偏光測定装置総合カタログ

高速、 高精度偏光計
Stokes Polarimeter
Dual PEM 型ポラリメーター
型ポラリメーター
Dual PEM
Dual PEM stokes polarimeter
Stokes Polarimeter
最先端のストークスメーター
Dual PEM型ポラリメーターは、
標準仕様の装置は、 波長
光の偏光状態をあらわすス
400 ~ 700nm の波長から
トークスパラメーターを測定す
測定波長を選択して使用し
る装置です。 4 つのストークス
ます。 モノクロメーターを追
パラメーターを最大 100Hz で
加することで波長を切り替え
測定し、直線偏光、楕円偏光、
ながらの測定にも対応してい
偏光度(DOP) を計算します。
ポラリメーター光学系
ま す。 ま た、 VUV ~ MIR
本装置は高精度偏光測定に使われる光弾性変調器
領域に対応したモデルにも
(PEM) を 2 台搭載しています。 PEM によって入射光の偏
対応可能です。
光状態が高速に変調され、 その結果得られる検出信号を
光ファイバー測定用光学
ロックインアンプで解析、 ソフトウェア上に測定結果を出力し
系、 マッピングステージなど
ます。 この測定原理によって、 ストークスパラメーター感
のハードウェア、 さらに用途に合わせたソフトウェア改良など
度は 0.0005 という従来装置にはない感度を実現していま
のご要望にも対応可能ですので、
す。
ご相談ください。
主な用途は光学素子や偏波面保存ファイバーの特性評
価、 レーザー品質評価、 天文学用途が挙げられます。
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特注仕様に対応
光ファイバー測定用装置
Dual PEM 型ポラリメーター
Stokes Polarimeter
高速、 高精度偏光計
測定例
He-Ne レーザーの偏光
ランダム偏光の He-Ne レーザーは一般的には偏光特性がないレーザーだと思われています。 しかし、 実際に偏光状態
を測定した下図を見ると、 光強度だけではなく、 直線偏光の方位、 楕円偏光化、 また偏光度 (DOP) も常に変化すること
がわかります。
この結果を見ると、 ランダム偏光の He-Ne レーザーは偏光測定用の光源として適していないことがわかります。 対策とし
てレーザーの直後に偏光子を置くと完全な直線偏光にできます。 しかし、 レーザーの偏光変化によって偏光子を透過す
る光も増減してしまうため、 測定用の光源としては不向きであることには変わりありません。
上から光強度、水平偏光成分、45 度偏光成分、
円偏光成分、 偏光度を表しています。
時間が経過するにしたがって、 偏光状態が変化
型ポラリメーター
Dual PEM
■ランダム偏光のHe-Ne レーザー測定結果
する速度が遅くなっています。
Stokes Polarimeter
仕様
■ソフトウェア画面
偏光変化をグラフで表示します。 DC は光強度、 Qn は 0 度直線偏光成分、 Un は 45 度直線偏光成分、
Vn は円偏光成分を表すストークスパラメーターです。
左下はポアンカレ球表示で、 偏光状態を球表面の軌跡で表します。
波長範囲
可視標準装置
400nm~700nm
紫外~可視
180nm~ 850nm 800nm~ 2.5μm
測定パラメーター
近赤外~中赤外 近赤外ファイバー用
1.5μm~15μm 1310nm、 1550nm
1%
精度
感度 (標準)
可視~近赤外
0.0005
0.005
ストークスベクトル (SOP,DOP,DOLP,DOCP)
※仕様は変更されることがあります
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