中国人が日本アニメの嫌いなところ「下品なギャグ」「暴力的」など 中国人

中国人が日本アニメの嫌いなところ「下品なギャグ」「暴力的」など
中国人を対象にしたアニメ・マンガに関する調査で、
「日本アニメが嫌いな理由」について聞い
てみたところ、
「下品なギャグ」(26%)や「暴力的だから」(20.2%)などの理由が上位にあげられた。
一方、「特に日本のアニメは嫌いではない」と答えた人も、全体の3分の1以上に当たる37.
3%に達した。
回答者数3,000人。
調査はサーチナ総合研究所(上海サーチナ)が2011年4月に実施。
◆「日本アニメが嫌いな理由はなんですか」との質問に対する回答状況は以下の通り。(複数回
答)
(1)特に日本のアニメは嫌いではない……37.3%
(2)下品なギャグ……26.0%
(3)暴力的だから……20.2%
(4)ストーリーに中身がない……17.5%
(5)性的描写が嫌い……14.8%
(6)その他……11.3%
(7)道徳的に問題……8.2%
(8)日本が嫌いだから……5.5%
別の設問で「日本アニメは好きですか」と質問したところ、全体のうち77.5%の回答者は
「すごく好き」または「比較的好き」と回答していた。
この設問で嫌いな理由を選んだ人たちも、全面的に日本アニメを嫌っているというのではなく、
「日本アニメはおおむね好きだけど、いくつか嫌いな面もある」という思いの人も少なくないだ
ろう。
嫌いな理由として「下品なギャグ」を選んだ人の割合は、男性では全体の29.7%にのぼった
のに対し、
女性では22.3%だった。
また、「性的描写」を挙げた人の割合は、男性では全体の16.8%だったのに対し、女性では
12.8%
だけだった。
女性より男性の方が下品なギャグや性的描写を嫌う割合が高いというのは、中国ならではと言え
そうだ。
また、「暴力的だから」を選んだ人の割合は、30歳以下の世代では全体の2割に満たないのに
対し、
31歳以上の世代では3割前後まで増加する傾向があった。
若い世代ほど、暴力的描写への抵抗は少ないようだ。