ニューカレドニア紀行(2/16~20) (続編) (海外トレッキングクラブ) ~さらに盛りだくさん駆け足のトレッキングで大満足~ 大感激のイルデパン島の一日が終わり熟睡?翌朝バイ キング朝食が終わると3日目の活動に入りました。人気 ガイドのフランソワさん(日本語、英語もお上手です) と 8:00 ホテルで待ち合わせ、 マイクロバスで今回のトレ ッキングの目玉モンドニー(ドニー山)へ向けて出発。 ニューカレドニアは英国スコットランドのラテン語読 みだとか、昔はフランスから囚 人を送り込んできていただとか、 ニッケル鉱山の残土残滓で埋め 立てられ綺麗(?)になった町 並みの説明など(児玉氏の通訳 も入り)を受けながら走ってい ヘゴシダの森 るとパッパカパンのスパンパン っと美容院の前で警笛を鳴らす。と女性が急いで飛び出 してきた。フランソワの妹さんのお店だとかなんと仲の 良いご家族で(*^。^*)~。ヌメア郊外を一路北へ、ダン ベア、トントテウータ国際空港ブールパリと 120km 車を 飛ばしてほんとすっ飛んでラフォアの山の中へ、右サラ メア・ドニー山、左ファリノ・グランドスフーゲルのオ オシダの森州立公園分岐から急遽左へ。ドニー山周辺は 数日雨が降っていたとかで、出発時より危惧されていた が、ぬかるんでいてやはり入山禁止、残念ながら行き先 変更となった。でもでもと期待しながらガーニエライト (珪ニッケル鉱)が敷き詰められた駐車場から山道へ登 って行く。いろんな樹木の説明を受けながら質問しなが らのトレッキングでした。ジュラシックパークのような オオシダの森からどんどん下るとランの花や国鳥のカグ ーに出会い、蜘蛛の巣をよけながら(フランソワはクモ の巣を大事に保護) 、 また靴を脱いでズボンをめくっての 沢渡りなど、と冒険心たっぷりのトレッキングでした。 お昼のサンドウィッチ大きすぎて半分しか食べらません でしたが美味しかったこと。午後は又、車を飛ばしてが たがた道をほんとすっ飛んで、今度は西岸ブーライユ近 郊の亀岩の、海岸へ、50m ぐらい洞窟をくぐると小さな マイビーチ。そこからまた車で遥かにサンゴ礁の見える ビーチへ、綺麗な砂浜でのんびり地平線をながめ~私は 海藻集めにご執心~夕日を見ながらホテルルサーフへ帰 りました。夕飯はホテル近くのレストランへ食べきれな い量にびっくり。 さて翌朝はもう帰る 日の4日目、ホテル前の 海岸を散歩~綺麗な花が あるわよ~の声。 Barringtonia(ゴバンノ アシ環境庁絶滅危惧種) 前野 照美 (自 15) の花が絨毯のように、ヤ シの木と青い海と白い花 のコントラストが綺麗~。 今日はヌメアから南へ 1 時間半のリビエラブルー ニアウリの水中木 ヤテ湖 へです。山へ向かってい くとだんだん道が赤茶色に、ゴンドワナ大陸から分断さ れてできた大地は鉱物が豊富、道路は鉄分を含みこれぞ アイアンロードでカッチカチ、Ni、Co、Mn、Fe、Cr 等を 産出しステンレスの原材料が全て揃うと、趣味で鉱石を 磨いていたというフランソワの説明でした。途中車を降 りサバンナ地帯を我々だけのトレッキング、固有種が多 く見たことのない花があちらこちら、 写真をバチリバチリ。こんなところ にもウツボカズラやモウセンゴケが 頑張っている。真っ赤なマーキス大 地の真ん中にあるヤテ湖、真っ青な 水にニアウリの真っ白な水中木が印 象的。ここから熱帯雨林帯に入って 行きます。だんだん背の高い木が増 え樹齢 1000 年のグランカオリも、 見 ると幸せになるという国鳥のカグ- オオウツボカズラ にまた出会いました。昼食 はバーベキューでフランソ ワ曰く、痩せ豚のソーセー ジ??(野生豚でした)と 鹿肉の焼いたもの。美味し かった(*^。 ^*)の感想です。 フランソワさんと昼食 午後は鉱石探し川の中をさ らっても道具なしであきらめ、ふと後ろの石を眺めてい たら宝石のように緑色に光るもの~持って帰りたいがこ んなに大きなものは?とあきらめて置いてきました。図 鑑で調べるとニッケル鉱でした。帰りはニューカレドニ アミネラルウオーター・モンドールの源泉で水を汲んで 帰りました。 ニューカレドニアは 8,500 万年前オーストラリ アから分離、5,500 万年前さらに二つに分かれ一つ はニュージーランドに。このためゴンドワナ大陸起 源の珍しい固有の植物・動物が残っています。古生 代からのへゴシダの森、ニアウリサバンナ、ニッケル鋼 サバンナマキーナ、マングローブの森、熱帯雨林の五つ の植生を3日間で見ることができ大満足。 Shall we return?でした。 Barringtonia の落花 - 10 - Photo:坂根(シ 14)、西野(シ 18)
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