なかじま 第 33 号 な か じ ま 中嶋病院 地域医療連携室 第 33 号 (季刊発行) 平成26年5月 地域医療連携室 中嶋病院医師友の会 H25年度総会を行いました。 4月16日(水)午後7時より、江陽グランドホテル4階真 珠の間にて中嶋病院医師友の会 総会及び特別講演を開催しま した。 今回は東北大学病院 医学部 神経内科の青木正志(アオキマ サシ)教授を講師にお招きしました。『神経疾患における地域 医療ネットワークと東北大学病院の役割』と題し、東日本大震 災の発生で見えた地域医療ネットワークの問題点や、地域医療連携において今後 解消していかなければならない課題について、非常にわかりやすく講演していた だきました。実体験からくる旬な情報、教授の医療に対する熱い思いを端々に感 じ、冒頭から話に引き込まれ、あっという間の1時間でした。 続いて行った友の会総会も多くの先生方にご参加頂 き、地域連携についての意見交換をさせていただくこ とができました。今回頂いたご意見を今後の連携業務 に生かし、地域の先生方、住民の皆様に信頼していた だける窓口として地域医療に貢献できるよう努力して 参ります。 NST特別勉強会を行いました。 4月22日(火)13:00より、当院相原ホールにてNST 委員会主催の特別勉強会が開催されました。講師には神尾眼科の 神尾一憲先生を迎え、「白内障と緑内障について」と題した講演 を行って頂きました。病名を良く聞くにもかかわらず実態をほと んど知らなかったこの二つの病気について、丁寧でわかりやすい解説で原因と治 療法を学ぶことが出来ました。参加した職員からは、普段あまり触れない眼科領 域の勉強ができて良かったとの声が多く聞かれました。お忙しい中ご講演下さっ た神尾先生、誠にありがとうございました。 講演のご依頼お待ちしております。 康陽会では地域の行事・勉強会等への参加・協力に力をいれております。講演のご依頼・ ご相談等ございましたら、地域医療連携室まで是非ご連絡下さい。 地域医療連携室 東海林・坂上 ℡ 022-292-0820 なかじま 第 33 号 中嶋病院 地域医療連携室 新入職医師の紹介 4月より中嶋病院外科でお世話になっております、土師陽一 です。東北大学H19卒、秋田県の仙北組合総合病院で3年間 初期研修した後、昨年までは大学でマウスを相手に大学院生を していました。 自己紹介の原稿を、とお話をいただきましたが、こういった 類の作文が苦手というのも自己紹介の一つ、いつもすぐに手が 外科 止まってしまいます。自分を一言で言えば、ただのサッカー馬 土師 陽一 鹿とでも言いましょうか。幼稚園のころから切れるこ となく続けている唯一のものがサッカーです。医学部生のころも部活動に明け暮れ、 親からは医学部よりも体育学部みたいね、といつも笑われていました。医師として の仕事も、そのサッカーで培ってきた体力と根性だけで働いているようなものです。 もちろんチームワークという点も、仕事には役立っていますが。今年はワールド カップの年でもありますし、ブラジルまで行くことはできませんが、きっとテレビ の前で一人大騒ぎをしていると思います。その時期に、眠い目を擦って仕事してい るのを見かけたら、どうぞ遠くから笑って眺めてやってください。 中嶋病院でお世話になり早2ヶ月になろうとしています。同じ外科の阿部先生から は、私が来てから手術も多くて忙しくなったんじゃないか、と笑われますが、手術 症例が多いことは外科医としては喜ばしいことと思い、日々研鑽を積んでまいりま すので、どうぞよろしくお願いいたします。 新入職員歓迎会を行いました。 4月19日(土)康陽会グループの新入職員歓迎会を市内 ホテルにて行いました。理事長 中嶋康之より「病院にとって 厳しい状況が続くが、やりがいのある職場になる様、最大限 努力していくので、職員一丸となって頑張っていきましょ う。」と歓迎の言葉が贈られたあと、各施設の新入職員代表 が決意表明で答えました。この度の新入職員は康陽会グルー プ全体で50名、内中嶋病院勤務となった職員は21名です。 新たな力を加えて職員一同、安全安心な地域医療の発展に貢 献できるよう、邁進して参りますので今後ともご支援・ご協 力の程よろしくお願いいたします。 ~展示作品紹介~ 今回は中嶋病院保育園の子供たちによる作品です。お 散歩中にみつけたオオイヌノフグリを染め紙などで作り、 中央には保育園の友達みんなの笑顔を描きました。テー マは「友達一緒に~しよう」。春をさがしてのんびり散 歩した楽しい時間を切り取った作品です。 なかじま 第 33 号 中嶋病院 地域医療連携室 康陽会グループの施設紹介 「一人ひとりがくつろいで心地よく(COZY)生活できる施設」 コジーケア・ホームの最大の特長は自然 豊かな中庭‼ 梅や桜など季節感を楽しむことができる樹 木に囲まれた散歩コースは池や東屋など見どころもたくさ ん。 これからの季節は(ノンアルコールの)ビアガーデ ンやバーベキューなどイベントも開催してますよ♬ キュウリやトマト キウイも収穫します 大浴場には天然鉱石トゴール・ウオームタイトを使用した人工 温泉「トゴール®の湯」を採用。 多くの効能・効果が期待され、 湯冷めしにくいと好評です。 1 階では売店が日曜祝日を除く連日 10:00~13:30 に営業。 売店での利用者様同士のふれあいもコジーケア・ホームの楽しみ のひとつ。 またロビーはコーヒーマシンを常設した喫茶スペー スとしてお楽しみいただけます。季節ごとに装飾を変えたロビーで、コーヒーと一緒に 会話の弾む姿が今日も見られます(右は3月に開催したロビーでのお茶会の様子です)♬ 毎年恒例の夏祭りはもちろん、餅つきや屋台企画、花火大会な どコジーには行事が多数。 入所の利用者様にも通所の利用者様 にも皆さんに楽しんでいただくことが、コジーの流儀です。 入所・短期・通所リハビリテーション・元気応援教室 まずはお気軽にご相談ください‼ 【お問い合わせ】 介護老人保健施設コジーケア・ホーム 022-255-2525 なかじま 第 33 号 中嶋病院 地域医療連携室 運動の重要性 日本整形外科学会の前理事長、中村耕三先生は平成19年に運動 器の障害により要介護になる危険性の高い状態を「ロコモティブ (運動器)シンドローム」と名づけました。現在はこの通称ロコモ が広く浸透し、国民の関心も高まりつつあります。このロコモの予 防としても健康な毎日を送るためにも運動を積極的に行っていく必 要があると考えられています。 運動をすることは子供にとっては、体力向上、精神発達の促進、 疲労からの回復力の向上、危険回避能力の向上が得られ、生涯ス 整形外科 ポーツの基礎を作り、将来のロコモとメタボ予防に繋がります。成 齋藤 佳乃 人では体脂肪の減少、高血糖の改善、高血圧の改善、再大酸素摂取 量の増大、ストレス耐性の増加、うつ病の予防、脳血流量の増加などが得られます。 具体的な運動量としては1週間で23エクササイズ以上が目標です。1エクササイ ズの例としてはジョギング10分、速歩15分、歩行20分、階段昇降8分、ゆっく りしたストロークの水泳10分などとなっております。また高齢者の運動と言えば、 ウォーキングや健康体操などの心肺機能や柔軟性を高める運動が中心でしたが、これ らの運動だけでは筋力の低下を食い止めることが出来ないとも言われています。そこ で自分の体重やチューブ、ダンベルを利用したレジデンス運動(筋力トレーニング) も注目されてきています。 巷で話題のスティーブンRコヴィーの「7つの習慣」の末尾にも「運動することで 得られる再大のメリットは、第1の習慣である主体性という精神的な筋肉を鍛えるこ とだろう」と記され、健康維持のために必要な運動時間は1週間にわずか3から6時 間でこの数時間だけで残りの162時間から165時間の生産性を上げられると記さ れています。 また、古くは1873年のエドワードスタンレー博士が「運動をする「時間がない という人は、やがて病気のために時間を失うことになる」と述べています。 私自身も昨年から毎朝5キロのジョギングと週に1度のベビースイミングと時々ヨガ に通い始めました。単に外傷や慢性疼痛のコントロールだけではなく、毎日の暮らし の中で運動を習慣化し健やかに過ごせるように外来でも指導していきたいと考えてい ます。 病院理念 安全で良質な医療を速やかに提供し、地域の皆様の心の支えとなれる病院を目指します 基本方針 一、 十分な説明と同意の下、患者様の権利を尊重し、真心をこめた医療を行います 一、 医療の質の向上に心がけ、教育・研修により日々研鑽します 一、 診療における専門性を高め、受診しやすく満足度の高い医療を提供します 一、 地域の医療・福祉施設との連携を深め、円滑な治療と早期の社会復帰を実現します 一、 職員が活き活きと働ける医療環境の充実に努めます 社会医療法人 中 ご意見、ご要望がございましたら、 地域医療連携室 まで お願いいたします。 康陽会 嶋 病 院 〒983-0835 仙台市宮城野区大梶15-27 TEL 022-291-5191(代) FAX 022-291-4260 TEL. 022-292-0820 (直通) FAX. 022-292-0508 (直通) Mail : [email protected] ホームページ URL : http://www.nakajima-hs.or.jp/
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