体育祭 演劇教室 明石杯高校生英語コンテスト

演劇教室
平成28年11月16日発行 第183号
群馬県立尾瀬高等学校 校長 小林 由隆
体育祭
9月14日(水)、本校校庭にて体育祭が行われまし
た。体育祭は文化祭と隔年で行われているため、2年ぶ
りの開催となりました。
前日から雨模様で開催が
危ぶまれましたが、当日の
朝、野球部員をはじめとし
たたくさんの生徒達、先生
方が協力してグラウンドの
整備を行い、無事開催する
ことができました。初めは
曇っていた空も時間が経つごとに晴れ間が見えて、絶好
の体育祭日和となりました。
競技は個人種目だけでなく、クラスの団結力が競われ
る団体戦も行われます。入賞者・クラスには点数が付け
られ、その合計点をもってクラスが争われます。選手全
員がクラスのために必死で競技に取り組み、団結の深ま
った1日でした。
また、PTAから全校生徒にそうめんとホットドッグ
の提供がありました。朝早くから準備してくださいまし
た。心も体も満たされる素敵な提供でした。ありがとう
ございました。
以下に各競技の優勝者・チームを掲載します。
・男子100m
・女子60m
・男子走り高跳び
・サバイバルレース
・6×100mリレー
・玉入れ
・加足減速
・長縄跳び
・綱引き
・全員リレー
1-2
3-1
1-2
2-2
2-1
2-1
3-1
2-2
2-2
2-1
高橋 優太
宮崎こゆき
金子万樹斗
金子 智哉
・総合優勝
3-1、2-1
(同点のため、優勝が2チームとなります。)
9月20日(火)、片品村文化センターで劇団東京芸
術座による演劇教室が行われました。演目は「夏の庭」
です。「人が死ぬところを見てみたい」と小学6年生の
仲良し3人組は、近所に住む一人暮らしの老人を見張り
ます。老人とのやりとりを通して「命」について考え、
そして成長していく物語です。
この演劇を鑑賞した1年生の星 晴輝くんは、
「少年た
ちのおじいさんに対する気持ちが、時間が経つにつれ変
わっていくのがとてもよかったです。」と感想を残して
います。
明石杯高校生英語コンテスト
9月23日(金)、沼田女子高校にて明石杯高校生英
語コンテスト利根・沼田支部予選会が開催されました。
スピーチ発表はレシテーションの部(暗唱)とスピーチ
の部(自作のスピーチ)があります。
本校からは、1年1組の吉原えりかさんがレシテーシ
ョンの部で出場しました。吉原さんは、赤ずきんちゃん
の英語版を暗唱しました。
このコンテスト参加に向けて、
日々の放課後指導の他に、ALTのハナ先生からも指導
を受けました。コンテストでは残念ながら入賞とはなり
ませんでしたが、ミスも少なく、堂々と発表していまし
た。
このコンテストに参加した吉原さんは「今回初めてス
ピーチコンテストに参加しました。私が挑戦したスピー
チは『Little Red riding food』という日本でいう赤ず
きんちゃんです。発音を集中的に練習してきた結果、入
賞はできなかったのですが、審査員であるネイティブの
先生に最後の講評で発音をほめられ、1つのことでも集
中すれば結果につながるということを学びました。今回
のスピーチコンテストで学んだ『1つのことを集中的に
努力すること』を今後の学校生活に生かしていきたいと
思いました。」と話してくれました。
2学年修学旅行
性・エイズ講演会
9月28日(水)から10月1日(土)までの4日間、
2学年の生徒54名が沖縄へ修学旅行に行ってきまし
た。早朝からの集合にもかかわらず、2年生全員が元気
に出発していきました。
14時過ぎに沖縄に
到着し、まず国際通り
を散策し、沖縄の雰囲
気を肌で感じました。
その後、平和学習を行
いました。太平洋戦争
を経験した人に講話をいただき、戦争の悲惨さを学びま
した。2日目の午前中も平和学習です。ひめゆりの塔を
訪れ、学徒の方達のお話を聞いたり、平和の礎・摩文仁
の丘で戦没者達の慰霊を見学したりしました。午後は体
験学習で、洞窟を探検してきました。
3日目は美ら海水族
館でジンベイザメを見
た後、1組・2組別れ
て体験学習を行いまし
た。1組はシュノーケ
リングで海の中を散策
しました。2組はサン
ゴ再生で、海の中にサンゴの移植を行いました。また海
ぶどうの収穫も行いました。4日目は首里城を見学し、
無事帰校となりました。
4日間、体調不良や怪我もなく、全員が元気に過ごす
ことのできた修学旅行となりました。
10月12日(水)、中間考査終了後の5・6時間目
に、性・エイズ講演会が行われました。講師は母の芽助
産院の後藤ひとみ先生です。「性感染症の予防と避妊」
という演題で講演していただきました。
初めに、「東日本大震災の日に被災地で生まれた赤ち
ゃん」の動画を見ました。そこから、妊娠・出産は希望
に満ちあふれたものであることを勉強しました。また、
性欲についての男女間の違いから、性行為、そして性感
染症の話まで、多岐に渡る講演をしてくださいました。
性感染症は20種類以上の病原体がありますが、たいて
い完治します。しかしHIVは完治の方法が見つかって
いません。後藤先生は「自分だけは大丈夫だと考えがち
ですが、性行為をすればいつでも誰でも感染する可能性
があります。無防備な性行為を行ったらすぐに保健所へ
行き、検査してください。」と訴えました。
様々な情報が簡単に手に入れることができる現在、誤
った情報を鵜呑みにすると幸せな生活が送りにくくなり
ます。この講演で得た正しい知識を、今後の生活に活か
していってください。
1学年職場体験
9月29日(木)30日(金)の2日間、1年生が職
場体験に行ってきました。生徒は事前に興味のある職業
について考え、必要によっては自分でアポイント取るな
どしました。
54名の生徒が30ヶ所に別れて体験を行いました。
朝から夕方まで丸二日間働き、学校では学ぶことのでき
ない社会について学習してきました。
片品村役場で職場体験を行った2組の平野生(ヒラノ ウミ)
さんは「働くことの大変さ、すばらしさに気づけました。
この経験を日々の生活にも生かしていきたいです。」と
感想を残しています。
今月の自然環境科♡
9月27日(火)、片品中・利根中の2年生を対象と
した中高連携観察会が行われました。3年生が秋の武尊
山を題材に自然観察プログラムを考えて、武尊山を案内
しました。
1班に3年生が2人つくかたちで、
12班 編制しまし
た。紅葉のしくみやブナの役割など、地元にいながらな
かなか行かない武尊山の自然環境を観察や体験を交えて
伝えました。