チューリッヒ日本人学校 学校だより 2月号 NO.1 4 2014年 JAPANI SC HE 2月 S CH UL E 発行責任者 3日 IN Z ÜR IC H 川畑 俊美 学校評価に思う 咎を身に帰し・・・ 校長 川 畑 俊 美 平和・・それは、自分一人では達成できない。自分が属する社会が穏やかであって はじめて達成できる。だから、自分の「幸せ」だけを考えた行いからは平和な社会は 望めない。他人の「幸せ」を考えた利他的な行いができてはじめて平和な社会が望め る。平和・・それは何も戦争やテロのない世界平和だけではない。一人一人の心の内 なる平和がある。心が平和であるためには、満足、喜びといった感情が増すことであ る。不満、落胆などは怒りや憎悪の原因となり、心の平和を乱すので減らさなければ ならない。しかし、この世の一切の争いがなくなるとか、一切のネガティブな感情が なくなると言うことはないので、穏やかな方法で解決していこうとする営みが平和の 真の意味と考える。その方法は、対話である。強い意思の力をもって、対話を続ける こと・・その結果、一人一人の心の内なる平和が、自分が属する社会の平和が、その 枠を広げて世界平和が達成できるのではないか。今日もまた、「平和」を考え、思い ながら、心の成長をはかる毎日です。 - 雑感 - 本年度も早、一年が過ぎようとしております。一日一日は、子どもたちの笑顔や歓声に 充足感を味わうことができますが、一年と言う歳月はさすがに重く、子どもたち一人一人 の目に見える成長があってはじめて、我々教師は充足感を味わうことができます。 そして、自らこの一年を振り返ると、子供たちの成長が目に見えて伸びを実感できる部分 も多くありますが、逆に個々の評価を見たとき、十分な指導やかかわりができず伸びを実 感できない部分もあり、私自身の充足感は、 「咎 を身 に帰 し 己 を刻 して 自 らを責 む」 と 言 っ た と こ ろ で す 。 併せて、保護者の皆さまには本年度の学校運営や教育活動などについて「学校評価」を していただきました。その結果につきましては、全般的に高い評価をいただき私自身を振 り返る限り正直驚いているところです。まだまだ、子どもたちに関われたのではないかと いう反省、もっといい関わりができたのではないかという反省などなど、今後に生かさな ければならない点があることを思えば、保護者の皆さまの温かさを身に感じるとともに、 甘えを許さない新たな覚悟もできたしだいです。 今日の反省は明日への道しるべ あとはがむしゃらに前へ また、いただいた評価の中から、いくつか課題も見えてきました。こうした課題につき ましては、今後、改善できるところは積極的に改善し、子どもたちの成長に繋げていきた いと考えております。 学校は、みんなでつくるもの。という基本理念は今後も変わりません。そのためには、 普段から保護者の声、或いは子どもの声を代弁していただき、その声を私たち教職員に届 けていただくことが大切だと考えます。今後ともどうぞよろしく願いいたします。 (校長室は、いつもオープンにしているつもりなのですが・・・・・。) 日 曜 校内行事等 児童・生徒の活動 1 土 2 日 3 月 オープンドア 4 火 月例情報交換会 5 水 6 木 7 金 8 土 9 日 10 月 11 火 16:50 12 水 16:30 13 木 14 金 15 土 16 日 17 月 18 火 19 水 20 木 新一年生体験入学〈月曜日課〉保護者会総会 21 金 図書ボランティア・読み聞かせの会 22 土 領 事 出 張 サ ー ビ ス ( 1 0 : 0 0 ~ 1 2 : 0 0 、1 4 : 0 0 ~ 1 6 : 00 ) 23 日 英検2次 24 月 25 火 26 水 27 木 28 金 全校朝会 最終下校時間 16:50 16:50 16:30 J S タ イム 作文発表会 中学部期末テスト 備考 16:50 16:50 チューリッヒ市スポーツ休暇 バレンタインデー 部会① 部会② 16:50 J S タ イム 16:50 課外クラブ 16:50 職員会議 16:50 課外クラブ 16:50 16:30 J S タ イム 16:50 課外クラブ 16:50 16:50 課外クラブ 児童生徒朝会、月例情報交換会 全 校 集 会 Ⅶ ( 卒 業 生 を 送 る 会 )、 文 集 発 行 職員研修 16:50 16:30 卒 業 式 練 習 Ⅰ (4 校 時 ) 部会① J S タ イム 16:50 課外クラブ 16:50 部会②
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