防 災 気を付けて!暴風雪の被害 (住宅・屋外編) 気を付けて!暴風雪の被害 (車編) Disaster Prevention 雪の季節がやってきました。暴風雪の心備え、できていますか。 北海道では、この数年だけでも暴風雪によるいたましい災害が繰り返し発生しています。 暴風雪による被害は、晴天から悪天へと天気が急変したとき、特に多く発生しています。 日頃からの備えをして、被害に遭わないように気を付けましょう。 被害に遭わないために ・暴風雪が予想されているときは、無理をせずに外出は避けましょう。 ・テレビやラジオなどで悪天候が予想されていることを知ったとき は、今の天気が良くても油断することなく、最新の気象情報や道 路情報などを事前に十分確認しましょう。 めむろ安心メール ---------- 届く情報は… ・防災情報 ・災害情報 ・通行止め情報 ・不審者情報 安心メールの登録は、下記メ ールアドレスに「安心メール申 込み」とメール件名に入力して 送信ください。 j- k o ut su@ m e m u r o . ne t ▲ ■北海道の防災・道路情報■ 防災情報は 北海道防災情報 ------------見られる情報は… ・警報、注意報 ・地震、津波情報 ・洪水、噴火予報 http://i.bousai-hokkaido.jp 北海道防災 で検索 ▲ もしも遭遇してしまったら ■歩行中や屋外で作業中のときは、視界不良(ホワイトアウト) によ り方向感覚がなくなり、自分の位置が分からなくなることがあり ます。そんな時は… ・商店やコンビニ、人家など建物の中の安全な場所に移動して天気 の回復を待ちましょう。 ・歩行中は風で飛ばされてくるものに注意しましょう。 ・重ね着をし、肌の露出を少なくし、体温が低下しないようにしま しょう。 ■家の中にいるとき、FF式暖房機などの給排気口が吹き溜まりで ふさがれると、一酸化炭素中毒を起こす可能性があります。また 家の出入り口が吹き溜まっている場合もあります。そうならない ために… ・給排気口が雪でふさがれていないかこまめに確認しましょう。 ・出入り口を確保するため、吹きだまりの状況を見て除雪しておき ましょう。 ▲ 日常から備える ■家の中で安全に過ごすために ・停電に備えて懐中電灯、携帯ラジオの準備をしておきましょう。 ・外出できない場合に備えて、食糧や飲料水などを確保 (備蓄) して おきましょう。 ・FF式暖房器の給排気口付近の除雪状況を確認しておきましょう。 ■芽室町の情報■ 芽室町公式ホームページ 皆さんの命・財産にかかわる 災害などの情報は芽室町公式ホ ームページでお知らせします。 ht t p : / / www. m e m ur o . n e t ▲ 道路情報は 北海道地区道路情報 -------- 見られる情報は… ・道路規制情報 ・道路気象情報 ・道路画像情報 http://www.info-road.hdb. hkd.mlit.go.jp/m/ 北海道道路 で検索 32 すまいる 2014 . 12 止むを得ず車で外出するときは ■万全の用意をして ・天候の急変などにより車が立ち往生することを想定して、防寒着、 カイロ、長靴、手袋、スコップ、けん引ロープなどを車に用意す るとともに、十分に車の燃料があることも確認しましょう。 ■もしも暴風雪に遭遇してしまい、視界が悪くなった時は、そのま ま運転を続けるのは大変危険なことなので… ・道の駅、コンビニなどで天気の回復を待ちましょう。 ・気象情報や道路情報を確認しましょう。 ■途中で立ち往生をしてしまったときは、後続車から追突されない ように… ・ハザードランプを点滅、停止表示板を置きましょう。 ・ロードサービス、近くの商店や人家等に救助を求めましょう。 ・避難できる場所や救助を求められる人家が近くにないときは、消 防 (119番) や警察 (110番) に連絡して救助を求めましょう。 ■車内で救助を待つときは、排気ガスによる一酸化炭素中毒や低体 温症に注意が必要なので… ・原則エンジン停止 一酸化炭素中毒の危険をなくすには、エンジンを切ることが大 切です。防寒着や毛布、新聞紙などで体温の低下を防ぎましょう。 ・一酸化炭素中毒の危険性 車が雪に埋もれたときにエンジンをかけ続けると排気ガスによ る一酸化炭素中毒の危険性が生じます。埋もれる深さが深いほど 危険です。 ・エンジンをかけるときは 防寒等でやむを得ずエンジンをかけるときは、排気管出口を確 実に大気に開放し、その後の降雪や吹き溜まりによる再埋没に注 意しましょう。 ・窓を開けていても絶対に安全とは言えません 風向きや窓の開度の条件によっては、窓を開けていても閉めて いるときより一酸化炭素中毒の危険性が高くなることがあります。 2基目の耐震性貯水槽 が完成しました 今年7月から、健康プラザ敷 地内で工事を行ってきた耐震性 貯水槽設置工事が、このほど完 了しました。 耐震性貯水槽は、災害時に断 水になった場合、災害発生から 3日間の飲用水を確保する貯水 槽で、町内主要公共施設に設置 しています。昨年の芽室町総合 体育館に続き、2基目の設置と なります。 今回設置した貯水槽の貯水量 は50ト ン で、こ れ に よ っ て 約 5,000人が3日間使用する水を 確保することができることにな りました。 来年度以降も設置予定で、最 終的には市街地に4基設置する 予定です。 ? 貯水槽の水は 新鮮なの? 貯水槽は大きなタンクですが、 タンクの中の水は常に流れてい ます。通常の水道管につながっ ていますので、太い水道管があ るイメージです。ただし、地震 などの災害で水道管が破損し水 圧が下がった場合、このタンク はそれを自動的に感知し、同時 にタンクの水の出入口を遮断し、 水道管から独立した貯水タンク になります。そのためいつも新 鮮な水を貯めています。もちろ んタンク自体も地震に強い構造 になっています。 ▲給水訓練の様子 すまいる 2014 . 12 33
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