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新聞43を目覚め

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「Dawn/Aufleuchten/Éveil naissant 意識の覚醒について:『死の光景』の背後に溶暗するロラン・バルト目覚めの映像」
『図書新聞』 2814号, 2007年3月17日
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.ク ラ ー ク と い え ば
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年のフランスニ月革命
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君。霊
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意識の覚醒について
引例
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稲繁美
E4vgρ43固宮本諺替をよ l研究員・
岡山
下の臨術状視に関して、
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年に『絶対的プルジョ
民衆のイメージ』と
ヲJ r
9
歳
いう 2冊 の 本 を 、 弱 冠2
にして同時に出版し、業界
筋では革命児とし℃知られ
た英術史家である。その彼
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年には『死の光-.n
が2
と題する本を出版した。 2
0
年9
月1
1日の『死の先湯量』
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1
の影も見え隠れする本書だ
が、主に取り上げられるの
はフラシス古典主義の画
家、ルイ+四世誕凋豆植成
立初期に活路したニコヨ・
プッサジの《蛇に殺された
4
8
年頃
男のいる風景)) (16
と措定〉。乙の 1
枚の絵画作
5
0頁 も
品 を 論 ず る た め に2
の紙幅が質やされたといっ
℃過雷でない。画面左前費量
の陪聞には、大蛇に据殺さ
れて死後硬直状般にあるら
しい男性の死体。中罰には、
この事態を白書躍し℃救援を
求めようと走る男、その左
手には洗濯の途上、異状に
気づい℃両手を広げる女、
そして背景には、.そんな事
件とは無関係のように、古
代アルカディアを想定した
静 穏 な 風 農 が 広 が :?/Cい
る
。
.クラークば乙の作品を読
み解くに際し℃、現場の光
録はいまから朝日が射して
明るくなろうとする薄明の
時刻を描いたものと解釈す
る。危険を察知し、そこか
ら脱しようと走る男。その
脚には、クヨークの観察に
従えば、フットライトが射
し℃いる。よく見れば、そ
れが男の足元の水面に射す
陽光の照り返しであること
にも納得がゆく。いままで
暗黒の支配していた大地
に、日光が最初の光明をも
たらそうとしており、その
光が逆に、水面下の暗黒の.
世界の闘を強調する。そし
てその聞の源となるのが、
蛇がとぐるを巻く、-死の領
分であった。ここにあるの
は蛇の支配する『死の光崇J
という宮語道断の体験を脱
して、雷語表現の世界へと
夜であれ、そのどちらによ
回帰しようとする男を、苑
っ℃も抹消することなどで
潤仔為の寸前で永遠に凍結
きない健慣の窓臓の活動で
した絵画である。
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あり、それは、ある光置をv
だがなぜクヨークは、乙
れほど朝日の射す曙の時間
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nに 関 す る 、 そ の 場 で の
記憶あるいは睡眠の埋蔵庫
補応執倍するのか。画面の
を、発話によって司るもの
綿笛な分析というより、画
J (原著3
4
頁h バ
な の だo
面を前にした鑑賞者の観察
ル ト は 『 目 覚 めJ を、『事
記録の累積的苗積から成る
前 Jとしての眠りと『事後J
本書にあって、朝日への注
としての覚国状脂とのあい
視は異様なまでに執鋤であ
だの中立地帯として担纏じ
り、その拘泥ぶりも、背後
ていた。『生まれ来る覚砲J
に何か無意臓の経験を宿し
℃いるように直観された。
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白 銅n
tという表現も
乙乙には見える。それはや
乙の越は、書物も全体の三
がて速からずパリを舞台に
分のニを過ぎたあたりで、
『夜明けJ の よ う に 到 来 す
クヨーク自身の自由によっ
る革命状祝を予兆させる
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年 パU
℃明か却もる。 1
『生まれ来る覚阻j と も 盟
の遇制, r
豆 月 革 命jの時期、
なっていた。
自分はほかならぬ《蛇に殺
到来しつつある夜明け。
された男のいる風景》を、
乙の表現を、クラークはヴ
革命の涯として血祭りにあ
ィトゲジシュタイシの町論
げるべきだ、と宜雷してい
理探求』の英訳にみられる
たーーと後に友人から聞か
創発的翻訳に負つ℃いる。
されたのだ、という。塑像
ド イ Y題 で は 瞬 間 的 な 照 明
破鰻の対銀となるべき作品
は、それだけの憲章誌を宿し、
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nに、
を 意 味 す るa
その喪失が取り返しのつか
エリザベス・アスコンブに
ない損失と既蹴されるよう
よる英訳では、光が徐々に
射し℃事態が明らかになっ
な作品でなければなるま
い。クヨークの蔵識の底で
が
て く る 『 夜 明 け J dawn
自動闘として用いられたか
は、《蛇》の夜明けは、イ
らだ。だがこの禦明の背後
夜明
ンターナショナルの I
8
年のパリでク.ラー
には、 6
肢は近いJの歌声とも共鳴
する。それゆえ、人を拐殺- タが読まなかったはずのな
する蛇に、著者は革命への
いバルトの『生まれ来る覚
鹿 Jが個般して灰見える。
暗い情怠をも臨み込んでい
ク ラ ー ク の 「 帽j の 到 来 の
た。本窃を通観すると、そ
麗 に は 、 そ の 「 ネ ガJ とし
の聞の事情も徐々に一一ー夜
て、バルトの『覚酪J を 忘
明けの到来のようにー一明
却する航糧が伏在し、その
らかになっ℃くる。
航跡が無意蹴の暗闇へと溶
だが、乙の夜明けとは何
暗してゆく。
なのカ=。それが醗後に、も
うひとつの疑問として残っ
ていた。ところが偶然にも
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ヲシントジ郊外の古本屋で
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久方ぶりに手に取った著密 .
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が、解明のおロを与えてく ~ R
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れた。フィリ yプ ・ ジ レ ル 』寸me
レ』誌を本
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白. Du
スが『テル・ケJ
拠に編んだ脱文集『集合の
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)。その自顕に
理論.o (
なお阿部良雄 F
西欧との.
収められたロラン・バルト
の『劇・蹄・小説』に、乙
対 話 』 に は1
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頃 のT
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クヨークとの交反を証する
んな一節があったのを思い
一章が収められている。追
吾源的に雷って、
出した。
悼の窓を込めて追記する。
目 覚 めe
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lと は 宵 の 監 視
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eで あ り 、 乙 乙
でも目覚めとは、昼であれ、
∞
友
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