Vol. 31 - 日本想続サポートセンター

∼将来世代への贈り物∼
Vol.
未来設計
年前の当時まんまという始末。当サポー
プラン、子供たちにはどうなって欲しい
昔の言葉ですが、「
しんどい
ことは買ってでもせよ。苦労は
ない、苦労は買ってでもしなけ
労はすすんでしなければなら
な心弱いことではいけない、苦
苦労を厭うというような貧困
のです。
子どもの時分に教えられたも
ない」
ということを、私どもは
ろ買ってでもしなければなら
買ってでもせよ。苦労をいや
下出血、一分一秒を争う状況ですが、カ
トセンター理事の石本氏に即相談(
笑)
提供するが自分の食事はそこそこ。って
月に友人( 歳)
の経営者がカ
ンボジアでは処置できる施設が無いとい
自分の保険を見直す上で考えさせら
がってはいけない。苦労はむし
う事でチャーター便を用意してタイの首
れました。会社の事・
夫婦の事・
子供たち
いう通り、お客さんの相談・
コンサルはし
都バンコクへ飛び、日本人ドクターも勤
の事。自分が死んだ場合・
仕事復帰が出
ンボジアで頭が痛いと倒れそのまま病院
務する病院へ搬送し緊急オペで何とか一
来なくなった場合、今後の家族のライフ
程入院し、日本に帰国してリハビリをし
のか?何を残すのか?等々
歳の状況背景、 歳の状況背景、その
具体的にイメージを落とし込んで、
後遺症無く 月には会社に復帰して頑
張っておられます。
その復帰までの費用が気になるとこ
時の会社の状況背景、子供たちの年齢と
歳の時に
ろです。飛行機のチャーター代・
国外の
をいつから始めていくのか?
はどうしているのか?書き出していきま
000
万円かかったそうです。そこで、役だった
した。そうすると、おぼろげに行うので
すっきりしますよ!
皆さん、もう一度見直してみては?
がいいか明確になって行きました。
のが保険とクレジットカード等に申請し
んの家を建てたり修理をするが自分の
例えば、大工さんが仕事としてお客さ
されました(
汗)
保険が全然整備出来ていない事を気づか
思わず顔を見合わせました。自分達の
その話を私と妻で聞いていたのですが
です。
はなく具体的に着実に何を行っていくの
費が高額であった等でざっと約
状況背景を考慮していき、後継者の準備
60
為、健康保険が使えなくて手術代・
入院
50
10
て持ち出しがほぼ無い状態で済んだよう
70
諸君が習った知識なり学問が
を心の根底に培って、はじめて
のだ、それを超えた強いもの
単なる知識、学問ではいけない
筋金入りの人間になるのだ、
人間になるのだ、ほんとうの
ればならない、そうしてこそ真
労 「松下幸之助」
命を取り留めました。その後、 か月半
てアドバイスするのに自分は起業した
昨年
45
に搬送。そこで診断された結果はくも膜
6
家は後回し。料理人がお客さんに料理を
生きてくるのだ、その根底な
くしては学問、知識はむしろ
じゃまになるのだ、諸君の出世
のじゃまになるのだ、こういう
ような教えを、私は聞いたこ
とがあります。
そのときは、非常にひどいこと
を言うな、という感じもした
のですが、長い人生を経て、い
ま顧みますと、その言葉のいか
に尊いものであるかを、しみじ
みと味わうのです。
一般社団法人 日本想続サポートセンター
10
代表理事
迫中 智信
苦
1
2
31
2015.3
質問コーナー
100万円以下の毎年の贈与には贈与税はかかりませんか?
定期金(年金)に関する権利を受けたものとして贈与税がかかる可能性があります。
父は、相続対策として、子を契約
者とした保険に加入し、毎年その
連年贈与を行うに当たっては、次
のことを心がけておくと良いでしょ
りませんが、将来、税務当局にあ
らぬ疑いをかけられないためにも、
う。
1.贈与の都度、「
贈与契約書」
を
作成する。
保険料相当額を子に現金で贈与し
たいと考えています。
しかし、税金に詳しい知人に相談
回の贈与と
1
すると「
何年にも渡って毎年同じ金
額を贈与すると『
連年贈与』といっ
て、将来その総額を
して課税される」
と聞きました。
3.年間の贈与金額を、基礎控除
2.「
贈与契約書」には、贈与者と受
贈者が直筆で署名する。
年間保険料は100万円にも満た
ないので、毎年の贈与金額は基礎
額の110万円を少し超えるよう
にして、贈与税の申告と納付を行
万円です。)
相続診断士
う。
(
年間120万円の贈与であれば、
贈与税は
1
控除(
110万円)
以下のため贈与
税はかからないはずですが、どうい
うことですか?
毎年決まった時期に同額を贈与
することは、「 年ごとの贈与」と
してではなく、「
『
連年贈与』
の初年
度において『
定期金(
年金)に関する
権利』
の贈与を受けたもの」
として、
税務当局に認定される可能性が高
いと言えます。
連年贈与を行うことがすなわち
有期定期金の贈与ということはあ
1
石本 導彦
遺言書のすすめ
その1
心に残る手紙を遺言書として残そう
相続・成年後見・遺言・相続税・資産・事業承継のことなど、司法
書士・税理士・弁護士・ファイナンシャルプランナー・資産活用ア
ドバイザーなど各分野の専門家がご相談に応じます。
こんなお悩み
ありませんか?
・相続税について専門家に相談したい
・相続でもめるかもしれない
・事業承継、何から始めれば良いの?
人は壁にぶつかった時は、自分の事を想ってくれている人からの意
見が欲しいものです。あなたがこの世を去った後の配偶者も同じで
はないでしょうか。
志と想いを共有した専門家たち
私たちは、あなたの『想い』をカタチにしていくお手伝いをします。
税理士
不動産アナリスト 相続診断士
角田 祥子 迫中 智信
石本 導彦
司法書士
弁護士
勝 猛一
南 亜矢子
初回無料相談受付中!まずはお電話で想いをお聞かせ下さい
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0120-422-554
心に残る手紙の一つに、愛する家族にあてた手紙というものがある
と思います。
家族にあてた手紙のうち自分がいなくなる時に、残される家族に向
けて自分の想いや考え方を伝える手紙は、特に心に残る手紙となる
ものでしょう。
〒 530-0003
大阪市北区堂島1-5-17
堂島グランドビル6階
その時にそれぞれ書いた人の特徴ある繊細な字もしくは、太く力強
い字などで自分に向けて書かれていることは、受け取った人にとって
は何物にもかえがたい宝物になるでしょう。
きっとその手紙には、あなたの想いとしてあなたの財産の分配方法
も記されていることでしょう。
しかし、その手紙には、財産の分配としての法律上の効果はありま
せん。
そこで、残される人達への手紙に法的な効果を与えるために「遺言
書」にしませんか。
遺言にはいくつかの形式的な要件があります。
次号以降でシリーズでお話していこうと思います。