根拠 に 基 づ く リ ハ 実践

井 上・湘 南 鎌 倉 総 合 病 院 副 院 長 ら
ある徳洲会グループのふ
れあいクリニックやグル
ープ外の医療機関とも連
携、利用者さんが体調を
崩した場合、手厚い対応
が可能だ。
常勤の理学療法士(P
T)がいるデイサービス
施設は少ないのが現状だ
徴。適切に機能訓練を実
入れているのが大きな特
に基づく機能訓練に力を
護予防サービス計画書)
ち、
ケアプラン
(介護・介
者自らがPTの資格をも
チャードリンク賞を受賞
大会)で、ベストシグニ
やドリンクの作成を競う
リスタコンテスト(接客
コーヒージャパン社のバ
長はこのほど、タリーズ
コーヒー」の津田祥平店
が、同施設は積信成管理
施することで、要介護度
した。
のタリーズコーヒー従業
このコンテストは全国
が下がり、要支援にまで
改善するなど成果を上げ
同装置のリハビリ室へ
筋梗塞の患者さんなどに
ないものの、これまで心
ないため、まだ件数は少
同装置を導入して間も
も質の高いサービスを提
くならないように、今後
の要支援・要介護度が重
注力し、利用者の皆さん
積管理者は「予防にも
はオリジナルドリンクを
シグニチャードリンク賞
田店長が受賞したベスト
同社が毎年1回開催。津
上地主任は期待を寄せる。 ている。
セネガルで現地プロに参加
どの程度の運動ができる
の設置は、主治医と共に
活用。より個別的なリハ
作成する部門で、最も優
「患者さんの様子を見な
のひとつ。
んのためにも、今後もエ
入。上地主任は「患者さ
ハビリに関する機器も導
を、
「マカデミアナッツ
したオリジナルドリンク
同社は津田店長が作成
その理由について、理
とにもつながります」と
リをスムーズに進めるこ
と意気込んでいる。
リを提供していきたい」
果 が あ る と 強 調。「 具 体
患者さんへの説明にも効
要介護者さん、要支援者
同施設は在宅生活を送る
新築移転オープンした。
洲会病院が連携医療機関
じ奄美市内にある名瀬徳
ヒーショップ「タリーズ
札幌徳洲会病院のコー
接客などを競う大会
㎡。定員は 人で、同
30
表彰状を手にする津田店長
員約9000人を対象に、
患者さんの様子や検査数
供していきたい」と抱負
秀な成績を収めた従業員
のかを説明します」
値の変動などをリアルタ
ビリを提供できるように
を語っている。
可能な運動レベルを把握
イムで把握できたり、結
なった。
できる。
同装置は一般的に検査
果の推移を直接分析でき
南部徳洲会病院(沖縄県)はこのほど、リハビリテー
入した。エビデンス(根拠)に基づくリハビリ提供が
室などに設置、検査結果
ション室に心肺運動負荷試験(CPX)検査装置を導
狙い。同機器は一般的に検査室などで用いることが
たりすることもメリット
がら機器の設定をその場
に授与される。
に基づき治療やリハビリ
査室ではなくあえてリハ
ビデンスに基づくリハビ
者さんの様子や数値の変化などの把握・分析ができる。 を実施する。南部病院は
を評価する装置。主に 循
で変更するなど、リハビ
検査し運動耐容能(体力) さんに用いる。患者さん
学療法士の上地利明リハ
9月に同装置を導入、検
CPXは心臓や肺、筋
ビリ室に設置した。
はマスクを装着
ビリ室主任は「根拠に基
心 拍 数、 呼 吸 中
的に、ほめることでリハ
さんを対象に、通所介護
となっている。同市内に
05
長は語っている。
嬉しいですね」と津田店
足を運んでいただけると
す。地域の方々にもぜひ
けることがコンセプトで
んに、ホッとしていただ
者さんや病院職員の皆さ
ルドリンクは病院の利用
「今回作成したオリジナ
する予定だ。
売し、その後、全国販売
年2月に北海道全域で発
称)
」 と し て、 2 0 1 4
ポ ー ネ ソ ー ス 添 え( 仮
ホワイトモカ マスカル
環器や呼吸器疾患の患 者
同装置以外に複数のリ
多いが、リハビリ室に設置することで、測定中の患
根拠に基づくリハ実践
新築移転オープンしたデイサービスあさに
肉の状態などを総合的に
札幌徳洲会病院
の 酸 素・ 二 酸 化
ビリの効果が得やすいと
や介護予防通所介護サー
で、敷地面積485・
同施設は木造平屋建て
ービスを提供する。
クリエーションなどのサ
ハビリテーション)
、レ
入浴、
食事、
機能訓練(リ
づく、より質の高いリハ
デイサービスあさに
新 築 移 転 オ ー プン
デイサービスあさに
し、 自 転 車 の ペ
また、上地主任は適切
らです」と説明する。
ビリを提供したかったか
ダルをこぐ運動
運動前から運
動 中、 運 動 後 ま
で 心 電 図 や 血 圧、 なリハビリはもちろん、 (鹿児島県)は 月1日、
炭素の量や濃度
いうデータもあります。
㎡、 延 床 面 積 は 2 1 7・
な ど を 測 定、 数
どの程度良くなったのか、 ビスを提供。具体的には
珈琲店店長が受賞
値の変化などか
08
を行う。
上地主任とCPX
(写真左が心電図、中央が呼吸を測定する装置)
ら心臓の状態や
10
い の ち
ン
ミ
ス
レ
プ
人間的お産を普及へ
湘南鎌倉総合病院
(神奈川県)
の井上裕美副院
長
(産婦人科部長)
と湘南厚木病院
(神奈川県)
の長谷川充子・助産師長はこのほど、
西アフリカ
のセネガルに招待され、
自然なお産の普及を目
的とした現地プロジェクトに参加した。
湘南鎌倉
病院で取り組むフリースタイル出産や可能な限
り医療介入を
行わない分娩
の あり方 を 、
現地の産科
医療関係者に
広 める など、
お産環境の改
根拠に基づく産科ケアを説く井上副院長。 その左
善に貢献した。 は長谷川師長
心肺運動負荷試験の装置
井上副院長らが参加したのは、セネガル政府とJICA(国際
協力機構)が共同で進めている「母子保健サービス改善プ
ロジェクト」。同プロジェクトは2009年以降、
「人間的お産」、
「継続ケア」、
「根拠に基づく妊産婦・新生児ケア」をコンセプトとするPRESSMNモデル
という活動を展開。5S活動(整理、整頓、清潔、清掃、
しつけ)の実施や周
辺道路の舗装、掲示物の整備なども行っている。
井上副院長らは9月16日から5日間滞在し、5州の行政官、助産師、国立
教育機関の教育者ら約80人に、根拠に基づく産科ケアを指導した。井上副
院長が講義を行い、長谷川師長がフリースタイル分娩介助を実演した。
湘南鎌倉病院は07年から定期的にJICAを通じ、セネガルをは
じめとするアフリカ5カ国から年間計10人の医師や助産師など
の研修を受け入れている。その縁で同院に8月、セネガルの保
健省次官など高官3人が視察に訪れた。セネガル政府は今回の
講師の選定に際し、大学病院を含む複数の病院を視察したが、
湘南鎌倉病院が唯一選ばれた。
井上副院長は
「正常な妊娠・分娩経過である限り、必要のない
医療介入を行わず、生理的な営みを大事にし、心温まるお産を
目指している当院を、
『人間的お産』を広めるプロジェクトの協
力施設に選んでいただき、嬉しく思います。現地では医療機器
に頼らず積極的な医療介入を行わなくても、科学的根拠に基づ
く安全なお産・産科ケアができることを説明しました。質疑応答
も活発に行われ、現地の方たちと考えを共有できたと感じてい
ます」
と手応えを示した。
湘南鎌倉病院で長らく助
産師長を務めた長谷川師長は
「井上副院長の下、できるだ
け医療介入をしないお産を
実践してきました。これから
も産婦さんに寄り添うお産を
大事にしていきたい」
と抱負
を語った。
熱心に講義を聞くセネガルの医療関係者ら
南部徳洲会
病院が導入
生 命だけは平等だ
聞
新
洲
徳
❸ 平成 25 年 11 月 18 日 月曜日│No.904