本JCメン
山形の特産品 数多くの海外デリゲイツ、
をご覧いた
る
品
通
産
を
特
路
の
連絡通
足を止め山形
て
に
前
ス
ー
バーがブ
。
ただきました
だき、お求めい
トレードショ
セネター理事会
JCIアジア太平洋地域のセネターが集い、ASPAC
セネター事業報告及び次年度の理事会構成員決定や本年
度、世界会議のPR、次年度のASPACのPR等がおこな
われました。
(6)2014 年8月 11 日 No.285
2014 年8月 11 日 No.285(7)
2014年JCI ASPAC 山形大会報告6月6日(金)
2014年JCI ASPAC 山形大会報告6月7日(土)
GALA
総会Ⅱ
2000名の参加者が集まり、大会を締めくくる最後の晩餐
会が開催されました、各国デリゲイツや日本JCのメンバーが
有効を深め合い、最後にふさわしい晩餐会となりました。また、
ASPACフ ラ ッ グ が 2 0 1 5 年 開 催 さ れ るASPACマ
レーシア大会の実行委員長へと引き継がれました。
JCIアジア太平洋地域各国の各国の会頭が参加する中で
JCIスピーチコンテストの決勝や国連職員をお招きしての
基調講演等が行われました。会場には数多くの日本JC各地会
員会議所メンバーがオブザーブしておりました。
ジャパンナイト
日本JCの各地青年会議所より100を超える様々なブー
スが出展される中、数多くの参加者が来場し、日本の魅力を感
じられるジャパンナイトとなりました。
総会Ⅲ
JCIアジア太平洋地域各国の会頭が参加され、JCI主
要事業のPRやASPAC2016年大会開催地域選定、J
CI基金プレゼンテーション、2015年JCI役員候補者
プレゼンテーションが行われました。会場には数多くの日本
JC各地会員会議所メンバーがオブザーブしておりました。
姉妹締結式
ASPAC山形大会では7組の姉妹JCが誕生しました。
経済、文化等に関する交流を行うことによって、会員相互の
理解と友情を深め、さらに地域社会の産業、文化、教育の発展
に対して国際的視野に立った両国間の親善と友好を深める
ことが目的となります。
アワードセレモニー
JCI会頭を初めとする数多くのメンバーが参加す
る中で授賞式が開催されました。受賞式のみならず、
様々なアトラクションが行われました。
セネター晩餐会
セネター理事、
各国のセネターメンバー、
JCI役員が一堂
に会し、
晩餐会が開催されました。
晩餐会では乾杯までの時間も軽食を楽しんで頂こうと
「和」
をテーマにしたピンチョスと県産ワインを用意され、
メインの料理も県産にこだわった食材をお出ししました。
午前中に行われたセネターゴルフトーナメント表彰式も
行われ、
エイミー氏の軽快なトークと音楽で会場が和やか
な雰囲気につつまれていました。
各国合同常任
各国間の会頭はじめとする常任理事の皆
様が各国の活動報告や協力について話し合
う各国合同常任会議が開催されました。朝食
をとりながらの和やかな雰囲気の中での各
国の絆を深め合う会議となりました。
の
日 本JC役 員
はじめとする
ン
を
メ
君
の
也
く
和
多
木
る
頭鈴
じめとす
日 本JC会
所理事長をは
。
議
た
会
し
員
ま
会
れ
地
さ
皆 様、各
式が開催
参加され解団
バーの皆様が
日本JC解団式
O M O I Y A R I セミナー
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□
東北復興元気フェスタ
東北各県より様々ブースが出展され、会場
には数多くの市民、各国デリゲイツ、JCメ
ンバーが訪れました。また震災の被災者も招
待され、東北の現状を感じていただき、改め
て復興への想いを感じられました。
(8)2014 年8月 11 日 No.285
第 35 回 山形大花火大会実行委員会
委員長 鈴木 力
山形の夏の風物詩「山形大花火大会」
に本年も多大なるご協賛とご協力を賜
りましたことに心より感謝申し上げま
す。35回目を迎える本大会は山形市制
施行125周年の記念大会として冠を
頂戴いております。第35回山形大花火
大会テーマ
「彩
(いろどり)
」
のもと、
100
名を超える市民ボランティアの皆様と
ともに実行委員会一同、鋭意準備を進め
てまいりました。当日は大輪の花火が夜
空を輝かせ、会場がたくさんの笑顔であ
ふれますことを願い、皆様のお越しを心
よりお待ち申し上げます。
今後のスケジュール
8月 4日
8月14日
8月15日
8月25日
9月 5日~ 7日
9月 9日
10月9日~12日
※現段階でのスケジュールとなりますので、変更になる場合があります。
8月第1例会 お天気祭り ホテルメトロポリタン山形
8月第2例会 山形大花火大会 反田橋河川敷
8月第3例会 早朝清掃 反田橋河川敷他会場
全日本じゃがいもゴルフクラブ 東京ゴルフ倶楽部
東北青年フォーラム 山形県酒田市
定時総会及び9月例会 パレスグランデール
全国会員大会松山大会 愛媛県松山市
編集後記
ASPAC山形大会が終わり、早2 ヶ月が過ぎました。山形の地へ国外、国内から多くの方をお迎えす
るというまたとない貴重な機会に備え、メンバー一同寝る間も惜しんで懸命に準備に取り組み、不安
と期待を抱えて臨んだ大会も始まってみるとあっという間だったように思います。
嬉しいことに、大会終了後来形頂いた多くの方からお褒めの言葉を預かることができました。それ
もすべてこれまでご尽力を賜りました諸先輩方、関係諸団体の皆様のお力添えがあったからこそだと
心より感じております。改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございます。
私たちはこの貴重な経験を次の世代へ伝えていかなくてはなりません。今回の「蔵王」がその一助
となれば幸いです。今後もASPAC山形大会を通し、成長した山形JCメンバーの活動を報告してま
いります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2014 年8月 11 日発行 発行責任者 齊藤 秀昭 編集責任者 黒澤 利道 編集 広報渉外委員会