メディアファイルの投稿のしかた このウエブでは、マルチメディアのメディアファイル、つまり、画像、音声、映像、文書の各ファイルを アップロードして、閲覧者の視聴ができる様になっています。 投稿記事では、画像ファイルと、音声ファイル、映像ファイル、文書ファイルを組み合わせて、 アップロード、つまり、現在使っているパソコンから、サーバにデータを転送します。 アップロード すると、他の閲覧者は、この画像や音声・映像を視聴する事ができます。 音声や映像は、あらかじめ録音、録画したファイルであっても、視聴者がアクセスした時に その時の実況であっても、可能です。 あらかじめ録音・録画したファイルは、再生時に、一度、クライアントパソコンに全部取り込み (=「ダウンロード ダウンロード」と言う) 、その後に再生する方法と、少しずつダウンロードしながら再生する ダウンロード 方法(=「ストリーム再生 ストリーム再生」と言う)が有ります。当然、現在の音声・映像を再生する方法 ストリーム再生 ( 「リアルタイム配信 リアルタイム配信」と言う)は、ストリーム再生だけです。 リアルタイム配信 つまり、 ・ あらかじめ録音・録画した音・映像の再生 (a) ストリーム再生 (b) ダウンロード後の再生 ・ 現在の音・映像の再生(リアルタイム配信) の様に分類されます。 このウエブでは、上記のいずれにも対応した、音声・映像の登録ができます。 あらかじめ録音・録画した音声・映像は、音声ファイル又は映像ファイルが必要です。 ストリーム再生を行うには、ロケータファイル ロケータファイルと呼ばれるファイルが必要です。 ロケータファイル リアルタイム配信の為には、現在の音声、映像を録音/撮影するマイク/カメラが必要です。 両方があれば、実況放送で、双方向に行えばテレビ電話です。 つまり、このウエブでは、マイクやカメラが有れば、実況中継 実況中継やテレビ電話 実況中継 テレビ電話が簡単にできます。 テレビ電話 音声と映像 or カメラ)、加工の為のソフト、 音声 映像は、ファイルの大きさ、取り込みの機材(マイク 映像 再生の機材(スピーカ or スクリーン)は別物ですが、扱い方は同じですから、映像について説明します。 [1] 概念 映像は、画像の連続的な変化で表されます。通常、映像と言っているものは、音声も付随しています。 映画では、映像の信号と音声の信号が、同じ時間に再生される様に並べてあります。 映像は、カメラ カメラが取り込みます。これは、アナログ信号ですが、デジタルビデオでは、ビデオカメラ カメラ でデジタル化してしまいます。 アナログ信号を、デジタル化した音声や映像にする事を「キャプチャ キャプチャ」と言います。 キャプチャ つまり、アナログカメラ(普通のカメラやビデオの映像出力)の出力は、キャプチャカード キャプチャカードという キャプチャカード オプションカード(まれに、組込み済みのパソコンも有ります)を通してデジタル化し、コンピュータ に取り込みます。 画像の品質は、カメラの性能とキャプチャカードの性能に依存します。安価なものは数千円ですが、 プロ用のものでは数百万円で、様々な性能のものが有ります。 取込んだ映像は、様々な形式のファイルとして記憶します。ファイルの拡張子は、このファイルが どういう形式のファイルかを表します。 .avi Windows の(Microsoft の MediaPlayer の)画像ファイル .mp MPEG .mp2 MPEG2 等、様々です。 Windows パソコンを使用する場合は、 .avi が一般的です。 これらの映像は、ダウンロードして再生できますが、映像ファイルは容量が大きいので、低速な 回線ではダウンロードに時間がかかり、ダウンロード完了までずっと待っていなければなりませんから 実用的ではありません。 そこで、少しづつダウンロードしながら再生するストリーム再生 ストリーム再生が必要になります。 ストリーム再生 ストリーム再生は、映像データが、ストリーム再生の為の形式である事が必要です。 キャプチャしてコンピュータに取込んだデータをストリーム配信可能な形式に変換する事を エンコードと呼び、エンコードするプログラム(ソフトウエア)をエンコーダ エンコーダと呼びます。 エンコード エンコーダ Windows では、Microsoft の Media エンコーダを使用すると、Windows の MediaPlayer という エンコーダ 映像の再生ができるプラグイン(インターネットエクスプローラ等のブラウザの追加ソフト)用の ストリーム映像ファイルを作成できます。Media エンコーダは、映像だけでなく、音声も扱えます。 ストリーム再生では、ウエブページは、映像ファイルを直接参照せずに、ロケータファイル ロケータファイルという ロケータファイル ファイルによって、映像を指定する事によって、映像を再生します。 [2] キャプチャ キャプチャは、音声の場合と、映像の場合で、方法が異なります。 (1) 音声の場合 入力機器にはマイク マイクを使用します。 マイク キャプチャはサウンドボード経由 サウンドボード経由で行います。サウンドカードは、大抵のコンピュータでは、 サウンドボード経由 スピーカ出力とマイク入力 マイク入力の端子は持っているので、ここにマイクを接続して行います。 マイク入力 ただし、カラオケマイクの様なダイナミックマイク ダイナミックマイクを使用する場合は、負荷抵抗や ダイナミックマイク 電圧レベルを合わせる為に、マイクアンプ マイクアンプが必要となります。 マイクアンプ マイク入力も、コンピュータに付属のサウンドカードでなく、専用の音声ボード 専用の音声ボードを使用すれば 専用の音声ボード 良質な音声が録音できます。 また、オーディアオアンプ等の出力をキャプチャしてファイル化したい場合は、サウンドカード のライン入力端子に、アンプのライン出力からの音声信号を入れてやります。 複数の音を混ぜ合わせたい場合は、ミキサー ミキサーという機械を使用します。 ミキサー 取込んだ音声は、Windows パソコンでは、通常、 .wav という拡張子の付いた音声ファイル にして、記憶します。音声ファイルも、用途によって様々な形式が有ります。 ((2) 映像の場合 映像のキャプチャは、カメラ カメラで撮影した映像信号(アナログ信号)をキャプチャカード キャプチャカードを カメラ キャプチャカード 使用してコンピュータに取込みます。 キャプチャする時の映像をリアルタイムに取込む場合には、必ず、この方法が必要です。 ビデオカメラで撮影済みの映像 撮影済みの映像(過去の映像)をファイル化してコンピュータに取込む 撮影済みの映像 場合には、アナログビデオカメラ アナログビデオカメラの場合は、キャプチャカードを使用してキャプチャしながら アナログビデオカメラ コンピュータに取込みます。 デジタルビデオカメラの場合には、デジタル情報を、直接、コンピュータに取込みます。 デジタルビデオカメラ USB 端子や1394端子は、デジタル映像をコンピュータに取込む為に使用されます。 つまり、映像と言っても、デジタルビデオカメラの映像を取込むだけならキャプチャカード は、不要です。 カメラとキャプチャカードを利用して、映像をコンピュータに記録するという事は、 コンピュータをビデオカメラとして働かせている、という事です。 リアルタイム配信では、カメラから取込んだ映像を、直接、ストリーム配信可能な形式に 変換して、クライアントパソコンに送信するので、カメラからの信号を変換できるソフト (エンコーダ エンコーダ)が必要となります。 エンコーダ 映像ファイルは、 Windows パソコンでは、.avi という拡張子のついたファイルにします。 .avi は良好な映像品質を得る事ができますが、ストリーム再生はできないファイル形式です 従って、このウエブで、.avi のファイルを映像としてアップロードすると、視聴者は、 ダウンロード後に映像を再生するので、場合によっては、再生が始まるまでに何時間も 待たされてしまいます。 このウエブで、ストリーム配信が不要な音声/映像ファイルをアップロードするには、 メディアファイルに、ここで作成した音声/映像ファイルを指定します。 [3] エンコード エンコードは、ストリーム配信可能な音声/映像のファイル形式を得る事です。 リアルタイム配信の場合は、音声サーバ/カメラサーバは、取込んだ音声/映像を、ストリーム配信 可能な形式に変換しながら、配信サーバに送りつけます。配信サーバは、要求の有ったクライアント パソコンに、音声/映像データを送信します。 リアルタイム配信でない場合(「オンデマンド オンデマンド」と言う)では、 .avi 等のカメラから取込んだ映像 オンデマンド を、ストリーム配信可能なファイル形式 ストリーム配信可能なファイル形式に変換し、このファイルをサーバ(メデイアサーバ又は ストリーム配信可能なファイル形式 ウエブサーバ)にアップロードします。 ストリーム配信可能なファイル形式とは、映像配信サーバ 映像配信サーバが、どの様なファイルの配信を行うかで 映像配信サーバ 決まります。現在、主流は、3つの形式が有ります。 ソフト名 会社 ファイル形式 Windows メディアサーバ Microsoft 社 .wmv Helix サーバ RealNetwork 社 .ra QuickTime ストリームサーバ Apple 社 .mo Darwin ストリムサーバ Apple 社(フリー) このウエブでは、現在の所(2004年10月15日現在)、いずれでも、サポートしますが、 Windows メディアサーバの形式のみが、ネットワーク速度に応じた通信の自動切替 メディアサーバ (=「プロトコルロルオーバ プロトコルロルオーバ」と言う)や、通信速度によるデータの自動的な選択が行えます。 プロトコルロルオーバ このウエブで、ストリーム配信(オンデマンドの)を行うファイルをアップロードするには、 ストリーム配信可能なファイル形式で映像ファイルを作成(=エンコード)し、投稿の画面 では、メディアファイルに、そのファイルを指定します。 [4] ロケータファイル ストリーム配信では、ウエブページがリンクするファイルは、音声/映像ファイルでは無く、 音声/映像がどこにあるか、そして、どの様に再生するかを指定するロケータファイルと呼ばれる ファイルをリンクします。 従って、ストリーム配信を行う時は、 種類 映像ソース ロケータファイル オンデマンド ストリーム配信可能な映像ファイル 必要 リアルタイム配信 カメラサーバ 必要 の様になります。 このウエブでは、オンデマンドの映像配信は、投稿1つについては、1つの映像ファイルしか 行わないので、ロケータファイルは、ウエブサーバが自動作成 自動作成します。 自動作成 従って、ビデオ映像をストリーム再生する場合には、ロケータファイルの指定は不要です。 リアルタイム配信を行う場合には、カメラサーバは、投稿者が用意しますが、ウエブの リアルタイム配信 登録ページでは、ロケータファイルのみを指定し(メディアファイルは指定しないで) 、 記事をアップロードします。ロケータファイルは、使用する映像配信サーバにより、 記述方法が異なります。 このウエブでは、リアルタイム配信は、Windows メデイアサーバのみ(2004年10月15日現在) です。 [5] リアルタイム配信 手元にカメラとキャプチャボードが有れば、リアルタイム配信は簡単に行えます。 エンコーダとしては、Windo Windows Windows Medelia エンコーダ(Ver エンコーダ(Ver9) Ver9)を使用すれば、エンコーダソフト 9) は唯で手に入ります。 RealNetwork 社でも、フリーの Basic 版というエンコーダを配布していますが、実用的では有りません。 次の様なロケータファイルを作成します。 厳密には、このロケータファイルは、本当のロケータファイルでなくて、このウエブのウエブサーバ が、リアルタイム配信の発行ポイント 発行ポイントと該当するロケータファイル ロケータファイルを作り出す為の 発行ポイント ロケータファイル 仮のロケータファイルです。 仮のロケータファイル 配信サーバが使用するロケータファイルは、このファイルを使用して、ウエブサーバが作成します。 <WINMEDIA> <ENTRY> <REF=”http:myserver/mydomain:port”> </ENTRY> </WINMEDIA> http: プロトコル名 mms 又は http myserver 投稿者のエンコーダの有るパソコンのホスト名 mydomain 投稿者のエンコーダの有るパソコンのドメイン名 port 投稿者のエンコーダが応答するポート番号 このウエブの投稿ページの、ロケータファイルにこのファイルを指定します。 メディアファイルは指定しません。 このファイルをアップロードすると、ウエブサーバは、メディアサーバに適当な配信ポイントを 作成し、以下の様なロケータファイルを作成します。 <ASX version="3.0"> <Entry> <ref HREF="http://<servername>.mediapalace.co.jp/<発行ポイント名>"/> </Entry> </ASX> 発行ポイント名は、適当に選ばれます。 メディアサーバの発行ポイントは、myserver.mydomain コンピュータに映像を取りに行く様に 設定されます。 [6] 音声の場合 音声の場合も、映像と同じです。 [7] アップロード方法
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