久留米広域商談会 - 福岡県中小企業振興センター;pdf

特集②
◆久留米広域商談会開催報告◆
久留米広域商談会
日 時:1 月 29 日(木)
商談会:13:00 ~ 17:00
会 場:久留米リサーチセンタービル 1 階展示場
例年、地場中小製造業に対する受注機会の拡大や活性化を図ることを目的として、久留米広域定住自立圏
(久留米市・大川市・小郡市・うきは市・大木町・大刀洗町)と北部九州ビジネスマッチング協議会(筑邦銀
行、佐賀銀行、十八銀行、おおかわ信用金庫)が主催し、振興センターが実施する「久留米広域商談会」が開催
されていますが、今期の傾向としては、特に発注企業の参加数が多く、参加発注企業が44社、参加受注企業
が110社、面談数が310面談という結果でした。今年は発注企業44社(昨年28社)の内、九州域外から21
社(昨年5社)と4倍以上の参加となり、地場企業の受注機会の拡大や企業誘致の促進等、地域産業の活性化
を図ることを目的とする「商談会」としての役割を充分に担い、大盛況の内に終了しました。
また、今回の商談会では受注企業の会社案内と貴名受けを設置する「受注企業カタログコーナー」と、受注
企業の製造した部品を発注企業にPRする「部品展示コーナー」を設置し、効率的なPRをする企業の姿も見
受けられました。
主催者挨拶 久留米市長 楢原 利則氏
商談する企業のブースに向かう受注企業
4
BUSINESS SUPPORT FUKUOKA 2015.3
左から久留米市長 楢原 利則氏、北部九州ビジネスマッチング協議会(筑邦
銀行常務取締役)石井 智幸氏、おおかわ信用金庫常勤理事 堤 賢哲氏、公
益財団法人 福岡県中小企業振興センター理事長 髙木 郁夫
発注企業 44 社、受注企業 110 社が参加した
特集②
◆久留米ビジネスセミナー開催報告◆
久留米ビジネスセミナー(講演)
日 時:1月 29 日 ( 木 ) 時 間:10:30 ~ 12:00
会 場:久留米リサーチセンタービル 2 階研修室 C
テーマ:中小企業のための営業力強化セミナー
講 師:中村 大介氏(株式会社 如水)
今年の久留米セミナーのテーマは「中小企業のための営業力強化セミナー」と題して、久留米広域商談会
と同日開催されました。セミナーは午前中にもかかわらず23社26名の受講があり、顔ぶれも午後から商談
会に参加する発注企業や受注企業が半数近くを占めたことから、企業にとってこのテーマが最重要課題のひ
とつであることを再認識したセミナーとなりました。
プログラムの前段で中村氏は、事業でマネをされ売上・利益ともに大きく落ち込んだ時期を経験したこと
で知財の重要性を思い知ったことをきっかけに弁理士資格を取得。弁理士資格取得後は、中小企業支援のコ
ンサルティングを始め、様々なプロジェクトに関わる中、事業開発者教育と実践の両方が重要だと気づき、
現在の会社を創業したことに触れ、プログラムでは「あと一歩のところで業績が目標に届かない。
」
「足元の
業績はいいものの、数年後には成長のタネがなくなる。
」等の悩みに対して企業経営者は短期的な営業力不足
と、中長期の開発力不足という問題を抱えており、その問題解決のために営業力と開発力を同時に向上させ
ることができれば、足元の数字を向上させつつも継続的な成長が実現出来ることや、また企業に必要な営業
力と開発力を同時に強化させるためのノウハウについて、そして今まで経験して学んだ事や実際の事例等を
交えながら解説していきました。
セミナー後のアンケートでも、
経営を考える上で大変役に立ったという声が受講者から多数聞かれました。
セミナーの主な流れ
■売れる商品・サービスづくりの課題 ■人材育成の課題 ■営業・マーケティングの課題 ■まとめ
講 師 中村 大介 氏
受講者 23 社 26 名
《講師プロフィール》
講師の中村氏は福岡県太宰府市の出身で、大手電機メーカー入社以降は主に製造業、IT 企業の新規事業開発
支援のコンサルティング業務に従事し、研究開発戦略、知財戦略、事業戦略、営業戦略等のプロジェクトを実施。
現職では、企業の事業開発者、管理職等の人材開発を支援するために社内ビジネススクールを運営しながら、企
業の戦略策定を支援しています。
お問い合わせ
情報取引推進課 TEL:092-622-6680
BUSINESS SUPPORT FUKUOKA 2015.3
5