H27周南市若手教員育成ビジョン

周南市若手教員育成ビジョン
平成 27 年度 周南市教育研究センター
周南市教育研究センターでは、「基本方針」に基
づき「若手教員育成ビジョン」を定める。若年教員
を対象に育てるべき資質能力の4領域を中心とし、
「5年次までの教員の育成視点」と計画的な研修会
や諸会議の開催によって組織的に人材育成を図る。
■若年教員の育成すべき主な資質能力
1 授業力・道徳力
2 学級経営力
3 生徒指導・保護者対応力
4 人間力
■5年次までの教員の育成視点(別紙)
る方式とする。研修会の進行や謝辞等の役
割を若人の会会員が担当し、可能であれば
受付役、交流会役も受け持つ。そのために、
事前に打ち合わせを行う。
④ 座学だけでなく、演習・ワークショップ、
意見交換や交流等を設け、実務研修が深ま
るようにする。
⑤ 研修会終了時にアンケートを実施し、その
中に「教育研究センターから」欄を設け、
記名者にはコメントを記入して各参加者個
人へ返す。
(4)若人の会研修の実施にあたって(別紙)
若人の会研修が効果的に実施できるように、そ
■市人材育成スペシャリスト会議
の概要(趣旨、申し込み手順、研修会年間予定、
学校と教育委員会・教育研究センターが連携して、
臨時的任用教職員を含む若年教職員の資質能力の
向上及び人材育成スペシャリストの指導力の向上
留意事項等)を若手教員に周知する。
等を図るため、定期的に会議を開催する。なお、そ
の概要は右図のとおり。
(5)事業評価
評価を生かした事業の改善と人材育成効果を
高めるために事業評価を実施する。評価計画は別
途定めるものとする。
■若人の会研修事業について
(1)事業目標
適切な講師選定、研修講座内容・方法による研
修会によって、4つの領域の力(授業力・道徳力、
学級経営力、生徒指導力・保護者対応力、人間力)
を身に付け、自らの資質能力を伸ばそうとする意
欲(自己教育力)を向上させる。
周南市人材育成スペシャリスト会議
メンバー
初任研、フォローアップ研修担当者、所長、上席研
究員、山口CSコンダクター、指導主事、研究員(学
力向上推進L・T、英語教育推進教員含む)
開催時期・回数:年間4回(予定)
5月中旬、8月下旬、12月下旬、2月下旬
(2)学校での人材育成のすすめ方と教育研
究センターとの連携(別紙)
会議及び研修内容
①学校と教育委員会、センターの連携による人材育成
②人材育成ビジョン、若手教員の育成すべき4つの主な
(3)若人の会研修モデル
人間力が資質能力の中心にあってこそ実践的
指導力は育成される。そこで、次のような運営方
法を行う。
① 各研修会では、事前に軽微な事前研究課題
を持って参加し、受講前提能力・レディネ
スを高める。
② 研修意図シートに「研修のねらい」
「研修方
法・展開」を明示して配付し、研修会開始
時に確認する。
③ 若人が研修会当日の運営を自分たちで進め
資質能力、5年次までの育成視点、周南市の水準、若
人の会研修モデル
③若手教員の人材育成法・現状と課題
④人材育成に係るスペシャリストの役割
⑤各校の人材育成の取組(実践報告と意見交換)
⑥若手教員の育成に向けた効果的な研修の在り方、若人
の会研修事業評価・取組評価と成果評価について
⑦人材育成評価の実施
⑧各期研修会の反省と次期計画
⑨若人の会研修に係る自己評価と事業評価(結果分析)