2013年11月16日(土) <感想やご意見> ●初めて聞かせていただきました。自分のことをありのままに認めて話をされるいつきさんの話しぶりについ引きこまれて しまいました。性別は2つではない。いくつかの要素に分けて考えると本当に多様に考えると知りました。本当に学校で 出会う子どもたちのことをよく見ておられると感じました。いろいろな子どもがいる中で、つい目立っている子に目がい きがちですが、エアーポケットの子どもたちをもっと見ていかなければと思いました。 「みんなそれぞれ違いがあって、あ なたはそれでいい」と言うのは(書くのは)簡単だけど、それを本当に子どもに伝えるために私自身が子どもと向き合っ ていかないといけないと話を聞かせてもらって思いました。 ●多様性がよくわかりました。社会はそれをきらい格差をつくる。まさしくその通りだと思いました。ありがとうございま した。 ●土肥先生のお話いつまでも聞いていたいお話しでした。先生の周りの子供達が自分を出せるのは、先生の子供達を見守る まなざしがあるからでしょうね。もう退職する私ですが先生にお会いできたこと光栄に思います。ありがとうございまし た。 ●「ありのままの自分を生きる」ということがそのまま「ありのままの自分を語る」ということなのだと強く感じました。 周りの人や生徒たちと出会い(関係)の全てが土肥さんであり、セクシュアリティーがその核にあるのかなと思いました。 長時間のお話、ありがとうございました。 ●本日は本当にありがとうございました。とても楽しく話をしてくださり聞きやすかったです。トランスジェンダーの話だ けでなく、様々な生徒との関わりについての経験も聞かせていただき勉強になりました。生徒とつながるためには自分の ことを語ることがとても重要だということも良く分かりました。言い方がわるいかも知れませんが「あほ」になることも とても子どもたちの心を開かせるためには良いと思いました。今日のお話は本当に参考になりました。ありがとうござい ました。 ●教育現場におけるジェンダー教育が必要だと強く思います。特に「性的指向について小学校低学年からやっていかなくて はならない」と私もそう思います。今日の学習会と関係ありませんが、 「モチモチの木」の中に「女みたいに生っ白い」と いうセリフがありますか?小学生劇のこのセリフにびっくり!指導した先生も、その他の先生も誰も何も言わない、気付 きさえしない。そのあと♪女々しくてを踊ったんです(カラオケでしたが歌の内容は片思いのせつない気持ちを「女々し い」と表現したものです)小学生は言葉の意味までは考えてはいないだろうけれど、現場がもっと問題意識を持ってほし い!校内研修が必要です。 質疑応答 A お子さんは、いつきさんのことをどう思っているのか。 Q 性別は急に変わるものではなく徐々に変わっていくもの。 「私のとうちゃん」であたりまえ。 A 学校の同僚はどう思っているのか。 Q 昔はひげを生やしたこわいお兄さんだった。 「女性のロッカールーム、女性トイレを使いたい」と言うと、ほとんどの人 が「いいよ」でも、そこにいなかった一人の人が「私はダメ」100%OK でないと使えないと思った。その時は、遠く の女性休憩室を一人で使い、後にそこが女性のロッカールームになったときは、動くのはイヤというとみんなが変われと は言わなかった。ロッカールームのカギを手渡されたときは、正直嬉しかった。 A「スカートがいや」という子にはどうすればいか。その子は「どうして女子がスカートって決まっているんですか」と言 う。 Q スカートがいややったらじゃズボンをはこうという問題ではない。スカートかズボンかという二者択一ではなく、その子 にどうしたいのかていねいに話を聞かないといけない。 A 小学校教育の中でどういうことをしていけばよいか。 Q 異性愛が当然の社会の中で、同性愛の子たちはとても生きにくい。小学校低学年の内から、同性愛があって当たり前とい うことを伝えていく。女性として女性が好きなのに、 「女性を好きな自分は男性なんだ」と思い込み、男性に転換してしま う危険がある。 インターセックスを扱った漫画「IS」などをさりげなく教室に置いておく。
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