第4期芽室町総合計画

【改訂版】
第4期芽室町総合計画
みどりの中で 子どもにやさしく
思いやりと 活力に満ちた 協働のまち
<平成20(2008)年度~平成30(2018)年度>
北海道芽室町
目 次
Ⅰ
第4期芽室町総合計画の見直しの概要
1.計画の位置付けと見直し
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
3.第4期芽室町総合計画の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
2.計画の構成と期間
Ⅱ
基本構想
1.構想の期間と芽室町の将来像 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.まちづくりの基本目標
3.人口指標
8
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
4.土地利用の方向
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
5.財政運営の方向
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
6.基本目標と政策(施策の大綱)
Ⅲ
後期実施計画の概要
1.後期実施計画の考え方と推進
2.後期実施計画施策体系
Ⅳ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
後期実施計画
基本目標1 誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
政策1-1
施策
生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
1-1-1 生涯を通じた健康づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
1-1-2 公立芽室病院の総合的な医療体制の維持・発展・・・・・・・・・・・ 42
政策1-2
施策
子育てしやすいまちづくり
1-2-1 安心して生み育てることができる子育て支援・・・・・・・・・・・・・ 44
1-2-2 児童福祉の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
政策1-3
施策
健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
1-3-1 地域で支え合う福祉社会の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
1-3-2 高齢者福祉の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
1-3-3 障がい者の自立支援と社会参加の促進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
政策1-4
施策
人々が尊重しあう地域社会の実現
1-4-1 互いに認め合う地域社会の形成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
基本目標2 豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
政策2-1
施策
基幹産業の農業に対する支援の強化
2-1-1 担い手育成と農業支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
2-1-2 農業生産性の向上と農業の応援団づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64
2-1-3 農地・土地改良施設等の整備・充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
2-1-4 地域林業の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68
政策2-2
施策
農業と連携した活力ある商工観光の振興
2-2-1 地域内循環の推進と商工業の振興・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70
2-2-2 地域資源を活用した観光の振興・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
基本目標3 快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
政策3-1
施策
安全安心に暮らせる生活環境づくり
3-1-1 災害に強いまちづくりの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78
3-1-2 消防・救急の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
3-1-3 防犯対策と交通安全の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82
3-1-4 消費者の安全安心の確保・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84
政策3-2
施策
都市空間の整備と有効な土地利用の推進
3-2-1 有効な土地利用の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86
3-2-2 快適な住環境の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88
3-2-3 道路交通環境の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 90
政策3-3
施策
自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
3-3-1 景観の保全とクリーンエネルギーの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92
3-3-2 廃棄物の抑制と適正な処理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94
3-3-3 上下水道の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96
基本目標4 個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
政策4-1
施策
4-1-1 学校教育の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
100
4-1-2 生涯学習の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
104
4-1-3 青少年の健全育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
106
政策4-2
施策
豊かな心を育む人づくりの推進
交流を通じた魅力ある地域文化の形成
4-2-1 地域文化の振興・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
108
4-2-2 スポーツしやすい環境づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
110
4-2-3 国際・地域間交流の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
112
基本目標5 町民が主役となった自治に基づくまちづくり
政策5-1
施策
5-1-1 徹底した情報公開と説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
116
5-1-2 町民参加の促進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
118
5-1-3 地域活動の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
120
政策5-2
施策
町民が主役となった地域づくり
安定した行財政運営と行政サービスの推進
5-2-1 効果的・効率的な行政運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
122
5-2-2 健全な財政運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
124
5-2-3 親切・便利な行政サービスの推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
126
基本目標(別枠)
まち・ひと・しごと創生によるまちづくり
地方創生総合戦略の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ⅴ
130
付属資料
1.第4期芽室町総合計画の見直し(案)の諮問 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
135
2.第4期芽室町総合計画の見直し(案)の答申 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
136
3.後期実施計画[施策の成果指標]一覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
137
4.第4期芽室町総合計画に係る個別計画等一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
143
5.芽室町総合計画審議会条例
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
144
6.芽室町総合計画審議会条例施行規則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
145
7.芽室町総合計画審議会委員名簿
146
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8.芽室町総合計画審議会専門部会委員名簿
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
146
9.用語解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
147
Ⅰ 第4期芽室町総合計画の見直しの
概要
1
1 計
計画
画の
の位
位置
置付
付け
けと
と見
見直
直し
し
(1)総合計画の位置付け
総合計画は、まちづくりの計画として最も上位に位置付けられるもので、総合的・計画的なまち
づくりを進めるための基本的な指針となるものです。
総合計画では、まちの将来像やまちづくりの方向性を示した基本構想を定め、その実現のために
必要な基本目標や主要施策を示します。この計画に沿ってつくられる各分野の個別計画のもと、具
体的な施策や事業が効果的に行われることになります。
また、「芽室町自治基本条例」は、町政運営の基本的な制度や原則を総合的・体系的に整備した
ものであり、まちの「運営」に関する最高規範といえ、「芽室町総合計画の策定と運用に関する条
例」は、町が進める政策、施策及び事業の総合的かつ計画的な推進を図ることを目的としたもので
あり、総合計画の策定と運用に関する基本的な事項を定めたものであります。
「芽室町自治基本条例」並びに「芽室町総合計画の策定と運用に関する条例」では、総合計画が
町の「政策」を定める最上位の計画であることをあらためて規定するとともに、計画と予算・評価
をはじめとした町政運営の仕組みが相互に連携して相乗的な効果を挙げることを規定しています。
また、「基本構想」と「実施計画」の策定又は変更に関しては、議会の議決を経ることになってい
ます。
総合計画
個
別
計
画
個
別
計
画
個
別
計
画
自
治
基
本
条
例
の
整
備
個
別
計
画
よりよい
質
の
高
い
行
政
運
営
まちづくり
住民参加
質の高い政策
事務事業
総合計画の整備
(策定と運用に関する条例)
(
2
(2)国や北海道の施策との関係
国においては、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京
圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活
力ある日本社会を維持していくために、「まち・ひと・しごと創生法」を制定しました。
本町においても法に基づき、人口減少と地域経済縮小の克服、まち・ひと・しごとの創生と好循
環の確立を目指し、平成 27 年 9 月に「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。
近年は、国や北海道が地方分権を推進しており、地方行政を取り巻く環境大きく変わりつつあり
ます。
こうした中、本町の総合計画の推進については、国や北海道が策定する関連計画等とできる限り
整合を図りながら、国と地方自治体は対等な立場であることを踏まえて、相互に連携し、協力関係
を大切にしながら公共課題の解決を図っていくよう努めていきます。
(3)計画の見直し
第4期芽室町総合計画(計画期間:平成20年度~平成29年度)は、本町の将来像を「みどり
の中で 子どもにやさしく
思いやりと 活力に満ちた 協働のまち」として定め、将来像を実現
するための5つのまちづくりの基本目標を掲げ、まちづくりに取り組んできました。
しかし、「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、地方においても少子高齢化の進展に的確に対
応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの
地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・
ひと・しごと創生に関する施策の総合的かつ計画的な実施を求められています。
本町においても平成 27 年 9 月に策定した「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」
(総合戦略)
により、人口減少の克服等の時流に応じた諸課題に的確かつ迅速に対応することとしており、新た
な施策等の実施・検討を進めることとしています。
また、総合戦略においては、重要業績評価指標(KPI)が設定されており、毎年、PDCA(Plan
→Do→Check→Action)サイクルが求められています。
このため、第4期芽室町総合計画で定めた本町の将来像及び5つのまちづくりの基本目標を継続
しつつ、総合戦略に基づく新たな施策等の取り組みとPDCAサイクルの確立による確実な実施の
ため、総合計画の一部を見直し、計画期間を1年間延長する改訂版を策定するものです。
3
2
2 計
計画
画の
の構
構成
成と
と期
期間
間
第4期芽室町総合計画は、
「基本構想」
、
「実施計画」、「実行計画」で構成します。
(1)基本構想
基本構想は、10 年後の本町のあるべき姿としての将来像と、それを実現するためのまちづく
りの基本目標と政策(施策の大綱)を示すもので、実施計画や実行計画の基礎となるものです。
計画期間は、平成 20(2008)年度から平成 29(2017)年度までの 10 年間ですが、今回の見直し
により 1 年間延長し、平成 30(2018)年度までとします。
(2)実施計画
実施計画は、基本構想に示した将来像や政策に基づき、具体的な施策展開の方向と達成すべ
き施策目標(指標)を定めたものです。期間は、平成 20(2008)年度から平成 24(2012)年度ま
での5年間を前期実施計画、平成 25(2013)年度から平成 29(2017)年度までの5年間を後期実
施計画としていますが、今回の見直しにより後期実施計画を 1 年間延長し、平成 30(2018)年
度までとします。
(3)実行計画
実行計画は、実施計画で定められた施策について、向こう3年間で実施する具体的な事業内
容を定めたものです。毎年度見直しを行うローリング方式により、予算編成をはじめ本町の経
営方針の指針となります。
実行計画は3年間分を
毎年度作成
4
3
3 第
第4
4期
期芽
芽室
室町
町総
総合
合計
計画
画の
の概
概要
要
基本構想
平成 30 年度の目標人口
~まちの将来の目標
18,700人
(国勢調査ベース)
めざすべき将来像と考え方
(H20~H30)
みどりの中で
思いやりと
子どもにやさしく
活力に満ちた
協働のまち
子どもにやさしい
まち
思いやりのある
まち
みどりの中で
活力に満ちた
まち
協働でつくる
まち
まちづくりの基本目標
施策の大綱
誰もが健やかに生き生き
と暮らせるまちづくり
快適で安全安心な暮らし
を支えるまちづくり
豊かな自然を生かした
活力ある農業のまちづくり
個性的で心豊かな人と
文化を育むまちづくり
町民が主役となった
自治に基づくまちづくり
芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略
実施計画
~基本構想を実現するための具体的計画
前期実施計画(H20~H24)
(人口減少克服・地方創生を目的とする)
後期実施計画(H25~H30)
01 生涯を通じた健康づくり
01 生涯を通じた健康づくり
~38 親切・便利な行政サービスの推進
~36 親切・便利な行政サービスの推進
38施策で構成
36施策で構成
・成果指標~計画の進行管理・行政評価に活用
・具 体 性~主要事業、担当課、方向性、実施時期
密接な関係
・財政計画に基づく計画
・実施計画の事業内容・事業費を精査
実行計画
3年
ローリング
実施計画に基づき実際に実行するための詳細な事業
事業内容
計画
5
事業費精査
中
期
財
政
計
画
Ⅱ 基本構想
1
1 構
構想
想の
の期
期間
間と
と芽
芽室
室町
町の
の将
将来
来像
像
◆構想の期間
平成 20(2008)年度から平成 30(2018)年度までの 11 年間とします。
◆将来像
第4期芽室町総合計画[平成 20(2008)年度~平成 30(2018)年度]では、これまでの本町におけ
る総合計画の取組を引き継ぐとともに、豊かな自然環境と農業を表す「みどり」を基盤として、子
どもをまち全体で育む「子どもにやさしいまち」
、高齢者などへの「思いやりのあるまち」
、産業や
人々の「活力に満ちたまち」
、町民の皆さんと町の「協働でつくるまち」という4つの視点に即し
た将来像を次のとおり定めます。
みどりの中で 子どもにやさしく
思いやりと 活力に満ちた 協働のまち
まちの将来像
(平成 30 年度)
みどりの中で 子どもにやさしく
思いやりと 活力に満ちた 協働のまち
子どもにやさしい
まち
思いやりのある
まち
みどりの中で
協働でつくる
まち
8
活力に満ちた
まち
(みどりの中で)
本町は、恵まれた自然環境を背景に、広大な大地に根ざした農村地域を形成し、この肥沃な大地
を基盤として質の高い農畜産物を生産することにより、農業を核とした商工業の振興や雇用の創出
など、地域における産業振興と経済循環のもとでまちづくりを進めてきました。
こうした本町を育む自然環境は貴重な財産であり、まち全体で環境負荷の低減に向けた循環型社
会の構築と環境保全型農業をさらに進めるなどにより、豊かな資源を将来の世代に引き継いでいく
ことが私たちの世代の責務です。
(子どもにやさしく)
次世代を担う子どもたちは、私たちのかけがえのない宝です。
大人は子どもとふれあい、その笑顔を見ることにより元気と活力が生まれ、子どもは大人とふれ
あうことにより、社会性や自主性を育みます。
子どもたちが夢と希望を持ち、心豊かに生きる力を身に付けることができるよう、地域全体でや
さしさを持って守り育てるまちづくりを進めます。
(思いやりと)
今後、一層進行する高齢社会においては、町民一人ひとりがお互いを思いやり、支え合う気持ち
を持つことが大切です。高齢者をはじめ町民すべての方々が、住み慣れた地域で安心して暮らすこ
とができるよう、誰もがお互いを支え合い、助け合い、尊重し合う思いやりのあるまちづくりを進
めます。
(活力に満ちた)
有効な土地利用と活力ある産業振興によるまちなかの活性化はもちろんのこと、子どもからお年
寄りまで誰もが生き生きと活動し、多様な人々がふれあいと交流を楽しむことができる身近な地域
社会の再生が、このまちに活力を与えます。すべての人々が、健康で生きがいを持って躍動する、
活力に満ちたまちづくりを進めます。
(協働のまち)
地方分権が進展する中、地域のことは地域で決める時代となり、自らの選択と責任のもとで自立
したまちに向かってさらに歩みを進める必要があります。町民の皆さんと町の対話の機会を確保し、
わかりやすい説明による町政参加への喚起や地域活動の一層の推進を図ることにより、本町にふさ
わしい協働のまちづくりを進めます。
このように、すべての人が、慣れ親しんだこのまちで快適な生活を営み、誇りを持って暮らし続
けることができる“みどりの中で 子どもにやさしく 思いやりと 活力に満ちた 協働のまち”を目
指します。
9
2
2 ま
まち
ちづ
づく
くり
りの
の基
基本
本目
目標
標
将来像を実現するための5つの基本目標を設定し、これまで積み重ねてきたまちづくりの成果と
特色を承継しながら、未来を担う子どもたちとともに、高齢者などへの思いやりを大切にし、町民
が安心して暮らし幸せを実感できるよう、豊かな自然に恵まれた活気あふれるまち「めむろ」の実
現を目指します。
1
誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
健康は誰しもの願いです。いくつになっても健康で元気に生活でき、豊かな人生を過ごすために
は、町民一人ひとりが、食の大切さを含めて健康づくりに関心を持ち、健康的な生活習慣を身に付
けることが大切です。このため、健康づくりの推進や、公立芽室病院を中心とした地域医療体制の
維持により、長生きして健やかに暮らせるまちづくりを推進します。
また、安心して子どもを生み育てることができる環境づくりや、子どもたちが健やかに育つよう
な家庭や地域における子育て機能を高め、地域社会全体で子どもたちの笑顔を共有できるまちづく
りを進めます。
急速な高齢化の進行とともにひとり暮らしや認知症の高齢者の増加が見込まれるため、地域に密
着した高齢者福祉への対応など、地域福祉を拡充するネットワークづくり・支援体制の構築を図り
ます。
こうした、すべての町民の人権が尊重され、住み慣れた地域で安心して生きがいを持ち、支え合
いながら、子どもからお年寄りまでがともに生き生きと暮らせるまちづくりを進めます。
2
豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
本町は、恵まれた気候や風土、肥沃な大地を基盤とした我が国有数の大規模畑作地帯による農業
を中心とした町であり、この活力ある農業を基盤として、工業・商業・観光などとの連携が図られ
町全体が発展してきました。
昨今の国際的な経済連携や自由貿易の交渉を注視しつつ、国による農業政策の転換に的確に対応
し、本町における担い手の方々と農業関係機関・団体とともに連携を図り、農用地の担い手への集
積や土地基盤整備の促進など、地域林業の推進とともにさらに足腰の強い農業振興を図ります。
また、消費者と生産者を結びつける地産地消を進め、地場産農畜産物の消費拡大はもとより、食
の安全・安心に対する意識や食育、観光・交流の促進など地域ぐるみで推進していきます。
さらに、農業と連携した商工業の振興を図るとともに、交流の拠点となる中心市街地の賑わいや、
地域資源を活かした観光の振興など総合的な取組を進め、豊かな自然と大地のもと、活力ある農業
を核としたまちづくりを進めます。
10
3
快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
台風による水害や豪雨、地震や火災などの災害から町民の生命・財産を守るためには、日頃の災
害への備えが大切であることから、災害発生時等の情報提供体制の整備など防災啓発活動や、防災
体制の強化を推進します。
また、防災と並んで、防犯・治安・交通面や、消費生活においても安心して暮らせるまちづくり
が求められています。こうした中で、自らのまちを自らで守るという意識や交通安全に対するモラ
ルを高め、まち全体で防犯や交通安全などの活動を進めるとともに、消費生活の被害防止に努め、
安全安心で明るいまちの実現を目指します。
さらに、今後の町人口の推移や年齢構成の見通しなどを踏まえた土地利用の方向性を定め、市街
地の未利用地などを減らしながら今後の生活空間をデザインすることが重要であり、町内の住環境
や生活環境、交通網が快適なものとなるよう一体的な調整を図っていきます。
本町の豊かな自然環境と景観の保全を図るとともに、新たなエネルギーの活用に向けた研究や、
ごみの減量化・リサイクルを進め、環境と調和した快適で安全かつ安心なまちづくりを進めます。
4
個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
少子化や核家族化、コミュニティ意識の希薄化などの社会状況から、家庭や地域の教育機能の低
下が懸念され、命の尊さや心のあり方など、児童生徒、青少年の心の問題が大きな課題となってい
ます。
子どもたちの規範意識や道徳心を育む上で、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たしながら
連携し、子どもたちが思いやりや責任感を育み、生きる力を身に付け、心豊かでたくましく育つよ
う健全育成を図ります。
また、地域固有の歴史・文化を保存・伝承し、一人ひとりが豊かな人間性を育みながら、「いつ
でも・どこでも・だれでも」が生涯を通じて学び、活動できるまちづくりを進めます。さらに、ス
ポーツ団体の支援や指導者の育成を図り、誰もが気軽にスポーツを楽しみ、心身ともに健康に生き
生きと暮らせる環境づくりを進めます。
以上に加え、地域間交流や国際交流を通じ、町民の地域間交流等に対する意識の高揚と、それら
に必要な情報の収集等から学んだ他地域の歴史や文化などを本町の活性化に活かしていきます。
こうした、教育、文化、スポーツの振興による心豊かな人づくりと文化を育んでいくとともに、
他地域との交流を通じた魅力ある地域の形成を図ります。
11
5
町民が主役となった自治に基づくまちづくり
地方分権のもと、自らの責任と選択による「自主・自立のまちづくり」を進めていくため、徹底
した情報公開と説明を基本とした町政への町民参加を強く推進するとともに、町民の皆さんの主体
的な地域活動への参加を促進します。また、いわゆる団塊の世代の方々が、これまでの経験と知識
を生かして地域で活動し、生きがいを感じられるような環境づくりを進めます。
こうした取組の基盤となる町財政については、農業政策の転換等による影響も懸念されますが、
今後、町税の低下や地方財政制度の改革など社会経済情勢の変化に弾力的に対応できるよう、引き
続き健全な財政運営を行うとともに、効果的で効率的な行政運営を一層推進し、安定した行政サー
ビスの提供に努めます。
町民の皆さんの活動が活発化する明るいまちとするため、安定した行財政運営と町民参加による
地域づくりを推進し、町民が主役となった自治に基づくまちづくりを進めます。
12
3
3 人
人口
口指
指標
標
◆将来人口の見通し
本町の人口は、昭和 50(1975)年代から平成 7(1995)年頃までは、ほぼ横ばいで推移しています(以
下、人口は国勢調査ベースの数値)
。
しかし、近年、帯広市など十勝圏域からの流入、とりわけ平成 14(2002)年度から開始した東芽
室地区の宅地開発により、人口が増加しています。*平成 17 年の人口伸び率は 4.1%(平成 12 年
対比:全道市町村の中で 6 番目に高い伸び率)
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、本町の人口は、平成 27(2015)年の 19,123 人を
ピークに、その後は全国的な状況と同様に、減少の一途をたどり、平成 42(2030)年には 18,478 人
にまで減少すると推計しています。
なお、平成 27 年 9 月に策定した「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」による町の将来の
人口ビジョンでは、自然増減はもとより、社会情勢を含めたこれまでの傾向を加味し、かつ、全国・
全道の今後の傾向を考慮したものとなっており、平成 22 年(2010)年の 18,905 人をピークに、平成
30(2018)年には 18,017 人にまで減少すると推計しています。
13
芽室町の人口の推移(社人研推計)
推計値(国立社会保障・人
実績値(国勢調査)
口問題研究所)
(人)
19,123
19,500
19,042
18,905
19,000
18,805
18,478
18,300
18,500
18,000
17,586
17,500
17,000
16,580
16,731
社人研推計
16,577 16,604
19,000 人程度(H30)
16,500
16,000
(
1
S
9
5
8
5
0
年
年
)
(
1
S
9
6
8
0
5
年
年
)
(1
H 9
2 9
年0
)年
(
2
H
0
1
0
2
0
年
年
)
(1
H 9
7 9
年5
)年
(
2
H
0
1
0
7
5
年
年
)
(
2
H
0
2
1
2
0
年
年
)
(
2
H
0
2
1
7
5
年
年
)
(
2
H
0
3
2
2
0
年
年
)
(
2
H
0
3
2
7
5
年
年
)
(
2
H
0
4
3
2
0
年
年
)
*芽室町の場合、住民基本台帳より
国勢調査人口の方が少ない
第4期総合計画の期間(H20~H30)
芽室町の人口の推移(町独自推計)
推計値(芽室町まち・ひと・しごと創生
実績値(国勢調査)
総合戦略における将来の人口ビジョン)
(人)
19,500
18,905
19,000
18,500
町独自推計
18,283
18,300
17,842
18,000
17,586
17,337
17,500
17,000
16,580
16,731
16,577 16,604
(
1
S
9
6
8
0
5
年
)年
(1
H 9
2 9
年0
)年
18,000 人程度(H30)
16,839
16,500
16,000
(
1
S
9
5
8
5
0
年
)年
(1
H 9
7 9
年5
)年
(
2
H
0
1
0
2
0
年
)年
(
2
H
0
1
0
7
5
年
)年
(
2
H
0
2
1
2
0
年
)年
(
2
H
0
2
1
7
5
年
)年
(
2
H
0
3
2
2
0
年
)年
(
2
H
0
3
2
7
5
年
)年
(
2
H
0
4
3
2
0
年
)年
*芽室町の場合、住民基本台帳より
国勢調査人口の方が少ない
第4期総合計画の期間(H20~H30)
14
◆年齢(3区分)別人口の見通し
平成 22 年国勢調査時点での本町の高齢化率(65 歳以上)は、23.1%と全国平均(23.0%)とほぼ同じ
ですが、なお上昇する傾向にあります。逆に年少人口比率(14 歳以下)、生産年齢人口比率(15~
64 歳)は低下すると推計され、今後、本町における少子高齢化の傾向はますます強まるものと予測
されます。
芽室町の年齢(3区分)別人口割合
推計値(国立社会保
実績値(国勢調査)
16,580 人 16,731 人 16,577 人 16,604 人 17,586 人
障・人口問題研究所)
18,300 人 18,905 人
19,123 人 19,042 人 18,805 人 18,478 人
100%
9.8
90%
11.5
13.5
16.3
18.8
21.5
23.1
26.2
28.6
29.8
31.6
60.6
58.1
57.1
56.9
55.8
80%
70%
60%
66.2
65.1
50%
65.4
65.4
64.2
62.0
40%
30%
20%
10%
24.0
23.4
20.7
18.3
17.0
16.5
16.3
15.7
14.3
13.3
12.6
(1
H 9
2 9
年0
)年
(1
H 9
7 9
年5
)年
(
2
H
0
1
0
2
0
年
)年
(
2
H
0
1
0
7
5
年
)年
(
2
H
0
2
1
2
0
年
)年
(
2
H
0
2
1
7
5
年
)年
(
2
H
0
3
2
2
0
年
)年
(
2
H
0
3
2
7
5
年
)年
(
2
H
0
4
3
2
0
年
)年
0%
(
1
S
9
5
8
5
0
年
)年
(
1
S
9
6
8
0
5
年
)年
年少人口(0~14歳)
※平成 2(1990)年は、年齢不詳 62 人(0.4%)がある。
※平成 22(2010)年は、年齢不詳 4 人(0.02%)がある。
15
生産年齢人口(15~64歳)
高齢者人口(65歳以上)
◆目標人口の設定
平成30年度における目標人口
18,700人(国勢調査ベース)
本町の総人口は、国立社会保障・人口問題研究所における推計を基にすると、第 4 期芽室町総
合計画の最終年となる平成 30(2018)年の町人口は、19,000 人程度になると予測されますが、こ
の推計は過去の宅地造成等の施策が今後も続くことが前提となっています。
「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」による町の将来の人口ビジョンにおいては、自然
増減はもとより、社会情勢を含めたこれまでの傾向を加味し、かつ、全国・全道の今後の傾向を
考慮した推計をしており、平成 30(2018)年の町人口は、18,000 人程度になると予測しています。
本町としては、安心して生み育てることができるような子育て支援施策や、快適な住環境の整
備の推進及び「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の総合戦略に基づく町の施策の効果が
着実に反映され、合計特殊出生率と純移動率が改善されたならば、平成 30(2018)年度の人口は
18,744 人となることから、平成 30(2018)年度の目標人口は 18,700 人とします。なお、その際の
年齢構成は、年少人口 2,863 人(15.3%)、生産年齢人口 10,899 人(58.3%)
、高齢者人口 4,938 人
(26.4%)としています。
最終実績値
推計値
目標値
平成22年
平成30年
平成30年
(2010年)
(2018年)
(2018年)
18,905
18,017
18,700
区分
総人口
(100%)
(100%)
(100)
年少人口
3,080
2,865
2,863
(0~14歳)
(16.3%)
(15.9%)
(15.3%)
生産年齢人口
11,460
10,868
10,899
(15~64歳)
(62.0%)
(60.3%)
(58.3%)
高齢者人口
4,361
4,284
4,938
(65歳~)
(21.5%)
(23.8%)
(26.4%)
※平成 22 年の総人口には年齢不詳の4人を含んでいます。
H30 目標:18,700 人
(人)
19,123
19,500
19,042
18,905
19,000
18,478
18,300
18,500
18,000
18,283
17,586
17,842
17,500
17,000
18,805
16,580
16,731
17,337
16,577 16,604
16,839
16,500
16,000
(
1
S
9
5
8
5
0
年
)年
(
1
S
9
6
8
0
5
年
)年
(1
H 9
2 9
年0
)年
(1
H 9
7 9
年5
)年
(
2
H
0
1
0
2
0
年
)年
(
2
H
0
1
0
7
5
年
)年
16
社人研推計
(
2
H
0
2
1
2
0
年
)年
(
2
H
0
2
1
7
5
年
)年
町独自推計
16
(
2
H
0
3
2
2
0
年
)年
(
2
H
0
3
2
7
5
年
)年
(
2
H
0
4
3
2
0
年
)年
4
4 土
土地
地利
利用
用の
の方
方向
向
◆現状と課題
本町は、総面積 513.91 ㎢で山林 207.84 ㎢、畑 213.71 ㎢、原野 16.89 ㎢、牧場 13.45 ㎢、宅地
10.07 ㎢、雑種地 19.41 ㎢、その他 32.54 ㎢からなっています(平成 19 年1月現在)。
土地は、現在及び将来にわたる町民の生活や産業活動の基盤であり、持続的な発展に向け、自然
環境の保全に配慮しながら計画的に利用することが必要です。
土地利用の課題としては、都市地域では、都市的な機能の維持や中心部の魅力の創出、本格的な
少子高齢社会に対応した施設配置、拡大していく東側の宅地造成による東西のバランス、市街化区
域内の未利用地の有効活用などが課題として挙げられます。
また、農業地域では農地の保全、森林地域では景観の保全、自然公園地域では貴重な自然環境の
保全が必要です。
本町の美しい自然を生かしたまちづくりや、利便性・機能性の高い市街地の形成、我が国の食糧
供給を担う農地の保全・整備などを基本としながら、今後の土地利用の方針を定めていく必要があ
ります。
◆基本方針
(1)都市地域
市街化区域においては、計画的な市街地の形成を図り、街路・公園・緑地等の適正配置に努める
とともに、将来的な人口動態を見据えた公共施設等の配置の検討を進め、合理的な土地利用の推進
を図ります。
・計画的・合理的な土地利用の推進
・人口動態に的確に対応した公共施設等の配置
・土地利用、公共施設配置、中心市街地活性化、道路網などを都市計画として一体的に検討
なお、市街化調整区域においては、市街化を抑制し、農業地域・森林地域として、農地・森林の
保全を図ります。
(2)農業地域
本町では、豊かな大規模畑作農業が営まれています。WTO(世界貿易機関)等における国際規
律に対応していくため、国が進める品目横断的経営安定対策に対応し、担い手への農地集積を進め
ます。
(3)森林地域・自然公園地域
森林は、経済的効果だけでなく、国土の保全、水源かん養、二酸化炭素削減に与える効果など、
地球環境を保持し改善に資する公益的な機能を有しています。これらの資源の保全とともに、自然
とふれあう場としての活用に努めます。
また、美生川沿い伏美湿原のミズバショウ群生地など貴重な自然環境を保全します。
17
18
19
5
5 財
財政
政運
運営
営の
の方
方向
向
◆現状と課題
町財政は、歳入では町税はここ数年堅調に推移していますが、大きな歳入要素である地方交付税
については、国が進めている三位一体改革等による減額が続き、財政状況は年々厳しさを増してい
ます。
今後も、高齢化による扶助費や各保険会計への繰出金が増加すると予測され、加えて国の行財政
改革に伴う国庫補助金や地方交付税の削減が見込まれます。農業政策の転換による影響も懸念され、
町税の伸びが期待できず、予算決算規模は縮小に向かわざるを得ない状況であり、自主財源確保な
ど自主・自立に向けた取組が必要となります。
このため、本総合計画の期間においても、
「芽室町自主・自立推進プラン」
(平成 17 年3月策定)
に掲げた考え方を受け継ぎ、その取組を可能な限り反映させることが必要ですが、今後の国による
地方財政制度改革や、道州制・権限移譲の進展などにより、依然として町財政の見通しは不透明な
ものとなっています。
◆基本方針
(1)持続可能な財政運営
町民生活に必要不可欠な公共サービスが常に安定的に供給され、社会情勢の急激な変化や行政需
要の変化においても、迅速に対応できる持続可能な財政基盤を確立します。
そのためには、財政状況や課題を的確に把握し、将来の財政状況を見据えた財政運営が必要であ
り、第4期芽室町総合計画に沿った中期的な財政見通しを立てるとともに、毎年度見直し(ローリ
ング)を行いながら進行管理を進めます。
(2)効果的・効率的財政運営
計画・予算・評価の連動を強く意識して行政経営を進め、総合計画と行政評価に基づいた予算編
成を行います。
また、成果指標として、的確でわかりやすい財政指標を設定し、その向上を目指します。
(3)自主・自立的財政運営
自主・自立の道を選択した本町では、役割分担(自助・共助・公助)を踏まえた財政運営が必要
です。自主財源の確保を図るとともに、受益と負担を意識した施策を進めるなど、これまでの「芽
室町自主・自立推進プラン」の考え方を受け継ぎながら、厳しい財政状況下での町政運営を行って
いきます。
また、町財政の状況を町全体で共有するため、財政に関する情報を町民にわかりやすく公表して
いきます。
20
6
6 基
基本
本目
目標
標と
と政
政策
策(
(施
施策
策の
の大
大綱
綱)
)
1
思
い
や
り
と
活
力
に
満
ち
た
協
働
の
ま
ち
み
ど
り
の
中
で
1-1 生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
1-2 子育てしやすいまちづくり
1-3 健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
1-4 人々が尊重しあう地域社会の実現
2
子
ど
も
に
や
さ
し
く
誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
2-1 基幹産業の農業に対する支援の強化
2-2 農業と連携した活力ある商工観光の振興
3
快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
3-1 安全安心に暮らせる生活環境づくり
3-2 都市空間の整備と有効な土地利用の推進
3-3 自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
4
個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
4-1 豊かな心を育む人づくりの推進
4-2 交流を通じた魅力ある地域文化の形成
5
町民が主役となった自治に基づくまちづくり
5-1 町民が主役となった地域づくり
5-2 安定した行財政運営と行政サービスの推進
21
基本目標1 誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
政 策
1-1 生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
1-2 子育てしやすいまちづくり
1-3 健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
1-4 人々が尊重しあう地域社会の実現
1-1
生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
健康は、誰しも共通の願いであり、高齢化の進行や医学の進歩などにより、健康づくりに対する
ニーズは高度化・多様化しています。また、がん・心臓病・脳卒中や、糖尿病など生活習慣病の増
加とそれらに伴う医療費の増大や介護を必要とする人々が増加しています。
生活習慣病を子どもの頃から予防し、いくつになっても健康で元気に生活できる期間(健康寿命)
を伸ばして豊かな人生を過ごしてもらうためには、町民一人ひとりが健康づくりに関心を持ち、健
康的な生活習慣を身に付けていただくことが大切です。それが病気の早期発見と早期治療にもつな
がります。
このため、健康的な生活習慣を身に付けていただくための健康づくりの推進や、公立芽室病院の
経営基盤の強化と医療体制の維持を図り、安心して暮らせる保健医療環境づくりを進めます。
また、近年私たちの食生活をめぐる環境が大きく変化し、栄養の偏り、不規則な食事、肥満の増
加、伝統的な食文化の良さが失われるなど様々な問題が生じてきており、食の大切さに対する意識
が希薄になってきているといえます。子どもたちをはじめ、すべての方が心身の健康を保持し、生
涯にわたり生き生きと暮らすためには何よりも食が重要です。
このため、食育を推進し、望ましい食生活や生活習慣への関心を高め、食文化の継承を進めます。
22
1-2
子育てしやすいまちづくり
次代を担う子どもたちが健やかに育ち、子どもを持ちたいと思う人が安心して子どもを生み育て
ることができる環境をつくることは、少子化が進む地域にとって大変重要なことです。現代では、
働く女性が増え、女性の生き方や考え方が多様化するとともに、結婚や出産に対する考え方も変わ
ってきています。また、核家族化の進行、世代間交流の減少などにより、子育て環境も変化してき
ています。
近年は、保育・幼児教育について、保護者の就労の有無によって利用施設が限定されることや、
子育てにおける選択機会の拡大の必要性などから、そうした垣根を取り除く必要があるといった指
摘、また、幼・保から小学校への子ども情報の連続性を保つ必要性など、相互の連携が求められて
います。
本町としては、妊娠・出産から乳幼児期に不安や悩みを抱えることの多い母親を支援し、家庭だ
けでなく地域ぐるみで子育て機能を高め、地域社会全体で子どもを生み育てることの喜びを共有で
きるまちづくりを進めます。
また、
「赤ちゃんに優しい病院(BFH)
」である公立芽室病院の診療体制を維持し、保育・幼児
教育については、地域の実情や多様化するニーズに適切かつ柔軟に対応できるように総合化を図っ
ていきます。
1-3
健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
急速に高齢化が進行するとともに、ひとり暮らしや認知症の高齢者が増加する中、近年は、地域
住民相互の社会的なつながりが希薄となってきています。社会福祉協議会等と連携した活動や、地
域住民による主体的な地域福祉活動を促進するためのネットワークづくりや支援体制を構築し、町
民同士で支え合う体制づくりを進めます。
また、介護を要する高齢者の増加とともに、買物、通院などの日常生活に対する支援、家族介護
に関する悩み、介護状態を予防するための取組の必要性など、高齢者への福祉サービスへのニーズ
は、ますます高くなるとともに多様化してきました。今後も増加傾向にある高齢者の方々が適正な
福祉サービスを利用することができるよう、本町としても国の頻繁な制度改正に的確に対応しなが
ら、特別養護老人ホームでの快適な生活の場の提供、また、総合的な在宅福祉の向上、生きがいの
確保、介護予防などの充実に努めます。
他方、障がいを持つ方やその家族については、障害者自立支援法の施行により、障害種別に関わ
りなく一元的なサービスが提供される反面、定率負担が発生するなど取り巻く環境が大きく変化し
てきています。障がいを持った方の社会復帰・社会参加を促進するとともに、地域で支え合う福祉
体制づくりに努めます。
23
1-4
人々が尊重しあう地域社会の実現
我が国の憲法には、個人の尊重、法の下の平等が謳われており、男女が社会の対等な立場であら
ゆる分野にともに参画し、利益を享受し、責任を負う男女共同参画社会の構築が必要とされていま
す。
しかしながら、女性の自立や社会参加の問題は、家庭や地域、職場など日常的な場面で、家事や
育児・介護などの負担、雇用の男女格差、男性中心の地域組織のあり方など、固定的な観念による
偏見や男女間の不平等感が存在していると考えられます。
このため、男女が互いにその人権を尊重しつつ、喜びも責任も分かち合い、性別に関わりなく、
その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現が必要不可欠であり、そのために地域
が一体となって取り組むことができる社会環境の整備を推進します。
また、近年、高齢者等に対する虐待や消費者被害、児童虐待や配偶者等への暴力なども社会問題
となっており、加齢や障がい等により判断能力が十分でない方たちへの判断能力を補うための仕組
みや、虐待の防止、ウタリ住民福祉の向上など、すべての町民の権利擁護を基本とした、人権を尊
重しあう社会の実現に向けた取組を進めます。
24
基本目標2 豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
政 策
2-1 基幹産業の農業に対する支援の強化
2-2 農業と連携した活力ある商工観光の振興
2-1
基幹産業の農業に対する支援の強化
昨今、農業を取り巻く社会的・経済的環境は、農産物の輸入自由化に向けた動きやこれらに伴う
価格の低迷等から、厳しい経営状況になってきています。
国は、農業政策の転換を図り、
「担い手」
(認定農業者及び一定の条件を備える集落営農で一定の
経営規模を持つ農家)を対象とした品目横断的経営安定対策により、担い手に施策を集中化・重点
化させ、意欲と能力のある担い手に対象を限定し、その経営の安定を図る施策に転換したところで
す。本町としても、これらに的確に対応するためにも、今後の農業を担う農業者を担い手として認
定し、農業経営の改善を支援する必要があります。
また、担い手の方々及び農業関係機関・団体とともに連携を図り、これまで進めてきた活力ある
農業施策からさらに足腰の強い農業経営の構築を促進します。さらに、農業生産・経営にとって不
可欠な資源である農地については、さらなる有効利用に向けて、担い手への集積を図るとともに、
良質で安全な作物づくりと生産性の高い土づくり、良好な森林の育成など、環境保全型農業を推進
します。
一方で、「地元で生産されたものを地元で消費する」地産地消は、消費者の食に対する安全・安
心志向の高まりや、生産者の販売の多様化が進む中で、消費者と生産者を結びつけるものとして期
待が高まっています。本町では、農産物を核とした複合施設「みのりーむ」を中心として、民間に
よる取組が積極的に進められています。
地産地消の取組は、経済の地域内循環の面だけでなく、食育や健康志向、さらには観光・交流面
など複合的な効果が高いと考えられ、今後も生産者・農業関係団体とともに、地域ぐるみで推進し
ます。
25
2-2
農業と連携した活力ある商工観光の振興
本町の工業は、これまで工業団地を中心に食品加工業・農業機械工業などの企業立地が進んでき
ました。芽室東工業団地では、国内最大規模の生産能力を誇るチーズ工場の建設が進められている
ところであり、工業や酪農の振興、雇用機会の拡大、税収の確保など町の経済活性化に大きな貢献
が期待されることから、今後も継続して企業誘致を推進します。
また、商業については、帯広市等への購買力の流出や地元商店街の後継者不足など取り巻く環境
は厳しい状況にあります。中心市街地の空洞化対策や消費者のニーズに対応した、個性的で魅力あ
る店づくりによる活気あふれる商店街の振興を図ります。
観光では、広大な十勝平野と日高山脈を背景とした自然環境を活かした景観や、発祥の地である
ゲートボールなどの観光資源があります。これら、本町の豊かな自然や町民によって築き上げられ
次世代に引き継ぐものとして選定した「芽室遺産」を活用するなど、他地域と差別化した魅力ある
観光需要の掘り起こしや、農業や食をテーマとした観光産業の振興を図ります。
こうした、農業と連携した商工業の振興を図るとともに、交流の拠点となる中心市街地の賑わい
や、地域資源を活かした観光の振興など総合的な取組を進め、豊かな自然と大地のもと、活力ある
農業を核とした産業の振興を図ります。
26
基本目標3 快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
政 策
3-1 安全安心に暮らせる生活環境づくり
3-2 都市空間の整備と有効な土地利用の推進
3-3 自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
3-1
安全安心に暮らせる生活環境づくり
町民の生命・財産を守るため、地震・水害などの災害に対する防災体制を強化するとともに、災
害時の迅速な情報提供体制づくり、防災訓練の実施などによる防災啓発活動の推進を図ります。
消防活動については、多様化する火災などの災害に対して迅速かつ的確な対応ができるよう、消
防体制の充実とともに、町民一人ひとりの防火意識の高揚を図ります。
また、近年は児童生徒の登下校時の事件事故が全国的に目立ち、その安全対策という観点からも
安心して暮らせるまちづくりが求められています。こうした中で、自らのまちを自らで守るという
意識を高め、学校、家庭、地域、警察、職場そして行政が一体となった防犯活動を進めることによ
り、安全安心で明るい社会を築いていきます。
さらに、全国的に問題となっている飲酒運転や危険運転などによる交通事故はあってはならない
ことです。交通事故のない安全なまちに向け、交通モラルの向上や安全意識への啓発を進めるとと
もに、児童生徒や高齢者等に対する街頭指導など、行政・民間・学校・地域等が連携した交通安全
の推進を図ります。
消費生活の安全安心面においては、昨今、食品加工物等の安全性に対する問題が頻発しています。
食の安全安心の確保とともに、多様化する消費者ニーズに対応できるよう、関係団体等と連携し、
消費生活の被害防止のための相談や未然防止の啓発に努めます。
27
3-2
都市空間の整備と有効な土地利用の推進
近年の本町の人口は、南が丘地区や東芽室地区における宅地造成などにより、順調に増加してい
る反面、中心市街地の空洞化傾向や市街地の二極化が懸念されています。今後は、人口の拡大のみ
を想定した土地利用ではなく、将来的な人口減少や本格的な少子高齢化に対応する町並みの整備・
動線づくりが必要となります。
町人口の推移や町民ニーズ等を的確に把握し、中心市街地の活性化や高齢人口の増加などを踏ま
えた土地利用の方向性を定め、市街地の未利用地を減らしながら人口動態に適切に対応した有効な
土地利用を進めます。
また、町内の住宅・住環境については、これまでも計画的な土地区画整理事業を行うとともに、
公営住宅の建替えや維持管理等による快適な住宅の確保に努めてきました。今後は、土地利用の方
向性を踏まえ、公共用地の配置や都市空間のバランス等を十分考慮しながら、安全・安心かつ利便
性の高い機能的な町並みとするための住環境の整備を推進します。
交通網については、国道38号線・道道芽室東四条帯広線など、日常生活や経済活動の基盤の整
備、北海道横断自動車道、帯広・広尾自動車道など高速交通基盤の整備を働きかけるとともに、鉄
道運行や地方バス路線の確保と併せて、安全で快適に移動できるアクセスの向上に向け、一体的な
調整を図っていきます。また、町道については、計画的な整備を進めるとともに、適切な維持管理
と効率的な除排雪を推進していきます。
3-3
自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
本町は、日高山脈の山並みを背景に、水辺の自然を残した河川、広大な農地、それらを取り巻く
防風林など美しい自然景観に恵まれています。また、市街地では、住民参加のもと花による街並み
景観づくりや美化運動など、町民が快適な気持ちになる取組を推進しています。
今後は、景観や環境美化に対する積極的・自主的な取組を促すよう意識の高揚を図っていくとと
もに、まちの歴史や文化を実感させるような景観づくりにも取り組んでいきます。
また、昨今の地球温暖化の防止に向けた方策は今後も欠かせず、町内の自然環境の保全に努める
とともに、バイオマス等の新たなエネルギーの必要性を認識し、その研究を進めます。
一方で、生活様式の多様化と生産活動の高度化などから、ごみが増加し、ごみの減量化・資源化
に向けた取組を推進してきました。今後においても、廃棄物を減らしつつ有効活用を図るリサイク
ルを進め、環境と調和した持続的に発展する社会の構築を図ります。
生活環境の整備においては、ライフラインの基本である安全で安定した水の供給をはじめ、排水
処理の適切な推進、公園の整備などが適切になされるようにしていきます。
28
基本目標4 個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
政 策
4-1 豊かな心を育む人づくりの推進
4-2 交流を通じた魅力ある地域文化の形成
4-1
豊かな心を育む人づくりの推進
豊かな心を育む人づくりにおいて、教育の役割は大変重要です。新しい時代を切り拓く、心豊か
でたくましい子どもたちの育成を目指し、子どもたちが、確かな学力と生きる力を身に付けること
ができる教育行政をすすめます。
地域の未来を担う子どもたちが、自ら考え学びながら思いやりや責任感を育み、心豊かでたくま
しく育つよう、特色ある学校づくりを進めるとともに、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を果た
しながら連携することにより、子どもたちの健全育成に努めます。
一方、豊かで実り多い人生を過ごすための趣味や特技、各種資格などを取得するといった学習意
欲は、若年層から高年層まで広がっています。特に今後は、高齢化の進行に伴い、いつでもどこで
も誰でも学ぶことのできる生涯学習体制へのニーズはますます高まることが予想され、参加しやす
い環境の整備や情報の提供に努めます。
さらに、少子化や核家族化、コミュニティ意識の希薄化などの社会状況から、家庭や地域の教育
機能の低下が懸念され、青少年の心の問題が大きな課題となっています。青少年が、社会性や協調
性など社会のルールを身に付けることができるよう、その育成のための取組を推進します。
4-2
交流を通じた魅力ある地域文化の形成
町民が豊かな心を育み、潤いのある生活を送るためには、文化活動が地域に根ざして展開され、
優れた文化を身近に接することができる環境を整えることが大切です。このため、地域における芸
術の鑑賞や自発的な文化活動を促進し、文化・芸術情報を発信していく必要があります。また、地
域の特色を生かした個性ある文化の振興や保存・伝承など、創造性豊かなまちとしての魅力をさら
に高めていくための取組を進めます。
さらに、誰もが気軽にスポーツを楽しみ、心身ともに健康に生き生きと暮らせる環境づくりに努
めます。
一方、他地域との交流や国際交流を通じ、歴史や文化を学ぶことは、まちづくりに対する興味や
関心が高まるとともに、豊かな人間性を形成することにもつながります。地域間交流や国際交流を
通じ、町民の交流等への意識高揚に向けた啓発と、情報の収集・提供を図り、本町の魅力ある地域
づくりに活かしていきます。
29
基本目標5 町民が主役となった自治に基づくまちづくり
政 策
5-1 町民が主役となった地域づくり
5-2 安定した行財政運営と行政サービスの推進
5-1
町民が主役となった地域づくり
地方分権が進展し「地域のことは地域で決め、その責任は地域で負う」時代においては、自らの
判断と責任のもと、自立したまちづくりを行っていくことが重要です。こうしたまちづくりを進め
るため、町民の町政への参画を進め、いただいた意見等を政策や施策に反映するよう、開かれた町
政を推進します。徹底した情報公開と説明を基本とし、効果的なタイミングでの説明を行うなど直
接対話の機会を確保していきます。
また、団塊の世代といわれる方々が定年となる時期を迎えており、これまでの様々な経験で培っ
た知識やノウハウを活かし、地域に貢献しつつ生きがいを感じられるような環境を整備し、歓びを
実感していただくためのサポートを行います。
これからのまちづくりには、団体や個人の町民活動が大きな役割を果たしていきます。「めむろ
まちづくり参加条例」のもと、多様な町民参加の仕組みを設けるとともに、町民の主体的な参加を
図りながら、いただいた意見の政策反映への強化を図ります。さらに、町民の皆さんが主体的に地
域の活動に参加するための交流・連携の推進を図ります。
5-2
安定した行財政運営と行政サービスの推進
国と地方が対等・協力の関係になり、地方自治体は、自らの判断と責任による自治体行政を実践
していくことが求められていますが、その一方で、財政面では、国の三位一体改革などの影響によ
り、厳しい財政運営を強いられています。
本町においては、人口は増加傾向ですが、将来的には全国的な傾向と同様に減少に転じることが
予測され、産業や人々の活力の低下が懸念され、町の歳入も大きな伸びは見込めません。
このため、「芽室町自治基本条例」に掲げる制度や原則に基づく町政運営を基本としつつ、これ
までの自主・自立の取組を引き続き実践し、町民と行政の協働によるまちづくりを進めます。
また、町税の低下や国による地方財政制度の改革など、社会経済情勢の変化に弾力的に対応でき
るよう、引き続き健全な財政運営を行います。
さらに、国や道が進める権限移譲について、行政サービスの向上につながる事務・権限を積極的
に受け入れていくとともに、町民への積極的かつ迅速・正確な対応を心がけ、町民から信頼される
行財政運営を進めます。
30
Ⅲ
後期実施計画の概要
1
1 後
後期
期実
実施
施計
計画
画の
の考
考え
え方
方と
と推
推進
進
後期実施計画の内容については、できるだけ具体的な取組を記載し、計画事項・成果指標・実施
期間・担当課を明示します。
それぞれの施策では、現状と課題を明らかにした上で目的を明確に定め、町民と行政が具体的な
取組を行うことによって、その目標がどれほど達成されたかを把握するための成果指標(成果を測
るものさし)を設定し、まちの現状があるべき姿にどれだけ近づいたかを適宜検証しながら、その
結果を次に活かしていくというPDCA(Plan→Do→Check→Action)サイクルにより、まちづく
りを進めていきます。
評価においては、
「芽室町自治基本条例」に基づき、行政の内部評価に加え、町民参加による外
部評価を行います。
また、芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略においても重要業績評価指標(KPI)が設定さ
れており、毎年、PDCA(Plan→Do→Check→Action)サイクルが求められていることから、同
様に行政の内部評価に加え、町民参加による外部評価を行います。
予算
実施計画
基本構想で示し
た政策に基づく
施策や事業です
実行
予算等が配分さ
れ事業が実行さ
れます
毎年確認
毎年管理
改善
改革
点検
評価
評価に基づき、改
善・改革を行い計
画に反映させます
※上記PDCAサイクルは総合戦略にも適用します。
32
施策や事業を点
検・評価します
計画は町民とともに実行していきます
[計画の特長]
○施策の目的達成状況が分かりやすいこと
○目指すべき方向や達成すべき目標を評価・点検し、その過程や結果を町民の皆さんに広く公表す
ること
○情報を町民と共有することにより、今まで以上に町民の皆さんがまちづくりに参画できるように
すること
[芽室町自治基本条例]
第 17 条
町長等は、町が行う仕事について、具体的な成果目標を設定するとともに、目的や成果等を毎年点検し、効果
的かつ効率的に町政を運営するため行政評価を実施します。
計画を実行するために、みんなで評価します
[計画の推進]
○計画を適正に進めていくため、行政評価システムを推進すること
〈行政評価システム〉
総合計画を実現する「手段」の体系が施策体系です。これが計画(Plan)であり、その計画に基づいて、予算を配
分し事業を実行(Do)します。
そして、事業の実施によって、施策や事業の目的が計画どおり達成できているかを成果指標というモノサシを使って点
検・評価(Check)し、改善の上、あらためて計画に反映(Action)します。
計画の評価は施策成果指標などで行います
〈施策評価指標の例〉
「各施策に係る取組」欄の方向性について
施策
成果指標
高齢者福祉の
福祉サービス
充実
現状値
目標値
63.8%
69.0%
29.1%
40.0%
拡充
への満足度
継続
廃棄物の抑制
リサイクル率
と適正な処理
縮小
33
を表しています
2 後期実施計画施策体系
将来像
まちづくりの基本目標
政策
誰もが健やかに生き生きと暮らせ
るまちづくり
生涯を通じて安心して暮らせる保健医
療環境づくり
生涯を通じた健康づくり
1-1-1
公立芽室病院の総合的な医療体制の維持・発展
1-1-2
安心して生み育てることができる子育て支援
1-2-1
児童福祉の充実
1-2-2
地域で支え合う福祉社会の実現
1-3-1
高齢者福祉の充実
1-3-2
障がい者の自立支援と社会参加の促進
1-3-3
人々が尊重しあう地域社会の実現
互いに認め合う地域社会の形成
1-4-1
基幹産業の農業に対する支援の強化
担い手育成と農業支援
2-1-1
農業生産性の向上と農業の応援団づくり
2-1-2
農地・土地改良施設等の整備・充実
2-1-3
地域林業の推進
2-1-4
地域内循環の推進と商工業の振興
2-2-1
地域資源を活用した観光の振興
2-2-2
災害に強いまちづくりの推進
3-1-1
消防・救急の充実
3-1-2
防犯対策と交通安全の推進
3-1-3
消費者の安全安心の確保
3-1-4
有効な土地利用の推進
3-2-1
快適な住環境の整備
3-2-2
道路交通環境の整備
3-2-3
景観の保全とクリーンエネルギーの推進
3-3-1
廃棄物の抑制と適正な処理
3-3-2
上下水道の整備
3-3-3
学校教育の充実
4-1-1
生涯学習の推進
4-1-2
青少年の健全育成
4-1-3
地域文化の振興
4-2-1
スポーツしやすい環境づくり
4-2-2
国際・地域間交流の推進
4-2-3
徹底した情報公開と説明
5-1-1
町民参加の促進
5-1-2
地域活動の推進
5-1-3
効果的・効率的な行政運営
5-2-1
健全な財政運営
5-2-2
親切・便利な行政サービスの推進
5-2-3
子育てしやすいまちづくり
健やかな暮らしと自立を支える福祉の
充実
豊かな自然を生かした活力ある農
業のまちづくり
み
ど
り
の
中
で
子
ど
も
に
や
さ
し
く
思
い
や
り
と
活
力
に
満
ち
た
協
働
の
ま
ち
農業と連携した活力ある商工観光の振
興
快適で安全安心な暮らしを支える
まちづくり
安全安心に暮らせる生活環境づくり
都市空間の整備と有効な土地利用の推
進
自然と調和した生活環境の整備と環境
の保全
個性的で心豊かな人と文化を育む
まちづくり
豊かな心を育む人づくりの推進
交流を通じた魅力ある地域文化の形成
町民が主役となった自治に基づく
まちづくり
施策
町民が主役となった地域づくり
安定した行財政運営と行政サービスの
推進
34
芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略(人口ビジョン・総合戦略)全体像
人口ビジョン
中長期展望(2060年視野)
人口減少問題の克服
◎2060年に社人研※推計より約2,000人の人口増
・2060年人口見通し17,272人(社人研推計:15,259人)
●芽室らしさを再認識し、新たな雇用の場を創出する。
●子育て世帯が暮らせる環境を整え、新たな人の流れをつくる。
●出生率向上のため、阻害要因を取り除く取り組みを進める。
・2020年に1.7、2025年に1.8、2030年に2.0
●住み慣れた地域で、安心して住み続けられる地域づくりを進める。
※社人研:国立社会保障・人口問題研究所
総合戦略
【戦略期間:平成27~31年度】
将来像
理 念
講ずべき施策(基本的方向)
◎重点プロジェクト(KPI※)
基本目標(◆数値目標)
国の政策分野1
「地方における安定した雇用を創出する」
み
ど
り
の
中
で
子
ど
も
に
や
さ
し
く
思
い
や
り
と
活
力
に
満
ち
た
協
働
の
ま
ち
人
口
減正
少確
問か
題つ
を冷
認静
識に
す
る
(1)産業雇用プロジェクト
【基本目標1】
~働きたいと思える就業環境をつくります~
○農業産出額 5年後に270億円
○製造品出荷額等 5年後に750億円
○町内企業数 5年後に760社
安定した産業と雇用を創出
し、誰もが活躍できる社会
づくりを進めます。
◆数値目標
◇雇用創出数 5年間で80人
(2)女性活躍プロジェクト
◇就業者数 5年間で100人
~女性が輝く活気のあるまちをつくります~
○女性向け起業等セミナーの開催回数 5年間で5回
○女性向けキャリアアップセミナーの開催回数 5年間で5回
◇起業者数 5年間で5人
国の政策分野2
「地方への新しい人の流れをつくる」
【基本目標2】
(1)定住促進プロジェクト
新たな人の流れをつくる取
り組みを進めます。
早長
期期
に的
対視
策野
をを
とも
るち
~住んでみたくなる魅力ある住環境をつくります~
○新生活応援奨励金交付件数 5年間で50件
○リフォーム件数 5年間で100件
○U・I・Jターン希望者の相談件数 5年間で100件
◆数値目標
◇転入者数 5年間で195人増加
◇空家の数 5年間で20戸減少
国の政策分野3
「若い世代の結婚・出産、子育ての希望をかな
える」
【基本目標3】
(1)子ども育成プロジェクト
若い世代の結婚・出産、子
育ての希望をかなえる取り
組みを進めます。
~子どもを産み育てやすい環境をつくります~
○安心して子育てができる環境であると思う町民の割合
5年後に75.0%
○育児が楽しいと感じる親の割合 5年後に90.0%
○保育所待機児童数 5年後も0人
◆数値目標
◇出生数 5年間で820人
◇合計特殊出生率 5年後に1.7
「
住
実
んま
感
でち
で
いの
き
て魅
る
良力
町
かを
をっ
高
実
ため
現」
と
国の政策分野4
「時代にあった地域をつくり、安心なくらしを
守るとともに、地域と地域を連携する」
(1)健康いきいきプロジェクト
~誰もがいきいきと安心して暮らせる地域をつくります~
○高齢者専用住宅生活者の数 5年間で100人
○町内開設のA型事業所利用者数 5年後に35人
○障がい就労者向け住宅への入居者数 5年間で10人
【基本目標4】
地域の実情に応じたまちづ
くりと、時代に合った地域
づくりを進めます。
(2)小さな拠点プロジェクト
~住み慣れた地域で住み続けられる体制をつくります~
○上美生地区への転入者数 5年間で10人
◆数値目標
◇要介護認定率 5年後に19.5%
◇「小さな拠点」の形成数 5年間で1箇所
(3)施設最適プロジェクト
◇町有公共建築物の数 5年間で20棟減少
~長期にわたって安全安心な公共施設を提供します~
○行政サービスの満足度 5年後に84.0%
○役場利用者(窓口)満足度 5年後に70.0%
◇公共施設Wi-Fi整備個所数
5年間で5箇所
※KPI(Key Performance Indicator)。施策ごとの進捗状況を検証するため
に設定する指標をいう。
※芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略は「第4期芽室町総合計画後期実施計画」のうち、人口減少と地域経済縮小の克服、ま
ち・ひと・しごとの創生と好循環の確立について定めた戦略です。
35
Ⅳ
後期実施計画
基本目標1
誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
まちづくりの基本目標
誰もが健やかに生き生きと暮
らせるまちづくり
政策
生涯を通じて安心して
暮らせる保健医療環境
づくり
子育てしやすいまちづ
くり
健やかな暮らしと自立
を支える福祉の充実
施策
生涯を通じた健康づくり
1-1-1
公立芽室病院の総合的な医療体制の維持・発展
1-1-2
安心して生み育てることができる子育て支援
1-2-1
児童福祉の充実
1-2-2
地域で支え合う福祉社会の実現
1-3-1
高齢者福祉の充実
1-3-2
障がい者の自立支援と社会参加の促進 1-3-3
人々が尊重しあう地域
社会の実現
互いに認め合う地域社会の形成
1-4-1
基本目標1
1-1
誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
主管課
1-1-1 生涯を通じた健康づくり
保健福祉課
1 現状と課題
国では、壮年期死亡の減少や健康で元気に生活できる期間(健康寿命)の延伸、生活の質の向上の実
現を目的に「21 世紀における国民健康づくり運動(健康日本 21)」が展開されており、最終評価を経て
平成 24 年7月に「21 世紀における第2次国民健康づくり運動(健康日本 21(第2次))
」が公表されま
した。
現状では雇用基盤や家族形態等が変化する中で、健康に対する地域格差の縮小の実現が急務となって
います。また、生活習慣病の発症・重症化予防や社会生活を営むための機能を維持する観点、健康に関
心が持てない人も含めた対策が課題となっています。さらに、高齢化の進展に伴い、生活習慣病に起因
する脳血管疾患や認知症等で要介護状態になる人が増加しています。
そのため、健康寿命の延伸と、生活習慣病の発症・重症化予防の徹底、社会生活を営むために必要な
機能の維持・向上、時間にゆとりのない人や、健康づくりに無関心な人も含めて健康を支え守るための
環境整備が重要となります。
本町では平成 15 年度に「芽室町健康づくり計画(げんきめむろ 21)
」を策定しました。その後、平成
20 年度に「第2期芽室町健康づくり計画」を策定し、増え続ける生活習慣病を予防し、これからの長寿
社会を心身ともに健やかで活力ある生活を営むことができるように、町民が健康づくりに取り組み、健
康寿命の延伸を目指した事業を展開しています。
平成 21 年度は総合的な保健・医療・福祉の推進のため、芽室町総合保健医療福祉協議会を設立し、平
成 23 年度には「芽室町総合保健医療福祉計画」を策定しました。さらに、平成 24 年度は「芽室町健康
づくり計画」を見直し、新たな課題に対応した計画を策定しました。
食育に関しては、町民の方々に望ましい食習慣を身につけていただき、食に対する関心度の向上を図
るため、各種事業を実施しています。
2 施策の方針
運動や食生活の改善等の推進により、健康的な生活習慣や食習慣を促すとともに、健診・保健指導等
により、自らが行動し生活習慣病を予防する健康づくりをすすめます。
対象
意図
結果
町民
健康的な生活習慣及び食習慣を身につけてもらう
生活習慣病の有病者・予備軍を減少させる
心身ともに健康で生き生きと健やかに暮らせる
3 施策の主な内容
(1)健康づくりに向けた体制整備
・妊婦や乳幼児をはじめ青壮年期、高齢期の方々に対する健康診査や健康相談・予防接種等の事業の
充実を図るとともに、地域や団体及び職場等で声を掛け合い、健診を受診する動機づけや啓発活動
を行います。
・相談支援体制や保健・医療・福祉等の関係機関との連携体制を充実します。
・町民自らが健康づくりに取り組めるよう、出前健康講座や「すこやかロード」、
「健康ポイント制度」
などの周知を図り支援します。
40
(2)家庭・学校・地域等の連携
・将来の生活習慣病を予防するために、子どもの頃から健康に対する意識を高めるとともに、家庭・
学校・地域の連携を密にした健康づくりを推進します。
・健康づくりを目的とした住民組織活動等の支援を行います。
(3)生活習慣病の発症予防と重症化予防
・生活習慣病を予防するために、健康づくりの普及・啓発を行い、健診受診による疾病の早期発見・
早期治療を推進し、合併症の発症や重症化の予防対策を進めます。
・健全な成長を促すため、乳幼児期、思春期、青壮年期、高齢期のライフステージに応じた健康や栄
養等の情報の提供、相談助言等を充実するとともに、保健と医療の連携強化を図ります。
(4)社会生活を営むために必要な機能の維持・向上
・若い世代をはじめ各年代に応じた健康的な食習慣や運動・睡眠等の生活習慣を身につけ、身体機能
の維持・向上を図り、高齢期における日常生活の自立を目指します。
・働く世代のストレス対策をはじめとするこころの健康づくりは、地域社会全体での取組が必要であ
り、地域や団体・職場等での健康講座を継続するとともに、関係機関との連携を強化し相談支援を
行います。
(5)食育の推進
・食に関する健康情報が氾濫する中、正しい情報の選択ができるよう、また正しい食習慣を身につけ
るよう、若い世代をはじめ各年代に対して、健康講座等を行い正しい知識の普及啓発を行います。
(6)特定健診受診率向上の取り組み
・国民健康保険加入者の健康管理を目的に 40 歳から 74 歳の方を対象に実施している特定健診の受診
率向上のため、節目年齢に対する健診料金の自己負担助成、未受診者対策や特定健診のPR、さら
に通院中の方の検査データを受領する等の取り組みを強化します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
① ①日頃から健康的な生活習慣を身につけてい
②
る方だと思う町民の割合
②特定健診受診率
5
住民意識調査
現状値(H23)
目標値(H30)
47.4%
55.0%
31.9%
健診等成果
(H22)
60.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
特定健康診査・特定保健指
導
各種がん検診事業
成人健康教育相談事業
児童生徒健康教育
成人食生活改善事業
担当課
方向性
住民生活課
H25
実施
保健福祉課
実施
保健福祉課
子育て支援課
実施
保健福祉課
実施
41
H26
H27
H28
H29
H30
1-1
生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
1-1-2 公立芽室病院の総合的な医療体制の維持・発展
主管課
公立芽室病院
1
現状と課題
公立芽室病院は、一般病床 150 床、診療科目は内科、外科、整形外科、産婦人科、小児科、眼科、耳
鼻咽喉科、歯科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科の 11 科目を有するとともに、人工透析も行
っています。
平成 18 年度には、ユニセフ・WHOよりBFH(赤ちゃんにやさしい病院)に認定され、母乳育児を
推進する施設として認められ、その維持に努力を続けているところです。
全国の中小病院では、医師・看護師等の不足、診療報酬の抑制による赤字額の増加が見られ、地域医
療の縮小・削減が続いています。特に産科・小児科の地方からの撤退が著しく、十勝管内の産科施設は、
帯広市内で3施設、当病院を併せて4施設のみの状況となっています。
当病院の利用患者の3分の1は町外からであり、特に、外科・小児科・産婦人科の入院患者は6割程
度が町外の方となっていることから、十勝管内における当病院に対する期待が高い状況です。
これまでも医師や看護師等の医療スタッフの確保に努めてきましたが、平成 27 年 10 月の時点におい
ても、内科をはじめとして十分な医師充足体制が取れているとはいい難い状況が続いています。今後も、
医療スタッフの確保とともに地域医療を担う医師や看護師の育成に積極的に取り組み、本町における地
域医療提供体制を維持していく必要があります。
また、当町の病院事業会計は、地方公営企業法等に基づく一般会計からの繰入金もあり、道内の町村
立病院の中では比較的安定していますが、経営状況は依然厳しい状況にあります。今後、地域の高齢化
に対応した医療提供体制を推進し、病床稼働率の確保を中心とした収入の改善など、さらなる経営基盤
の安定化に取り組み、地域へ医療を提供する病院事業を継続していくことが必要となっています。
2 施策の方針
地域における一定の急性期及び慢性期患者等に対応できる 1.5 次の医療提供の継続に向け、公立芽室
病院の診療体制を維持し、その経営基盤の強化をすすめます。
対象
公立芽室病院
意図
公立芽室病院の現在の診療体制の維持と経営基盤の強化
結果
地域医療が継続され、安心して暮らせる
3 施策の主な内容
(1)
「赤ちゃんにやさしい病院」の推進
ユニセフ・WHOに認定された「赤ちゃんにやさしい病院」の 10 か条に定められている項目の継
続と、地域への普及活動を推進します。
(2)高齢社会に対応した医療提供体制の推進
地域包括ケア病床の導入や在宅医療への取組、他関係機関(町内診療施設、帯広市内地域センター
病院・専門医療機関、老人保健施設、特別養護老人ホーム等)との連携を進めるなど地域包括ケアシ
ステム構築を推進します。
(3)予防医療提供の推進
各種健診体制の充実を図ります。
42
(4)医療の質の確保
計画的な医療機器の整備、医療施設等の維持管理、院内における各種委員会活動の推進などを図
ります。
(5)医師・看護師の確保
周産期医療体制を継続するための産科医及び小児科医の固定化・定着化、耳鼻咽喉科医及び麻酔科
医の確保、地域医療体制の充実のための総合医育成事業への参加継続、内科・外科体制の維持、医
師勤務環境の改善(医師の増員を含む。
)を進めます。また、看護学生等の実習受入と計画的な採用
を進めます。
(6)経営の安定化
診療体制の充実を図り、収入の確保(病床稼働率の確保、診療報酬改正に対する柔軟な対応)
、費用
の効率化(業務の省力化、診療材料費等の効率化等経費の節減、日常的な業務改善)を推進し、健
全な病院経営を継続します。
(7)施設整備
隣接する特別養護老人ホーム移転に伴う跡地利用は、平成 26 年に患者用駐車場として整備しまし
たが、病院施設の老朽化と利用者の動線などの課題整理を進め、経営状況の健全性に留意しながら、
将来の増改築や内部改修などの施設整備を検討します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
目標値(H30)
①診療科数
病院決算状況
11科
11科
②常勤医師数
病院決算状況
13人
16人
住民意識調査
42.6%
55.0%
③公立芽室病院の医療体制に対して満足して
いる町民の割合
5
現状値(H23)
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
「赤ちゃんにやさしい病
院」の 10 か条の継続
担当課
方向性
公立芽室病院
H25
H26
実施
高齢社会に対応した医療
体制の推進
予防医療提供の推進(各種
実施
公立芽室病院
検診)
医療の質の確保
・計画的な医療機器の整
備、医療機能評価の取得な
公立芽室病院
実施
ど
人材確保の推進
・医師数の増員、院内保育
公立芽室病院
実施
の実施等
経営の安定化
公立芽室病院
施設整備
公立芽室病院
実施
検討
43
実施
H27
H28
H29
H30
1-2
子育てしやすいまちづくり
1-2-1 安心して生み育てることができる子育て支援
主管課
子育て支援課
1
現状と課題
少子化や女性の社会進出等によって、子どもや家庭を取り巻く環境は大きく変化しています。現在、
本町としても、楽しく子育てできる支援体制の整備に努めていますが、子育て中の親の負担感はまだま
だ大きく、それぞれの生活や環境に合ったサービスを選択できる子育て支援が求められています。
子育てをとりまく環境が大きく変化している中で、子育てや子育ちが困難になり、育児不安を抱えて
いる保護者が多くなってきています。特に子育て中の親は社会から孤立しているという思いが強いこと
から、安心できる時間や場所、話し相手や友達、子育て情報を提供する場として子育て支援センターの
機能充実が必要です。
また、発達に不安のある子どもは増加傾向にあり、早期支援に向けた相談体制の充実や、幼児期から
学齢期までの情報が継続し、成長にあわせた支援が安定して提供される療育体制づくりが望まれていま
す。町では、平成 21 年度から「発達支援システム」が稼働し、発達支援センターがその中心的な役割を
果たすために関係機関とのネットワークづくり、職員の専門性の確保、施設設備の充実が必要です。
少子高齢化や核家族の進行、就労構造の変化、地域社会における人間関係の希薄化などは、子ども自
身だけではなく、子どもが育つ中心的な場所である家庭にも大きな環境の変化をもたらしています。妊
娠・出産・育児の期間中は行動が制限されることから、一元化された育児情報や相談場所・情報交換の
機会の提供など、若い世代の方々が安心して子どもを生み育てることができる環境の整備、充実を図る
とともに、そのための体制を構築する必要があります。
今後も引き続き、
「芽室町子どもの権利に関する条例」に基づき、子どもたちが健やかに育つ環境づく
りや、子育て支援体制の整備に取り組むとともに、様々な事情や背景のひとり親家庭に対応した相談・
援助体制の充実を図る必要があります。
子どもの貧困については、子どもの将来が、保護者の経済状況や生まれ育った環境によって左右され
ることのないよう、対応策を充実させることが必要です。
2 施策の方針
妊娠・出産、子育てに関する悩み・不安の解消と地域社会の理解を深めることにより、まち全体によ
る子育て支援体制の充実を図ります。
対象
意図
結果
町民
妊娠、出産及び子育てに対する不安や悩みを解消する
子育てに対する地域社会の理解を深める
子育ての支援体制が充実し、安心して生み育てることができる
3 施策の主な内容
(1)妊娠から出産まで安心できる体制の整備
・妊娠・母子手帳交付時から、妊娠中の生活・経済的な悩み・子育て支援の各種サービス・食生活に
関する助言等個々に応じたきめ細かな相談を実施するとともに、安心して出産を迎えることができ
る支援体制を継続します。
・出産の希望をかなえる取組を進めるため、不育症等の様々な治療費助成策の拡大を目指します。
44
(2)楽しく子育てできる支援体制の整備
・子育て中の親の不安解消に向け、乳幼児健診、子育て支援センター相談窓口の開設や育児相談日を
設定するとともに、その周知を図り、誰もが気軽に育児相談できる体制を整えます。また、子育て
サークル等の育成・支援に努めます。
・育児負担の軽減を目的として実施している「育児サポートシステム」は、年々利用者も増加してい
ることから継続します。
(3)子どもの健やかな発達を促す体制の整備
・発達に支援を要する児童に一貫性と継続性のあるサポートを保障する「発達支援システム」を継続
し、就労支援を見据えて取り組みます。
・平成 24 年度の児童福祉法改正により、各所属での療育強化や相談支援体制強化が制度に位置付け
られたことを受けて、今後いっそう早期支援の中核を担う機能充実を目指し、発達支援センターの
ソフト・ハード両面の整備を進めるとともに、放課後の居場所や長期休業中の療育など、新たな事
業展開も図っていきます。
・虐待、育児放棄などの要保護児童に関する相談・通報を受けた際、速やかに初期対応や情報収集を
行い、ケース検討会議の開催や関係機関との連絡調整、その後の経過確認を的確に行います。
(4)子育ての木委員会による情報一元化
役場内横断プロジェクトである「子育ての木委員会」により、多くの行政機能の連携を強化し、子
育て関連サービスの一元化に向けた情報交換を行い、充実した子育て支援機能の実現を図ります。
(5)
「芽室町子どもの権利に関する条例」の啓発普及及び点検
平成 18 年度に制定した条例の認識度と実行性を高める取組を進めます。
また、条例の存在周知、児童生徒等への出前講座をはじめ、いじめや虐待防止の具体的な対策への
展開を目指すとともに、条例の内容を常に点検し、全ての子どもが幸福に暮らせるまちづくりを推
進します。
(6)子育て世帯の経済負担の軽減・子どもの貧困対策
疾病の早期発見・治療を進めるとともに、子育て世帯の経済的な負担軽減等を図るため、乳幼児等
医療費給付事業や予防接種事業における対象者、事業内容の拡大を目指します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
現状値(H23)
172/年
目標値(H30)
①出生数(H25~H30 平均)
母子健康手帳交付数
②育児が楽しいと感じる親の割合
乳幼児健診アンケート
89.8%
90.0%
住民意識調査
63.7%
65.0%
③安心して子育てができる環境であると
思う町民の割合
45
(H19~H23)
170人/年
5
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
妊婦相談・支援事業
乳幼児健診・相談事業
子育て支援課
子育て支援センター運営
事業
子育て支援課
発達支援システム推進事
業
子育て支援課
子育ての木委員会開催事
業
子育て支援課
方向性
H25
実施
実施
拡充
実施
46
H26
H27
H28
H29
H30
47
1-2
子育てしやすいまちづくり
1-2-2 児童福祉の充実
1
主管課
子育て支援課
現状と課題
少子化傾向は依然として続き、世帯構成は核家族化と単独世帯が増加傾向にあり、加えて保護者の子
育てに対する考え方や就労環境の多様化などから、保育施設や機能に対する要望や期待は年々広範多岐
にわたってきています。
本町では、市街地の認可保育所2か所を民設民営(めむろかしわ保育園)と指定管理者制度(めむろ
てつなん保育所)により運営し、また、認可外保育所である8か所の農村地域保育所を直接運営し保育
を実施していますが(平成 24 年9月現在)
、認可保育所への入所希望数の増加の一方で、農村地域保育
所の老朽化と入所予定者の減少が見込まれることから、保育所の再編整理が課題となっています。
また、子どもの居場所づくりについては、全ての小学校区において平成 24 年度から放課後子どもプ
ランへ転換し、厚生労働省の放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)と文部科学省の放課後子ど
も教室推進事業(放課後子ども教室)の一体的あるいは連携した実施を目指して取り組んでいます。な
お、居場所の機能としては、子育て中の親の負担感を軽減すると共に、子ども自身の健全育成や人格形
成、さらには生きる力を育む役割が求められています。今後は、町民ボランティアも含めた地域社会の
関わりも重視し、新たな子育て支援の手法や方策を検討することが必要です。
教育基本法にも規定されている幼児期の教育は、心身の成長、発達過程において重要な役割を担って
います。本町における幼児教育施設は、私立の芽室幼稚園、北明やまざと幼稚園の2園であり、芽室幼
稚園にはこれまでの間、運営費を補助し安定的な施設機能の継続を支援しています。また、町内在住の
幼児の私立幼稚園就園に際しては、保護者の経済的負担を軽減するために保育料等就園費の減免分を補
助するなど幼児教育の振興を継続していく必要があります。
近年、発達に不安のある子どもが増加していることから、私立幼稚園では個に応じた教育を図るため
の教員の増員が必要とされ、また、国では社会経済情勢における教育格差の是正などから保育料の減免
対象範囲が拡大されてきています。
2 施策の方針
児童の健やかな心身の成長を促すとともに、幼保相互の子ども情報の連携、保護者への教育情報の円
滑な提供を促進します。
対象
意図
結果
児童、保護者
児童の健やかな心身の成長
幼保相互の連携が進み、保護者への教育情報の提供がスムーズになされる
保護者が安心して子どもを預けることができる
3 施策の主な内容
(1)町内保育所の充実
・町内2つの認可保育所の運営については、めむろかしわ保育園は民設民営、めむろてつなん保育所
は指定管理者制度を導入しています。しかし、芽室の子どもたちの保育に責任を果たすのは町であ
ることに変わりはなく、今後も引き続き運営事業者と十分な連携を保ちながら、一時預かり事業等
保護者ニーズを十分に確認・検証し、保育の一層の充実を図っていきます。
・保育所の待機児童数ゼロを継続し、安心して子どもを預けられる体制を維持します。
・安心して育児をできる体制を充実させるため、育児休業中における保育所入所児の継続入所期間の
拡大を図ります。
48
(2)農村地域保育所の再整備
農村地域の保育所は、少子化に伴う入所児童の減少により平成 24 年度末の7か所から平成 26 年度
末で5か所に減少しました。既存施設の老朽化が著しいことや、認可保育所との保育サービスに差
があることから、保育所の運営方法等について検討し、認可保育所との保育サービス格差是正等を
目的とした「芽室町農村地域保育所再整備計画」を策定し、より良い保育環境づくりを図ります。
(3)子どもセンターの新設と安定的な運営
18 歳未満のすべての子どもを対象とする児童館において、遊びと生活の援助と地域における子育て
支援を行い、子どもを心身ともに健やかに育成する機能の整備を目指します。また、児童クラブの
機能併設も念頭に置き、芽室西小学校区に平成 24 年度から「めむろ西子どもセンター」の供用を
開始し、芽室小学校区については、平成 28 年4月供用開始を目指して子どもセンターの整備を進
めており、今後は両小学校区における子どもセンターの安定的な運営を図ります。
また、児童館、児童クラブの機能や保護者ニーズを検証し、運営時間等の見直しを進めます。
(4)私立幼稚園就園保護者の負担軽減
私立幼稚園に就園している保護者の経済的負担軽減のため、就園奨励費補助を継続し、幼稚園への
就園を支援します。
(5)幼稚園・保育所に対する教育情報の提供
幼児教育を取り巻く環境の変化に対応し、個に応じた教育の専門性を高めるため、研修機会の充実
を図ります。
(6)幼保一体化機能(認定こども園)の検証・設置
幼稚園と保育所が持っているそれぞれの役割と機能を果たしながら、効率的な運営を図る幼保一体
化機能(認定こども園)について検証し、必要に応じて、既存の私立幼稚園と認可保育所(運営法
人)と意見交換をするなど、情報共有を図るとともに、需要の状況に応じ、事業者からの申請に基
づき設置します。
(7)小学校との連携推進
幼稚園・保育所と小学校との連携を強化し、保護者への小学校教育情報の提供、小学校教育への指
導の円滑な移行など、教育への接続性を推進します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①保育所の保育サービスに満足している保護
者の割合
②保育所待機児童数
認可 94.0%
保護者アンケート
農村 85.0%
実績数
③子どもセンターに満足している利用者の割
合
5
現状値(H23)
利用者アンケート
目標値(H30)
90.0%
0人/年
0人/年
未調査
90.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
待機児童を出さない保育の
環境整備
担当課
子育て支援課
農村地域保育所の再整備
子育て支援課
放課後全児童対策の充実
子育て支援課
特別支援教育対応教員の充
実・補助事業の継続
方向性
H25
H26
H27
H28
H29
検討
検討
検討
検討
実施
検討
実施
子育て支援課
実施
49
H30
1-3
健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
1-3-1 地域で支え合う福祉社会の実現
主管課
保健福祉課
1
現状と課題
近年の傾向として、核家族化が進行することにより、かつての伝統的な家族のあり方や地域での相互
扶助機能は低下し、地域住民の繋がりの希薄化、価値観の多様化など、住民意識の変化とともに地域社
会が大きく変わってきています。
ひきこもり、自殺などが大きな社会問題となっているほか、核家族化により高齢者世帯や認知症高齢
者が増加していることに伴い、消費者被害や虐待などの権利侵害も全国的に多発しています。
さらに地震や水害などの自然災害の際の支援や、高齢者や障がい者の孤立死も社会問題化されていま
す。
社会福祉法では、地域福祉の推進にあたって、市町村において「地域福祉計画」を策定することが規
定されており、本町では平成 18 年度に「芽室町地域福祉計画」を策定しています。
この計画では、地域住民がともに支え合い、助け合うという意識の形成、その仕組みやネットワーク、
住民・事業者・町の役割や取組などについて、基本的な理念や方針を定め、地域福祉を推進することを
目指してきました。
また、平成 24 年度に「第 3 期芽室町地域福祉計画」を策定し、
「だれもが孤立せずに支え助けあう、
思いやりに満ちた共生のまちづくり」を基本理念とし、「住民の支え合いによる地域福祉社会の推進」
「必要な福祉サービスが適切なタイミングで利用できる仕組みづくり」「地域で安全・安心に生活でき
る環境の整備」を計画目標とし、だれもが孤立せずに、お互いお思いやる地域住民同士の「つながり」
を再構築し、気にかけ合う、放っておかない共生の地域づくりを目指し事業を展開しています。
2 施策の方針
年齢や世代、性別、障がいの有無に関わらず、地域全体がお互いに支え合える体制づくりをすすめま
す。
対象
町民
意図
住民同士で支え合う体制をつくる
結果
住み慣れた地域で安心した生活を送ることができる
3 施策の主な内容
(1)地域における支え合い活動の推進
・町内会などの地域で、世代を超え誰もが挨拶やコミュニケーションを交わす環境づくりを推進し、
コミュニティの再構築を図ります。
また、住民一人ひとりをはじめ、町と町内会やたすけあいチームなどの関係機関・団体がひとつに
なって地域住民同士の「つながり」や「支え合い」を推進します。
・福祉教育は、すべての人を個人として尊重し、思いやりの心を持って助け合う精神を育成するもの
です。家庭における福祉教育は基より、学校教育や地域の中で、子どもから大人まで様々な社会資
源を活用しながら、福祉に関する教育を推進します。
・地域で支え合い活動を活発に行うには、その担い手となる人材の育成が重要です。地域活動やボラ
ンテア活動に気軽に参加できる機会の充実や、参加意欲を大切に育てる環境づくり、そして牽引力
となる人材を育成するため、ボランティアセンターなどを活用し支援体制づくりを推進します。
50
(2)地域における総合的な保健・福祉サービス利用の推進
・相談支援体制の充実と、関係機関や地域の民生児童委員等との連携をより強化します。
・広報誌やホームページ等により地域福祉に関する各種情報提供をするとともに、町民がいつでもど
こでも必要な時に手に入れることができる情報提供の体制整備を進めます。また、近年ではITを
活用した情報発信を行う方法も各種開発されているため、これらの手段の必要性や有効性について
検討します。
(3)地域福祉を推進する体制づくり
・支援の必要な人を地域で支えていくため、住民・事業者・町がそれぞれ持つ特性を十分発揮する役
割を明確にし、連携と協働により実施する体制づくりを進めます。また、要援護者台帳を整備・更
新し、緊急時に対応できるよう体制を整えます。
・芽室町総合保健医療福祉協議会や芽室町社会福祉協議会、民生児童委員、町内会等の関係団体と連
携しながら、より効果的な地域福祉を推進します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①ボランティア活動に参加した町民の割合
住民意識調査
社会福祉協議会
②たすけあいチーム参加町内会数
調べ
③住んでいる地域は、住民同士支え合う体制
ができていると思う町民の割合
5
住民意識調査
現状値(H23)
目標値(H30)
未調査
35.0%
35箇所
43箇所
52.6%
65.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
社会福祉協議会活動支援事
業
民生児童委員活動支援事業
芽室町ボランティアセンタ
ー運営支援事業
災害時要援護者支援事業
担当課
方向性
保健福祉課
H25
実施
保健福祉課
実施
保健福祉課
実施
保健福祉課
実施
51
H26
H27
H28
H29
H30
1-3
健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
1-3-2 高齢者福祉の充実
主管課
保健福祉課
1
現状と課題
平成 24 年3月末現在、本町の住民基本台帳による高齢化率(全人口に占める 65 歳以上の高齢者の割
合)は 23.3%であり、全道の中では下位に位置しておりますが、全国と同程度の高齢化率となっていま
す。
今後全国の高齢化率は平成 26(2014)年は 25.8%に上昇し、平成 42(2030)年には 31.6%(国立社
会保障・人口問題研究所推計)と 30%を超え、高齢化が進むことが予想されます。
また、団塊の世代が高齢期を迎えるなど急速な高齢化の進行とともに、ひとり暮らしや認知症高齢者
の増加、孤立死等が社会問題となっています。
高齢者を取り巻く新たな社会情勢や多様化するニーズに的確に対処し、芽室町のすべての高齢者が住
み慣れた地域でいつまでも安心した生活を送ることができる地域づくりを目指し、平成 23 年度に「第
5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を策定しました。
「高齢者保健福祉計画」では、
「生きがい・社会参加の推進」
「生活支援・環境整備の推進」を継続実
施する必要性があり、特に「高齢者の見守りネットワーク」や「徘徊高齢者SOSネットワーク」の構
築など地域を巻き込んだネットワークの構築を目指しています。
また、介護保険事業計画では、
「介護予防の推進」
「介護サービスの基盤整備」
「介護保険財政の健全な
運営」
「地域支援協力体制の確立」を継続して推進する必要があり、特に要介護者等の増加を抑制するた
め予防活動の更なる推進を目標としています。
平成 27 年度の介護保険制度改正に伴い、要支援者に対するサービスの一部を地域の実情の応じた取
組ができる介護保険制度地域支援事業の総合事業に移行することとなりました。
2 施策の方針
高齢者の方々が、住み慣れた地域で安心して生活ができるよう適切なサービスを提供します。
また、要介護状態とならず元気で生き生きと過ごせるよう体制づくりを行います。
対象
高齢者(65 歳以上)
適切なサービスを利用できるようにする
意図
高齢者が生きがいをもって元気に生活できるようにする
介護保険の対象とならないよう予防する
結果
高齢者が住み慣れた地域で安心して生活ができる
3 施策の主な内容
(1)生きがい・社会参加の推進
高齢者が生きがいを持ち、自らが積極的に町内会活動や地域福祉活動に参加しながら、地域社会で
自立した生活ができるよう、「介護予防ポイント推進事業」を実施し、高齢者がボランティア等の
地域活動の担い手として活躍できるよう、生きがい対策や社会参加を積極的に支援します。
また、高齢者の生きがいづくりのため、
「老人クラブ連合会」や「めむろシニアワークセンター」
を支援します。
52
(2)生活支援・環境整備の推進
高齢者がいつまでも安心して住み慣れた地域社会で自立した生活ができるよう、食事や除雪、通院
を支援する在宅福祉サービス事業、安心した在宅生活を支援する緊急通報システムの設置、高齢者
の孤立死防止のための日常的な安否確認サービスの検討など様々なサービスを実施します。
地域包括支援システム推進事業として、高齢者の住まいや生活支援・介護予防サービスの充実を図
るため、プロジェクト会議を立ち上げ、高齢者の住まいや住まい方を協議し、高齢者が虚弱や要介
護状態になった場合でも、住み慣れた場所で各種サービスを利用しながら生活が維持できる高齢者
の住まい環境を整備します。
また、要支援者等に対するサービスとして「総合事業」について検討し、従来の介護保険サービス
に加え、ボランティア(有償含む)や地域の方によるサービスを検討し、高齢者が安心して住み続
けられる体制整備を図ります。
(3)介護予防の推進
高齢者ができる限り要介護状態に陥ることなく、健康で生き生きした生活を送ることは極めて重要
であり、要介護状態になることを回避するため、各種介護予防教室、健康講座、総合相談事業など
の介護予防対策をより強化します。
健康相談では、高齢者の健康の保持・増進などを目的に、介護予防や糖尿病などの病気の重症化予
防を行います。
また、認知症による症状や問題に対して、早期に治療や適切な支援を行うため、認知症初期集中支
援チーム・認知症地域支援推進員設置に向けて準備を進めます。
(4)介護サービス基盤の整備
高齢者が住み慣れた地域で居宅介護や施設介護等のサービスを利用できるよう、介護サービス基盤
整備の必要性・緊急性について、介護保険料負担とのバランスを考慮し比較・検討します。
また、特別養護老人ホームなどの施設やデイサービスなどの在宅サービス事業者と連携し、よりよ
いサービスが提供されるよう支援します。
(5)介護保険財政の健全な運営
介護保険財政の健全な運営を確保するため、介護サービスの需要と供給の関係を見極め、安心して
介護サービスを利用できるように低所得者を支援します。また、介護保険の仕組みについてのPR
や、介護保険事業の効率的な運営のため、介護給付適正化事業を継続して実施します。
(6)地域支援協力体制の確立
高齢者が介護や支援が必要な状態になっても、日常生活を営んでいる地域において、安心して生活
を送る事ができるように、高齢者の見守りや権利擁護、徘徊高齢者支援等を中心としたネットワー
クを構築し地域の支援協力体制を推進します。
また、高齢者に関わる施設や病院などの関係者間の日常的な情報交換や関係づくりを行います。
さらに、個別ケース検討から地域課題を把握し、関係機関と連携しながら住みやすいまちづくりを
行うため、
「地域ケア会議」を充実します。
4 施策の成果指標
成果指標
①芽室町の福祉サービスに満足している高齢
者の割合
②やりがいのある趣味や運動、仕事に取り組
んでいる高齢者の割合
③要介護認定率
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
57.0%
60.0%
住民意識調査
未実施
70.0%
保健福祉課
53
18.7%
20.0%
以下
5
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
生活支援・環境整備
・在宅福祉サービス事業、緊急通
報システム運営事業、除雪サービ
保健福祉課
実施
ス
介護予防の推進
・地域包括支援センター運営支援
事業、地域介護予防活動支援事業、 保健福祉課
脳活性化教室開催事業、高齢者体
実施
力推進教室開催事業
地域支援協力体制の確立
・おもいやりネットワーク事業
(高齢者権利擁護ネットワーク、
見守りネットワーク、徘徊高齢者
保健福祉課
SOSネットワーク)健康講座、
認知症サポーター養成講座
54
実施
H26
H27
H28
H29
H30
55
1-3
健やかな暮らしと自立を支える福祉の充実
1-3-3 障がい者の自立支援と社会参加の促進
主管課
保健福祉課
1
現状と課題
国は、
「障害者自立支援法」を廃止し、
“制度の谷間”がなく、利用者の応能負担を基本とする総合的
な制度として「障害者総合支援法」を平成 25 年4月に施行しました。
「障害者自立支援法」の改正や「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(障
害者虐待防止法)
」の成立、
「障害者基本法」の改正等、国の制度が変化しています。
本町の障がい者(児)数は、平成 26 年度で、身体障害者手帳所有者数は 863 人、療育手帳所有者数は
192 人、精神障害者保健福祉手帳所有者数は 92 人となっています。また、発達障がいのある人も増加傾
向にあり、社会構造の複雑化に伴うストレスなどによる精神障害も問題となっています。
このような中、平成 21 年度には「芽室町障がい者及び障がい児の自立支援に関する条例」を制定し、
平成 26 年度に第3期障がい者福祉計画を見直し、
「早期発見及び早期支援」
「就労支援」
「生活支援」
「支
援を広げるための施策」を基本施策とし、グループホームの充実や福祉的就労の充実、一般就労定着支
援等を含めた雇用環境整備促進などを具体的な施策とした、「第4期芽室町障がい者福祉計画」を策定
しました。
また、近年、障がいの多様化や内容の複雑化、発達障がいへの支援など、障がいのある子どもとその
家族への保育・教育内容や学校教育現場での指導体制の更なる充実が求められています。また、就労支
援では障がい者の就労の場の確保も課題となるとともに、
「障害者虐待防止法」が施行され、
「市町村虐
待防止センター」設置の検討や相談支援体制の充実が求められています。
就労支援では、
「就労移行支援」
「就労継続支援B型」に加え、平成 25 年4月雇用契約により最低賃金
が保障される「就労継続支援A型」が新たに開設され、就労訓練の場が拡大されています。
2 施策の方針
障がい福祉サービスや相談などの支援により、障がいのある方の社会復帰、社会参加をすすめます。
対象
障がい者・児
意図
社会復帰及び社会参加を促す
結果
安心と生きがいを持って生活できる
3 施策の主な内容
(1)早期発見及び早期支援の充実
・知的な遅れや発達障がいなどがあると思われる子どもを早期に発見し、必要な支援や適切な学習
指導を行います。また、早期発見後、障がいを受容できるまでの家族の心のケアと障がいへの理
解を促進するための支援を行います。
・早期発見から就労期までの縦の連携と、保健・医療・福祉・教育・就労の関係機関における横の
連携を充実します。
・保育所等において、家庭や関係機関と連携しながら、一人ひとりの障がいの種類や程度に応じた
保育を推進します。
・障がいに応じた適切な教育を受けることができるよう、就学に関する相談支援を充実し、発達に
心配のある子どもとその家族を支援します。
・発達支援を必要とする子どもを含めた放課後や夏休み等の長期休暇中の居場所を提供します。
56
(2)就労支援体制の強化
・ハローワーク、商工業団体及び就労支援を行う機関等の関係機関と連携し、就労相談・促進・定
着支援等、一貫性のある就労支援体制の強化を図ります。
・職場実習機会を確保することにより、障がいのある人の就労に対する意欲の向上を図ります。
・一般就労へ繋げる福祉的就労の場を確保するため、新たな福祉的就労事業所開設の検討や、福祉
的就労事業所への支援を行った結果、平成 25 年4月に「就労継続支援A型」が新たに開設されま
した。
・「就労継続支援A型」「就労移行」などの福祉的就労事業所の事業安定や事業拡大を図るため、事
業所等への支援を行います。
・一般就労促進のために、障がい者雇用に対する企業等の理解促進を図り、雇用の場の拡大を目指
すとともに、一般就労定着支援を実施します。
(3)生活支援の充実
・障がいのある人が自己の決定に基づき、必要なサービスを受け、自立した生活を営むことができ
るよう支援します。
・障害福祉サービスにかかるサービス等利用計画を作成し、障がい者の自立を支援するために各種
サービス等を総合的に調整します。
・障がいのある人にとっては、乳幼児期から高齢期に至るまで、長い期間の支援が必要なため、相
談窓口をPRし、相談支援体制の充実を図ります。
・自己判断ができない等の支援の必要な人には、成年後見制度利用支援を行います。
・災害時の避難支援体制の整備と、福祉避難所の確保に努めます。
・ケアホーム等居住系サービスについて、開設意向のある事業所に対して支援する等により、障が
いのある人が自立した生活を営めるようにしていきます。
・働く障がい者の就労継続と自立した生活を実現するための住まいを整備します。
(4)支援を広げるための施策の充実
・広報誌やイベント等を活用し、障がいに対する町民の理解と意識向上を目指します。また、各種
関係団体の活動支援を行います。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①福祉サービス利用者数
②就労支援事業所から一般就労した方の人数
(H25~H30 累計)
5
現状値(H23)
目標値(H30)
保健福祉課調べ
258人
310人
保健福祉課調べ
0人
8人
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
障害福祉サービス・地域生活
支援事業の充実(相談支援、
保健福祉課
実施
成年後見支援事業等)
就労支援体制の充実
ケアホーム等の居住系サー
ビス基盤整備の促進
町内における新たな就労支
援事業所の模索と支援
保健福祉課
実施
保健福祉課
実施
保健福祉課
検討
57
H26
H27
H28
H29
H30
1-4
人々が尊重しあう地域社会の実現
1-4-1 互いに認め合う地域社会の形成
主管課
保健福祉課
1 現状と課題
近年、全国的に、いじめや児童・障がい者・高齢者等への虐待、配偶者等への暴力、消費者被害など
の人権侵害が深刻な社会問題となっています。
そのため、すべての人の基本的人権を尊重し、人種、国籍、性別、信条、障がいの有無、社会的身分
などあらゆる差別を解消することが、平和・人権のまちづくりの基本であるとともに、自分の人権を守
り他者の人権を守ろうとする意識・意欲・態度の醸成が大切であると考えます。
本町では平成 16 年度に「芽室町男女共同参画推進条例」を制定し、男女が互いにその人権を尊重し
つつ喜びも責任も分かち合い、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女
共同参画社会の実現に向けて取り組んでいます。
また、高齢者権利擁護の相談窓口として地域包括支援センターで相談を受けているほか、平成 20 年
度には「芽室町障がい者及び障がい児の自立支援に関する条例」を制定し、障がい者(児)の差別や虐
待の防止、権利擁護のための支援を行い、障がい者(児)の自立及び障がい者(児)が生き生きと安心
して生活できる地域社会の実現を目指しています。
国では平成 23 年度には、障がいの有無により分け隔てられることなく、人格と個性を尊重し合いな
がら共生する社会を実現することを掲げるとともに、障がい者に対する差別の禁止の観点から社会的障
壁の除去について配慮がされるべきと「障害者基本法」が改正され、平成 24 年度には「障害者虐待の防
止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(障害者虐待防止法)」が成立されました。
今後お互いに認め合う地域社会を形成するためには、性別、障がいの有無、年齢等を問わず個人が自
己の生き方を主体的に選択し、能力を発揮できる社会づくりが必要となっています。
2 施策の方針
性別に関わりなく、個性と能力を十分に発揮できる社会の形成及び人権を尊重し差別や権利侵害のな
い地域づくりをすすめます。
対象
意図
結果
町民
男女がその個性と能力を十分に発揮できるようにする
人権を守り、権利侵害(擁護)への意識を高める
誰もが個々を認め、支え合う事ができる社会の形成及び人権を尊重し合う社会を築くことができ
る
3 施策の主な内容
(1)人権を尊重する社会の実現
・子ども、配偶者、障がい者、高齢者等の権利擁護等の意識啓発を総合的に推進します。
・地域や学校での学習の機会の充実や相談、人権尊重の啓発活動等、意識啓発のための取組を行
います。
(2)男女共同参画への意識啓発
・すべての人が性別に関わりなく個人として尊重され、自らの意思により個性と能力を十分に発
揮することができる社会の実現を目指します。
・「芽室町男女共同参画基本計画」を推進するため、地域や家庭において男女共同参画の意識づ
くりに向けた啓発事業の充実を図ります。
58
・ワークライフバランスの視点に立ち、男女が共に働き続けられる環境整備に向けた取組を支援
します。また、多様なニーズに対応する育児・介護サービスの充実を図るとともに、育児休業
の取得や労働条件の配慮など、企業の理解を深めるための啓発活動を推進します。
・女性向けの起業や女性のキャリアアップにつながるセミナー等を開催し、働く女性の起業や社
会参加を推進します。
(3)アイヌ住民福祉の向上
・アイヌ住民が社会的・経済的に安定した生活が営まれるよう、生活指導員による相談・指導・
助言等を推進します。
(4)子ども、配偶者、障がい者、高齢者等の権利擁護
・権利擁護に対する学習の機会の充実や権利侵害の際の相談支援体制の充実を図ります。
・権利侵害が起こらないよう、地域にネットワークをつくり、見守る支援体制を構築します。ま
た、町内会、民生児童委員や警察等の関係部署とも連携をとり、権利侵害の予防及び早期発見・
早期介入を推進します。
・地域における成年後見制度の担い手である、市民後見人の養成と活動支援を行います。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①性別に関係なく社会進出(参加)できる町だ
と思う町民の割合
②芽室町の審議会等委員への女性登用率
③人権が尊重され、差別や人権侵害がない町
だと思う町民の割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
47.6%
50.0%
庁内各課状況
41.0%
住民意識調査
50.5%
40.0%
以上を維持
55.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
男女共同参画基本計画の進
ちょく管理
男女共同参画への意識啓発
家庭・学校・団体・企業・行
政での人権尊重の啓発活動
高齢者・障がい者の権利擁
護事業
担当課
方向性
企画財政課
H25
実施
企画財政課
実施
保健福祉課
実施
保健福祉課
実施
59
H26
H27
H28
H29
H30
基本目標2
豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
まちづくりの基本目標
豊かな自然を生かした活力あ
る農業のまちづくり
政策
基幹産業の農業に対する
支援の強化
施策
担い手育成と農業支援
2-1-1
農業生産性の向上と農業の応援団づくり
2-1-2
農地・土地改良施設等の整備・充実 2-1-3
地域林業の推進
農業と連携した活力ある
商工観光の振興
2-1-4
地域内循環の推進と商工業の振興 2-2-1
地域資源を活用した観光の振興 2-2-2
基本目標2
2-1
豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
基幹産業の農業に対する支援の強化
2-1-1 担い手育成と農業支援
主管課
農林課
1
現状と課題
本町農業は、恵まれた資源を活かし、小麦、てん菜、ばれいしょ、豆類及びスイートコーン等の作付
けを中心に、長いもやごぼうなどの野菜類の作付けを加えた大規模畑作農業経営と大規模化が進む畜産
経営により、農業全体として堅調に推移しています。また、農産物加工や物流、農機具メーカーなどの
関連産業を含め地域経済の発展に大きく寄与しています。
平成 27 年 3 月に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」においては、平成 37 年度までに食料
自給率(カロリーベース)の目標を 45%と設定し、講ずべき施策として「食料の安定供給の確保」
「農
村の振興」など 5 項目を掲げ、
『
「強い農業」と「美しく活力ある農村」の創出』を目指しています。
特に「農業の持続的な発展」の中では、担い手の育成・確保、経営所得安定対策の着実な推進、農地
中間管理機構のフル稼働による担い手への農地集積・集約化と農地の確保が明記されており、本町にお
いても、将来にわたる安定的な農業・農村づくりを課題とし、6 次産業化による競争力の強化や、新規
就農者の確保に努める必要があります。
また、十分な国民論議がなされない中で進められたTPPの大筋合意など、諸外国との連携協定は、
直接的な農業への影響が甚大であることや、地域経済の崩壊につながりかねない深刻な問題であること
から、国の状況や合意内容を注視し、農業関連団体などと協力しながら適切かつ迅速に対応する必要が
あります。
2施策の方針
農業関連制度に的確に対応した足腰の強い農業経営の構築を支援し、基幹産業である農業を核とした
活力あるまちづくりをすすめます。
対象
意図
結果
農業経営体
意欲ある農業経営体の育成と経営の安定、拡大が図られる
担い手への農地集積が図られる
専業経営を中心とした、土地利用型農業の推進
3 施策の主な内容
(1)経営所得安定対策(関連対策含む)の円滑な推進
「農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律」に定められており、「芽室
町農業再生協議会」を中心に推進します。
(2)国内農業・国際経済政策への対応
人と農地の課題を解決するため策定した「人・農地プラン」や農地中間管理事業などを活用し、担
い手への農地集積に取り組みます。TPP問題への対応は、今後示される合意内容を注視しながら、
地域経済全体の問題と捉え、
「芽室町農業再生協議会」が中心となって取り組みます。
(3)担い手の育成確保
農業関連グループが実施する活動や就農を支援する「農業担い手育成支援事業」は、内容を精査し
ながら改正を加え、自主的活動を効果的に推進します。また、配偶者不足解消など経営環境の安定
化に向けた事業や新規就農者の育成による農村の維持を継続して推進します。
62
(4)農業経営の支援
〔畑作〕流動的な国の農業政策に対応し安定的な経営環境を支援するため、農業政策情報を提供し、各
種制度の申請・交付事務を推進・支援します。地域農業振興のため、農業関連資金の利子補給
や農畜産物の販路拡大・ブランド化や6次産業化の推進、耕地防風林対策に取り組むとともに、
輪作体系の維持と地域経済全体への影響も大きい、
「てん菜作付奨励事業」についても関連機関
とも連携を図りながら推進します。
〔畜産〕農休日の取得や傷病発生時の労働力確保を目的とした「酪農ヘルパー支援事業」の継続、家畜
伝染病発生予防に向けた家畜衛生管理対策の実施と芽室町伝染病自衛防疫協議会への支援を
行います。
また、生産基盤の整備等により飼料自給率の向上を図るとともに、酪農雑排水処理施設等、
畜産環境整備の支援対策を検討します。
町営牧場は、預託牛の成育向上と受胎率の増加を目標とした牧場の草地更新や機械施設の更新、
入牧牛の飼養管理体制の改善等環境整備を進め、入牧頭数増加、牧場の収支改善、運営体制の
強化を推進します。
(5)指導体制(農業振興センター運営等)の強化充実
農業経営への指導支援と技術情報の提供などを行う「農業振興センター」は、病害虫の発生防止や、
てん菜作付けなどの技術指導強化、家畜伝染病の侵入防止や粗飼料生産技術向上のため体制強化を
図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①全体の農業経営者数に占める65歳以下の
農業経営実態調
農業経営者数の割合
査
農業生産額(農業
②1戸あたりの農業生産額
再生協議会)
③担い手への農地集積面積
5
農業委員会調査
現状値(H23)
目標値(H30)
92.0%
93.0%
35,368 千円
43,200 千円
3,000ha
-
(H25~H30 累計)
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
農業の担い手の育成と確保
農林課
農業経営の支援と体質強化
農林課
農業振興センターの運営
農林課
認定農業者等への農地の集
積
方向性
H25
実施
実施
実施
農林課
農業委員会
実施
63
H26
H27
H28
H29
H30
2-1
基幹産業の農業に対する支援の強化
2-1-2 農業生産性の向上と農業の応援団づくり
主管課
農林課
1
現状と課題
大規模畑作経営と畜産業がバランスよく調和する本町農業は、農業生産基盤の整備を推進するととも
に、大型堆肥センターの整備による家畜排せつ物、ほ場副産物の有効利用と良質な有機質資材の供給や、
耕畜連携による家畜糞尿堆肥の還元など、有機質資材の積極的活用によるクリーン農業を実践していま
す。
また、国が平成 19 年度から導入した農地等の環境保全に向けた地域共同活動・営農活動を支援する
「農地・水・環境保全向上対策」は、平成 27 年度から、
「日本型直接支払」に名称を変え、
「農業の有す
る多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づく安定的な制度となりました。化学合成農薬・肥料の
5割低減に加え、緑肥の栽培や堆肥の施用などを行う「環境保全型農業直接支払」は、法制化と環境に
やさしい農業の推進に向けて、取り組み農業者の増加が見込まれます。引き続きエコファーマーの育成・
認定を推進するなど、環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業生産活動を実践することが必要です。
農業の生産性向上における課題としては、農家戸数の減少による経営面積の拡大、農業従事者の高齢
化などによる労働力不足が挙げられ、効率的な農作業体系の検討が必要となっています。
近年、消費者の食に対する安全・安心志向が高まる中、町内産農畜産物を学校給食に使用する「めむ
ろまるごと給食」や町内農家や農業関連施設などを巡る「地産地消バスツアー」などの事業を通して地
産地消を推進する一方、町内産農畜産物が消費者から選ばれるための取組みが必要であり、芽室町農業
への理解を深める「めむろ農業小学校」の実施や、道外の修学旅行生を受け入れる「農家民泊」を支援
するなど農業の「応援団」づくりを進めています。
また、JAめむろが運営する農産物直売所「めむろファーマーズマーケット」は、平成 18 年度のオー
プン以来、町内外の利用者から着実に信頼を得ており、芽室町産農畜産物の販売だけでなく、併設する
加工調理体験施設とともに、生産者の顔が見える貴重な交流の場として、今後ますます期待が寄せられ
ます。
こうした「生産」と「消費」の直接的な交流に加え、
「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得
し、健全な食生活を実践する人を育てる「食育」の取組を通じ、生産者と関連事業者、消費者等が連携
して、地域農業を支える取組みを進める必要があります。
2 施策の方針
環境に配慮した農業生産をすすめるとともに、本町農業・農畜産物の理解を促進し、農業の持続的発
展を図ります。
対象
意図
結果
農業経営体
耕作地
環境保全型の農業生産をすすめる
先進的技術の導入による生産性向上が図られる
本町農業の応援団づくりを促進する
環境に調和した農業の持続的な発展が図られる
地場産の農畜産物の理解、消費者との連携が促進され消費拡大が図られる
3 施策の主な内容
(1)土づくりの推進と環境保全型農業の推進
地力の増進のためには土壌改良が必要であり、堆肥などの有機物の畑地還元は有効な方策とな
ります。定期的な土壌診断や農薬残留確認調査の実施など食の安全・安心への取組を支援する
とともに、堆肥製造施設の設備・機器の計画的更新を行います。また、農薬低減と地球温暖化
防止効果の高い取組みを行う「環境保全型農業直接支援対策事業」を継続して推進します。
64
(2)農業生産振興対策の継続
JAめむろが行う農畜産物貯蔵・加工施設等の整備や農作業機械等の導入について、国の補助
金等を活用しながら支援します。併せて農業生産振興を推進するソフト事業の検討を行うとと
もに、病害虫対策などの緊急対策についても積極的に対応します。また、農家戸数の減少、高
齢化などによる労働力不足を解消し、農作業の効率化、生産性の向上、農業経営の安定化を図
るため「農業 ICT」の活用を検討します。
(3)農業の「応援団」づくりと地産地消の推進
新たに策定した「芽室町食育推進計画」に基づき、農作業経験により農業の素晴らしさを実感
してもらう「めむろ農業小学校運営事業」は、農業青年と連携しながら継続します。また、十
勝管内で連携した取組みが進む「農家民泊」の支援を行います。
「地産地消バスツアー」は地産
地消への関心と理解を深める事業として推進します。
全国の消費者を対象としてJAめむろが実施する「十勝めむろブランド」の普及・推進につい
ては、町の役割を明確にしながら積極的支援を行い、販路拡大と芽室産農畜産物のPRを図り
ます。
(4)農作物有害鳥獣対策の強化
近年、農作物に対する有害鳥獣被害が拡大していることから、電気柵・侵入防止柵の設置支援
や駆除員の配置、研究機関との連携等による対策の検討を行うとともに、有害鳥獣残滓等処理
施設を整備し、駆除後の残滓処理の適正化を図るなど、抜本的・総合的対策を計画化し実施し
ます。
4
施策の成果指標
成果指標
①農業産出額
②日頃、地産地消を意識して買い物をしてい
る町民の割合
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
農業生産額(農
231.3億
270.0億
業再生協議会)
円
円
74.2%
80.0%
住民意識調査
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
土づくりの推進
堆肥利用等によるクリーン農業の
農林課
実施
推進
環境保全型農業直接支援対策
事業
農林課
めむろ農業小学校の開校
農林課
地産地消バスツアーの実施
農林課
実施
実施
実施
65
H26
H27
H28
H29
H30
2-1
基幹産業の農業に対する支援の強化
2-1-3 農地・土地改良施設等の整備・充実
主管課
農林課
1
現状と課題
本町農業は、小麦、てん菜、ばれいしょ、豆類及びスイートコーンを主要作物とする大規模な畑作経
営と酪農・畜産経営の専業化、近年の農業用水等を利用した野菜栽培の導入などにより農業所得の増加
が図られ、町の基幹産業として、関連企業の進出も含め地域経済の発展に大きく寄与しています。
これまで本町は、農地・土地改良施設の整備・充実を図るため、明渠・暗渠などの排水対策、かんが
い事業への取組み、農道・農業用水路の整備、基幹水利施設(美生ダム)の維持管理などを計画的に進
めてきました。
また、国が平成 19 年度から導入した、農地等の環境保全に向けた地域共同活動を支援する「農地・水
保全管理支払制度(旧 農地・水・環境保全向上対策)
」については、平成 26 年度に拡充され、
「多面的
機能支払」として継続することとなりました。平成 27 年度には、
「日本型直接支払」の一部として、
「農
業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づく安定的な制度となり、地域課題の解決に向
けた有効な手法として取組みを推進する必要があります。
近年、世界的な景気後退の影響の中、土地基盤整備に係る国の予算額は減少する一方、農業生産資材
の価格は高止まり状態が続いており、農業経営を取り巻く環境は厳しさを増しています。
今後は、限られた予算の中で農畜産物の生産性と農作業の効率化を高めるため、土地基盤整備の促進、
粗飼料確保のための草地、飼料畑の更新、農業用施設の適切な保全管理・機器更新を計画的に実施する
とともに、水道事業と連携し無水源地域における飲雑用水の確保を図るなど、本町農業が将来にわたっ
て、環境にやさしい持続的な発展をするため計画的な取組みが必要となっています。
2 施策の方針
国・北海道への事業予算確保を要望し、計画的な土地基盤整備をすすめ安定的な農業生産を支援しま
す。
対象
意図
結果
農地・農業経営体
土地基盤の計画的整備が図られる
土地改良施設・農業用水施設の整備と適正な維持管理が図られる
基幹産業である農業の生産基盤となる、農地や土地改良施設を整備・管理することで農業経営の
安定化と農業産出額の維持・向上を図る
3 施策の主な内容
(1)土地基盤整備の推進
農地の基盤整備は農業の根幹であることから、土層改良、明渠、暗渠、区画整理など地区ごとの課
題に合わせて工種・事業量を定め、国の予算状況なども勘案しながら優先地区を設定し、計画的に
実施します。
また、国・北海道の土地改良関連予算が減少していることから、予算確保の要望を積極的に行うと
ともに、無水源対策などの課題解決に向けた取組みを推進します。
66
(2)農業用水の確保・供給
美生ダムの各種機器の更新及び用水管路の延長拡大や多目的取水栓の増加により修繕件数が増加
しているため、補助制度などを活用し計画的に更新・修繕等を行います。
また、既に事業完了している御影地区、芽室地区、十勝川左岸地区と平成 27 年度に完了する美蔓
地区の農業用水活用及び老朽化等に伴う維持管理を適切に行います。
(3)土地改良施設の維持管理
降雨災害による明渠施設の土砂除去や排水対策は年々重要性を増しています。明渠施設の新たな設
置は予定していませんが、計画的かつ、適切な維持管理を実施し、機能を保全します。多面的機能
支払制度を活用し、地域住民による土地改良施設の維持管理が行われており、町として地域活動と
ともに維持管理を推進する手法を検討・実施します。
(4)無水源対策における水道事業との連携
長年の地域課題であった無水源地域の課題解決策は、雄馬別第2地区土地改良事業に基づき、営農
用水整備を優先し、水道事業との連携も図りながら実施します。
(5)小水力発電の検討
再生可能エネルギーの活用方策として、農業水利施設(美生ダム)における小水力発電の可能
性について検討します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
土地改良事業一
①土地改良事業整備済み面積
5
覧表による面積
現状値(H23)
目標値(H30)
18,371ha
20,053ha
②利用できる明渠施設の延長
農林課調べ
233.0km
233.0km
③利用できる農業用水施設の延長
農林課調べ
421.0km
429.0km
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
計画的な土地基盤整備の実施
道営土地改良事業参画事業
農業用水の確保と安定供給
農業用水施設維持管理事業
土地改良施設の適正な維持管理
土地改良施設維持管理事業
担当課
方向性
農林課
H25
実施
農林課
実施
農林課
実施
67
H26
H27
H28
H29
H30
2-1
基幹産業の農業に対する支援の強化
2-1-4 地域林業の推進
主管課
農林課
1
現状と課題
国は、平成 21 年 12 月に「森林・林業再生プラン」を公表したのち、
「森林法」改正(平成 23 年 4 月)
、
「森林・林業基本計画」変更(平成 23 年 7 月)、
「森林計画制度」改正(平成 24 年 4 月)を行い、林業
経営・技術の高度化、森林資源の活用など森林・林業政策の全面的な見直しを進めることで、2020 年ま
でに木材自給率 50%を目指しています。
本町においても、平成 26 年 4 月に新たな「芽室町森林整備計画」を樹立し、地域の特性や森林資源の
状況などを勘案して、森林を「水源涵養林」
「山地災害防止林」
「生活環境保全林」
「保健・文化機能等維
持林」
「木材生産林」に区分を改め、それぞれに応じた望ましい森林の姿へ誘導していくほか、現在、町
内に約 312ha ある伐採跡地や未立木地の解消が課題となっていることから、森林資源の循環利用を念頭
においた伐採・更新のルール整備を行いました。
また、木を使うことにより森を育て、林業の再生を図るため、公共建築物等の木造化・木質化と森林
バイオマスの利用に努め、住宅や民間事業所等への地域材の利用を促進してくために「芽室町地域材利
用推進方針」を策定したほか、十勝管内で連携し、地域材の高付加価値化と違法伐採の抑制を図る観点
から、森林認証の取得に向けた取組みを進めています。
さらに、本町の豊かな森林を将来に引き継いでいくためには、町民の方々が、自然と親しむ機会や自
らの手による森づくり体験等を通じ、二酸化炭素の吸収による地球温暖化防止効果や生物多様性の保全
など、様々な森林の効用についての理解を深めていくことが必要です。
2 施策の方針
森林が持つ多面的機能の理解促進と、機能に応じた森林の整備・保全をすすめます。
対象
意図
結果
町民・町有林・私有林・森林所有者
森林が持つ多面的な機能について町民の理解を深める
計画的な保育・造成等により森林を適正に管理する
森林の持つ多面的・公益的機能(災害防止・水源かん養・生物多様性の保全・生活環境の保全・地
球温暖化防止など)が発揮される
3 施策の主な内容
(1)民有林振興事業の推進
森林の持つ公益的・多面的機能の保全・維持向上を図るため、民有林除間伐や野そ(野ねずみ)
駆除などに対する町補助事業並びに、北海道の「未来へつなぐ森づくり推進事業」などを活用
した造林事業実施意欲の拡大に向けPRと事業実施を継続します。また、森林経営計画の作成
と、森林認証制度への参加を支援します。
(2)ふるさと森づくり事業の推進
町民の手による森づくりを目指した植樹祭、育樹祭の実施、町民が自然とふれあい、森林の公
益的・多面的機能に対する理解を得るための自然観察会を「芽室町森林整備計画」に位置付け
て進めます。
68
(3)町有林管理事業の推進
「芽室町森林整備計画」に基づき、町有林の適正管理と計画的な保育を行うため、皆伐・除伐・
間伐、下刈・植栽等を継続実施し、森林の持つ公益的・多面的機能の維持向上を図ります。ま
た近年、大雨や強風などによる林道災害が増加しており、危険箇所の把握とパトロールを強化
し、未然防止工事の実施など適正な維持管理を行います。林班図などの地図情報や森林管理情
報のGIS化など、森林データのシステム化を進めます。
(4)公共建築物等の木造化・木質化の推進
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき、平成 24 年3月に策定し
た「芽室町地域材利用推進方針」により、公共建築物における地域材の利用に努めるとともに、
公共建築物以外の建築物についても地域材導入の取組や効果等を町民に情報発信します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
72.1%
80.0%
②適正に管理されている町有林面積の割合
森林調査簿より
98.7%
99.0%
③適正に管理されている私有林面積の割合
森林調査簿より
95.2%
96.0%
①森林が持つ多面的機能(地球温暖化防止・水
源かん養・災害防止・森林浴などの健康保健
など)を知っている町民の割合
5
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
民有林振興事業の推進
・森林所有者による除間伐など
農林課
実施
農林課
実施
への支援
ふるさと森づくり事業の推進
・植樹祭等の町民の手による森
づくり
町有林管理事業の推進
・計画的な森林施業の実施
農林課
実施
地域材利用の推進
・公共建築物等における木材利
農林課
実施
用
69
H26
H27
H28
H29
H30
2-2
農業と連携した活力ある商工観光の振興
2-2-1 地域内循環の推進と商工業の振興
主管課
商工観光課
農林課
1 現状と課題
本町の商工業の振興は、基幹産業である農業を核として形成されてきたものであり、特に工業につい
ては、農業関連の製造・加工施設や運送・倉庫業、農業用機械販売などの企業立地が図られてきました。
芽室東工業団地は、交通アクセスの良さや自然環境など恵まれた立地条件のもと、230 社あまりの企
業が進出し、町の工業振興に寄与してきたところです。
今後も誘致企業への支援策の強化や他の自治体との連携により、食品関連企業などへのより一層の企
業誘致活動に取り組むとともに、環境共生型工業団地を目指し、環境に配慮した取組も必要です。
また、立地企業への支援策としては、産業連携(農商工連携)活動を加速し、企業製品の販路拡大や
地産地消を推進する取り組みが重要であるとともに、障がい者雇用を含む雇用確保の取り組みに対する
支援が課題となっています。
商業については、中心市街地の空き店舗の増加が大きな課題となっており、郊外の大型店への消費の
流出が増加しております。このことから、地域内の経済循環の促進などの商業振興策が必要であるため、
芽室町商工会を始め、商業関係者との協力・連携が不可欠であります。これらが円滑に行える体制の構
築が必要となっています。また、起業の促進は地域経済の活性化にとって重要であることから、起業を
目指す方への支援が必要となっています。
「芽室町買い物スタンプカード事業」や「住宅建設促進奨励事業」、
「住宅リフォーム奨励事業」など
の実施により町外への消費流出の抑制と地域内での経済循環の促進を図っており、中心市街地の活性化
については、
「めむろ駅前プラザ」の利活用の推進や芽室町観光物産協会が運営する「呼路歩来(ころぽ
っくる)
」の運営支援等を実施しているところです。
これら、商工業の振興や中心市街地の活性化の取組にあたり、商工業の現状分析等が不可欠であるこ
とから、芽室町商工会と連携して商工業にかかる基礎データの収集及び分析等を実施し、その分析に基
づいた商工業振興施策を取り進める必要があります。
産業振興を進めるにあたっては、JAめむろや芽室町商工会などと連携して、産業振興に関する基本
方針や関係団体の役割分担などを明確にするプランの策定が必要となっています。
2 施策の方針
企業誘致や中心市街地の活性化による商工業の売上確保と地域内での経済循環をすすめます。
対象
商業者・工業系企業
景気低迷の中、町内消費(売上高)の維持・拡大を図る
意図
1次産業から2次・3次産業への経済波及・循環を図る
企業誘致等による町内企業数の維持・拡大を図る
結果
税収の確保、雇用の確保
3 施策の主な内容
(1)芽室駅前を核とした中心市街地の活性化
・本町の顔であり中心市街地の起点となる芽室駅前を中心とし、核施設である「めむろーど(めむろ
駅前プラザ)
」に設置した「めむろまちの駅」、芽室駅に隣接した「めむろステーションギャラリー」
、
芽室町観光物産協会が運営する「呼路歩来(ころぽっくる)」等の有効活用により中心市街地の活
性化を図ります。
・民間と町の共通認識を図りながら、中心市街地の効果的な土地利用を検討し、消費者が商店街を利
用しやすい動線の強化を図ります。
70
・芽室町商工会を中核的な役割担当組織として、中心市街地商店街の振興を図ります。
・町内中小企業の円滑な経営に向けた融資制度などにより、商工業の振興を図ります。
(2)町外への消費流出の抑制と地域内の経済循環の促進
・まちなかの賑わい創出のため「芽室町買い物スタンプカード事業」や中心市街地の必要な機能等の
検証を行うための「まちなか縁側プロジェクト事業」及び本町の基幹産業である農業や食の魅力発
信等を行う「めむろまちなかマルシェ事業」を実施します。
・町内業者の利用を促進するための「住宅建設促進奨励事業」
・
「住宅リフォーム奨励事業」等の実施
により、町外への消費流出の抑制及び町内での経済循環の推進を図ります。
(3)商工業振興のための基礎データ収集・分析の実施
・商工業振興や中心市街地活性化の取組のため、現状分析が不可欠であることから、地域経済分析シ
ステム(RESAS)の活用や芽室町商工会と連携して商工業にかかる基礎データの収集・分析を
実施し、分析に基づいた商工業振興施策を取り進めます。
(4)芽室町商工業振興戦略会議の設置
・産業連携を進めるにあたり、JAめむろや芽室町商工会など各種関係団体との協議・調整が重要で
あることから、町と芽室町商工会等の関係機関が連携し、商工業振興策の充実及び強化を図ること
を目的に会議を設置し、商工業振興に向けた取り組みを継続して行います。
(5)企業誘致・立地企業に対する支援
・農畜産物などの食品加工等関連企業を中心とする企業の誘致を継続します。
・発達支援システムの取組等と連携した障がい者雇用対策などを進めます。
・企業製品の販路拡大や地産地消の推進など産業連携活動の推進を図ります。
(6)起業に対する支援
・起業に関するセミナーの開催や各種融資制度の紹介など、起業を望む方に対する支援を行います。
(7)新工業団地(第6工業団地)の造成計画の策定
・新工業団地(第6工業団地)の造成計画を策定し、企業誘致の推進を図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①製造品出荷額
工業統計調査
②商品販売額
商業統計調査
③町内企業数
経済センサス
71
現状値
754億円
(H22)
655億円
(H19)
760社
(H18)
目標値(H30)
750億円
695億円
760社
5
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
H26
H27
H28
立地企業に対する雇用対策
の支援
・障がい者雇用に係る側面支
実施
商工観光課
援等
めむろ駅前プラザを核とした中心市街地
の活性化
商工観光課
実施
商工観光課
実施
・めむろ駅前プラザの利活用促進等
町外への消費流出の抑制と地域内の経済
循環の促進
・買い物スタンプカードの実施等
商工業振興のための基礎デ
ータ収集・分析の実施
芽室町商工業振興戦略会議
の設置
新工業団地(第6工業団地)
の造成計画策定
商工観光課
実施
商工観光課
実施
商工観光課
実施
72
H29
H30
73
2-2
農業と連携した活力ある商工観光の振興
2-2-2 地域資源を活用した観光の振興
主管課
商工観光課
農林課
1 現状と課題
近年の観光は、個人やグループによる旅行が増加するとともに、自然景観・保養・体験など旅行目的
の多様化が進み、従来とは観光形態が変化しています。本町においても、道東自動車道の夕張インター
チェンジ~占冠インターチェンジ間の開通や釧路方面への延伸により、観光情勢の大きな変革の時期を
迎えています。
道央圏からの観光客の流入が増加している反面、ストロー現象による道央圏への消費の流出が懸念さ
れており、消費流出の抑制と観光入り込み客数増加の取組が必要とされています。
本町では、平成 17 年度に「芽室遺産」が認定され、そのPRに努めるとともに、農畜産物やその加工
品など地域資源を活用した観光振興に取り組んでいるところです。
これらの取組の中心をなす組織として、平成 21 年度には「芽室町観光協会」を「芽室町観光物産協
会」と改め、農商工連携を始めとした新たな観光戦略を取り進めておりますが、組織の自主・自立が大
きな課題となっています。
本町の歴史ある観光資源のひとつである「新嵐山スカイパーク」は、運営の効率化やサービス向上の
観点から、第3セクターによる運営を行っていますが、運営のあり方や施設の修繕・更新には町の支援
が不可欠です。
発祥の地であり地域資源の一つでもあるゲートボールについては、ゲートボール協会やゲートボール
推進協議会など関係団体と連携して、認知度向上や若年層への浸透に取り組み、参加チームの増加を図
っています。
本町の観光振興は、豊富な農畜産物を活かした取組が中心となっており、
「農業と商業」や「農業と工
業」など産業連携を図りながら取り進めているところです。今後も、これらの連携が円滑に取り進めら
れるよう、JAめむろや芽室町商工会など関係団体と協力・連携体制の強化を図る必要があります。
2 施策の方針
観光スポットの認知度向上を図るとともに、地域資源である「農業」や「食」
「景観」などを活かした
観光振興をすすめます。
対象
町外観光客、観光資源(観光スポット)
地域資源を活かした観光が図られる
意図
観光スポットが認知される
観光による経済効果の拡大が図られる
結果
芽室町が道内・国内・海外に発信される
交流人口の増で消費の拡大につながる
3 施策の主な内容
(1)道東自動車道を活用した観光振興の推進
・道東自動車道の道央圏延伸に伴い、芽室町の観光資源をはじめ農畜産物やその加工品などの地域資
源を活用し、道央圏をはじめとする道内各地域からの誘客と経済誘引を図ります。
・管内各市町村や十勝総合振興局、十勝観光連盟等と連携した道東自動車道の活用を進めます。
(2)芽室遺産の積極的な活用
・芽室町観光物産協会を中心に「芽室遺産」を芽室町の魅力として、各種媒体や事業等を通じて町内
外に発信し、人的交流の促進を図ります。
74
(3)芽室町観光物産協会の組織強化支援
・地域資源を活かした観光・物産振興を推進する組織として、芽室町観光物産協会への支援を図り、
本町の観光と関連産業の振興を図ります。
(4)地域資源を活かした観光振興
・芽室遺産のほか、本町ならではの地域資源の調査・発掘を行い、その魅力を発信して人的交流の促
進を図るとともに、体験・滞在型観光の研究・開発を行います。
・発祥の地であるゲートボールを活用したまちづくりを進めます。
・本町最大の観光地である新嵐山スカイパークについては、設置者である町として適切な施設管理を
行います。また、地域おこし協力隊の活用や天空カフェの開催等による新嵐山スカイパークの利用
促進の取り組みを進めます。
(5)農業を核とした産業連携による観光・物産振興
・安全で豊富な一次産品と地域産業との連携を図り、特色ある物産のPR・開発・販路拡大など、本
町の基幹産業である農業を核とする観光産業の成長を目指します。また、ふるさと納税に対する返
礼品として特産品を贈呈することにより、本町の特色ある物産を全国に広くPRし、新たな販路拡
大や交流人口の増加を目指します。
・生産された一次産品や二次産品などの付加価値向上を図るため、技術相談や製品開発支援など、試
験研究機関等と民間企業とを結ぶ支援を行います。
4
施策の成果指標
成果指標
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
①芽室町への観光入込客数
十勝総合振興局まとめ
204,100 人/年
216,700 人/年
②芽室町観光物産協会ホームページアクセス数
観光物産協会調査
3,000 件/月(推定)
4,000 件/月
③新嵐山スカイパーク利用者数
商工観光課調べ
506,400 人/年
518,000 人/年
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
道東自動車道を活用した観光振
興の推進
商工観光課
検討
商工観光課
実施
商工観光課
実施
商工観光課
実施
・十勝平原SAの活用等
芽室町観光物産協会の組織
強化
・自主自立に向けた支援
地域資源を活かした観光振
興
・芽室遺産の活用、体験・滞在型観光の研究開発
農業を核とした産業連携に
よる観光・物産振興
・JAめむろや芽室町商工会等との連携強化
75
H26
H27
H28
H29
H30
基本目標3
快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
まちづくりの基本目標
快適で安全安心な暮らしを
支えるまちづくり
政策
安全安心に暮らせる生活
環境づくり
都市空間の整備と有効な
土地利用の推進
自然と調和した生活環境
の整備と環境の保全
施策
災害に強いまちづくりの推進 3-1-1
消防・救急の充実
3-1-2
防犯対策と交通安全の推進
3-1-3
消費者の安全安心の確保
3-1-4
有効な土地利用の推進
3-2-1
快適な住環境の整備
3-2-2
道路交通環境の整備
3-2-3
景観の保全とクリーンエネルギーの推進
3-3-1
廃棄物の抑制と適正な処理
3-3-2
上下水道の整備
3-3-3
基本目標3
3-1
快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
安全安心に暮らせる生活環境づくり
主管課
3-1-1 災害に強いまちづくりの推進
総務課
1
現状と課題
本町では町民の生命・財産を災害から守るため、自然環境の保全とあわせた植林の促進、河川改修な
どの治山・治水整備を進めるとともに、昭和 48 年には災害対策基本法に基づき「芽室町地域防災計画」
を作成し、各種の災害防止と災害応急対策、災害復旧などの諸活動の推進に努めてきました。
しかしながら、平成23年3月11日に発生した東日本大震災は観測史上最大の巨大地震(マグニチュ
ード9)と、併発した大津波や原子力発電施設の事故により、被害が甚大で、被災地域が広範にわた
るなど、未曾有の大災害となり、東日本大震災をはじめとする大規模災害を教訓とした防災対策が全
国で緊急的に進められています。
また、本町においては平成23年9月の台風12号による長雨の影響により、芽室川の堤防が決壊する
恐れがあり災害対策本部を設置し、39年ぶりに一部地域に避難勧告を発令、229人の方々が避難所で一
夜を過ごしました。
このときの災害応急活動の検証を踏まえ、災害時に迅速・効果的に活動できる情報共有、避難発令の
伝達、避難行動要支援者への対応、防災資機材及び備蓄計画などの課題に即した「芽室町地域防災計
画」の改訂(平成24年3月)など、各種整備計画による防災対策とあわせ、災害発生時に被害を最小限
に抑えることができる減災対策が地域や行政に求められています。
なかでも、「自分たちのまち、地域は自分たちで守る」という、地域における自主活動を促進するた
めに、地域防災力の強化が課題の1つです。併せて、一般住宅の耐震化をより一層促進するととも
に、地域に対する災害情報などの通信システムや役場庁舎の建て替え時における災害対策本部の強化
などハード整備を進めながら、地域と行政が一体となった災害に強いまちづくりを推進する必要があ
ります。
2 施策の方針
災害の未然防止と、災害時の迅速かつ的確な対応に向けた備えをすすめます。
対象
町民
意図
災害の未然防止を図るとともに、災害時に迅速かつ的確な対応を図る
結果
住民の日常生活の安全安心が確保される
3 施策の主な内容
(1)防災対策事業の推進
・災害時において町民の果たす役割は大きく、町内会や行政区及び自主防災組織等との連携強化によ
り、積極的に防災活動に参画するよう防災意識の高揚を図ります。
・防災知識の普及に当たっては、地域住民及び児童・生徒等に対して、講演会や防災教育、広報誌な
ど、今後も関係機関との連携強化によりその普及に努めます。
・自主防災組織の育成促進及び活動推進のため、組織設立に向けた人的支援及び組織整備に要する経
費等の補助、防災倉庫及び防災用資機材等を貸与するとともに、関係機関等との連携のもと実践的
な防災訓練を実施し育成強化を図ります。
78
・避難行動要支援者リストの有効活用を行い、町内会、行政区、自主防災組織、民生児童委員、地域
包括支援センター等関係機関及び団体間での情報共有に努め、緊急連絡体制の整備及び災害時の避
難支援プラン(個別計画)の作成を通じ避難体制の確立を図ります。
・食糧、飲料水及び、毛布等の備蓄を行うほか、生活必需品の確保に努めるとともに、災害時におけ
る応援に関する協定締結している自治体及び企業等と、災害時に協定が確実に生かされるよう、平
常時から相互の情報交換に努めます。また、避難施設ごとに避難及び救護等に必要な防災資機材の
整備を図ります。
・災害等に関する情報を迅速に町民に伝達するため、防災行政無線、メール配信及びインターネット
などでの多様な通信システムの整備を図ります。
(2)耐震化の推進
既存一般住宅の耐震化を図るため、耐震診断の一層の啓発活動を行うとともに、耐震化の更なる支
援制度を確立し耐震化の推進を図ります。
(3)災害対策本部の整備強化
地域防災計画及び災害対策本部行動マニュアルなどにおいて、災害対策本部の活動体制を整備し、
各業務分担における災害発生時の初動体制の充実を図ります。
ハード面の対策として、役場本庁舎を災害対応の中枢機能施設として、新耐震基準に適合した防災
拠点施設整備及び防災センター機能を持つ施設整備の検討を行うとともに、防災上重要な関連施設
の整備に努めます。また、ソフト面として、平常時から関係機関及び団体と災害時に備えた情報交
換や対策会議、防災訓練を通じて、災害対策本部の整備強化を図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①自主防災組織数
総務課調べ
②住んでいる地域の緊急避難場所を知ってい
る町民の割合
建設都市整備課
③一般住宅の耐震化率(推計値)
5
住民意識調査
調べ
現状値(H23)
目標値(H30)
3組織
63組織
71.8%
80.0%
81.0%
92.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
防災訓練の推進事業
防災意識の普及啓発
耐震化の推進事業
担当課
方向性
総務課
H25
実施
建設都市
実施
整備課
災害対策本部
総務課
自主防災組織の設立支援
総務課
実施
実施
79
H26
H27
H28
H29
H30
3-1
安全安心に暮らせる生活環境づくり
3-1-2 消防・救急の充実
主管課
芽室消防署
1
現状と課題
本町の消防体制は、これまで西十勝消防組合に所属し、芽室消防署と芽室消防団を設置して、町
民の生命、身体及び財産を火災等の災害から守り、被害を軽減することを基本理念とし活動してき
ました。芽室消防署については、平成28年4月から十勝管内19市町村の消防署がひとつの組織
に統合された「とかち広域消防事務組合」の所属となり、消防の広域化により、災害発生時には直
近署所からの出動が可能となります。本町の災害発生状況は、平成19年から平成23年の5年間
の平均で11件前後の火災が発生し、救急出動は年間600件程度でありましたが、近年では、特
に救急出動の増加が顕著です。
住民生活に直接関係する住宅火災については、住宅構造の防火性能向上などにより、件数自体は
僅かながら減少の兆しはあるものの、火災発生件数自体は横ばいです。災害弱者である高齢者世帯、
独居高齢者世帯の増加に対し、いち早く避難や誘導のために、隣近所の目配り、心配りを増やすな
ど地域との連携強化が必要です。
救急業務に関しては、高齢化社会の急速な進行等により、救急需要は増加の傾向にあります。平成
28年4月からは、十勝圏の消防広域化に伴い、出動指令、出動の迅速化が図られることになります。
救急需要が増加する中で、重症度や緊急度の低い救急車頻回利用者等が増加傾向にあり、必要とする
救急需要へ遅延を来たす恐れがあることも課題の一つです。また、身近に居合わせた方が行う応急手当
は、傷病者の予後を左右する重要なポイントであるため、町民等を対象にした救急講習会を開催すると
ともに、心肺蘇生法や AED(自動体外式除細動器)の普及を更に進めることも課題です。
2 施策の方針
災害の拡大防止と、緊急時の迅速かつ的確な対応に向けた備えをすすめます。
対象
意図
結果
町民
消防・救急体制
予防意識の醸成と、災害・救急時の迅速かつ的確な支援
消防・救急体制の充実を図る
町民の生命・財産を守る
3 施策の主な内容
(1)住宅用火災警報器の設置促進と火災予防対策
火災発生による逃げ遅れや、死傷者の発生を防ぐ目的で、平成18年から全ての住宅に住宅用火災
警報器の設置が義務付けられています。
各種防火講習会や町内の催し物の場で、住宅用火災警報器の設置を呼びかけ設置促進を図るほか、
すでに設置している住宅用火災警報器は、設置から10年を目安に機器の交換について周知し、住
宅火災における早期発見、被害軽減を図ります。
また、火災予防の意識高揚を図るため、春・秋の火災予防運動、年末に実施している歳末警戒など、
消防団と協力して火災予防広報活動を行います。
80
(2)防火講習会・普通救命講習
・町民の安全安心な生活環境を築くには、町民一人ひとりが防火防災に対する意識と知識を持つこと
も重要です。町内会や自主防災組織及び各種団体などで行われる防火講習会に、一人でも多くの
方々が参加してもらえるよう、主催者等と協力して参加を呼び掛けます。
・学校や事業所のほか、広く一般町民を対象にした普通救命講習会を行い、応急処置や心肺蘇生法、
AEDの使用方法などの救命処置の普及を推進します。
(3)消防・救急体制の充実
地震や水害などの自然災害をはじめ、火災や複雑多様化する様々な災害に対応する高度な消防体
制を充実させるため、消防車両や各種装備等を計画的に整備していきます。
消防の広域化により、迅速な災害対応の強化が図られるところですが、搬送に際し、救急隊と医
療機関との連携を強化し、芽室町内外を問わず地理的な教育を含めた救急隊員の教育訓練及び救
急資機材の整備、更に、応急手当の普及啓発活動として救急講習会を随時受付け、救急車の適正
利用についての理解を促すなど、高度救急医療体制の充実を推進します。
また、芽室消防団については、平成28年度より芽室町に帰属し、引き続き火災等の災害活動や
火災予防啓発、応急手当の普及指導等、地域に密着した多種多様な活動を行います。
地域防災力のいっそうの充実強化を目指し、消防団員の確保、適正な処遇、装備の整備、研修・
訓練の強化を図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
①住宅用火災警報器の設置率
消防署調べ
未調査
90.0%
②火災出動件数
消防署調べ
11件
8件以下
③防火講習会・普通救命講習会参加者数
消防署調べ
1,519人
2,200人
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
住宅用火災警報器の設置促進
と火災予防対策
担当課
方向性
消防署
防火講習会・普通救命講習
消防署
消防・救急体制の充実
消防署
H25
実施
実施
実施
81
H26
H27
H28
H29
H30
3-1
安全安心に暮らせる生活環境づくり
3-1-3 防犯対策と交通安全の推進
主管課
総務課
1
現状と課題
本町の犯罪発生件数は、ここ数年横ばいで推移しております。多様化する社会状況の中で犯罪の巧妙
化(悪質化)
、広域化、さらには低年齢化しているのが、近年の傾向です。
交通事故の発生件数は近年減少傾向にあり、特に平成 26 年においては発生件数 18 件、負傷者 18 人
と、平成 25 年と比較するとほぼ同数となっていますが、平成 23 年以降、平成 23 年は発生件数 36 件、
負傷者 43 人、平成 24 年は発生件数 23 件、負傷者 35 人と年々減少傾向にあります。しかし、平成 25 年
以降、死亡交通事故が毎年発生している状況にあり、事故の多くは依然として安全不確認などの基本的
な交通ルールの違反運転が原因となっています。
防犯対策や交通安全の取組では、警察や専任交通指導員等により、学校における児童生徒の犯罪や事
故への対応訓練、交通安全指導が実施されています。
また、防犯については、防犯協会、少年補導員会等のボランティアによる町内外の巡視・啓発活動や、
町においても携帯電話を活用した不審者等の情報提供を行っています。
しかし、自転車盗、万引き等の犯罪は依然として発生しており、法令の厳守とあわせ、家庭や地域社
会による幼児期からの社会教育が課題の一つです。
このために、行政、学校、PTA、地域が一体となり児童生徒を交通事故や犯罪から守る活動が必要
です。さらに、高齢者人口の増加とともに高齢者を狙った悪質な訪問販売や詐欺、併せて、交通安全教
室の開催など交通事故防止の推進も必要となっています。
2 施策の方針
地域が一体となった防犯体制・交通事故防止に向けた取組をすすめます。
対象
意図
結果
町民、町内会
犯罪事件発生の抑制
交通事故の未然防止
町民の日常生活の安全安心が確保される
3 施策の主な内容
(1)交通安全指導・啓発事業の推進
町民一人ひとりの交通ルールの遵守と交通マナーの向上を図るため、交通安全指導や啓発事業
を行うとともに、専任交通指導員による、幼児、小学生、中学生、高校生そして高齢者に対す
る街頭指導を継続します。
特に、幼児から成人に至るまでの成長過程に応じた交通安全教室の推進や、高齢者には加齢に
応じた実践的技能及び交通ルール等の知識の普及に努めます。
また、交通安全推進委員会、学校、PTA、町内会、老人クラブ、企業及び行政等が連携し交
通安全啓発に取り組むとともに、
「子ども安全サポート隊」の組織化や、警察等の関係機関に対
し交通安全施設等の整備及び交通規制の推進など連携強化に努めます。
82
(2)防犯対策事業の推進
防犯協会、少年補導員会、学校、PTA及び町内会等の防犯対策事業を促進するともに、児童
生徒等の安全確保対策推進のため関係団体で組織する「芽室町児童生徒等安全確保対策連絡協
議会」によりと連携した防犯対策に取り組みます。
また、
「安全安心情報」
、
「子ども110番」及び「学校の安全マップ」などを活用した地域住民
による防犯対策を進めるため、警察等の関係機関との連携強化に努めます。
(3)各種団体の育成支援・連携強化
交通安全や防犯対策を目的とした自主活動を推進する団体に対し、行政としての支援や必要な
資料の提供等を行い、広く町民にその活動内容を周知し活動を促進するとともに、「芽室町生
活安全条例」に基づき、関係機関等と緊密な連携を図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
① 芽室町内で発生する犯罪件数(H25~H30
平均)
② 芽室町内で発生する交通事故件数(H25~
H30 平均)
③ 安全安心情報配信登録者数
5
帯広警察署調べ
帯広警察署調べ
現状値(H23)
110件
(H19~H23 平均)
51件
(H19~H23 平均)
総務課調べ
953件
目標値(H30)
99件以下
45件以下
4,000件
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
交通安全指導・啓発事業
総務課
防犯対策推進事業
総務課
各種団体等の育成支援事業
総務課
方向性
H25
実施
実施
実施
83
H26
H27
H28
H29
H30
3-1
安全安心に暮らせる生活環境づくり
3-1-4 消費者の安全安心の確保
主管課
商工観光課
1
現状と課題
消費者を取り巻く環境は、携帯電話やインターネットの普及、高齢者世帯の増加などの様々な要因の
中で、被害内容が多様化・複雑化してきており、消費生活上の不利益や危険から消費者を守る取組が一
層求められています。
本町でも、特に社会的弱者と言われる高齢者を中心に、悪徳業者や詐欺などの被害が後を絶たない状
況です。
こうした中、本町では、平成 21 年度に消費生活センター(運営:芽室消費者協会)を設立し、消費者
被害防止のための啓発活動や相談業務を行っており、相談件数は減少傾向にあります。
今後も、消費者被害の減少のために、行政や関係団体等との連携強化及び消費者が安心して相談でき
る体制の確保や相談機会の拡充を図るとともに、トラブルの未然防止のための啓発事業や悪徳業者・詐
欺の手口等の情報提供の強化を図る必要があります。
また、昨今は「食の安全安心」に対する関心が非常に高まっており、遺伝子組み換え食品や食品添加
物など、とりわけ輸入食品への信頼性が揺らいでいる状況です。
このことから、地産地消の推進など「食の安全安心」の確保のために、町と芽室消費者協会、町民が
一体となった取り組みが重要です。
2 施策の方針
消費者被害の防止や食の安全安心に向けた体制づくりをすすめます。
3
対象
町民
意図
消費者の被害防止及び食の安全安心の確保
結果
町民が安全で安心して暮らせる日常生活の確保
施策の主な内容
(1)消費者活動の推進
・消費生活者が安心して暮らせる社会環境づくりのため、芽室消費者協会の支援を継続し、推進
します。
・町民一人ひとりが、ライフスタイルを環境に配慮したものへと変えていくことを推進し、生活
用品の再利用の促進など町民のリサイクルに関する取り組みを支援します。
(2)消費者相談の充実
・各種講座、セミナーの開催などによる消費者教育の充実や町民活動の支援などの芽室消費者協
会の活動を支援します。
・多様化、複雑化する消費者問題に対応するため、関係機関等との連携の強化を図るとともに、
相談体制の整備など相談機会の拡充を図ります。
(3)関係機関との連携
・相談や苦情を消費者問題の未然防止につなげるための仕組みづくりを関係機関等と連携しな
がら検討していきます。
84
・消費生活におけるトラブルを未然に防止するため、副読本の発行など小・中学生及び高校生を
対象とした消費者教育の充実、各種パンフレットの作成やインターネットを利用した情報提供
の拡充など、消費者の啓発と情報入手機会の拡充を図ります。
(4)食の安全安心の確保
・遺伝子組み換え食品や食品添加物の問題など町民が不安を感じている食品の安全性確保に向
け、食品表示の適正化などにより、一層の対策の充実を図り、食の安全安心の観点からの消費
者の適正な商品選択を支援し、芽室町食品衛生協会や芽室消費者協会などと連携を図りながら
情報提供の充実に努めます。
・将来にわたって身体への影響の有無が確認できない遺伝子組み換え食品等については、学校・
保育所などの給食で使用しないよう努めます。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
芽室消費者協会
①消費者相談処理件数
5
現状値(H23)
200 件程度を
192 件
相談処理件数
目標値(H30)
維持する
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
消費者活動の推進
商工観光課
消費者相談の充実
商工観光課
食の安全安心の確保
住民生活課
方向性
H25
実施
実施
実施
85
H26
H27
H28
H29
H30
3-2
都市空間の整備と有効な土地利用の推進
3-2-1 有効な土地利用の推進
主管課
建設都市整備課
1
現状と課題
本町の土地利用は、都市機能を備えた市街地、優良農地としての農業地域、多面的な機能を保つ森林
地域などにより構成されています。
これまで「第4期芽室町総合計画前期実施計画」や「芽室町都市計画マスタープラン」などに基づき、
計画的な土地利用を行ってきました。
特に工業化の拠点として造成した東工業団地や、職住近接型の団地として造成した東めむろ住宅団地
は分譲が順調に進み、産業の振興と人口の増加に大きく貢献しています。
今後の課題として
①中心市街地空洞化対策
②公共未利用地の有効活用
③公共施設の適正配置及び施設移転後の土地利用計画
があります。
①については、全国的な傾向となっており、少子高齢化や人口減少に伴い、空き家、空き地、空き店
舗が増加しており、対策の検討が課題となっています。
②については町の管理経費の削減及び財源確保の観点から、更なる有効活用が望まれます。
③については公共施設利用者の利便性・動線、また、跡地利用を考えた配置計画が必要となります。
町有財産の土地利用については、現在も市街地や農村部にある建物の老朽化に伴い用途廃止・解体す
る土地建物の処分を進めており、今後も適切な執行に努める必要があります。
これらの課題は個別に解決策を検討するのではなく、全体を見据えながら検討していくことがますま
す重要となります。
2 施策の方針
市街地の空地や未利用地を減らし、町有地の空地・未利用地について有効活用をすすめます。
対象
意図
結果
①広義:町全域のうち都市計画区域
②狭義:町有地(公共用地)
①市街化区域内の空地や未利用地を減らし、人口動態に適切に対応した土地利用を図る
②町有地の空地・未利用地を解消し、有効活用を図る
計画的な土地利用による自然と調和した快適なまち
3 施策の主な内容
(1)適正かつ効果的な公共施設の配置
利用者の利便性、地域間のバランス、町全体のゾーニング、中心市街地の活性化、既存施設の改修
及び更新等を勘案しながら、公共施設等の配置を行うとともに、公共施設配置計画を策定します。
また、大規模な町有地の活用については、土地利用計画、公共施設配置計画に準じて整備を進めま
す。
(2)公共未利用地の活用計画の進行管理
未利用地売却などによる財源確保、管理経費削減、有効活用の観点から、公共未利用地の活用を計
画的に推進します。
86
(3)まちなか居住の推進
まちなか居住の魅力づくりを進めるとともに、中心市街地活性化や生活の利便性などの面からも、
多様な世帯の住むことができるまちなか居住を推進します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
①市街化区域内の住宅棟数
税務課調べ
5,767棟
5,900棟
②「まち並みが整っていて機能的なまち」と思
住民意識調査
51.7%
55.0%
う町民の割合
5
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
公共施設配置計画の 進行管
理
公共未利用地活用計画の 進
行管理
町有財産管理事業
担当課
方向性
企画財政課
H25
実施
総務課
実施
総務課
実施
87
H26
H27
H28
H29
H30
3-2
都市空間の整備と有効な土地利用の推進
3-2-2 快適な住環境の整備
主管課
建設都市整備課
1 現状と課題
本町には平成 27 年 8 月現在、54 カ所、72ha の公園・緑地があり、特に芽室公園は町民の憩いの場と
して様々な用途に広く活用されております。今後は、芽室遺産の一つである花菖蒲園を持つ芽室公園、
広い芝生を持つ芽室南公園、芽室東公園等規模の大きな公園は直接町が管理し、地域の街区公園につい
ては、芽室町公共サービスパートナー制度などを活用し、町民が自主的な活動のもと、地域コミュニテ
ィの推進の場として公園の適切な維持管理に努めることが重要となっています。また、老朽化した公園
施設の再整備をするために公園施設の長寿命化計画を策定し、計画に基づいた維持管理と施設の更新に
ついて、公園利用者の意見等も参考にしながら推進する必要があります。
さらに、
「芽室町地域防災計画」において災害時等避難場所として指定されている公園については、緊
急時に適切な利用ができるよう日常の点検などを行い、防災機能の向上が求められています。
住宅施策では、平成 21 年度に「第2期芽室町住宅マスタープラン」を策定し、少子高齢化に向けた対
応や人口定住を促進する住環境づくり、また、住宅の安全性と快適性を確保するためこれらの課題に向
けた公共及び民間を含めた住宅施策を総合的に進めています。今後は、住環境の改善を進めるためにも、
年々増加する民間の空き家も居住環境の悪化を招く一因として対策を検討することが必要です。また、
住宅地と近接している現車両センターの適所移転及び住宅地としての土地利用を推進する必要があり
ます。
公共賃貸住宅においては、平成 27 年 12 月時点での公営住宅は 17 団地 734 戸であり、
「芽室町公営住
宅等ストック総合活用計画」
、
「芽室町公営住宅等長寿命化計画」に基づき計画的な建て替えと長寿命化
に向けた修繕を進めています。今後は、適切な維持管理を推進する必要があり、高齢者や障がい者など
が快適に住むことができる住宅整備の必要性、公営住宅の環境整備が課題となっています。
2 施策の方針
快適で安全安心な公園などの住環境の整備と適正な公共賃貸住宅の供給をすすめます。
対象
町内の住環境
意図
快適で安全安心な住環境を町民に提供する
結果
町人口の増加と、居住者の快適な暮らし
3 施策の主な内容
(1)公園施設等の維持管理の推進
町民の方々が、憩いの場やコミュニティの活動の場として安全安心に利用していただけるように、
全道的にも有数の規模の花菖蒲園を有する芽室公園をはじめ規模の大きな公園の管理については、
今後も町による直接管理を行います。また、街区公園等地域に密着した公園は、地域の方々が、自
分たちの公園と感じていただけるよう芽室町公共サービスパートナー制度等の中で、公園管理を推
進します。
また、公園施設の長寿命化計画を策定し、計画に基づき、施設の計画的な維持管理と経年劣化した
遊具等の更新を行います。
88
(2)高齢者や障がい者などが安心して暮らせる住環境の形成
高齢者や障がい者などが住みやすい住宅の普及に向けて、公共や民間、関係機関と連携して相談・
指導体制の充実を図るとともに、住宅セーフティネットの構築に取り組み、安心して地域で暮らせ
る住環境の形成を目指します。
(3)居住環境の改善に向けた空き家の対策
空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく特定空家については、居住環境の悪化を招く一因と
なった場合、その対応策を講じ、改善します。
また、持家、民間賃貸住宅等の空き家活用対策として、リフォーム費用の助成等による住宅ストッ
クの利活用を図ります。
(4)公営住宅の整備と適正な維持管理の推進
公営住宅は、
「芽室町公営住宅等ストック総合活用計画」、「芽室町公営住宅等長寿命化計画」に基
づき、計画的な建て替えと長寿命化に向けた修繕を行い、適正な維持管理を進めます。また、整備
の進捗状況等に応じ、計画の見直しを行います。
(5)定住促進のための住環境づくり
市街地における人口バランスの均衡と定住人口の増加を図るため、町が指定する区域に子育て世
帯が住宅を新築等した場合に奨励金を交付します。
また、住宅地の空洞化抑制と空き家の有効活用のため、空地・空き家バンクにより、宅地や中古
住宅の購入希望者へ情報を提供します。
4
施策の成果指標
成果指標
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
①芽室町の公園に満足している町民の割合
住民意識調査
74.0%
75.0%
②居住環境に満足している町民の割合
住民生活課調べ
78.4%
80.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
芽室町公園施設長寿命化計
建設都市
画の推進
芽室町公営住宅等ストック
総合活用計画の推進
芽室町公営住宅等長寿命化
計画の推進
方向性
H25
整備課
H26
H27
策定
実施
建設都市
整備課
実施
住民生活課
実施
89
終了
H28
H29
H30
3-2
都市空間の整備と有効な土地利用の推進
3-2-3 道路交通環境の整備
主管課
建設都市整備課
1
現状と課題
本町の産業活動の骨格となる幹線道路は、道東圏と道央圏を結ぶ北海道横断自動車道、とかち帯広
空港へのアクセスや十勝港への農業生産物輸送に大きな役割を果たす帯広・広尾自動車道、市街地の
北部を東西に横断する国道 38 号線と主要道道4路線、一般道道6路線から構成されています。
北海道横断自動車道は、平成 23 年度に夕張インターチェンジと占冠インターチェンジが開通し、
道央圏と本町とのアクセス時間が大幅に短縮され、産業活動や観光交流など広域的な高速ネットワ
ーク道路として利用されています。今後は、芽室インターチェンジ乗降者の利便性の向上を目指し、
接続する道道東瓜幕芽室線の機能強化が必要となります。
また、帯広・広尾自動車道については、順次、供用開始区間が延伸しておりますが、円滑な広域交
通ネットワークの形成を進めるため、今後、広尾までの整備促進が期待されるところです。
整備中である道道芽室東四条帯広線については、国道 38 号線を補完する生活拠点ネットワーク道
路として多くの町民に利用されていることから、全区間四車線化に向け、整備促進が期待されます。
町道における課題として、築造後長期間を経過し老朽化した橋梁の改築、交通安全施設や緑化、省
エネ街灯などの環境対策、公共サイン等案内標識の整備、高齢者や身体に障がいを有する方などに配
慮した歩道の整備など、誰もが安心して快適に利用できる道路交通環境整備の必要があります。
更に、冬期間における除排雪対策を含め、車道・歩道の適切な維持管理を行うため、道路パトロー
ルなどにより道路状況の把握が必要であり、その拠点となる車両センターの老朽化による移転改築
が課題となっています。
公共交通機関では、JR根室線、路線バス、都市間高速バス、スクールバスが公共交通を担ってお
り、平成 23 年度からは、高齢化社会における地域内での移動手段として、町民の交通利便性を確保
するため、コミニティバスの運行が始まっています。
2 施策の方針
道路交通、公共交通における移動の快適性、利便性の向上をすすめます。
対象
意図
結果
町民
交通アクセスを強化する
目的地までの快適な移動、利便性の向上をすすめる
安全で快適な生活を送ることができる
3 施策の主な内容
(1)幹線道路網の整備促進
都市圏や物流拠点とのアクセス向上に向けて、高速道路の利便性を更に高めるために接続道路
の整備促進と、高規格道路による物流の円滑化を目指した早期完成や工事の安全対策等を国や
道などに対し働きかけます。
(2)道路網計画の策定
広域道路網との整合を図りながら合理的な交通網を確立するために策定した「芽室町道路マス
タープラン」の将来道路交通網の整備プランを推進し、計画的な道路整備を進めます。
90
(3)道路施設等環境の整備
道路パトロール等の実施により町民の皆さんが安心して快適に利用できるよう道路等施設の
適正な維持管理に努めます。また、経年劣化した橋梁の長寿命化を進めるため、整備計画に基
づいた改修を促進するとともに、老朽化した車両センターの移転改築に向けた検討を行います。
案内標識や交通安全施設の充実、バリアフリー化、街灯の省エネ化を進め、高齢者や身体に障
がいを有する方、子供たちに優しい道路・歩道の整備を行います。
除排雪対策では、冬期間の安全安心な道路・歩道を確保するため、早期除雪に対応する除雪機
械の充実を図るとともに、効率的な作業体制の構築や情報発信に努めます。
(4)公共交通機関の確保
民間で運営する公共交通機関に対しては、今後も運行の継続と利便性の向上、安全の確保を要
望していきます。
町民の交通利便性を確保し、高齢化社会における地域内の移動手段としてコミニティバスの運
行を推進していきます。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①バスや JR など公共交通機関の利用に満足
している町民の割合
②冬期間の移動(徒歩、車、公共交通機関等)
は、安全安心と感じる町民の割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
42.4%
50.0%
住民意識調査
58.1%
60.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
案内標識(公共サイン)整備
建設都市
事業
町道・歩道・駐車場等維持管
理事業(橋梁長寿命化改修含
む)
町道・歩道・駐車場等除排雪
事業
地域公共交通確保対策事業
方向性
H25
整備課
建設都市
実施
整備課
建設都市
整備課
実施
企画財政課
実施
91
H26
H27
H28
計画
実施
実施
H29
H30
3-3
自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
3-3-1 景観の保全とクリーンエネルギーの推進
主管課
住民生活課
1
現状と課題
本町には、日高山脈の山並みを背景に水辺の自然を残した河川、碁盤の目に区画割りされた農地とそ
れを取り巻く耕地防風林などが残され、美しい自然・農村景観に恵まれています。
近年、国は「景観法」を制定し、北海道では「北海道景観計画」を策定し、良好な景観形成に向けた
取組を進めています。
本町では、
「芽室町緑の基本計画」に基づき、緑地保全や緑化推進などに取り組むとともに、
「クリー
ンめむろ大作戦(クリーンめむろ環境基本計画)」による美しい景観づくりに向けた活動を推進してき
ました。
今後は、本町の豊かな田園風景の保全や活用など地域特性に応じた景観について検討する必要があり
ます。また、景観の一つとして重要な「公共サイン」は、町民や来町者にとって、わかりやすさが求め
られるため、本町らしいデザインによる公共サイン整備を進める必要があります。
環境問題は、大気汚染や騒音・振動、水質汚濁など地域的な公害から、地球温暖化や化石燃料の枯渇
など地球環境問題にまで広がり、私たちが地球規模で解決していかなければならない問題となっていま
す。
本町においても地球環境への負荷を低減し、本町の自然や風土を次世代に守り伝えていくために、平
成 20 年度に「芽室町地域新エネルギービジョン」
、平成 21 年度に「芽室町地域新エネルギー重点ビジ
ョン」を策定し、本町の特性にあった再生可能エネルギーや省エネルギーの導入など、クリーンエネル
ギーを推進しています。
今後は、地域特性を活かし、太陽光発電システムやバイオマスエネルギー等の導入によりエネルギー
の地産地消を図るなど、クリーンエネルギーを推進する必要があります。
2 施策の方針
本町の豊かで美しい自然環境の保全と循環型社会に向けたエネルギーの有効利用をすすめます。
対象
町民・町内の自然環境
意図
環境への負荷を低減し、自然環境と景観を保全する
結果
町民が住みやすい快適な生活環境を保全する
3 施策の主な内容
(1)緑化事業の推進
フラワータウン事業の取組支援などにより、市街地及び農村集落の景観整備に向けた緑化と花いっ
ぱい運動を推進します。
(2)景観の保全
雄大な日高山脈を背景にした身近な森林の保全、広大な畑と耕地防風林からなる農村景観の保全を
促進するとともに、十勝川・美生川・芽室川・ピウカ川など水と緑と美しい河川景観の保全に努め
ます。
92
(3)自然景観の保全
「クリーンめむろ大作戦(クリーンめむろ環境基本計画)」を推進し、美しい景観の維持と自然環
境の保全に努めます。
学校教育や社会教育などでの環境に関する教育の充実を図るとともに、住民、企業、行政が一体と
なった自然を守る意識づくりを目指します。
(4)公共サインの整備
「芽室町公共サイン整備構想」に基づき整備計画を策定し、本町らしいデザインによる公共サイン
などの整備を進めます。
(5)公共施設等へのクリーンエネルギーの導入
「芽室町地域新エネルギー重点ビジョン」に基づき、太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギ
ーの利用を促進するとともに街路灯や建築物などの省エネルギー化を進めるなど、公共施設等への
導入を推進します。
(6)町民へのクリーンエネルギーの普及・啓発
地球温暖化対策推進などを目的に、再生可能エネルギーや省エネルギーの普及・啓発を図るととも
に住宅用太陽光発電システムなどの設備導入を促進していきます。また、町民、事業者、行政が連
携協力して多様なクリーンエネルギーの活用を図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①芽室町の景観に満足している町民の割合
②芽室町の自然環境(空気・水・土壌など)に
満足している町民の割合
③芽室町内の太陽光発電の容量
5
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
78.0%
80.0%
住民意識調査
79.2%
80.0%
899kW
3,000kW
企画財政課調べ
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
H26
クリーンエネルギー推進事業
・再生可能エネルギーの普及
企画財政課
実施
促進
公共サイン整備計画の推進
クリーンめむろ大作戦(環境基
本計画)の推進
環境教育・自然を守る意識の醸
成
建設都市
整備課
策定
住民生活課
実施
住民生活課
実施
93
実施
H27
H28
H29
H30
3-3
自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
3-3-2 廃棄物の抑制と適正な処理
主管課
住民生活課
1 現状と課題
大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済社会構造により、資源の枯渇化やごみ処理に伴う環境負荷の
増大など様々な問題が発生しています。
国は、平成 12 年度に「循環型社会形成推進基本法」をはじめ、
「家電リサイクル法」、
「食品リサイク
ル法」などの法整備を行い、限りある資源の循環・再利用や環境への負荷低減など、循環型社会の形成
を目指し様々な施策を推進しています。
本町においては、「芽室町ごみ処理基本計画」、「クリーンめむろ大作戦(クリーンめむろ環境基本計
画)
」に基づき、ごみの減量化に向けた取組を推進してきました。平成 15 年度からごみの有料化と資源
ごみの分別回収を開始し、また、町内会などによる資源物集団回収や生ごみの堆肥化を推進しながら資
源化・減量化に向けた取組を行っています。
今後も、ごみの発生・排出抑制、再使用・再利用などリサイクルの推進、生ごみの減量対策などに努
めるとともに、ごみの減量への意識啓発や指導を継続し、町民・事業者・行政がそれぞれの役割を担い
ながら、ごみの減量化、資源化、適正処理による資源循環型社会の実現に向けて取り組んでいく必要が
あります。
また、
「クリーン農業」を推進している本町農業にとって、環境問題への関心の高まりや豊かな農村
環境を保全する観点等から、農業用廃プラスチックの排出量の抑制やリサイクルに取り組んでいます
が、今後も適正処理を基本として一層推進するよう求められています。
2
施策の方針
町民、事業者、行政が一体となり、それぞれの役割と責任を果たし、ごみの減量化や資源化、廃棄物
の適正処理に取り組み、循環型社会の構築を推進します。
対象
町民・商工業者・農業者・廃棄物の量
意図
家庭系・事業系ごみの排出量の減少とリサイクルによる資源の有効活用をすすめる
結果
リサイクルなどの資源化による循環型社会を築き、環境と調和した産業の健全な発展につなげる
3 施策の主な内容
(1)ごみ減量化の推進
家庭におけるごみ減量意識の高揚や企業における容器・包装の簡素化を推進します。また、生ごみ
の自家処理及び利活用の促進と減量対策のPRに努めるとともに堆肥化等に向けた研究を進めま
す。
(2)リサイクルの推進
不用品の交換や修理など、町民・事業者等が行う製品の再使用に関する意識啓発と自主的なリサイ
クル活動を促進します。
資源物の集団回収への助成制度を継続し、資源リサイクルへの取組を支援します。
(3)ごみの分別・排出方法の指導・啓発
正しいごみの分別・排出方法のルールやマナーの啓発、指導に努め、ごみ散乱防止条例等の周知等
により、地域におけるごみの適正排出を推進します。
94
(4)不法投棄等の防止
不法投棄等の未然防止・拡大防止対策に向けて、関係機関との連携及び監視強化を図るとともに、
啓発活動を推進します。
(5)農業系廃棄物の適正処理
農業用使用済プラスチック農業生産資材廃棄物の適正処理を進めます。また、農業残渣のエネルギ
ー化の取り組みを進め、資源の地域内循環を目指します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①町民1人1日あたりのごみの排出量
目標値(H30)
564.53g/日
496.47g/日
33.3%
35.7%
町ごみ処理基本計
画
町ごみ処理基本計
②リサイクル率
5
現状値(H23)
画
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
1 人 1 日当たりのごみ排出量
の減量化の推進
ごみの資源化及び適正排出
の啓発・指導
担当課
方向性
住民生活課
H25
実施
住民生活課
実施
95
H26
H27
H28
H29
H30
3-3
自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
3-3-3 上下水道の整備
主管課
水道課
1
現状と課題
本町では上下水道の整備、簡易水道の整備、農業集落排水の整備、個別排水施設(合併浄化槽)
の整備等様々な生活環境に係わる施策の取組を行ってきています。
上水道は、平成 27 年3月現在、従来からの自己水源と十勝中部広域水道企業団からの供給によ
り、給水戸数 6,808 戸、給水人口 15,419 人に対して安全で安心な水道水の安定的な供給に努めて
います。また、3簡易水道(上美生・美生・河北)は給水戸数 473 戸、給水人口 1,861 人であり、
芽室町全体では給水戸数 7,281 戸、給水人口 17,280 人(普及率 85.2%)となっています。今後も
適正な管理運営に努めるとともに、平成 23 年度策定の「芽室町水道事業水資源対策基本計画」に
より、未普及地域の解消対策と、老朽水道管や配水施設等の再整備を計画的に取り進めることが必
要です。
下水道は、平成 27 年3月現在で整備面積 735.9ha(整備率約 92.8%)
、水洗化人口は 14,719 人
(水洗化率 99.7%)となっています。農業集落排水事業、個別排水処理事業による合併処理浄化槽
の整備も進められており、今後は、それぞれの施設の適正な管理運営などを計画的に取り進めるこ
とが必要です。
また、個人設置個別合併浄化槽の届け出の実施を進めるとともに、適切な管理に向けた啓発の取
り組みも必要です。
2 施策の方針
上下水道等の整備により、ライフラインを確保し、快適な生活環境の維持に努めます。
対象
上下水道等施設
意図
施設を維持し、未普及地への拡大をすすめる
結果
安全安心な水が利用できる
3 施策の主な内容
(1)し尿処理の適切な維持体制の推進
し尿の円滑な収集・運搬の維持体制を図りながら適切な処理に努めるとともに、公共下水道・農業
集落排水施設・個別合併処理浄化槽の維持に努めていきます。
また、個人設置個別合併処理浄化槽の適切な届け出並びに管理についての啓発を図ります。
(2)安全安心な水道水の供給
安全安心な水道水を安定的に供給するため、需用の増大への対応、未普及区域の解消、老朽水道管
布設換及び配水施設等の再整備を推進するとともに、施設等の適切な維持管理と上水道・簡易水道
事業の健全運営に努めます。
上水道施設については、老朽管の計画的な更新と、美生川東部の未普及地域の解消を目指し、土地
改良事業において計画的な整備を進めます。
簡易水道施設については、施設老朽化改善を「芽室町水資源対策基本計画」により進めるほか、河
北地区の濁り水対策・老朽施設更新に向け、営農用水事業を活用した浄水場の整備を進めます。
96
(3)安全安心な井戸水の利用
井戸水の水質検査実施に向けた啓発とともに、水道未普及区域における深井戸掘削補助事業・浄水
器設置補助事業を推進します。
(4)下水道施設等の整備と維持管理の推進
適切な管理により施設等の機能維持に努め、老朽化施設等については計画的に再整備を推進すると
ともに、農村地域における住民要望に対応するなど、より多くの町民が水洗トイレ等による良好な
生活環境が確保できるよう努めます。また、河川の汚染防止、降雨等による浸水被害防止等を図る
ために、十勝川流域下水道事業等により施設等整備を計画的に推進します。
下水道施設の点検調査・施設の耐震化診断等を実施しながら、施設の長寿命化を図ります。
個別合併処理浄化槽は、農村部の下水道施設として維持管理及び更新に関する計画を作成し、順次
整備を進めます。
4
施策の成果指標
成果指標
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
①水洗化率(下水道・集落排水・合併浄化槽) 決算統計
95.3%
95.6%
②水道普及率(上水道・簡易水道)
決算統計
85.5%
90.9%
③水道未普及区域(区域内整備戸数)
決算統計
85戸
51戸
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
し尿処理の適切な維持体制の推進
・収集業務の適切な委託管理体制の堅持
担当課
住民生活課
方向性
H25
実施
水道未普及区域の解消等
・水道未普及解消に向けた事業の実施
とその他地域の解消方策の検討
水道課
実施
検討
・深井戸掘削・浄水器設置補助
水道・下水道施設等の適切な維持管理
・再整備必要施設等の点検
実施
水道課
・有収率向上に向けた対策の検討
検討
97
H26
H27
H28
H29
H30
基本目標4
個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
まちづくりの基本目標
個性的で心豊かな人と文化
を育むまちづくり
政策
豊かな心を育む人づく
りの推進
交流を通じた魅力ある
地域文化の形成
施策
学校教育の充実
4-1-1
生涯学習の推進
4-1-2
青少年の健全育成
4-1-3
地域文化の振興
4-2-1
スポーツしやすい環境づくり
4-2-2
国際・地域間交流の推進 4-2-3
基本目標4
4-1
個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
豊かな心を育む人づくりの推進
主管課
4-1-1 学校教育の充実
学校教育課
1
現状と課題
平成 27 年5月現在、町内には、小学校4校(児童数 1,254 人)
、中学校3校(生徒数 650 人)が設置
され、また、高等学校は公立・私立合わせて2校(全生徒数 942 人:うち町内生徒数 123 人)が設置さ
れています。
現在小・中学校においては、①基本的な知識・技能、②これらを活用して課題を解決するための思考
力・判断力・表現力、③主体的に学習に取り組む態度を重要な要素とした「確かな学力」、
「豊かな心」
、
「健やかな体」の調和のとれた育成を具現化した新学習指導要領が、平成 23 年度は小学校で、平成 24
年度からは中学校で全面実施となりました。これら「生きる力」は、いかに社会が変化しようとも必要
な能力であり、生涯にわたる学習の基礎となり、あらゆる人々に共通して求められています。このため、
子どもたちの基本的生活習慣や学習習慣の形成、教育の機会均等、特別支援教育など個に応じた指導の
一層の充実など、家庭・学校・地域との連携・協力を踏まえつつ各種方策を通じて、
「生きる力」を確実
に習得できるようにすることが必要です。
また、地震などの自然災害や事故等の危険から子どもたちの安全安心を確保するとともに、地域の応
急避難場所としての役割を果たしていくため、学校施設等の老朽化対策、防災機能強化などの安全確保
の取組が必要です。同時に、学校の情報化や図書・教材の整備、エコスクール化など、安全安心で質の
高い教育環境の充実に向けた取組が求められています。
2 施策の方針
信頼される学校づくりを推進し、新しい時代を自ら切り拓くことができる心身豊かな人づくりを目指
します。
対象
児童生徒
意図
確かな学力、豊かな心と健やかな体を育み、
「生きる力」を身に付ける
結果
児童生徒が社会に出たときに自立できる
3 施策の主な内容
(1)確かな学力の育成
・新学習指導要領の着実な実施とともに、基幹産業である農業や町の歴史や文化など郷土に根ざした
特色ある教育活動を推進します。
・少人数学級の推進や習熟の程度に応じた指導などの工夫によるきめ細やかで質の高い学びの実現を
目指します。また、学力学習調査の実施や学校評価の推進など教育に関する検証改善サイクルの確
立に努めます。
(2)規範意識や思いやりの心など豊かな心の育成
・
「あいさつ」
「親切」
「美化」の「3つの心運動」は家庭・学校・地域との連携を図り、道徳教育や人
権教育、情報モラル教育の推進とともに、体験活動や文化芸術体験の充実に努めます。
・いじめや不登校などの悩みを持つ児童生徒や保護者、指導に当たる教員に対して、スクールライフ
アドバイザーや適応指導教室指導員を活用した助言・相談等の教育相談活動事業の充実を図ります。
100
(3)健やかな体の育成、学校安全の充実
・地産地消の促進など学校給食の充実を図るとともに、栄養教諭を中心に家庭・学校・地域の連携に
よる「早寝・早起き・朝ごはん」運動など基本的生活習慣の確立や食育の推進を積極的に展開しま
す。
・全国・全道大会出場助成やスポーツ機会の充実による体力向上方策の推進を図ります。
・災害の予防等の知識向上及び地震時などにおける避難等の実践活動の習得など防災教育の推進に努
めます。
(4)特別なニーズに対応した教育の推進
・特別な支援や配慮を必要とする児童生徒が増えてきていることから、より一層きめ細やかな対応に
資するため、教育活動指導助手及び学校支援員の増員を図り、特別支援教育の充実に努めます。
・発達支援システムとの連携については、幼稚園・保育所と小学校の間での児童個々の就学指導に有
効な情報提供・意見交換を目的としたカンファレンスの実施や就学後のつまずきを早期に発見し、
つまずきに応じた支援を早期に開始することを目指した小学校における読み書き支援スクリーニ
ングを実施します。また、教育活動指導助手や学校支援員を学校に配置し、児童生徒に対する支援
を行います。
(5)小中学校配置計画の推進
・保護者の多様なニーズへの対応や、教育の質的向上を図るため、小中学校配置計画を推進します。
また、特定地域における学校選択を認める特定地域選択制の実施や上美生小・中学校での山村留学
制度を継続して推進します。
(6)安全安心で質の高い教育環境の整備
・地震等の自然災害などから子どもたちの安全安心を確保するとともに、地域の応急避難場所として
の役割を果たしていくため、計画的に学校施設の老朽化対策や防災機能強化を進めます。また、太
陽光発電パネルの設置やエコスクール化を推進します。
・学校図書館の充実や教育用コンピューター・周辺機器の更新などの学校のICT環境整備に努める
とともに、時代に応じた教材備品等の整備を図ります。
・遠距離児童生徒の通学手段であるスクールバスの安定的な運行体制の確立に努めます。
・安全で美味しい学校給食の提供のため、調理体制の充実と給食センターの施設設備の計画的な更新
整備に努めます。
・児童生徒の教育に直接携わる教員は、子どもたちや保護者の信託に応え、責任ある教育活動を展開
しなければならないことから、教育の専門家としての資質・能力の向上を図るための研修・研鑚の
機会の確保に努めます。
・老朽化した教職員住宅の整備など、教職員の福利厚生の充実を図ります。
(7)教育の機会均等等の確保に向けた方策の推進
・就学援助、私立高校授業料補助、大学等奨学金など、教育費用の負担軽減を図るため、各学校段階
に応じた就学支援を推進します。
・子どもたちが地元で学べる環境を維持するとともに、地域社会に貢献できる有能な人材の育成や地
域の活性化に繋がるよう、芽室高校の間口が維持されるよう要望します。
・
「人口減少克服・地方創生」という課題に取り組むため、大学等奨学金を活用(奨学金償還補助、町
奨学金償還免除など)した地元の大学生等が卒業後本町に定住できる方策を研究・検討します。
101
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①「学校生活や授業が楽しい」と思う児童生徒
の割合
②「授業が子どもにとって楽しく分かるよう
に進められている」と思う保護者の割合
③毎日朝食を摂っている児童生徒の割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
学校評価
89.3%
90.0%
学校評価
83.6%
85.0%
88.5%
90.0%
全国学力・学習状
況調査
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
教育活動指導助手及び学校支
援員の増員
学校施設の老朽化対策、防災機
能強化、エコスクール化の推進
学校図書館の充実や学校コン
ピューターの更新等の整備
担当課
方向性
学校教育課
H25
H27
実施
学校教育課
実施
学校教育課
実施
安全安心で美味しい学校給食
提供のための設備更新及び体
H26
学校教育課
実施
制の充実
102
H28
H29
H30
103
4-1
豊かな心を育む人づくりの推進
4-1-2 生涯学習の推進
主管課
社会教育課
1
現状と課題
本町は、町民が充実した生涯を過ごすために、自ら進んで学習に取り組むこと、人と人のふれあい、
町全体が活力に満ちていくことを目指しています。そのためには、町民一人ひとりの学習意欲が重要と
なるため、
「いつでも」
「どこでも」
「だれでも」自由に学ぶことができる環境整備、学びの機会づくりに
努めてきました。
今後も、明るく豊かな家庭やうるおいと活力ある地域社会を創造するため、たくましく生きる人間を
育てるために、自分たちの住む地域を自分たちの力で守りよりよくする意欲や、地域の連携を大切にし、
互いに支え合えるコミュニティづくり、あいさつ・親切・美化の心を育てる「3つの心の運動」を主軸
に、町をあげた生涯学習の推進体制を推進する必要があります。
公民館、図書館などの生涯学習施設は、利用者ニーズに応じた催事・講座などを町民と共に創り、情
報の共有を図り、共に考えることができる、町民にとって必要不可欠な生涯学習の場としなければなり
ません。
また、各年代層別の学びの機会づくりだけでなく、各年代層を結びつける機会を設けることで、生涯
学習を社会活動に繋げる必要があります。
さらに、新たな人材を発掘し、
「芽室町地域指導者登録制度」の充実を図り、地域で活躍できる場の確
保が必要です。
家庭は子どもにとって初めての集団社会であり、生涯にわたる人間形成の培われる重要な場です。
その重要性から町内小学校区には、それぞれ家庭教育学級が存在し、また、教育委員会主催での家庭
教育講座など実施していますが、活動する顔ぶれが固定している現状があります。
2 施策の方針
生涯学習の機会や場の提供により、学習意欲に対応した生涯学習環境の充実を図ります。
対象
町民
意図
生涯に渡って学習できる環境の整備を行う
結果
町民一人ひとりが自己の充実を図り、心豊かに暮らすことができるまちづくり
3 施策の主な内容
(1)生涯学習支援体制の充実
町民が自発的意志に基づき、生涯にわたって行う学習のために、様々な生涯学習情報を入手し提供
していく仕組みづくりに努めます。また、人材の有効活用を促進するため、様々な特技を持った町
民の方々を発掘し、指導者として育成します。
また、町民の地域デビューへのきっかけづくりの学習の場と地域で活躍できる場づくりに努めます。
(2)高齢者の学習機会の創出と社会教育事業との連携
高齢者の生きがい、学習機会の提供として「めむろ柏樹学園」を開催し、健康づくりと生涯スポー
ツ振興事業との連携や、子どもたちや地域社会との連携、交流事業などを取り入れ、カリキュラム
の充実体制を図ります。
(3)3つの心の運動(あいさつ、親切、美化)と「早寝、早起き、朝ごはん」の推進
心豊かで、たくましく生きる人間を育てるため、3つの心の運動を継続するとともに、
「早寝・早起
き・朝ごはん」の推進により、規則正しい生活習慣の定着を図ります。
104
(4)学校教育と社会教育の融合の推進
家庭・学校・地域の3者連携で、役割を共有し、補完し合い、子どもたちの健やかな体や豊かな心
の成長、社会的な自立の支援を目指します。家庭や地域においては、子どもたちの安全を守り、安
心して生活できる環境づくりを目指します。
(5)家庭教育の推進
子どもの豊かな情操と基本的な生活習慣は、家庭において育まれます。家庭教育に関する講座の開
催や親子で参加する地域活動の推進など、家庭における教育を側面的に支援する取組を図ります。
(6)生涯学習関連施設の有効活用の促進
町民が自ら学ぶ機会の創出に対応できるよう、公民館、図書館、集団研修施設、ふるさと歴史館な
どの社会教育施設や、総合体育館、健康プラザ、温水プールなどの社会体育施設の有効利用を図り
ます。
(7)図書館機能の充実
図書館は、生涯学習の拠点であり、その役割は非常に重要です。学習支援をはじめ、利用者にとっ
て使いやすい施設となるよう努めます。また、
「十勝めむろ」
「まちづくり」情報コーナーをはじめ
各種広報活動を充実させ、情報集積機能から情報発信機能へと軸足を移し、利用者や町民との情報
の共有化を図ります。
乳幼児期や児童生徒の読書習慣の導入に効果的なブックスタートや朝読書、すくすくよむよむ(乳
幼児の読書相談)
、はじめのいっぽ(絵本のセット貸出)
、団体貸出などの事業を行い、子どもの読
書活動の推進を図ります。
(8)社会教育団体の支援
PTA・社会教育協会をはじめ社会教育団体の活動推進、支援を行い、地域のコミュニティづくり、
絆づくりを図ります。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①図書館資料年間貸出数
目標値(H30)
184,137 冊
190,000 冊
住民意識調査
55.9%
60.0%
住民意識調査
35.7%
40.0%
図書館調べ
②1 年間に、生涯学習(学習経験)を行った町
民の割合
③生涯学習の機会が充実していると思う町民
の割合
5
現状値(H23)
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
学習ニーズを的確に捉えた
講座・教室の学習機会の提供
教育機能を有する施設の有
効的活用
ブックスタートを核とした
子どもの読書活動の推進
担当課
方向性
社会教育課
H25
実施
社会教育課
実施
社会教育課
実施
105
H26
H27
H28
H29
H30
4-1
豊かな心を育む人づくりの推進
4-1-3 青少年の健全育成
主管課
社会教育課
1現状と課題
近年、青少年を取り巻く環境は、少子化・核家族化の進行、共働き家庭の増加、情報化社会の進行、
生活様式や価値観の多様化など、また、地域社会における地縁的なつながりが希薄化するなど、子ども
たちにとって社会に適応する能力や規範意識を身につけることが困難になってきています。
こうした社会状況の中、全国的に少年非行の多発、不登校やひきこもりの問題、フリーターやニート
と呼ばれる若者の増加、児童虐待など青少年をめぐる問題が深刻化しており、家庭・学校・地域の3者
の連携により、それぞれの役割や責任をお互い把握し、支え合いながら子どもたちの健やかな成長の支
援が必要です。
また、少子化に伴い、地域の子ども会は減少傾向にあり、町全体での取組が重要になっています。
これらを踏まえ本町では、青少年健全育成協議会を通じて各団体の連携を支援し、家庭教育学級の育
成やスポーツ少年団本部及び単位少年団の支援、地域子ども会育成連絡協議会の支援を行っています。
西部十勝野外体験研修事業の実施、北海道ジュニアリーダー研修参加の支援、少年少女国内研修事業
の実施、小学生低学年対象の「わんぱくキャンプ」実施、
「自然観察クラブ活動」の支援、
「少年の主張」
への派遣など、体験を通した学習を推進していますが、本町実施事業を地域社会へどう繋げて行くか、
地域社会にどう関わりを持ってもらうかが課題です。
「めむろ通学合宿」を実施し、集団生活の中で規則正しい生活習慣を身につけ、安全安心の地元食材
を使った朝食、夕食づくりなど、西部十勝野外体験研修事業や「わんぱくキャンプ」同様、食育の推進
とともに青少年の健全育成を図っています。
2 施策の方針
青少年が、社会のルールを身につけることが出来るような体験学習への参加や団体の連携などを促進
し、健全育成をすすめます。
対象
町民
意図
団体行動や社会生活を学び、社会のルールを身につける
結果
自ら判断する力や責任感が身につけられる
3 施策の主な内容
(1)家庭・学校・地域との連携の支援
青少年の健全育成については、次の社会を担う青少年のために、地域の繋がりづくりが重要にな
ります。青少年健全育成協議会が行う「子ども110番の家」の設置や、青少年健全育成町民集会
を通して、家庭・学校・地域が連携し、健やかな成長のための環境づくりに努め、地域全体で青少
年健全育成の気運を高めます。
(2)リーダーや指導者の養成、研修会開催の支援
西部十勝野外活動体験研修・ふるさと学習などの研修会や、リーダー養成のために低学年を対象と
した「わんぱくキャンプ」を開催します。
(3)各種青少年活動や子ども会活動支援
仲間づくりや異年齢交流を図り、団体行動や社会生活を学ぶための、各スポーツ少年団や子ども会
活動など各種関係団体の活動を支援します。
106
(4)海外、道外派遣研修の実施
普段は経験できない、多くのことを肌で体験することにより、見聞を広め、今後の地域活動に生か
してもらうため、海外、道外への子どもたちの派遣を行います。
(5)食育推進
青少年への食育の推進のため、地元の安全安心な食材を使った体験学習などを実施します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①芽室町の小・中学生は基本的な社会ルール
を身につけていると思う町民の割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
40.7%
45.0%
住民意識調査
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
青少年健全育成協議会の活
動推進
社会教育課
・関係機関団体との情報交換
実施
各種体験研修会参加の推進
・研修環境の整備とリーダー
社会教育課
養成
住民参加の地域づくり、まち
づくり
実施
社会教育課
実施
107
H26
H27
H28
H29
H30
4-2
交流を通じた魅力ある地域文化の形成
4-2-1 地域文化の振興
主管課
社会教育課
1
現状と課題
人々の創造性や感性を育み心豊かに暮らすためには、地域文化や芸術は大きな役割を果たしていると
いえます。少子高齢化や高度情報化が進展した社会背景の中で、文化芸術に対するニーズも一段と多様
化を増しています。
芽室町文化協会は本町の文化・芸術振興の中心となり各種事業を展開しています。本町では、町民の
文化活動への参加を促進するため、児童生徒を対象に鑑賞料の一部を助成する文化芸術鑑賞支援事業及
び芸術鑑賞会の実施、町民文化展の開催及び文化協会加盟団体・サークル等の活動支援等、支援体制の
整備と充実に努めてきました。今後も、文化活動等の支援に努める一方、各組織の活動の機会や発表・
交流の場の提供など、多様な文化・芸術の振興を図っていくことが必要です。また、小中学生、高校生、
一般参加の吹奏楽等の発表の場として「フレンドリーコンサート」を開催しています。
今後一層の文化活動の振興を図るために、新たな文化団体やサークルの設立、人材確保、さらに減少
傾向にある町民文化展作品数増加のための新たな仕組みづくりなど、課題も多くあります。
ふるさと歴史館「ねんりん」における収蔵物の保存活動とそれらを活用した体験学習等を実施してい
ます。ふるさと歴史館「ねんりん」は、収蔵物の保存と活用により、郷土「めむろ」の歴史を後世に伝
えるとともに、来館者に対して郷土の歴史を理解する場を提供する施設として平成 11 年度に建設しま
した。また、ふるさと歴史館「ねんりん」をより町民の身近なものとするため、
「ねんりんフェスティバ
ル」を開催し、郷土の歴史体験並びにものづくり体験等を行なっています。このことを含め、本町の先
人たちのこれまでの歩みや努力を知っていただき、郷土意識の醸成を促す意味からも貴重な施設といえ
ます。
また、郷土芸能「メムオロ太鼓」については、その伝承が望まれますが、担い手は年々減少傾向にあ
ることから、後継者の育成が課題となっています。
2 施策の方針
地域における文化活動への参加を促進するとともに、文化財などの活用をすすめます。
対象
意図
結果
町民
文化活動に参加してもらう
文化活動が盛んになる
心が豊かになる
3 施策の主な内容
(1)芸術文化鑑賞機会の提供と文化活動への参加機会の充実
町民に優れた芸術を鑑賞する機会を広く提供する「芸術鑑賞会」や人形劇などの「親子芸術鑑賞会」、
小中学生や高校生、一般の方々が一堂に会する吹奏楽等の発表の場「フレンドリーコンサート」を
開催します。
本町の優れた文化作品や文化振興の成果品を展示する、
「芽室町民文化展」を開催します。
また、青少年が十勝管内で行う、展覧会、音楽会、演劇会など優れた芸術を鑑賞し感性を磨いても
らう「芸術鑑賞支援事業」を実施し、鑑賞の場の拡大に努めます。
108
(2)各種文化団体・サークルを中心とした文化活動の支援
各種文化団体・サークルなどの活動に対し、中央公民館や図書館など社会教育施設を活動の場・発
表の場として提供します。
(3)文化財の保護と教育的活用の促進
・芽室町開町 80 年の際に町民有志により創られた唯一の郷土芸能である「メムオロ太鼓」について
は、指導者の育成や子どもたちへの太鼓教室などによりメムオロ太鼓保存会の活動支援に努めると
ともに、指導・助言体制を確立します。
・芽室町開町 100 年を記念して建設されたふるさと歴史館「ねんりん」は、埋蔵文化財や農業文化な
どの収蔵・展示がされており、昔の生活体験をすることができる貴重な場であることから、その機
能をより一層発揮させ、教育的活動を図ります。
・芽室町の天然記念物である芽室公園の柏の木の保護を行います。
4
施策の成果指標
成果指標
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
①地域文化活動への参加者数
社会教育課調べ
727人
900人
②参加できる文化活動の数
社会教育課調べ
16回
16回
③文化活動がしやすいと感じる町民の割合
住民意識調査
37.7%
40.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
町の貴重な文化財の保護と
活用
担当課
方向性
社会教育課
H25
実施
109
H26
H27
H28
H29
H30
4-2
交流を通じた魅力ある地域文化の形成
4-2-2 スポーツしやすい環境づくり
主管課
社会教育課
1 現状と課題
本町では、町民の健康増進と皆スポーツを目指し、各種スポーツ教室の開催、庁内各課が連携した健
康事業の実施、ゲートボールによる国際交流の推進、体育会の運営と所属する22団体への支援体制の整
備を行い、専門職員による技術的アドバイスを行うなど、スポーツの普及と健康増進を図りながら町民
相互の交流を深めてきました。
また、総合体育館のアスベスト除去や耐震老朽改修、サッカー場の芝整備などを行い、指定管理者制
度の導入による、効率的な管理を推進してきました。今後も、町民ニーズを的確に捉え、多様な要望に
対応するために、施設や備品の計画的な整備に努めていく必要があります。
スポーツ推進委員には、スポーツの実技指導や助言、スポーツ行事や事業の実施に対する協力と連絡
調整を行ってもらうなど、より密接に連携していく必要があります。
“発祥の地”であるゲートボールについては、昭和22年に本町で生まれ、高齢者を中心として親しま
れたスポーツであり、毎年全国大会を開催し、全国から多数のゲートボール愛好者が訪れ熱戦が繰り広
げられるなど、「芽室遺産」の一つとしても認定されています。本町としても、町民の健康を増進し、
年齢を問わず楽しめるスポーツとして普及啓発に努めてきましたが、ゲートボール協会会員数は、年々
減少傾向にあります。ゲートボールは、幅広い層の町民が気軽にできる軽スポーツとして、“町民皆ス
ポーツ”の観点から普及に努める必要があります。
「住民の健康づくり」や「まちの活性化」を図るきっかけづくりとして開催されています、住民総参
加型イベント「チャレンジデー」に平成21年度より、町民皆スポーツを目指して参加しています。
町民個々が生涯にわたり、積み重ねる年齢とともに、生き生きと暮らせるまちづくりの実現を目指し、
スポーツの振興を図る必要があります。
2 施策の方針
町民がいつでも気軽に自由にスポーツできる環境づくりをすすめます。
対象
町民
意図
いつでも気軽に自由にスポーツできるようにする
結果
健康で明るいまちづくりを実現する
3 施策の主な内容
(1)多様なニーズ・適正に応じたスポーツ活動と軽スポーツの普及推進
・スポーツ施設の利用者からのアンケートによりニーズを把握するとともに、年代や目的に応じた
スポーツ教室の開催やスポーツプログラムを整備します。
・町民が体を動かす機会を増やし健康増進のために、気軽に実施できるスポーツ教室を開催しま
す。
(2)体育会・関係団体の連携と支援
・本町では、多数のスポーツ団体が自主的に活動しています。各団体と体育会やスポーツ少年団本部
と連携することで、団体参加を通じて町民が円滑にスポーツに取り組むことができる体制を確立し
ます。
・各種スポーツ指導者の発掘・育成に努めるとともに、相談機能の充実を推進します。
110
(3)
“発祥の地”ゲートボールの普及拡大
ゲートボール発祥の地として、町民にとってゲートボールが身近な競技であると感じられる環境づ
くりに努めます。特に青少年(少年団)、青年・成年層に対するゲートボールの普及活動に力点を
置き、ゲートボール体験の場づくりなど充実に努めます。
(4)施設の適切な整備と維持管理の促進
・施設及びその設備・備品等の現状に応じ、施設の大規模改修など適切な施設整備を実施するととも
に既存の施設の有効活用を推進します。また、施設利用者が安全に楽しくスポーツができるように、
日常の適切な維持管理に努めます。
・温水プールについては施設の老朽化などが課題となっていることから、再整備について検討を進め
ます。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①スポーツしやすい環境であると思う
町民の割合
②スポーツ指導員数
芽室町内の体育施設利用者数
③高校生以下のゲートボール競技人口
5
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
63.3%
70.0%
指導員数
113人
利用実績
174,075 人/年
社会教育課調べ
126人
9人
(競技人口)
198,000 人/
年
20人
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
年代・目的に応じたスポーツ教
室及び軽スポーツ教室の開催
担当課
方向性
社会教育課
H25
実施
ゲートボールの普及拡大
・青少年、青年・成年層のゲー
社会教育課
実施
トボール体験の場づくり
111
H26
H27
H28
H29
H30
4-2
交流を通じた魅力ある地域文化の形成
4-2-3 国際・地域間交流の推進
主管課
企画財政課
1現状と課題
本町とアメリカ合衆国カリフォルニア州トレーシー市は、基幹産業が農業であり、特に豆類の生産地
であるという共通点から、平成元年8月に国際姉妹都市提携を締結し、中学生のホームステイを中心と
した派遣・受入交流などが行われ、平成 27 年5月には町民有志により芽室町・トレーシー市交流協会
が設立されました。
また、地域間交流については、昭和 62 年7月に、十勝管内の「海のまち」広尾町との交流を目的とし
た「うみとやまのふれあい宣言」による友好提携を締結し、平成 18 年5月には、芽室町開拓時に岐阜県
より多くの人々が本町に移住してきた経緯があることから、岐阜県揖斐川町と友好提携を締結しました。
また、両町とは、災害時等の相互応援に関する協定書を締結しています。
このほか、平成 10 年度には、農村都市交流施設「ふるさと交流センター(やまなみ)
」がオープンし、
農業研修生や、山村留学の児童・生徒の受け入れを積極的に行っています。
また、本町がゲートボール発祥の地であることから、平成3年度からブラジルゲートボール連合と、
ゲートボールを通した交流が行われており、平成 24 年6月には親善交流協定を締結しました。
今後は、これらの取り組みを多くの町民に知っていただくために、積極的な周知に努めていくことが
大切です。そして、今後も交流を継続しながら、行政と民間がそれぞれの立場で、交流を通じた連携を
行い、まちづくりを進めていく必要があります。
2 施策の方針
友好都市との交流を通して得られる情報をまちづくりに活かします。
対象
意図
結果
町民・交流都市の住民
友好都市との交流に参加し、情報を得ることによって、他地域の歴史・文化、まちづくりの手法
などを学ぶことができる
交流を通じた情報の連携によるまちづくりをすすめる
3 施策の主な内容
(1)国際交流活動の推進
・グローバル社会の中で、国際交流を通じて異文化に触れることにより、相互理解のもと地域課題を
国際的視野から考えるなど人材育成を目的として、トレーシー市との中学生のホームステイを中心
とした相互交流事業を継続します。
・ゲートボールを通じたブラジルゲートボール連合との相互交流を継続するとともに、交流事業の拡
大などを検討します。
・国際交流活動に関する体験談や情報を広く町民に周知し、交流認知度を高めます。
・国際交流を進めるうえで民間部門からの幅広い参加が望まれることから、芽室町・トレーシー市交
流協会をはじめとした、町内の民間団体等による国際交流活動に対し、側面的支援を継続します。
(2)地域間交流の促進
・広尾町と本町の地域特性を活かした民間交流を基本として人的交流から発展させた経済交流活動を
促進します。
112
・本町開拓の歴史を踏まえ、揖斐川町との小学生の相互交流を中心とした町民や団体などによる揖斐
川町との交流活動を促進します。
・広尾町・揖斐川町との災害時相互応援協定を基に平時・有事を問わず災害時の対策に備えます。
・地域間交流に関する情報を広く町民に周知し、交流認知度を高めます。
(3)都市と農村の交流推進
・ふるさと交流センター「やまなみ」において、児童・生徒の山村留学や農業研修生を受け入れ、都
市と農村の交流及び都市住民に対する農業、農村理解を促進します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①他都市(トレーシー・広尾・揖斐川)との
友好・交流提携の事実を知っている町民の割合
②行政が行っている交流事業・行事の数
5
現状値(H23)
目標値(H30)
トレーシー 61.4%
トレーシー 65%
広尾 44.1%
広尾 50%
揖斐川 46.9%
揖斐川 50%
16 回/年
16 回/年
住民意識調査
企画財政課調べ
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
トレーシー市との中学生の
相互交流
揖斐川町・広尾町との友好交
流の推進
担当課
方向性
社会教育課
H25
実施
企画財政課
実施
113
H26
H27
H28
H29
H30
基本目標5
町民が主役となった自治に基づくまちづくり
まちづくりの基本目標
町民が主役となった自治に
基づくまちづくり
政策
町民が主役となった地域
づくり
安定した行財政運営と行
政サービスの推進
施策
徹底した情報公開と説明 5-1-1
町民参加の促進
5-1-2
地域活動の推進
5-1-3
効果的・効率的な行政運営 5-2-1
健全な財政運営
5-2-2
親切・便利な行政サービスの推進
5-2-3
基本目標5
5-1
町民が主役となった自治に基づくまちづくり
町民が主役となった地域づくり
主管課
5-1-1 徹底した情報公開と説明
企画財政課
1 現状と課題
町民が主役となったまちづくりを進めるためには、町民と町が情報を共有し、町政に対する理解と信
頼を深めることが必要です。このため、行政活動の十分な周知、町民の意見・意向の的確な収集・把握、
それらを町政に反映させる仕組みづくりが求められます。
本町では、
「芽室町情報公開条例」及び「芽室町個人情報保護条例」に基づき行政文書の開示を行うと
ともに、文書ファイリングシステムを導入し行政文書の保管ルールを定め、迅速な公開と職員の情報共
有化を進めています。今後も、文書の適正管理と行政情報の提供・公開をより一層進める必要がありま
す。
また、町民にわかりやすく情報を提供するため、町総合情報誌「すまいる」や町ホームページ、SN
S活用による行政情報の周知のほか、各種説明会の開催や町内の公共施設等に設置している「すまいる
ボード」により行政情報の掲示を実施しています。
町民が町長と直接対話をする「そよ風トーク」は、各地域をまわる「巡回型」のほかに、個別のテー
マを設けて実施する「テーマ別」を平成 22 年度から開催し、多くの町民の意見を聞く機会を設けてい
ます。
今後、さらに公正で開かれた町政を進めるためには、町の仕事の企画立案、実施や評価などのそれぞ
れの段階で、町民に的確な情報をわかりやすく説明するよう努めていかなければなりません。
また、携帯電話やインターネットを活用した情報伝達の充実など、町民の皆さんの多様な意向に対応
する情報提供を総合的に行っていくことが必要であり、平成 25 年度にインターネット高速通信が利用
できない農村地域のブロードバンドを整備しました。
2 施策の方針
町民と行政の情報の共有化を図るため、情報公開や説明を徹底します。
対象
町民
意図
町民と行政との情報の共有化を図る
結果
的確な情報伝達による生活利便性の向上と、まちづくりへの住民理解を図る
3 施策の主な内容
(1)迅速な行政情報の公開
「芽室町情報公開条例」や「芽室町個人情報保護条例」に基づいた行政情報の適切な公開を継続し
ます。また、文書ファイリングシステムを継続し、行政文書の情報管理を図ることにより、組織と
して必要な情報を共有化するとともに、町民に必要な文書を迅速かつ的確に提供します。
(2)広報・広聴機能の充実
・行政情報やまちの動きを直接伝える手段として、町総合情報誌「すまいる」を発行していますが、
庁内編集会議やモニター制度・アンケート結果などを基に、読み手にとって必要な情報をわかりや
すく提供するため、紙面の充実を図ります。
・町総合情報誌「すまいる」
・ホームページ・すまいるボードを活用し、町の仕事の企画立案・実施・
評価など必要な段階に応じて、情報を積極的に発信します。
116
・ICTの普及に伴いホームページにより情報を入手するケースが増えており、町ホームページは、
より情報が探しやすく見やすい構成に努めるとともにSNSの活用を進めます。
・そよ風トークや各種説明会、地域担当制度の活用などにより、直接町民へ説明・対話する機会を確
保し、情報共有を図りながら施策の進行管理を行い、政策・計画・予算に反映させます。
(3)町内の情報格差の解消
多くの農村地域ではインターネット高速通信が利用できない状況にあり、行政情報の入手に格差が
存在していたことから、農村地域のブロードバンドの整備を進めましたが、加入件数については横
ばいとなっていることから、ブロードバンドの普及拡大に努めます。
また、行政情報発信及び災害発生時の災害対策情報発信のための施設整備と各家庭における受信設
備整備を検討します。
(4)公衆Wi-Fiの整備
公共施設利用者の利便性向上と観光客に対するサービス向上による交流人口の増加を目指すため、
集会施設、商業施設、観光施設などへの公衆Wi-Fiの整備を推進します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①行政情報の公開や説明責任が十分果たされ
ていると思う町民の割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
54.5%
60.0%
住民意識調査
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
町内ブロードバンド化の推
進
そよ風トークの実施
文書ファイリングの推進
担当課
方向性
企画財政課
企画財政課
H25
H26
整備
運用
実施
総務課
実施
117
H27
H28
H29
H30
5-1
町民が主役となった地域づくり
5-1-2 町民参加の促進
主管課
企画財政課
1 現状と課題
本町では、
「芽室町自治基本条例」や「めむろまちづくり参加条例」に基づき、町民参加による開かれ
た行政を目指した取組を進めています。
町民参加の方法として、各種審議会等の開催、まちづくり意見募集(パブリックコメント)の実施、
町民一人ひとりの意見や要望をはがきや電子メールなどで受け付ける「ホットボイス」など、様々な方
策を講じています。
町政運営は情報共有が前提であり、町民の方々が何を感じ、何に困っているかなどを様々な手法で把
握し、課題を反映させた行政サービスが提供されなければなりません。そのためには参加の機会が保障
されていることが重要であります。
また、今後は、国・道による事務権限の移譲の進展など、地方分権がさらに進んでいくものと考えら
れ、基礎自治体である町の役割は一層大きくなってきます。こうした、本町を取り巻く社会情勢の変化
に対応していくためには、自助・共助・公助の観点による役割分担の考え方を共有し、しっかりした方
向性を持ちながら町民参加を推し進めていく必要があります。
まちづくりを進めていくためには、多くの町民が町政に参加できるよう多様な参加機会を提供し、町
政に参加しやすい環境づくりを進めていく必要があります。
2 施策の方針
町民がまちづくりへ参加しやすい環境づくりや、意識醸成により、自発的な参加を促進します。
対象
町民
意図
まちづくりに自発的に参加してもらう
結果
町民の自己啓発を図り、自ら住みやすいまちづくりを創る意識を醸成する
3 施策の主な内容
(1)町民参加の機会保障
・町民参加の前提として、行政情報の徹底した公開と説明責任が果たされていなければならず、
「徹底した情報公開と説明」施策の推進のもと、
「まちづくり意見募集(パブリックコメント)」
や各種審議会等への参画など、町民参加手続きを継続します。
・
「めむろまちづくり参加条例」に基づき、町民参加のための機会の確保を徹底するとともに、町
民参加状況を点検し、参加しやすい環境づくり進めます。
・「ホットボイス」など個人の意見をしっかり聴くための手法を継続します。
(2)まちづくりアンケート
まちづくりに関するアンケート調査を継続し、まちづくりに対する町民意識の現状把握に努め
ます。
(3)町民参加に基づくまちづくり
自治やまちづくりに関心を高めていただく啓発活動や講演会などを開催し、町政への関心やま
ちづくりへの機運を高めていきます。
118
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①町民の意見を聞く機会が充実していると思
う町民の割合
②まちづくり関連アンケートの回答割合
現状値(H23)
目標値(H30)
未調査
50.0%
45.9%
50.0%
住民意識調査
町民参加手続き
結果
5施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
町民参加の機会確保
まちづくりアンケートの実
施
担当課
方向性
企画財政課
H25
実施
企画財政課
実施
119
H26
H27
H28
H29
H30
5-1
町民が主役となった地域づくり
5-1-3 地域活動の推進
主管課
企画財政課
1 現状と課題
町民が主役となった地域づくりを促進するためには、町民が主体的に地域活動を企画・実施していく
ことが望まれ、地域活動の最小単位は町内会等であることから、活動の充実に向け、運営に対する支援
を行ってきました。
町内会・行政区などの活動経費に対して、
「自治振興活動支援事業」による支援を行うほか、
「地域緑
化推進事業」として、町内会等で花の植栽を行う活動に対して支援を行っています。また、地域コミュ
ニティ活動の拠点となる地域集会施設については、地域において施設管理を行っていただくとともに、
地域コミュニティ活動のための使用を無料とするなど、地域活動の活性化を進めています。また、地域
担当職員制度により、地域の活動を支えています。
社会情勢の変化に伴い町内会の加入率が低下していることから、町内会等への支援のあり方について
随時見直しをしていくとともに、地域会館等の老朽化に伴う維持管理費の増加や施設更新が課題となり、
広域化が求められる中での地域調整、公共施設配置計画等との調整が必要となります。
地域住民が一体となって実施する個性ある地域づくり活動や、調査研究活動を行う団体に対して活動
経費を支援する「協働のまちづくり活動支援事業」を実施するとともに、町民活動の活性化を目指し、
町民活動団体の活動拠点として「町民活動支援センター」を設置しています。当センターでは、町民活
動団体に対する先進的活動情報の提供や、新たな活動団体設立に向けた支援、各種団体相互の交流・情
報交換の場づくり、町民活動を行おうとしようとしている人たちに対するサポートなどが望まれており、
そのための新たな仕組みづくりが課題となっています。
また、従来公共が担ってきた分野において、地域の住民等がまちづくりなどに共助の精神で参加する
「新しい公共」の考え方が広がってきており、その取組を応援することが求められています。
2 施策の方針
町民の主体的な地域活動への参加を促進し、町民全体のまちづくりをすすめます。
対象
町民
意図
主体的に地域活動に参加する
結果
町民主体のまちづくりに結びつける
3 施策の主な内容
(1)自治活動支援
町内会活動の運営支援や「フラワータウン事業」など町内会連合会との連携を密にし、町内会の主
体的取組に対し継続して支援を行います。
また、農村地域において社会教育協会を中心に行われている自治活動においても、教育委員会と連
携し、地域活動推進のための支援を行います。
(2)地域担当制度の推進
協働のまちづくりを推進していくためには町民・地域と行政が課題や行政情報を共有することが不
可欠です。町民と行政のパイプ役として設置している地域担当制度を継続し、地域が地域担当を活
かす取組を進めます。
120
(3)地域集会施設等維持管理
地域活動の拠点である地域集会施設は、多くの施設が老朽化に加え、耐震強度不足により災害時の
避難収容施設としての機能発揮に課題があることから、地域コミュニティや地域活動の再調整を踏
まえ再編成し、災害に強いまちづくりの視点と地域活動の利便性の向上を目指す再整備計画を作成
し、計画的に整備を進めます
(4)協働のまちづくり活動支援
協働のまちづくり活動支援として、分野別政策活動・企画提案活動・団体設立活動に対して支援し
てきましたが、行政課題が多様化してきていることから、協働の領域を町民活動と行政に区分し支
援手法を平成24年度に見直しました。見直し後においても、毎年点検し、行政課題領域を解決す
るために町民が行う公益的な活動に対して支援を行います。
(5)公共サービスの担い手拡大
行政サービスの補完性の原則を考えるとき、公共サービスを町民や団体、NPOなどが有する知識・
経験及び能力を活かし担っていただくことで、地域に活力が生まれます。町民を中心とした地域活
動などを推進するため「芽室町公共サービスパートナー制度」の対象業務の拡大を検討します。
(6)町民活動支援センターの充実
自主的な町民活動を推進し、自立と発展を支援するために設置している町民活動支援センターの機
能である、町民活動にかかる情報の収集・発信、個人・団体の相互連携と交流、活動支援、人材育
成が発揮できるセンター運営を進めます。
(7)人材育成支援
活力ある地域に根ざしたまちづくりを進めるうえで芽室町の将来を担う人材の育成は重要である
ことから、研修・交流事業に対する支援を継続します。
(8)町民公益活動支援
町民が安心して積極的に地域活動に参加できるよう、活動中に発生した損害や傷害などを補償する
「芽室町町民活動総合補償制度」を継続します。
(9)地域の将来ビジョンに基づく生活支援
上美生地域で地域住民が一体となり地域の将来ビジョン策定を進めており、住み慣れた地域で自立
した生活を続けられるよう、これら地域が主体的に策定した将来ビジョンに基づく生活支援を進め
ます。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①地域の活動に参加している町民の割合
住民意識調査
②町民活動支援センターの運営に満足してい
町民活動支援セ
る割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
48.6%
55.0%
未調査
80.0%
ンター調べ
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
地域集会施設再整備計画の
策定、地域集会施設整備
協働のまちづくり活動支援
町民活動支援センター運営
支援
担当課
方向性
H25
総務課
企画財政課
実施
企画財政課
実施
121
H26
H27
H28
H29
策定
実施
H30
5-2
安定した行財政運営と行政サービスの推進
主管課
5-2-1 効果的・効率的な行政運営
企画財政課
1 現状と課題
本町では、平成 16 年2月に、当面他市町村と合併しない方針を決定し、平成 17 年度に「財政基盤の
安定」
「行政改革」
「住民と行政の協働」などの観点から具体的な方針を明示した「芽室町自主・自立推
進プラン」を策定しました。
その後、平成 20 年度から開始した「第4期芽室町総合計画前期実施計画」に、
「芽室町自主・自立推
進プラン」を融合させることにより、基本的な考え方を継承するとともに、平成 17 年度から事務事業
評価制度、平成 21 年度から施策評価制度を導入しマネジメントサイクルの確立を進めています。今後
においても、マネジメントサイクルの確立と計画行政の更なる推進を目指す必要があります。
また、本町は昭和61年度策定の「第1次芽室町行政改革大綱」から絶え間なくその取り組みは続い
ており、
「第8次芽室町行政改革大綱」が平成 22 年度で終了となり、平成 23 年度に「第9次芽室町行政
改革大綱」を策定しました。
「第9次芽室町行政改革大綱」は、
「地域主権時代に対応した創造型行政改革の実現」を基本目標とし
て、リストラ発想に基づく短期的・数量的効果のみならず、職員1人ひとりが足元の課題を見据えなが
ら、自ら率先して行政システムの改革に取り組むことを目標としています。
平成26年4月には、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するため、速やかに「公共施設等
総合管理計画」の策定に取り組むよう国から要請がありました。
また、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正により、平成27年4月1日以降、すべての
地方公共団体に、首長と教育委員会で構成する「総合教育会議」の設置が義務付けられました。
2 施策の方針
総合計画と行政改革大綱の取り組みを着実に推進し、効果的で効率的な行政運営をすすめます。
対象
意図
結果
第4期総合計画
第9次行政改革大綱実施計画
総合計画:目標と掲げられた指標を実現する
行革大綱:対象実施計画を実現する
無駄を排し身の丈にあった、効果的で効率的な行政運営に結びつける
3 施策の主な内容
(1)計画行政の推進と、評価・予算との連動
町が行う業務は、毎年点検・評価を行い改善・改革に取り組み、その結果については総合計画実行
計画に反映させ、予算と連動させるマネジメントサイクルを継続させます。また、点検・評価にあ
たっては町民や有識者による外部評価を継続します。
(2)行政改革の推進
平成 23 年度に策定した「第9次行政改革大綱」は、
「効果的・効率的な行政運営」を実現するため
の考え方・在り方を示す基本計画として位置付け、本大綱に基づき作成する実施計画、個別計画に
沿い、継続して行政改革を推進していきます。
行政改革の推進にあたっては、①職員の能力開発と人事管理、②持続可能で効果的・効率的な行財
政システムの構築、③行政の協働経営、④町民視点に立った行政サービスの向上、⑤情報共有の推
進の5点を基本方針としています。
122
(3)庁内コンピュータ維持管理
昭和 63 年度のオフコン機器、総合行政システムの導入以来、平成 13 年度に財務会計システムの導
入、平成 21 年度には総合行政システムを全面更新してきており、これらの維持管理を継続します。
また、電算運用業務はより高度化、多様化していることから、庁内コンピュータ等管理運営業務の
外部委託を継続します。
平成 27 年度に策定した「芽室町役場 ICT 計画」に基づき、効果的・効率的に ICT を活用し、町民
サービスの向上につなげていきます。
(4)広域行政の推進
十勝圏の1市 18 町村では、十勝圏複合事務組合による広域的な施策を進めています。また、平成
23 年7月には十勝定住自立圏形成協定が締結され、共生ビジョンにより広域課題の解決に取り組
んでいます。
人口減少時代に入り住み慣れた地域で住み続けられるよう、行政機能を維持確保するため、他の自
治体との連携・協力を積極的に推進していきます。
(5)芽室町総合教育会議の設置
町長及び教育委員会で構成する「芽室町総合教育会議」を設置し、総合的な施策の大綱の策定、教
育の条件整備など重点的に講ずべき施策、児童・生徒等の生命・身体の保護等緊急の場合に講ずべ
き措置等の協議、事務の調整を行います。
(6)公共施設等総合管理計画の策定
「芽室町公共施設等総合管理計画」を策定し、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①第4期総合計画後期実施計画の施策評価
総合計画審議会
(外部)のC以上の評価施策割合
②行革大綱実施計画の評価(外部)のB以上の
取り組み割合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
84.2%
100%
27.3%
50.0%
評価結果
行政改革推進委
員会評価結果
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
芽室町自治基本条例の推進
担当課
企画財政課
行政改革の実施
総務課
計画行政の推進
企画財政課
庁内コンピュータの維持管
理
方向性
H25
実施
実施
実施
総務課
実施
123
H26
H27
H28
H29
H30
5-2
安定した行財政運営と行政サービスの推進
5-2-2 健全な財政運営
主管課
企画財政課
1 現状と課題
本町の近年の当初予算は、90 億円から 100 億円台の前半で推移しており、町税などの自主財源は約
35%と国や道からの財源に大きく依存しています。なかでも、地方交付税の将来的な見込をたてるのは
極めて困難な状況であり、その動向によっては、大きな影響を受けます。また、町の貯金(基金)につ
いては、借入金の繰上げ償還や公共施設の大規模修繕などに充当してきており、決して十分な額とは言
えません。
このような状況に対応するため、歳入の確保の観点からは、収納率の向上に向けた施策や、受益と負
担の適正化による各種使用料等の見直し、都市計画税の導入などを行い、平成 27 年度から「徴収一元
化」体制を実施しています。また、歳出の抑制の観点では、指定管理者制度の導入など民間活力の導
入、行政評価、計画に基づく予算編成などを行ってきました。
今後は、人口の増加を望めない状況であり、固定資産税も将来的には減少が考えられます。このため、
町民の納税意識を高める啓発活動がさらに重要となります。
また、
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、町全体の財政状況を判定する4つの指
標(①実質赤字比率、②連結実質赤字比率、③実施公債費比率、④将来負担比率)が定められ、健全で
効果的・効率的な行財政運営が一層求められています。
こうした厳しい状況だからこそ、町民と町が行財政状況に関する情報を共有することが重要です。そ
のため、広報誌などを通じ、できるだけわかりやすい用語や的確な指標を用いた情報公開が求められて
います。
2 施策の方針
安定した行政サービスの提供に向け、収支のバランスがとれた健全な財政運営をすすめます。
対象
意図
結果
町財政
財政が健全な状態である(一般・特別・事業会計)
→収支のバランスが取れ、黒字の状態
行政サービスを安定的に提供できる
3 施策の主な内容
(1)歳入の確保
町税の確保については、税務署・十勝総合振興局・納税組合連合会など関係団体との協力によ
る納税意識の高揚・啓発、コンビニ納付の継続による納付しやすい環境整備を図ります。
また、滞納者に対する行政サービス制限や十勝市町村税滞納整理機構との連携により滞納処分
を強化し、収納率の向上を図ります。
さらに、使用料等、他の公金の収納強化を図るべく「徴収一元化」体制設置に向けて検討を行
った結果、平成 27 年度から「徴収一元化」体制を実施しており、その体制を継続します。
(2)歳出の抑制
施策評価・事務事業評価結果を踏まえた3年ローリングによる実行計画を策定し、マネジメン
トサイクルの中で、事務事業の目的と効果を点検し、予算投入と成果の妥当性を念頭に置き歳
出の抑制を目指します。
124
(3)財政状況の共有化
町民と町が、財政状況に関する情報を共有化するため、町広報誌などにより日常生活に置き換
えるなどできるだけわかりやすい情報提供に努めます。
(4)財政計画の策定
財政計画を策定し、中・長期的な財政見通しを明らかにします。また、財政計画は毎年見直し
を行い、その内容を公表します。
4
施策の成果指標
成果指標
①経常収支比率
②健全化判断比率(実質公債費比率・将来負
担比率)
③町税徴収率
5
説明
現状値(H23)
目標値(H30)
地方財政状況調査
79.4%
85.0%未満
地方財政状況調査
実質公債費比率 9.9%
実質公債費比率 17.0%未満
将来負担比率 17.4%
将来負担比率 50.0%未満
地方財政状況調査
97.8%
98.1%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
納入しやすい環境の整備
担当課
方向性
税務課
財政状況の公表
企画財政課
財政計画の策定
企画財政課
H25
実施
実施
実施
125
H26
H27
H28
H29
H30
5-2
安定した行財政運営と行政サービスの推進
5-2-3 親切・便利な行政サービスの推進
主管課
総務課
1
現状と課題
昨今の経済・雇用情勢の長期低迷による社会情勢の変化に的確に対応し、事業や行政サービスの見直
しを行いながら自主・自立のまちづくりを行っていく必要があります。しかし、そうした時代において
も、町民に親切で便利な行政サービスを提供していくことが、行政の役割として最も重要です。
本町では、総合案内窓口の設置や圧迫感のないレイアウトによる来庁しやすい雰囲気づくりに努める
とともに、平成 21 年度には戸籍総合システムの導入を行うなど、利便性の向上を図ってきました。今
後は、ワンストップサービスなど、利便性の更なる向上が求められています。
町民アンケート(平成 26 年度住民意識調査)では、行政サービス全般の満足度が 75.1%、また、役
場庁舎等の窓口やカウンターの職員の対応への満足度は 67.0%であり、今後、親切・丁寧・爽やかで、
迅速で的確な、分かりやすい説明を伴った対応を心掛け、町民に行政を身近に感じてもらうことを一層
心掛ける必要があります。さらに、平成 27 年度から開始した社会保障・税番号制度(マイナンバー制
度)については、個人番号カードの利用範囲について検討を進めるとともに、電子化の進展に伴う個人
情報の保護等に留意したセキュリティ体制の構築が必要とされます。
本町では地方分権が進展する中で、北海道に対して一層の行政サービスの向上につながる事務・権限
を移譲の対象としていくよう求め、行政サービスの向上につながる権限移譲を積極的に受け入れる必要
があります。
昭和 43 年に竣工した現庁舎は、老朽化やバリアフリー対応不足といった課題を抱え、抜本的な構造
改修は困難な状況にあります。また、庁舎の事務機能が分散しており、町民サービスの低下や行政効率
の低下を招く要因になっています。
さらに、現在の第1庁舎は一般庁舎としての耐震強度は保有していますが、災害対策本部機能を果たす
ための耐震強度は確保されていません。したがって、現庁舎は耐震性をはじめ老朽化など、町民の利便
性やサービスの確保、円滑な行政運営に支障をきたしており、新庁舎が必要な状況にあります。
2 施策の方針
町民が迅速・正確・爽やかと感じる対応や案内により、親切で便利な行政サービスの提供をすすめま
す。
対象
町(役場)
意図
町民に、迅速、正確、爽やかな印象を持たれる対応やシステム案内をつくる
結果
町民の満足度が増し、行政への信頼感が高まる
3 施策の主な内容
(1)便利で親切な窓口サービスの推進
・町民にとって便利で分かりやすく、快適な窓口サービスを実現するため、各種職員研修を実施し職
員の資質向上に努めるとともに、窓口サービスを検証し満足していただける応対を推進します。
・総合案内業務については、芽室町公共サービスパートナー制度により、町民による総合窓口案内業
務を継続します。
・窓口対応業務を1か所に集約するワンストップサービスについては、新庁舎の建設に際しての課題
として調査・研究を進めます。
126
・U・I・Jターン希望者が望む生活スタイルに合わせた、住まい・仕事・生活など、関係部門への
紹介・つなぎなどを行う総合窓口の設置を進めます。
(2)地方分権の推進に伴う行政サービスの向上
北海道が示す「市町村への移譲対象となる事務・権限」について、行政手続上の許・認可に関する
窓口が身近にあることや手続き時間の短縮といった行政サービスの向上が期待できるものについ
ては、内部体制を踏まえ積極的に受け入れしていきます。
(3)電子自治体化の推進
・インターネットを活用した電子申請など電子自治体化を推進するため、電子申請メニューの拡大の
検討や町民の皆さんに対する啓発活動に取り組みます。
・社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)については、個人番号カードの普及状況をみながら、
その利用範囲について検討を進めます。
・情報化の進展に伴い情報の漏洩や外部からの不正侵入等を防ぐため、情報システムの安全性や信頼
性を維持・向上する適切な管理を行います。また、情報漏洩の多くが人為的なものであることから、
職員研修などを通し情報危機管理体制の充実に努めます。
(4)役場新庁舎の建設
「役場庁舎建設構想」に基づき、
「利用者の視点に立った庁舎」
「防災拠点の役割を果たす庁舎」
「機
能性・柔軟性・経済性を有した庁舎」
「環境に配慮した庁舎」を目指し、基本計画を町民参加のもと
策定します。また、基本計画により建築事業費を算出し、建設年度を確定します。
4
施策の成果指標
成果指標
説明
①役場等の窓口やカウンター、電話などでの
職員の対応に満足している町民の割合
②町の行政サービスに満足している町民の割
合
5
現状値(H23)
目標値(H30)
住民意識調査
57.6%
70.0%
住民意識調査
83.2%
84.0%
施策に係る取組(主要な事業など)
取り組み
担当課
方向性
H25
道が移譲対象とする事務権限
のうち、行政サービスの向上に
企画財政課
つながるものを積極的に受入
実施
安定的・効率的な行政事務を行
うための適切な機器及びシス
総務課
テムの維持管理
役場庁舎建設の検討
実施
総務課
実施
企画財政課
127
H26
H27
H28
H29
H30
基本目標(別枠)
まち・ひと・しごと創生によるまちづくり
地方創生総合戦略の推進
基本目標(別枠)
まち・ひと・しごと創生によるまちづくり
地方創生総合戦略の推進
主管課
企画財政課
1
現状と課題
全国的な人口減少社会に入った中で、芽室町においては、2015 年(平成 27 年)以降から人口減少
となることが予測されている。
人口減少は、大きく 3 段階にわかれ、
「第 1 段階」は、若年人口は減少するが、老年人口は増加す
る時期、
「第 2 段階」は、若年人口の減少が加速化するとともに、老年人口が維持から微減へと転じ
る時期、
「第 3 段階」は、若年人口の減少が一層加速化し、老年人口も減少していく時期と区分され、
段階的に人口減が加速していくが、芽室町においては、2040 年(平成 52 年)から「第 2 段階」に入
っていくことが予測されている。
総人口の推移に影響を与える自然増減については、2009 年(平成 21 年)以降、2011 年(平成 23
年)を除いて、死亡数が出生数を上回る自然減に転じており、また、合計特殊出生率では、北海道全
体の市町村の中では、比較的高い 1.63 となっているが、少子化は深刻な課題となっている。社会増
減については、2009 年以降、転入転出の状況は均衡しており、ほぼ同数で推移している。年齢階級別
の人口移動では、大学への進学等に伴う転出超過に対して、U ターン就職等に伴う転入超過は近年減
少傾向にある。
将来人口推計について、直近の合計特殊出生率を用いた町独自の推計によると、2040 年(平成 52
年)には 20~30 歳代の女性人口は、2010 年(平成 22 年)から 26.8%の減少となり、社人研推計の
17.4%の減少を上回っているが、民間機関である日本創成会議が、平成 26 年に提唱した「消滅可能性
都市」の 50%を上回ってはいない。
以上のことから、現在、町では人口減少の進行に、少子化、若者・子育て世代の減少が加わること
で、さらなる人口減少を招くおそれがあるため、この対応はまったなしの状況である。
2
施策の方針
本町における人口の現状と将来の展望を提示する人口ビジョンとこれを踏まえた 5 か年の総合戦
略の各プロジェクトを推進します。
対 象
町全体・町民
新たな雇用の場を創出し、誰もが活躍できる社会づくりを進める。また、子育て世帯が
意 図
暮らせる環境を整え、新たな人の流れをつくる。さらに出生率向上のため、阻害要因を
取り除く取り組みを進める。
結 果
人口減少に歯止めがかかり、住み慣れた地域で、安心して住み続けられる
3 施策の主な内容
(1)産業雇用プロジェクト
・基幹産業である「農業」の経営基盤安定と新規就農対策の強化や「食」をメインとした販路拡大や
企業誘致を進め、産業活性化と安定した雇用創出の取り組みを進めます。また、元気な高齢者の働
く場の確保や障がいを持っていても自立して就労できる支援を進めます。
130
(2)女性活躍プロジェクト
・働きたい女性や起業を考えている女性の希望を叶える取り組みを進めます。また、活躍する女性を
サポートしていく取り組みを進めます。
(3)定住促進プロジェクト
・町全体の人口構成バランスを考慮し、土地利用の変更などにより新たな住宅地開発を進め、中古住
宅市場を見据えながら、子育て世帯を対象とした住宅取得や U・I・J ターン者に対する情報の提供
など、定住や移住に関する取り組みを進めます。
(4)子ども育成プロジェクト
・妊娠・出産、子育てに関する悩み・不安の解消を図り、安心して子育てできる環境づくりと、心身
豊かな人づくりを目指し、質の高い教育環境の充実を図る取り組みを進めます。また、経済的理由
などにより、子どもを産み育てることを断念することのないように支援策の拡充に努めます。
(5)健康いきいきプロジェクト
・子どもや高齢者の方々が住み慣れた地域で安心して過ごせる環境や居住の整備、障がい者の安全な
居住環境の整備を進めます。また、広域的な連携により安全で安心して暮らせる社会づくりを目指
します。
(6)小さな拠点プロジェクト
・地域集落において、地域住民による将来計画の策定を推進し、住み慣れた地域でいつまでも生活す
ることができる交通ネットワークの確保や拠点づくりの取り組みを進めます。
(7)施設最適プロジェクト
・高度成長期に整備された多くの公共施設の老朽化と耐震性の確保が課題であり、アセットマネジメ
ントを推進し、行政サービスの提供が維持できる取り組みを進めます。
4
施策の成果指標(総合戦略独自指標)
成果指標
説明
現状値(H26)
目標値(H31)
①女性向け起業等セミナーの開催回数
担当課実績調査
0回
5 回(累計)
②女性向けキャリアアップセミナーの開催回数
担当課実績調査
0回
5 回(累計)
③新生活応援奨励金交付件数
担当課実績調査
2件
④リフォーム件数
担当課実績調査
23 件/年
⑤U・I・Jターン希望者の相談件数
担当課実績調査
5 件/年
⑥高齢者専用住宅生活者の数
担当課実績調査
0人
⑦町内開設のA型事業所利用者数
担当課実績調査
18 人
⑧障がい就労者向け住宅への入居者数
担当課実績調査
0人
⑨上美生地区への転入者数
担当課実績調査
-
50 件(累
計)
100 件(累
計)
100 件(累
計)
100 人(累
計)
35 人
10 人(累
計)
10 人(累
計)
※芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略は平成 31 年度までの計画のため、総合計画の計画
期間とは目標年度が一致していません。
131
Ⅴ
付属資料
企 画 第 1 5 3 号
平成27年11月25日
芽室町総合計画審議会
会長 貫田 正博 様
芽室町長
宮 西 義 憲
第4期芽室町総合計画(後期実施計画)の見直しについて(諮問)
第4期芽室町総合計画の見直しを行うにあたり、次について答申を受けたく、ここに
諮問します。
記
諮問事項
第4期芽室町総合計画(後期実施計画)の見直し
諮問理由
本町では、平成27年9月に策定した「芽室町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に
より、人口減少の克服等の時流に応じた諸問題に的確かつ迅速に対応することとしてお
り、新たな施策等の実施・検討を進めることとしています。
また、総合戦略においては、重要業績評価指標(KPI)が設定されており、毎年、
PDCAサイクルが求められています。
このため、総合戦略に基づく新たな施策等の取り組みとPDCAサイクルの確立によ
る確実な実施のため、総合計画の一部を見直し、計画期間を1年間延長することを、貴
審議会に諮問するものであります。
(企画財政課企画調整係)
135
平成27年11月25日
芽室町長
宮
西
義
憲
様
芽室町総合計画審議会
会長
貫
田
正
博
第4期芽室町総合計画(後期実施計画)の見直しに関する答申
平成27年11月25日付け企画第153号で諮問のあった、第4期芽室町総合計
画(後期実施計画)の見直しについて、諮問のとおり答申します。
136
3
後期実施計画[施策の成果指標]一覧
施策名
1-1-1
成果指標
把握方法
現状値
目標値
出典など
(H23)
(H30)
47.4%
55.0%
日頃から健康的な生活習慣を身 住民意識調査
生涯を通じた につけている方だと思う町民の
健康づくり
割合
特定健診受診率
1-1-2
公立芽室病院
の総合的な医
健診等成果
31.9%
(H22)
60.0%
診療科数
病院決算状況
11科
11科
常勤医師数
病院決算状況
13人
16人
住民意識調査
42.6%
55.0%
母子健康手帳交付
172件/年
数
(H19~H23)
療体制の維
持・発展
公立芽室病院の医療体制に対し
て満足している町民の割合
1-2-1
安心して生み
育てることが
できる子育て
支援
出生数(H25~H30 平均)
育児が楽しいと感じる親の割合
安心して子育てができる環境で
あると思う町民の割合
乳幼児健診アンケ
ート
住民意識調査
1-2-2
保育所の保育サービスに満足し
保護者アンケート
児童福祉の充 ている保護者の割合
実
保育所待機児童数
実績数
子どもセンターに満足している
利用者アンケート
利用者の割合
1-3-1
ボランティア活動に参加した町
地域で支え合 民の割合
う福祉社会の
実現
たすけあいチーム参加町内会数
住民意識調査
社会福祉協議会調
べ
170 件/年
89.8%
90.0%
63.7%
65.0%
認可 94.0%
農村 85.0%
90.0%
0人/年
0人/年
未調査
90.0%
未調査
35.0%
35箇所
43箇所
52.6%
65.0%
住んでいる地域は、住民同士支
え合う体制ができていると思う 住民意識調査
町民の割合
137
施策名
1-3-2
成果指標
芽室町の福祉サービスに満足し
現状値
目標値
出典など
(H23)
(H30)
57.0%
60.0%
未調査
70.0%
住民意識調査
高齢者福祉の ている高齢者の割合
充実
把握方法
やりがいのある趣味や運動、仕
事に取り組んでいる高齢者の割 住民意識調査
合
1-3-3
要介護認定率
保健福祉課
福祉サービス利用者数
保健福祉課調べ
18.7%
20.0%
以下
258人
310人
0人
8人
47.6%
50.0%
障がい者の自立
支援と社会参加 就労支援事業所から一般就労し 保健福祉課調べ
た方の人数(H25~H30 累計)
の促進
1-4-1
性別に関係なく社会進出(参加)
互いに認め合 できる町だと思う町民の割合
住民意識調査
う地域社会の 芽室町の審議会等委員への女性 庁内各課状況
形成
登用率
人権が尊重され、差別や人権侵 住民意識調査
害がない町だと思う町民の割合
2-1-1
全体の農業経営者数に占める 65
担い手育成と 歳以下の農業経営者数の割合
農業支援
1戸あたりの農業生産額
農業経営実態調査
農業生産額(農業
再生協議会)
41.0%
40.0%
以上を維持
50.5%
55.0%
92.0%
93.0%
35,368 千円
43,200 千円
3,000ha
担い手への農地集積面積
農業委員会調査
-
(H25~H30
累計)
2-1-2
農業生産性の
農業産出額
向上と農業の 日頃、地産地消を意識して買い
応援団づくり
2-1-3
農地・土地改
良施設等の整
備・充実
物をしている町民の割合
土地改良事業整備済み面積
農業生産額(農業 231.3億
270.0億
再生協議会)
円
円
住民意識調査
74.2%
80.0%
18,371ha
20,053ha
土地改良事業一覧
表による面積
利用できる明渠施設の延長
農林課調べ
233.0km
233.0km
利用できる農業用水施設の延長
農林課調べ
421.0km
429.0km
138
施策名
2-1-4
現状値
目標値
出典など
(H23)
(H30)
住民意識調査
72.1%
80.0%
森林調査簿より
98.7%
99.0%
森林調査簿より
95.2%
96.0%
森林が持つ多面的機能(地球温
地域林業の推 暖化防止・水源かん養・災害防
進
把握方法
成果指標
止・森林浴などの健康保健など)
を知っている町民の割合
適正に管理されている町有林面
積の割合
適正に管理されている私有林面
積の割合
2-2-1
地域内循環の
推進と商工業
の振興
2-2-2
地域資源を活
製造品出荷額
工業統計調査
商品販売額
商業統計調査
町内企業数
経済センサス
芽室町への観光入込客数
用した観光の 芽室町観光物産協会ホームペー
振興
3-1-1
災害に強いま
ジアクセス数
十勝総合振興局ま
とめ
観光物産協会調査
新嵐山スカイパーク利用者数
商工観光課調べ
自主防災組織数
総務課調べ
ちづくりの推 住んでいる地域の緊急避難場所
住民意識調査
を知っている町民の割合
進
一般住宅の耐震化率(推計値)
3-1-2
建設都市整備課調
べ
754億円
(H22)
655億円
(H19)
760社
(H18)
204,100 人/年
3,000 件/月
(推定)
750億円
695億円
760社
216,700 人/年
4,000 件/月
506,400 人/年
518,000 人/年
3組織
63組織
71.8%
80.0%
81.0%
92.0%
住宅用火災警報器の設置率
消防署調べ
未調査
90.0%
火災出動件数
消防署調べ
11件
8件以下
消防署調べ
1,519人
2,200人
消防・救急の
充実
防火講習会・普通救命講習会参
加者数
139
施策名
3-1-3
成果指標
芽室町内で発生する犯罪件数
防犯対策と交 (H25~H30 平均)
通安全の推進
芽室町内で発生する交通事故件
数(H25~H30 平均)
安全安心情報配信登録者数
3-1-4
消費者の安全 消費者相談処理件数
安心の確保
3-2-1
有効な土地利
用の推進
市街化区域内の住宅棟数
(H23)
(H30)
帯広警察署調べ
帯広警察署調べ
総務課調べ
芽室消費者協会相
談処理件数
(H19~H23 平均)
51件
(H19~H23 平均)
953件
192 件
99件以下
45件以下
4,000件
200 件程度を
維持する
55.0%
住民意識調査
74.0%
75.0%
住民生活課調べ
78.4%
80.0%
住民意識調査
42.4%
50.0%
交通機関等)は、安全安心と感 住民意識調査
58.1%
60.0%
住民意識調査
78.0%
80.0%
土壌など)に満足している町民 住民意識調査
79.2%
80.0%
899kW
3,000kW
564.53g/日
496.47g/日
33.3%
35.7%
芽室町の公園に満足している町
居住環境に満足している町民の
バスや JR など公共交通機関の利
税務課調べ
110件
51.7%
道路交通環境 用に満足している町民の割合
の整備
出典など
住民意識調査
「まち並みが整っていて機能的
割合
3-2-3
目標値
5,900棟
快適な住環境 民の割合
の整備
現状値
5,767棟
なまち」と思う町民の割合
3-2-2
把握方法
冬期間の移動(徒歩、車、公共
じる町民の割合
3-3-1
芽室町の景観に満足している町
景観の保全と 民の割合
クリーンエネ 芽室町の自然環境(空気・水・
ルギーの推進
の割合
芽室町内の太陽光発電の容量
3-3-2
企画財政課調べ
町民1人1日あたりのごみの排 町ごみ処理基本計
廃棄物の抑制 出量
画
と適正な処理
町ごみ処理基本計
リサイクル率
画
140
把握方法
現状値
目標値
出典など
(H23)
(H30)
決算統計
95.3%
95.6%
水道普及率(上水道・簡易水道) 決算統計
85.5%
90.9%
決算統計
85戸
51戸
学校評価
89.3%
90.0%
「授業が子どもにとって楽しく
分かるように進められている」 学校評価
と思う保護者の割合
83.6%
85.0%
毎日朝食を摂っている児童生徒 全国学力・学習状
の割合
況調査
88.5%
90.0%
図書館資料年間貸出数
図書館調べ
184,137 冊
190,000 冊
住民意識調査
55.9%
60.0%
住民意識調査
35.7%
40.0%
芽室町の小・中学生は基本的な
青少年の健全 社会ルールを身につけていると 住民意識調査
思う町民の割合
育成
40.7%
45.0%
施策名
3-3-3
成果指標
水洗化率(下水道・集落排水・
上下水道の整 合併浄化槽)
備
水道未普及区域(区域内整備戸
数)
4-1-1
「学校生活や授業が楽しい」と
学校教育の充 思う児童生徒の割合
実
4-1-2
生涯学習の推
進
1年間に、生涯学習(学習経験)
を行った町民の割合
生涯学習の機会が充実している
と思う町民の割合
4-1-3
4-2-1
地域文化活動への参加者数
社会教育課調べ
727人
900人
参加できる文化活動の数
社会教育課調べ
16回
16回
住民意識調査
37.7%
40.0%
住民意識調査
63.3%
70.0%
地域文化の振
興
文化活動がしやすいと感じる町
民の割合
4-2-2
スポーツしやすい環境であると
スポーツしや 思う町民の割合
すい環境づく スポーツ指導員数
指導員数
113人
126人
り
利用実績
174,075 人/年
198,000 人/年
9人
20人
芽室町内の体育施設利用者数
高校生以下のゲートボール競技 社会教育課調べ
人口
(競技人口)
141
施策名
成果指標
把握方法
現状値
目標値
出典など
(H23)
(H30)
4-2-3
トレーシー 61.4%
国際・地域間 他都市(トレーシー・広尾・揖
斐川)との友好・交流提携の事 住民意識調査
交流の推進
実を知っている町民の割合
広尾 44.1%
揖斐川
46.9%
行政が行っている交流事業・行
企画財政課調べ
事の数
5-1-1
54.5%
60.0%
未調査
50.0%
45.9%
50.0%
48.6%
55.0%
未調査
80.0%
84.2%
100%
行革大綱実施計画の評価(外部) 行政改革推進委員
会評価結果
のB以上の取り組み割合
27.3%
50.0%
経常収支比率
79.4%
行政情報の公開や説明責任が十
割合
5-1-2
町民の意見を聞く機会が充実し
町民参加の促 ていると思う町民の割合
地域の活動に参加している町民
地域活動の推 の割合
第4期総合計画後期実施計画の
効果的・効率 施策評価(外部)のC以上の評
的な行政運営
5-2-2
健全な財政運
果
住民意識調査
町民活動支援センターの運営に 町民活動支援セン
満足している割合
5-2-1
住民意識調査
まちづくり関連アンケートの回 町民参加手続き結
答割合
進
価施策割合
ター調べ
総合計画審議会評
価結果
地方財政状況調査
営
実質公債費比
健全化判断比率(実質公債費比
率・将来負担比率)
地方財政状況調査
率 9.9%
将来負担比率
17.4%
町税徴収率
5-2-3
揖斐川 50%
16 回/年
公開と説明
5-1-3
広尾 50%
16 回/年
徹底した情報 分果たされていると思う町民の 住民意識調査
進
トレーシー 65%
地方財政状況調査
85.0%
未満
実質公債費比
率 17.0%未
満
将来負担比率
50.0%未満
97.8%
98.1%
57.6%
70.0%
83.2%
84.0%
役場等の窓口やカウンター、電
親切・便利な 話などでの職員の対応に満足し 住民意識調査
行政サービス ている町民の割合
の推進
町の行政サービスに満足してい
る町民の割合
住民意識調査
142
4 第4期芽室町総合計画に係る個別計画等一覧
基本目標・政策
第
4
期
芽
室
町
総
合
計
画
計画名
計画期間
担当課
根拠法令等
○ 第2期芽室町総合保健医療福祉計画
H 26 ~ H 29 保健福祉課
1、誰もが健やかに生き生きと暮らせるまちづくり
○ 第3期芽室町健康づくり計画
H 25 ~ H 29 保健福祉課
健康増進法
◎生涯を通じて安心して暮らせる保健医療環境づくり
○ (予定)芽室町食育推進計画
H 28 ~ H 30 農林課
食育基本法
◎子育てしやすいまちづくり
〇 (予定)第2期公芽室病院中期経営計画
H 28 ~ H 32 公立芽室病院
◎健やか暮らしと自立を支える福祉の充実
○ 芽室町発達支援計画
H 25 ~ H 29 子育て支援課
◎人々が尊重しあう地域社会の実現
○ 芽室町保育基本計画
H 25 ~ H 29 子育て支援課
○ 芽室町放課後子どもプラン
H 25 ~ H 29 子育て支援課
○ 芽室町子ども・子育て支援事業計画
H 27 ~ H 31 子育て支援課
子ども・子育て支援法
○ 第3期芽室町地域福祉計画
H 25 ~ H 29 保健福祉課
社会福祉法
○ 芽室町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画
H 27 ~ H 29 保健福祉課
老人保健法、老人福祉法、介護保険法
○ 第4期芽室町障がい者福祉計画
H 27 ~ H 29 保健福祉課
障害者基本法・障害者自立支援法
○ 第2期芽室町男女共同参画基本計画
H 23 ~ H 29 企画財政課
芽室町男女共同参画推進条例
2、豊かな自然を生かした活力ある農業のまちづくり
○ 農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想
H 24 ~
農林課
農業経営基盤強化促進法
◎基幹産業の農業に対する支援の強化
○ 芽室農業振興地域整備計画
H 24 ~
農林課
農業振興地域の整備に関する法律
◎農業と連携した活力ある商工観光の振興
○ 芽室町酪農・肉用牛生産近代化計画
H 23 ~
農林課
○ (予定)芽室町鳥獣被害防止計画
H 28 ~ H 30 農林課
鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律
○ 芽室町森林整備計画
H 21 ~ H 31 農林課
森林法
○ 芽室町国民保護計画
H 18 ~
総務課
国民保護法
○ 芽室町地域防災計画
H 24 ~
総務課
災害対策基本法
〇 (予定)芽室町災害に強いまちづくり計画
H 28 ~ H 32 総務課
○ 西十勝消防組合消防計画
S 58 ~
〇 公共施設等再配置構想
H 25 ~ H 29 企画財政課
3、快適で安全安心な暮らしを支えるまちづくり
○ 芽室町都市計画マスタープラン
H 25 ~ H 34 建設都市整備課 都市計画法
◎安全安心に暮らせる生活環境づくり
○ めむろまちなかプラン
H 20 ~
建設都市整備課
◎都市空間の整備と有効な土地利用の推進
○ 芽室町まちなか公共駐車場整備方針
H 24 ~
建設都市整備課 駐車場法
◎自然と調和した生活環境の整備と環境の保全
○ 第2期芽室町住宅マスタープラン
H 22 ~ H 31 建設都市整備課 住生活基本法
○ 芽室町公営住宅等ストック総合活用計画
H 20 ~ H 29 建設都市整備課 公営住宅法
〇 芽室町公営住宅等長寿命化計画
H 23 ~ H 32 住民生活課
○ 芽室町道路マスタープラン
H 21 ~ H 30 建設都市整備課 都市計画法、道路法
〇 芽室町地域公共交通総合連携計画
H 23 ~ H 29 企画財政課
○ 芽室町緑の基本計画
H 25 ~ H 34 建設都市整備課 都市緑地保全法
○ クリーン芽室環境基本計画
H 23 ~ H 29 住民生活課
〇 芽室町地域新エネルギービジョン
H 20 ~
企画財政課
〇 芽室町地域新エネルギー重点ビジョン
H 21 ~
企画財政課
〇 芽室町地球温暖化防止実行計画
H 24 ~ H 28 企画財政課
○ 芽室町ごみ処理基本計画
H 23 ~ H 32 住民生活課
〇 芽室町水道事業水資源対策基本計画
H 23 ~
水道課
水道法
〇 芽室町流域関連公共下水道事業計画変更事業計画書 H 26 ~
水道課
下水道法
消防署
4、個性的で心豊かな人と文化を育むまちづくり
〇 芽室町立小中学校配置計画
◎豊かな心を育む人づくりの推進
○ 第5期芽室町生涯学習推進中期計画(めむろまなびプラン) H 23 ~ H 29 社会教育課
◎交流を通じた魅力ある地域文化の形式
○ 芽室町子どもの読書活動推進計画
H 23 ~ H 29 社会教育課
5、町民が主役となった自治に基づくまちづくり
○ 第9次芽室町行政改革大綱
H 23 ~ H 29 総務課
◎町民が主役となった地域づくり
○ 芽室町中期財政計画
H 25 ~ H 29 企画財政課
◎安定した行財政運営と行政サービスの推進
○ 芽室町人材育成基本方針
H 22 ~
○ 職員定数計画
H 25 ~ H 29 総務課
〇 芽室町役場庁舎建設基本構想
H 25 ~
〇 芽室町役場ICT計画
H 27 ~ H 31 総務課
〇 (予定)芽室町公共施設等総合管理計画
H 27 ~
143
酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律
災害対策法、消防組織法
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律
クリーンめむろ環境基本条例
地球温暖化対策の推進に関する法律
H 25 ~ H 29 学校教育課
総務課
企画財政課
企画財政課
子どもの読書活動の推進に関する法律
5
芽室町総合計画審議会条例
昭和42年12月21日
条例第55号
(設置)
第1条
芽室町の総合計画を推進し、その円滑なる遂行を期するため、町長の附属機関として、芽
室町総合計画審議会(以下「審議会」という。)を置く。
(所管事項)
第2条
審議会は、町長の諮問に応じて、総合計画に関する諸般の事項を調査審議し、町長に答申
する。
2
審議会は、総合計画推進上必要な事項に関し、町長に意見を述べることができる。
(審議会委員の定数)
第3条 審議会の委員(以下「委員」という。)の定数は、40人以内とする。
2
委員は、町長が委嘱する。
(委員の任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、再任を妨げない。
2
任期満了の場合を除き、新たに委嘱する委員の任期は、他の委員の残任期間とする。
(会長及び副会長)
第5条 審議会に会長1人及び副会長2人を置く。
2
会長及び副会長は、委員の互選とする。
3
会長は、会務を総理し、審議会を代表し、その会議の議長となる。
4
副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるときは、その職務を代理する。
(審議会の招集)
第6条 審議会は、会長が招集する。
(会議)
第7条 審議会は、委員の定数の半数以上の委員が出席しなければ会議を開くことができない。
2
審議会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、会長の決するところによる。
(専門部会)
第8条 審議会は、審議会の決定により、専門部会を置くことができる。
(審議会の事務処理)
第9条 審議会の庶務は、企画財政課が処理する。
(委任)
第10条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。
附
則 以下略
144
6
芽室町総合計画審議会条例施行規則
昭和58年7月9日
規則第16号
(趣旨)
第1条
芽室町総合計画審議会条例(昭和42年条例第55号。以下「条例」という。)の施行につい
て必要な事項は、この規則の定めるところによる。
(専門部会)
第2条 条例第8条の規定による専門部会(以下「部会」という。)の設置は、諮問事項に応じて、
審議会で決定する。ただし、当該諮問にかかる審議が終了したときは、解散するものとする。
2
部会の委員は、審議会で決定する。
第3条 部会に、部会長及び副部会長を置く。
2
部会長及び副部会長の選任等については、条例第5条の規定を準用する。
3
部会の招集は、部会長が行い、専門部会の審議については、条例第7条の規定を準用する。
4
部会長は、部会の調査、審議にかかる経過を審議会に報告するものとする。
(合同専門部会)
第4条 会長は、必要に応じ2以上の専門部会をもって、合同専門部会を開くことができる。
(意見の陳述)
第5条
部会長及び副部会長は、その所掌する事項について必要があるときは、他の部会に出席し
意見を述べることができる。
(補則)
第6条 この規則に定めるもののほか、審議会に必要な事項は、会長が審議会にはかり定める。
附 則 以下略
145
芽室町総合計画審議会委員名簿
7
任期:平成27年6月27日~平成29年6月26日
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
役職
副会長
副会長
会長
氏名
小椋 孝雄
加納 敏春
佐藤 憲
佐藤 得男
佐藤 正行
鈴木 健充
谷口 和徳
千葉 得功
塚田 洋人
辻 勇
鳥本 ヒサ子
貫田 正博
本田 景茂
松山 陽一
三寺 邦宏
山川 健一
所属
芽室町社会教育委員
芽室町市街地町内会連合会
帯広信用金庫
芽室町民生委員児童委員協議会
芽室消費者協会
芽室町観光物産協会
芽室町商工会
芽室町都市計画審議会
芽室町町民参加推進会議
芽室町農業協同組合
公立芽室病院をみんなで支える会
芽室町スポーツ推進委員会
芽室町生活環境推進会
芽室町行政改革推進委員会
芽室町社会福祉協議会
芽室町PTA連合会
※敬称略
8
芽室町総合計画審議会専門部会委員名簿
任期:平成27年7月9日~平成29年7月8日
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
役職
副部会長
副部会長
部会長
氏名
江崎 満
片桐 和江
神谷 和明
児玉 久
小寺 典子
小山 智幸
澤尻 勝雄
志村 和博
珠玖 謙一
杉本 信雄
鈴木 久恵
高橋 仁美
田村 武治
常山 宏一
福島 千惠子
所属
芽室町都市計画審議会
公立芽室病院をみんなで支える会
芽室町農業協同組合
芽室町スポーツ推進委員会
芽室消費者協会
芽室町行政改革推進委員会
芽室町社会福祉協議会
芽室町PTA連合会
芽室町観光物産協会
芽室町生活環境推進会
芽室町商工会
芽室町市街地町内会連合会
芽室町社会教育委員
帯広信用金庫
芽室町町民参加推進会議
芽室町民生委員児童委員協議会
※敬称略
146
9
用語解説
ア行
〇ICT(情報通信技術)
【Information and Communication Technology】
IT(Information Technology)の「情報」に加えて「コミュニケーション」が加わったもの。
○EPA(経済連携協定)
【Economic Partnership Agreement】
貿易の自由化に加え、投資、人の移動、知的財産の保護や競争政策におけるルール作り、様々な分野
での協力の要素等を含む、幅広い経済関係の強化を目的とする協定。
〇エコスクール
環境負荷の低減や自然との共生を考慮した学校施設として整備して、環境教育の教材として活用する
もの。これにより、学校が児童生徒だけでなく地域にとっての環境・エネルギー教育の発信拠点になる
とともに、地域における地球温暖化対策の推進・啓発の先導的な役割を果たすことが期待されている。
○エコファーマー
「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づき、都道府県知事からたい肥等による
土づくりと化学肥料や化学合成農薬の使用の低減を一体的に行う農業生産方式を導入する計画につい
て認定を受けた農業者のこと。
○SNS【Social Networking Service】
登録された利用者同士が交流できる Web サイト(ホームページのサービスを提供しているシステムや
サーバ)の会員制サービスのこと。
○FTA(自由貿易協定)
【Free Trade Agreement】
特定の国や地域の間で、物品の関税やサービス貿易の障壁等を削減・撤廃することを目的とする協定。
〇オフコン
オフィス業務用として 1960 年代に作られはじめた事務処理に主眼を置いた小型コンピュータ。パソ
コンが普及するまで、広く使われていた。
カ行
〇公共サイン
公共性の高い標識・地図・案内誘導板等の総称で、主に公的機関が設置主体となり公共空間に設置す
るもの。
147
〇孤立死
誰にもみとられることなく息を引き取り、その後、相当期間放置されるような状態。年齢や家族形態
に関わらず、死後間もなく発見された場合でも、地域や社会とのつながりがなく、様々な理由から孤立
した状態で亡くなられたものも含む。
サ行
○再生可能エネルギー
太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、一度利用しても比較的短期間
に再生が可能であり、資源が枯渇しないエネルギー。
〇GIS(地理情報システム)
【Geographic Information System】
位置や空間に関する様々な情報を、コンピュータを用いて重ね合わせ、情報の分析・解析をおこない、
情報を視覚的に表示させるシステム。
〇社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)
複数の機関に存在する特定の個人の情報を同一人であるということの確認を行うための基盤であり、
社会保障・税制度の効率性・透明性を高め、国民にとって利便性の高い公平・公正な社会を実現するた
めの社会基盤。マイナンバーとは、国民一人ひとりが持つ12桁の番号のこと。
〇住宅セーフティネット
低額所得者、被災者、高齢者、障がい者、子どもを育成する家庭その他住宅の確保に特に配慮を要す
る者(住宅確保要配慮者)について、その居住の安定確保を図ること。
〇省エネ街灯
LED(発光ダイオード)など、エネルギー消費量が少ないタイプの街灯。
〇新耐震基準
地震に耐えられる建物をどのように建てるかは、建築基準法などで定められ、それらをまとめて「耐
震基準」と呼んでいる。現在の耐震基準は 1981 年(昭和 56 年)にできたもので、それまでのものと区
別するために「新耐震基準」と呼ばれ、震度6強から震度7の強い地震の際に建物は倒壊の危険性が低
いと言われている。
〇ストロー現象
大都市と地方都市間の交通網が整備され便利になると、地方の人口や資本が大都市に吸い寄せられる
こと。ストロー効果ともいう。
タ行
○団塊の世代
第2次世界大戦終了後の 1947 年から 1949 年生まれの世代。
148
〇TPP(環太平洋連携協定)
【Trans-Pacific Partnership】
環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定。参加国間での貿易に関
する関税の撤廃を原則としているほか、経済制度、即ち、サービス、人の移動、基準認証など多分野に
おける統一ルール化を図るもの。例外規定が少ない完全自由化ともいわれる。
ナ行
○ニート
年齢 15 ~ 34 歳の非労働力人口(仕事と求職活動をしていない人)のうち、家事も通学もしていな
い人
ハ行
○フリーター
学生及び主婦・主夫を除く若年者のうち、アルバイトまたはパートで働く人。
〇ブロードバンド化
インターネットなどのネットワーク回線の高速大容量化。
マ行
○マネジメントサイクル
目的を達成するために、計画を策定し、計画に基づいて実行し、計画通りに実行できたのかを評価し、
次期計画へと結びつける一連の流れ。
ラ行
○ライフライン
電気・ガス・水道・通信・道路・鉄道など、日常生活を送る上で必要な諸設備。
〇6次産業化
農山漁村の活性化のため、地域の第 1 次産業とこれに関連する第 2 次、 第 3 次産業(加工・販売等)
に係る事業の融合等により地域ビジネスの展開と新たな業態の創出を行う取組。
ワ行
〇ワークライフバランス
「仕事と生活の調和」
。働きながら私生活も充実させられるように職場や社会環境を整えること。
○ワンストップサービス
1カ所の窓口、あるいは一度の手続きで、必要とする関連作業をすべて完了させられるように設計さ
れた行政サービス。
149
(改訂版)第4期芽室町総合計画
平成27年12月
北海道芽室町