海外贈賄リスクに対処するための 法的技術と実務対応

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海外贈賄リスクに対処するための
法的技術と実務対応
~外国政府関係者からの不当要求をいかに対処・回避すべきか~
真和総合法律事務所
た か は し だ い す け
講師
高橋 大祐
氏
弁
護
士
日時 平成26年8月7日(木)午後 2 時00分~午後5時00分
現 在 、世 界 各 国 で 外 国 公 務 員 贈 賄 規 制 が 急 速 に 強 化 さ れ て お り 、日 本 企 業 も 海 外 で 贈 収 賄 に 関
与 す る こ と に よ り 法 規 制 に 抵 触 し 摘 発・制 裁 を 受 け る 、い わ ゆ る「 贈 賄 リ ス ク 」が 高 ま っ て い る 。
一 方 で 、 想 像 を 絶 す る 程 度 に 腐 敗 が 社 会 全 体 に 蔓 延 し て い る 新 興 国 ・ 途 上 国 の 実 情 が 存 在 す る。
企 業 は 、積 極 的 に 贈 賄 を 申 し 出 な く と も 、反 社 会 的 勢 力 か ら 不 当 要 求 を 受 け る の と 同 様 に 、外 国
政府関係者からも不当要求を受け、これを拒絶することが困難な事態が生じている。
こ の よ う な 状 況 に 対 処 す る た め に は 、企 業 は 、単 に 従 業 員 に 対 し 、法 令 遵 守 を 励 行 す る だ け で
は 十 分 で は な い 。贈 賄 リ ス ク を 対 処 す る た め の 法 的 技 術 を 最 大 限 活 用 す る と と も に 、不 当 要 求 に
対 処 す る た め の 組 織 体 制 を 構 築 す る 必 要 が あ る 。ま た 、法 的 技 術 の 限 界 を 直 視 し た 上 で 、贈 収 賄
へ の 関 与 を 回 避 し つ つ 海 外 ビ ジ ネ ス を 継 続 す る た め の 現 実 的 な 実 務 対 応 も 検 討 す る 必 要 が あ る。
本 セ ミ ナ ー で は 、急 速 に 高 ま る 贈 賄 リ ス ク の 現 状 を 、法 規 制・運 用 の 最 新 動 向 や 海 外 の 腐 敗 の
状 況 に 基 づ き 、具 体 的 に 解 説 す る 。そ の 上 で 、贈 賄 リ ス ク に 対 処 す る た め の 法 的 技 術 と し て 、腐
敗防止条項をはじめるとする各種法的ツールや反社会的勢力対応との統合的アプローチの手法
を 解 説 す る 。加 え て 、こ の よ う な 法 的 技 術 の 限 界 を 踏 ま え た 実 務 対 応 を 、具 体 例 に 基 づ き 解 説 を
行う。
1
急速に高まる海外贈賄リスクの現状
(1) 新 興 国 ・ 途 上 国 に お け る 腐 敗 の 蔓 延 の 状 況 (2) 外 国 公 務 員 腐 敗 防 止 規 制 の 強 化 ・ 域
外 適 用 と そ の 背 景 (3) 規 制 と 現 実 の 乖 離 を 埋 め る 企 業 の 方 策
2
外国公務員贈賄防止規制の最新動向と実務影響-日英米の規制を中心に
(1) 米 国 FCPA の 概 要 と 運 用 状 況
務員贈賄罪の概要と運用状況
3
(2) 英 国 贈 収 賄 法 の 概 要 と 運 用 状 況
(3) 日 本 外 国 公
海外贈賄リスクに対処するための法的技術
(1) 内 部 統 制 シ ス テ ム の 構 築 (2) 腐 敗 防 止 条 項 の 導 入 (3) 第 三 者 デ ュ ー デ リ ジ ェ ン ス
の 実 施 (4) 不 当 要 求 に 対 す る 対 応 - 反 社 会 的 勢 力 対 応 と の 統 合 的 ア プ ロ ー チ の 有 効 性
4
法的技術の限界を踏まえた現実的な実務対応
(1) 外 国 政 府 関 係 者 に 関 す る 情 報 収 集 の 必 要 性
(2) 戦 略 的 な CSR 活 動 の 重 要 性
参加者には、腐敗防止条項コメンタールを配布の上、解説を行う。
【 講 師 紹 介 】 03 年 司 法 試 験 合 格 、 04 年 早 稲 田 大 学 卒 業 、 05 年 司 法 修 習 終 了 、 弁 護 士 登 録 、 真 和 総 合 法 律 事 務 所 入 所 。
08~ 09 年 、 欧 州 委 員 会 国 費 給 付 奨 学 生 と し て 、 ド イ ツ ・ ハ ン ブ ル ク 大 学 、 イ タ リ ア ・ ボ ロ ー ニ ャ 大 学 、 フ ラ ン ス ・ エ ク ス
マ ル セ イ ユ 大 学 に 留 学 し 、 各 国 か ら 法 学 修 士 号 取 得 。 09~ 10 年 、 米 国 フ レ ッ チ ャ ー 法 律 外 交 大 学 院 に 留 学 し 、 国 際 法 学 修
士 号 取 得 。 10~ 11 年 、 米 国 K& LGATES 法 律 事 務 所 。 11 年 現 事 務 所 に 復 帰 。 現 在 、 第 一 東 京 弁 護 士 会 環 境 保 全 対 策 委 員
会 副 委 員 長 ・民 事 介 入 暴 力 対 策 委 員 会 委 員 、日 本 弁 護 士 連 合 会 CSR と 内 部 統 制 PT 幹 事 ・国 際 室 幹 事 、日 本 CSR 普 及 協 会
環 境 法 専 門 委 員 会 委 員 、早 稲 田 大 学 日 米 研 究 機 構 招 聘 研 究 員 等 。【 関 連 論 文 】「 緊 迫 す る 世 界 情 勢 下 に お け る グ ロ ー バ ル 危
機 管 理 」 ( 商 事 法 務 NBL1015 号 巻 頭 言 ) 、 「 グ ロ ー バ ル 時 代 の 反 社 会 的 勢 力 対 応 ( 上 ) ( 下 ) 」 ( 商 事 法 務 NBL991・ 993
号 共 著 )、「 グ ロ ー バ ル 時 代 の CSR 法 務 戦 略 」( 証 券 ア ナ リ ス ト ジ ャ ー ナ ル 2014 年 8 月 号 )、「 サ プ ラ イ チ ェ ー ン に お け
る CSR 法 務 戦 略 ( 上 ) ( 中 ) ( 下 ) 」 ( 商 事 法 務 NBL1001・ 1002・ 1003 号 共 著 ) な ど 多 数 。
※
■主催
■後援
録 音 ・ビ デ オ 撮 影 は ご 遠 慮 下 さ い 。
経営調査研究会
金融財務研究会
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開 催 日
会
場
平成26年8月7日(木)
14:00 ~17:0 0
茅 場 町 ・グ リ ン ヒ ル ビ ル
金融財務研究会本社 セミナールーム
東京都中央区日本橋茅場町 1-10-8
TEL 03-5651-2030
地下鉄東西線・日比谷線 茅場町駅
6番出口より徒歩1分
( 開 場 は 開 演 の 3 0 分 前 で す 。)
参 加 費
1名 につ き3 4 ,80 0円
(消 費税 、参 考資 料 を含 む)
1社 2名 以上 同時 に 参加 お申 込み いた
だい た場 合、お 2人 目か ら1 名に つき 2 9 ,00 0円。後日 追 加申 込み が
予定 され てい る場 合 はそ の旨 ご連 絡下 さ い。
申 込 先
経営調査研究会 ホームページ h ttp://www.kinyu.co.jp/
申込方法
振込口座
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 1-10-8 グリンヒルビル
TEL 03-5651-2033
FAX 03-5695-8005
フ ァ ッ ク ス 又 は 郵 便 に て 参 加 申 込 書 を お 送 り 下 さ い 。上 記 ホ ー ム ペ ー ジ の 申 込 欄 か
ら も お 申 込 い た だ け ま す 。折 り 返 し 、受 講 証 と 請 求 書 を 郵 送 致 し ま す 。参 加 費 は 下
記 の 普 通 預 金 口 座 に 開 催 日 前 日 ま で に お 振 込 み 下 さ い 。( 但 し 経 理 の 都 合 等 で 間 に
合 わ な い 場 合 は 、 ご 連 絡 い た だ け れ ば お 待 ち い た し ま す 。) 参 加 費 の 払 戻 し は 致 し
ま せ ん の で 申 し 込 ま れ た 方 が ご 都 合 の 悪 い 時 は 代 理 の 方 が ご 出 席 下 さ い 。又 当 日 ご
参 加 に な れ な か っ た 場 合 、当 社 お よ び 金 融 財 務 研 究 会 主 催 の 他 の セ ミ ナ ー に 無 料 で
ご 出 席 い た だ け ま す 。 (但 し 新 し い セ ミ ナ ー の 参 加 費 と の 差 額 が 2,000 円 以 上 の 時
は差額をお支払いいただきます。また、振替は 1 年以内にお願いいたします。)
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1813877
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海外贈賄リスクに対処するための
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