事業報告書(PDF:136KB)

平成 26 年度 事業報告書
住宅・金融等に関する総合的な調査研究及び知識の普及の事業、住宅金融の支援に関する事業並びに
建築に関する審査等の事業を行い、国民の生活の安定の確保及び向上に資するため、以下に掲げる事業
を行った。
1 住宅・金融等に関する調査研究及び知識の普及
(1) 調査研究にかかる事業
住宅・金融に関する調査研究を、産学官との交流等を通じて幅広く実施し、研究助成や論文の
発表を行った。
(4) 住宅瑕疵担保責任保険の検査等にかかる事業
首都圏地域及び首都圏周辺地域において、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
に基づく住宅瑕疵担保責任保険法人からの業務受託にかかる検査業務(104 件)を行った。
4 建築の性能・品質に関する検査、評価及び認定
住宅の性能評価にかかる事業
首都圏地域及び首都圏周辺地域において、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能
評価(設計評価 78 件(3,565 戸)、建設評価 66 件(3,552 戸))を行った。
また、住宅問題調査会の会員(200 口)に対する定期的な資料配付等、有用な情報の提供を行っ
た。
(2) 住情報にかかる事業
適切な住宅取得を支援するため、インターネット・ホームページ(アクセス件数 2,314 千件)
5 住宅ローンの証券化の推進
モーゲージバンク等がフラット 35 にかかる事務処理を的確に実施するためのシステム運用及びそ
の保守等を行った。
を活用し、住宅ローンの基礎知識、金利情報等、有用な情報の提供を行った。
6 住宅・金融等に関する図書の出版、頒布及びセミナーの実施等
2 住宅ローンアドバイザー養成講座の実施及び住宅ローンアドバイザーの登録者の管理
住宅ローンアドバイザー養成講座(受講者 2,650 人)を全国で実施し、住宅ローン全般についての
知識、情報の提供を行った。
また、登録者に対する継続講習(登録更新者 2,846 人)や住宅ローンアドバイザーセミナー(出席
者 142 人)及びハウジングダイアリー(約 2 千部)の頒布等を実施した。
(1) 協会図書の出版にかかる事業
住宅取得者等にとって役立つ知識や情報を提供するため、住まいの管理手帳(約 53 千部)等
の頒布を行った。
(2) 融資関係図書の出版にかかる事業
住宅ローン利用者等の利便に供するため、フラット 35 にかかる申込案内書(約 98 千部)の頒
布を行った。また、Web 住宅技術セミナー(受講者 187 人)を行った。
3 建築物の確認検査及びその他の審査
(1) 建築確認・検査にかかる事業
首都圏地域(東京都、神奈川県、千葉県及び埼玉県。以下同じ。)及び首都圏周辺地域(茨城
県、栃木県、群馬県、山梨県及び静岡県。以下同じ。)において、建築基準法に基づく建築確認
・検査(建築物の新規確認件数 211 件、中間・完了検査 462 件)を行った。
(2) 構造計算適合性判定にかかる事業
東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、福島県及び北海道において、建築基準
法に基づく構造計算適合性判定(判定審査 408 件 482 棟)を行った。
7 国からの補助金を受けて造成した基金の管理等
(1) 国土交通省の「すまい給付金に係る住宅市場安定化対策給付基金」(1,600 億円)の管理等の
業務を実施した。(給付実績 33,178 件、72 億 62 百万円:平成 26 年 4 月~平成 27 年 2 月)
(2) 復興庁の「住まいの復興給付金に係る被災者住宅再建支援対策給付基金」(250 億円)の管理
等の業務を実施した。(給付実績 941 件、5 億 63 百万円:平成 26 年 4 月~平成 27 年 2 月)
(3) 上記(1)、(2)の事業については、平成 31 年 6 月 30 日まで実施される(平成 27 年 2 月 17
日閣議決定)。
(3) 住宅ローンに必要となる住宅の検査にかかる事業
首都圏地域及び首都圏周辺地域において、独立行政法人住宅金融支援機構(以下「機構」とい
う。)が譲受け等を行うこととなる債権(以下「フラット 35」という。)にかかる住宅の物件
検査(設計検査 6 件、適合証明 3,068 戸)を行った。
また、首都圏地域及び首都圏周辺地域において、機構が融資する住宅の物件検査(設計検査 9
件、適合証明 418 戸)を行った。
※ 平成 26 年度事業報告には、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則」第 34 条第 3
項に規定する「事業報告の内容を補足する重要な事項」が存在しないため附属明細書を作成しない。