平成２５年６月１８日東大阪営業所東田国朗「不二越軸受製品知識初級講習会」受講報告書日時平成２５年６月１４日(金) ９：３０～１６：３０場所株式会社不二越西日本支社【内容】・会社紹介創立：１９２８年(昭和３年) 資本金：１６０億円年商：１７２２億円(２０１２年度) 組織：グループ５１社から成る社員数：５８３０人(内、不二越本体２７３０人) ・売上構成品目売上割合ベアリング６３６億３７％油圧３１９億１９％工具２７１億１６％工作機械２４３億１４％ロボット１０８億６％材料１４３億８％・軸受の様々な用途カーエアコン用軸受シェアＮｏ．１車輌用軸受新幹線の高速化に対応。工作機械用精密軸受高性能と長寿命の両立。製紙機械用軸受世界一の負荷容量を実現。・軸受について転がり軸受と滑り軸受がある。転がり軸受が世の主流で、使用割合は９９：１。車１台に、およそ２００個のベアリングが使用されている。ラジアル軸受 → 玉軸受、ころ軸受と有り転がり軸受スラスト軸受 → 玉軸受、ころ軸受と有り ※引き合い量としては、９割がラジアル軸受の案件で、玉ところは、玉が８：ころが２。ラジアル荷重スラスト(アキシアル)荷重・軸受の種類深溝玉軸受全体の約８割。最も多く使用されているアンギュラ玉軸受ラジアル・スラストの合成荷重に適する円筒ころ軸受ラジアル方向の負荷能力が大きい円すいころ軸受アンギュラ玉より、高負荷自動調心ころ軸受大きなラジアル負荷能力を有するスラスト玉軸受アキシアル荷重のみの用途に対応スラスト自動調心ころ軸受大きなアキシアル負荷能力を有する【所感】今まで、一度もベアリングについて勉強せずに来てましたので、今回、初級講習会に参加させて頂きました。初級と言う事で、非常に基本的な所から入れまして、色々な軸受の種類から、転動体である玉を、点当たりしているポイントによって、荷重方向の負荷が変わる等、構造の違いが、どのような用途、特徴を持つのかを深く学ぶ事が出来ました。また、型式配列の意味や、内径番号から内径寸法を判別する方法も覚える事が出来たり、後半の演習問題では、各軸受の内外輪の許容差や、ラジアルの振れに対する許容差をカタログから調べると言う実際そこまでの作業が有るか分かりませんが、かなり奥深い所まで教えて頂けたように思いました。７月には、軸受専門員３級資格認定の為の講習がありますので、認定をもらえるよう、自分の知識として習得し、忘れないようにしたいと思います。