ご参考資料 この数字はなんだ? Vol.85 ナンバー・ナンダー 2015年3月26日 ユーロ圏 の 2015年3月 の 総合PMIの 連続上昇月数 9 4 .6 です ヵ月 英マークイット・エコノミクス社が24日に発表した3月のユーロ圏PMI(購買担当者景気指数)速報値は、製 造業とサービス業を合成した総合指数が54.1と、前月の53.3から上昇し、4ヵ月連続の改善となりました。 また、景況感の改善・悪化の分かれ目となる50を21ヵ月連続で上回ったことから、ユーロ圏の景気が回復 基調にあることが改めて示されたものと考えられます。なお、同日の欧州株式市場では、総合PMIが市場 予想を上回り、約4年ぶりの高水準となったことが好感され、ストックス・ヨーロッパ600指数が過去最高値 圏に接近するなど、主要株価指数が上昇しました。 PMIは、製造業やサービス業の購買担当者を対象にアンケート調査を行ない、新規受注・生産高・雇用な どの指数に一定のウエイトを掛けて算出する指数です。PMIは、今後の景気回復を見込んでいる購買担 当者が多いほど高くなる特徴があり、GDP(国内総生産)などに先行するとされていることから、景気の先 行きを示す指標のひとつとして注目されています。 今回は、雇用指数やサービス業の新規受注指数が高水準となり、PMIを押し上げました。また、マークイッ ト社のエコノミストによると、ユーロ圏経済の回復基調に加え、今月より開始されたECB(欧州中央銀行)に よる量的緩和もPMIの押し上げ要因のひとつになったとしています。こうしたことから、今後も量的緩和に よる景気刺激効果やユーロ安に支えられ、ユーロ圏の景気回復が一段と進むことが期待されます。 ユーロ圏PMIの推移 (2007年1月~2015年3月) 60 景況感改善 55 サービス業 50 45 景況感悪化 40 総合 35 製造業 30 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 (信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成) ※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。 ■当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資 料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成 時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産に は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。 投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご 覧ください。 1/1
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