2016年11月21日あおぞら投信株式会社『細分化切り刻んでの研究も全体繋げて和の姿かな』モダン（近代合理主義）を形成したのは17世紀のデカルトです。ここから部分最適の総和が全体最適につながるという考え方が主流になりました。これが21世紀のポストモダン（脱近代合理主義）では、西洋社会中心の単純系から複雑系へと展開しています。これからは全体を全体として把握すべきであり、これは東洋の『和』の考え方に繋がっていくのです。西洋と東洋、どちらか一方、という考え方ではなく、洋の東西を問わず全体を見ることが必要なのです。ホリスティック（Holistic）という言葉は、語源をギリシャ語の「ホロス（holos）」に持ち、「全体性」という意味から生まれたものです。そこから派生した言葉には、whole（全体）、heal（癒す）、health（健康）、holy（聖なる）などがあり、健康（health）という言葉自体がもともと「全体」に根ざしています。社会も人間の健康も全体の調和が肝心なのです。ホリスティックは、もともと「ホーリズム（holism）的な」という形容詞として生まれたものです。この考え方は人間の身体について、細胞などといった細かい要素に分解、研究し、それを総合したとしても人間全体をとらえることはできない、すなわち、実在の基本的構成要素である全体が、部分の総和以外の存在を持つという理論（J.C.スマッツ提唱）です。同時に、一つ一つの部分は孤立に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてと繋がっているという考え方です。このように21世紀は関係総体主義とも言うべき時代であり、教育、文化、スポーツ、金融など様々な産業においてもパラダイムシフトしていくのでしょう。いや既にシフトが始まっているのだと思います。国内投資信託の投資対象地域（2016年3月末現在）アジアオセアニア 4.1兆円 5.4兆円欧州 2% 2% 中南米他 1.5兆円 1% 7.0兆円 3% 北米 29.6兆円 13% グローバル 86.6兆円 40% 日本 84.8兆円 39% 出所：「ファンドモニタリング調査の集計結果について（平成28年11月、金融庁）」本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。ここに示された意見などは、本資料作成日現在の当社の見解であり、事前の予告なしに変更される事もあります。投資信託の取得に当たっては、投資信託説明書（交付目論見書）等の内容を必ずご確認の上、ご自身でご判断ください。商号：あおぞら投信株式会社金融商品取引業者：関東財務局長（金商）第2771号加入協会：一般社団法人投資信託協会ホームページ・アドレス： http://www.aozora-im.co.jp/