イリンガの風景 高野 真悟さん(小山市) ◆青年海外協力隊 2008 年 9 月~タンザニアで活動 職種:コンピュータ技術 タンザニア連合共和国 面積 : 94 万 5,000 ㎢ (日本の約 2.5 倍) 人口 : 4,043 万人 (2007 年世銀) 首都 : ドドマ (事実上の首都機能を有しているのはダルエスサラーム) 民族 : スクマ族、マコンデ族、チャガ族、ハヤ族他 言語 : スワヒリ語、英語(公用語) 宗教 : イスラム教(約 40%)、キリスト教(約 40%)、伝統宗教(約 20%) 通貨 : タンザニア・シリング ◆タンザニア連合共和国で活動中の JICA ボランティア 青年海外協力隊 66 名 外務省ホームページより抜粋 (2009 年 8 月 31 日現在) 高野さんが暮らすイリンガについて紹介します。 イリンガの風景 人口 : 約 110,000 人 日本人の数 : 4 人 (青年海外協力隊2人、フィールド 調整員1人、在住者1人) イリンガの特徴 : 内陸にあり、標高約 1,600m の高地の ため、1年を通して比較的涼しい。大学が多く、幹線道 路が走っていることもあり、HIV 感染率がタンザニアで最 も高い地域の 1 つ。 首都からのアクセス : バスで8時間 庶民の足 : 徒歩、バス、タクシー、自転車、自動車、バ イク 物価 : コーラが 500 タンザニア・シリング(約 40 円)、 1 食 1,000~2,000 タンザニア・シリング(約 80~160 円) 高野さんの活動を紹介します。 コンピュータ技術の指導 卓球を指導 青年海外協力隊への参加動機 : 限られた時間の使い方に変 化を与えるため。 活動内容 : 保健省管轄の訓練校で、講師、ドクター、生徒 (30~50 代の医療従事者)向けに、コンピュータ技術の指導を 行っている。また、訓練校における ICT 設備の管理、ホームペ ージの作成等を行っている。その他に、休日に近所の小学校で 卓球の指導をしている。日本の部活のような厳しいイメージでは なく、みんな楽しんでいる。 活動の悩み : 1 番は、言葉(スワヒリ語)の問題。約 1 年たった 今でも、言いたいことのニュアンスなどが上手く伝えることができ ず、はがゆいことが多い。 今後の活動目標 : パソコンの故障が頻繁にあるので、自分が 帰国した後でも、持続性のある有効な管理方法を模索したい。 高野さんお気に入りのイリンガグルメを紹介します。 「ウランジ」 竹で作ったお酒。イリンガの地酒で、別名「Bamboo beer」。発酵しているので、その名の通りビールのよう にシュワシュワと気泡が湧き上がっている。酸味があ り、発酵度合によって、アルコール度数が変わってく る。朝一番だと甘く、夕方になるにつれて酸っぱくな る。1 杯 200 タンザニア・シリング(約 20 円)で、注文 すると大きいバケツからすくってくれ、地元の人たちは 昼間からゴクゴク飲んでいる。 高野さんの住居を紹介します。 間取り : 3LDK。職場の目の前で、大家 さんの家の隣。家具類は全て職場から 提供されたもので、快適に生活してい る。 電気・水道の有無 : 電気・水道は有。 たまに停電・断水するが、回復も早い。 水は多少茶色く濁っている程度。 トイレの形式 : 水洗式 洗濯の方法 : バケツで手洗い。週 1 回、日曜日にまとめて行う。 住居に関する悩み : 家族向けの住宅 なので、1 人で住むには広すぎるが、ゲ ストが来た時にはホテル代わりに使って もらっている。
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