2013 年 12 月 20 日発行 飯南高校図書館作成 こんにちは、司書の山本です。 明日からはみなさんが待ちに待った冬休みですね。 今回は理科読とカタリCafé に関する本がたくさん 入りました。 どれも面白い本ばかりですので、ぜひ長期休業を 利用して読んでいただけたらと思います。 それではどうぞ! 12 月 6 日に、2 年 1 組で、 『理科読』による公開授業を行いました。 (詳細はHPに掲載予定です!) その際、講師として指導して下さった土井美香子先生が推薦 された「水」をテーマにした本をいくつか紹介します。 全て図書館で読むことができますので、ぜひ読んでみて下さい! 『理科読』とは?…「科学の本を読む文化を育てよう」ということで進められて いる読書活動。科学実験を交えたブックトークなどを行う。 ▼『深海の女王がゆく』 ◀『おおかみこどもの 雨と雪』 シルビア・アール/著 細田守/著 「地球のヒーロー」と “おおかみおとこ”に 米タイム誌が讃えた海洋 恋をした花。ふたりは 学者が、海の魅力と地球の 愛し合い、新しい命を 直面する危機を伝える 授かるが… ▲『12 種類の氷』 感動の物語。 エレン・ブライアン・オベッド/文 バーバラ・マクリントン/絵 季節の移り変わりとともに、 12 種類の氷が、私たちを楽し ませてくれる-…。 繊細で美しいイラストで描 く、冬を楽しむ小さなお話し。 ◀『空の虹色 ハンドブック』 ▲『日本水族館紀行』 池田圭一・服部貴昭/著 この水族館がすごい。 空に現れる様々な光 ANA グループ機内誌『翼 かさ 島泰三/文 阿部雄介/写真 の現象を虹、暈、空の の王国』で特集された、絶 三つに分けて解説。 対にハズせない水族館、全 写真がとても美しい。 国 63 館を完全収録! 先日、飯南高校で2年生を対象にカタリCafé が行われました。そこで今回、地域で働く大人 たちに関する本を厳選して紹介します。ぜひ読 んでみてください。 ▲『家族野菜を未来に ▲『雨無村役場産業課兼 つなぐ 観光係 1・2』 Iターン者が地域と協働し あわ 三浦雅之・三浦陽子/著 「俺、間違ってないよな…」 有限会社やさか共同農場/編 レストラン 「粟」がめざすもの』 岩本ナオ/作 ▲『やさか仙人物語』 伝統野菜に魅入られた夫 任されたのは何もない故郷の 婦が、はじめた“レスト 村おこし…!? ラン「粟」”。奈良県大和 の野菜=家族野菜を通じ 協力隊 未来と社会に夢をもつ』 矢崎栄司/編著 て行う有機農業。 やさか 理想に燃えたUターン就職。 ▲『僕ら地域おこし 農業の未来図が浜田市弥栄 「地域おこし協力隊」 。彼らは、 町にあった―。 疲弊した都会を抜け出し、地域 溝口善兵衛島根県知事 に入り、地域の為に働いている。 推薦! 全国の地域サポーターたちの素 顔を伝え、疑問に答える初めて て、めざすものとは…。 の本。 ◀『しまね酒楽探訪』 石原美和/著 「何かの形にして、地域に恩返ししたい」 。 島根に生まれ育ち、フリーアナウンサーとして活躍する著者が、地酒愛=郷土愛の精神で書き上げた本書。 古くから神と神、紙と人、人と人を繋げてきた島根のお酒をめぐるガイドブック。 ← 飯南町の赤名酒造も掲載されています! としみつづき 先日、山下景子著『美人の日本語』を読んでいたところ、12 月 1 日の頁の「年満月」 という言葉にふと目が留まりました。 「年満月」とは、12 月の異称(異なった名称)なの しわす だそうです。「師走」という異称は知っておりましたが、この異称は初めて知りました。 続けて読んでいくと、頁の最後にこうありました。 「年が終わるのではなく、さまざまな思いであなたの一年が満ちていくと思ってみてはい かがでしょう。どうか、一年の締めくくりの月を、満ちたりた思いで過ごせますように」 。 年末は誰しも忙しく、落ち着きのない「師走」になってしまいがちですが、できれば 一呼吸おいて、2013 年の最後を「年満月」として大切に過ごすことができれば、と感じ ます。 皆様も、どうかよい年末をお過ごしください。
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