骨粗しょう症は、加齢や生活習慣の積み重ねにより、骨量(骨の量)が減少して骨がスカスカに なり、骨折が起こりやすくなる病気です。一度骨折すると、再度骨折しやすくなり、寝たきりに なってしまうこともあります。 [診断] 骨密度の測定 レントゲンによる診断 尿、血液による診断 [予防方法] ①食事療法 ②運動療法 予防方法① 予防方法①食事療法 乳製品 魚介類 大豆製品 魚介類 きのこ 納豆 青菜 やっぱり、 やっぱり、まずはカルシウム まずはカルシウム。 カルシウム。 カルシウムを吸収するお手伝い役ビタミン D、骨が 壊れないよう守り役のビタミン K、3大栄養素のひ とつで、骨量減少に関わるたんぱく質。特に、魚介 魚介類 肉類 卵 大豆製品 乳製品にも 乳製品にも たんぱく質 たんぱく質が 含まれます! まれます! 類、大豆製品は骨を丈夫にする栄養素がたくさん含 まれているので、積極的に食べていきましょう。 塩分は、塩蔵品(干物、塩辛、たらこ) 、練り製品(はんぺん、ちくわ)、漬物、佃煮に多いです。 アルコールは、ほどほどに。喫煙は、せっかく摂取したカルシウムを尿に排泄してしまいます。 予防方法② 予防方法②運動療法 運動療法 食べ物から摂取したカルシウムを骨に蓄えるためには体を動かすことが大切です。歩行やジョギ ング、エアロビクスは骨の新陳代謝を活発にし、カルシウムが骨に定着するのを助けます。カル シウムの吸収を助けるビタミン D は日光浴で活性化されます。 [薬物療法] 薬物治療の 薬物治療の内容は 内容は、医師の 医師の指示により 指示により異 ります により異なります。 内服薬: 内服薬:1日~1週間~ 週間~1カ月に1回など。 など。 注射: 病院で 注射 :週1回(病院 で) 注射: 注射:2年間毎日1 年間毎日1日1回注射( 回注射(自分で 自分で) 薬物療法の 薬物療法の適応について 適応について 骨密度の 骨密度の測定を 測定を受けましょう!! けましょう!! 当院で 当院では腕で骨密度の 骨密度の測定を 測定を行っています。 っています。 当院の 骨密度と 若年成人の 平均骨密度と 比較( 当院 の骨密度 と若年成人 の平均骨密度 との比較 (T スコア) スコア) 90%以上 80~89% 70~79% 69%以下 異常なし 正常ではあるが、時々経過を観察する必要あり。 定期的な経過観察の必要あり。 薬物治療の対象。 骨密度が70%以下は、骨粗しょう症の薬物治療の対象とされています。また、腰椎の圧迫骨折 をしたことがある方は、基準の-10%で判定します。 内服薬を服用するにあたっては、年齢や既往歴によって異なります。内服は、長期に渡り、服用 しなければなりません。また、なかなか効果が上がらない方もみえます。最近は、骨を作るのを 促進させる注射が徐々に増えてきています。効果として、早い人は1~2ヶ月後、一般的には半 年から1年で効果がもっともあらわれています。それぞれにあった治療方法を、医師に相談して ください。
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